ANA1097便の機窓から見た夕焼けの雲海と富士山のシルエット
ANA1097便の機窓から。夕方の富士山

2022年9月26日、沖縄へ行くのにANAを1日で4区間乗り継ぎました。ルートは伊丹から羽田、大館能代、また羽田に戻って那覇です。大阪から沖縄へ向かう途中で、秋田の大館能代空港を往復してくる「大館能代タッチ」です。

この年は、SFC修行の年でした。SFCはANAの上級会員になった人が作れるカードで、持っているあいだは上級会員に近い扱いが続きます。それを取るために飛行機にたくさん乗るのが修行で、この日はその1日です。

大館能代での折り返しは40分で、4区間の運賃は合わせて47,060円でした。

朝から晩まで飛行機に乗りっぱなしでしたが、最後の羽田から那覇の便(777-200ER)では、夕焼けの雲の上から富士山が見えたんです。疲れが一気に吹き飛びました!

ANA1097便の機窓。主翼の向こうに沈む夕日と、オレンジ色に染まる雲海
ANA1097便の機窓から見た夕焼け

4便の時刻と座席、乗り継ぎの時間、運賃を写真と一緒に書いていきます。

目次
  1. フライト情報
  2. 1便目 ANA22 伊丹→羽田
  3. 2便目 ANA721 羽田→大館能代
  4. 大館能代空港で40分の折り返し
  5. 3便目 ANA722 大館能代→羽田
  6. 4便目 ANA1097 羽田→那覇と機窓の富士山
  7. 運賃
  8. よかったところ・気になったところ
  9. まとめ

フライト情報

日本列島のシンプルなシルエットに、大阪・東京・秋田北部・沖縄の4点を丸印で置き、飛行機アイコンつきの弧の矢印で順番に4本結ぶ(東京⇄秋田北部は往復の2本)
伊丹→羽田→大館能代→羽田→那覇の1日4区間の乗り継ぎルートのイメージ。イラスト(AI生成)
便名区間時刻(定刻)座席
ANA22伊丹 → 羽田11:00 → 12:1525K
ANA721羽田 → 大館能代13:05 → 14:1523A
ANA722大館能代 → 羽田14:55 → 16:1025A
ANA1097羽田 → 那覇17:10 → 19:5041K
  • 搭乗日2022年9月26日(月)
  • クラス4区間とも普通席
  • 乗り継ぎ羽田で2回(50分と1時間)、大館能代で40分の折り返し
  • 機材ANA22・721・722はボーイング737-800、ANA1097はボーイング777-200ER

最初は9月24日で予約していて、あとから日付を26日に変えています。前日の夜には、オンラインチェックインを済ませておきました。乗り継ぎが多い日は、前の晩に済ませておくと当日バタバタせずに済みます。

2022年9月26日 1日4区間 伊丹 ANA22 11:00→12:15 羽田 乗り継ぎ50分 ANA721 13:05→14:15 大館能代 折り返し40分 ANA722 14:55→16:10 羽田 乗り継ぎ1時間 ANA1097 17:10→19:50 那覇 時刻は定刻。4区間とも普通席
伊丹→羽田→大館能代→羽田→那覇の乗り継ぎ

1便目 ANA22 伊丹→羽田

1便目は11時発のANA22便です。座席は右側の窓側、25Kでした。

ANA22便(伊丹→羽田)の機内でもらった紙コップの飲み物。カップに青い鳥のイラスト

11時過ぎ、機内で飲み物をもらいました。カップが青い鳥の絵柄で、ちょっとかわいいです

ANA22便の機窓から見た羽田空港の海上の滑走路と誘導路
羽田着陸前のANA22便の機窓。海上の滑走路と、白い波を立てて進む船

12時前、羽田に着陸する直前です。海の上の滑走路と、白い波を立てて進む船が見えました。羽田に降りるときのこの景色は、何回見ても好きなんですよね!

2便目 ANA721 羽田→大館能代

羽田での乗り継ぎは50分。当日の昼には、搭乗口が60番に変わったという案内が届いていました。

羽田を離陸したANA721便の機窓。主翼の下に東京湾岸の埋立地

13時すぎに羽田を離陸しました。座席は左側の窓側で23Aです。大館能代行きは乗っている人も少なめで、機内にはのんびりした空気が流れていました。

ANA721便の機窓から見た東京の市街地と蛇行する川
上空から見た東京の市街地と川、主翼の端

離陸してすぐ、市街地の上へ。川がくねくねと流れているのが見えました。

大館能代空港で40分の折り返し

大館能代には14時15分に着きます。折り返しのANA722便は14時55分発なので、時刻表の上では40分しかありません。

せっかく秋田まで来て、空港の外に出ないのは少しもったいない気もします。でも、これがタッチの醍醐味でもあるんです。

大館能代空港の出発案内板。ANA722とANA724の東京行き

出発案内板には、「722 東京 14:55」と「724 東京 18:30」が出ていました。

大館能代空港の駐機場でボーディングブリッジにつながったANAの737-800

乗ってきた機体が、そのまま折り返しの便になります。さっき降りた飛行機にまた乗るのは、なんだか不思議な感じでした。

2026年10月25日からの冬ダイヤでも、羽田と大館能代のあいだは1日3往復です。721便は羽田12:40発で大館能代13:50着、722便は14:30発なので、今も折り返しは40分になっています。

