雨のダラス・フォートワース空港(DFW)。濡れた窓の向こうに並ぶアメリカン航空の機体と暗い雲
雨のダラス空港

2024年の5月と8月に、アメリカン航空のダラス(DFW)とソルトレイクシティ(SLC)を結ぶ路線に、振替便も含めて4便乗りました。

結果から書くと、予約していた便のうち1便が欠航。乗った便のうち2便は、3時間以上遅れています。

なかなかの当たり方でした。ただ、欠航した日も振替の案内は自動でメールで届いて、翌日の同じ直行便で帰れています。

欠航証明書と遅延証明書も、日本の窓口にウェブで申し込んだら2〜5日でPDFが届きました。

振替がどう変わっていったか、証明書を出してもらった流れ、ダラスのフラッグシップ・ラウンジの様子を、写真と記録で残しておきます。

目次
  1. フライト情報
  2. 5月 羽田から着いてすぐAA1456へ
  3. 5月 AA1214は3時間遅れ
  4. 5月 フラッグシップ・ラウンジで待っていたら欠航
  5. 振替便は3回変わった
  6. 5月 雨のダラスから直行便で
  7. 欠航・大幅遅延のときの払い戻し
  8. 欠航証明書・遅延証明書のもらい方
  9. 8月 AA2375は約4時間遅れ
  10. 運賃と手荷物
  11. よかったところ・気になったところ
  12. まとめ

フライト情報

月・便区間定刻結果
5月 AA1456ダラス→ソルトレイクシティ13:36–15:17数分早着
5月 AA1214ソルトレイクシティ→ダラス08:24–12:08約3時間遅れ
5月 AA1456ダラス→ソルトレイクシティ13:36–15:17欠航
5月 AA1456(翌日の振替)ダラス→ソルトレイクシティ13:36–15:17遅延
8月 AA2375ダラス→ソルトレイクシティ17:45–19:27約4時間遅れ

時刻は現地の定刻です。結果の欄は、ゲートに着いた時刻が定刻からどれだけずれたかを書いています。機材は欠航の日を除いてすべてA321で、クラスはすべてエコノミーでした。

5月 羽田から着いてすぐAA1456へ

ダラス・フォートワース空港の窓から見た駐機場に並ぶアメリカン航空の機体
ダラス空港

最初は5月です。羽田からJL12でダラスに着いて、その日の午後のAA1456でソルトレイクシティへ乗り継ぎました。

ダラスの駐機場には、アメリカン航空の機体がずらっと並んでいます。さすが本拠地という眺めでした!

ダラス空港B11ゲートの案内。AA1456ソルトレイクシティ行き ON TIME
ダラス・フォートワース空港に駐機中のアメリカン航空の機体と青空

搭乗口はB11で、表示は「ON TIME」。機材はA321でした。長旅のあとだったので、予定どおり飛んでくれそうでほっとしました。

AA1456の機内。テーブルにコカ・コーラの缶とミニプレッツェルの袋

機内ではコーラとプレッツェルをもらって、ソルトレイクシティには7分早く着きました。

ソルトレイクシティ空港の到着ロビーに並ぶ出発・到着の案内板
ソルトレイクシティ空港の手荷物カートの機械。7ドルの表示

ソルトレイクシティ空港の手荷物カートは有料で、画面には7ドル(約1,100円)と出ていました。カートにお金がかかるのは、日本の感覚だとちょっと驚きますね。

5月 AA1214は3時間遅れ

ソルトレイクシティ空港の外にある三角形のオブジェとSLCの文字
ソルトレイクシティ空港の売店Hudson Nonstop

この日は朝のAA1214でダラスへ向かいます。空港に着いたのは7時過ぎでした。

ソルトレイクシティ空港B11ゲートの案内。AA1214ダラス行き DELAYEDの表示
B11ゲート

ところが、8時過ぎに見たB11ゲートの表示は「DELAYED」。搭乗は10時すぎ、出発は11時に変わっていました。

実際にゲートを出たのは12時前で、3時間あまりの遅れです。早起きした意味がなくなってしまい、さすがに少しがっかりしました。

AA1214の機内。テーブルにカナダドライとビスコフのクッキー

機内ではジンジャーエールとビスコフ。ダラスには3時間遅れで着きました。

5月 フラッグシップ・ラウンジで待っていたら欠航

ダラス・フォートワース空港ターミナルDのアメリカン航空フラッグシップ・ラウンジのビュッフェ台。Red Miso Soupの札
フラッグシップ・ラウンジ

ダラスで2日過ごして、帰りの日です。出発前は、ターミナルDのフラッグシップ・ラウンジにいました。アメリカン航空のラウンジのなかでも、ひとつ格上のラウンジです。

ビュッフェには「Red Miso Soup」の札があって、アメリカで