ANA22・721・722の3便は、同じ機体(JA72AN)でした。この年は大館能代に3回行っているので、3回分の時刻と運賃の比較も別にまとめています。

機内から見た大館能代空港のターミナルビル。赤いアーチ屋根とボーディングブリッジ
大館能代空港のターミナル(同じ年の別の日に機内から)

40分だけ降りた大館能代空港は、こんなターミナルです。こぢんまりしていて、空港全体がゆったりしていました。

3便目 ANA722 大館能代→羽田

帰りも左側の窓側で、座席は25Aです。羽田には16時10分に着く予定でした。

羽田空港で買ったクレープ。生クリームとチョコのトッピング

羽田に戻ったのは16時すぎ。クレープを食べて、次の便まではあと1時間です。朝から飛行機ばかりだったので、甘いものがしみました

羽田空港のAIR DOの737と、奥の誘導路を走るANA機

夕方の羽田には、AIR DOの機体が並んでいました。

4便目 ANA1097 羽田→那覇と機窓の富士山

最後は17時10分発のANA1097便です。9月21日に「機材変更のお知らせ」が来ていて、飛行機が777-200ERになりました。それに合わせて、座席も32Aから41Kに変わっています。

41Kは、機体の後ろが細くなるところにある列で、窓側が2席の並びになっています。2人で乗るなら、このあたりがちょうどいいと思います。

搭乗口は59番で、こちらも当日に変更の案内がありました。搭乗順はGroup3です。

羽田の機内から見た主翼と、遠くの東京の高層ビル群と東京スカイツリー

出発前の機内から外を見ると、ビル群の中に東京スカイツリーが見えました。

羽田空港の地上走行中に見た夕日と駐機中の機体

地上を走っているあいだに、ちょうど夕日が見えてきました。

離陸してしばらくすると、雲の上は夕焼けに。雲海がオレンジ色に染まっていて、思わず何枚も撮ってしまいました。

主翼の上に沈みかけた太陽と雲海
夕焼けに照らされた雲海と主翼

座席は右側の41Kで、夕日は主翼の向こう側でした。機体の年数もあってか、窓には細かい傷が多めです。写真を撮るときは、角度を少し工夫しました。

ANA1097便の機窓から見た夕日の下の富士山のシルエット
主翼の下に見える富士山と夕焼けの雲

18時近くになると、富士山が見えてきました。夕日の下にシルエットが浮かんでいて、この日いちばんの景色です。

ANA1097便の機窓から見下ろした富士山の山頂と周りの白い雲
夕方の光に照らされた富士山を上から見たところ

少しすると、ほぼ真上から見えました。山頂のまわりには、雲が少しかかっています。

富士山を上から見下ろせるのは、飛行機に乗っているからこそ。4区間がんばったごほうびのように感じました!

夜の那覇空港。ターミナルのボーディングブリッジと国内線の表示

20時前、那覇空港に到着です。ほぼ定刻でした。外に出ると空気がもわっと暖かくて、朝は大阪にいたのが嘘のようです。

運賃

予約はANAのサイトで、2回に分けてしています。

区間運賃金額
伊丹→羽田→大館能代株主優待割引28,480円
大館能代→羽田→那覇バリュートランジット2818,580円

4区間で合計47,060円でした。後半はバリュートランジット(乗り継ぎ便をまとめて買うと安くなる運賃)で、2区間まとめて18,580円です。大館能代を経由して沖縄まで行けてこの値段なら、修行としてはかなり安く済んだと思います。

前半の株主優待割引は、ANAの株主優待券を使って安く乗れる運賃です。1区間に優待券が1枚要るので、この2区間で2枚使いました。優待券は、ヤフオクで1枚1,800円ほどで買っていました。

ちなみに、ANAの国内線運賃は2026年5月19日搭乗分から入れ替わっています。今はバリュートランジットという運賃はなく、株主優待割引は今も残っています。

今のエコノミークラスの手荷物とアップグレードは、こうなっています。

  • フレックス・スタンダード・株主優待割引預け手荷物は23kg×2個まで無料、有料アップグレードもできる
  • シンプル・セール預け手荷物は23kg×1個まで、アップグレードはできない
  • 羽田=大館能代のアップグレード6,000円(2026年10月25日〜2027年3月27日搭乗分)

この日の4区間を新しい運賃で計算し直したPP(ANAのステータスを決めるポイント)は、SFC修行のやり方 2026の記事に表で載せています。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 伊丹から那覇へ、大館能代を挟んで4区間を1日で乗れた
  • 4区間で47,060円
  • 最後の便で夕焼けと富士山が見られた
  • 777の41Kは窓側2席の列で落ち着けた

気になったところ

  • 大館能代は40分の折り返しで、空港の外には出られない
  • 搭乗口の変更が2回あり、乗り継ぎのたびに確認が必要
  • 777は窓の傷が多く、写真が撮りにくい

まとめ

朝の伊丹から夜の那覇まで、4回乗って1日がかりでした。大館能代には40分しかいられませんでしたが、最後の羽田から那覇の便で、夕焼けと富士山が見られました。

正直かなり疲れました。それでも、乗り継ぎが全部うまくいったときの達成感は格別です。

次は雪の季節に、山の中の滑走路を見に大館能代へ行ってみたいです。沖縄では2泊して、帰りはソラシドエア130便で那覇から神戸に戻っています。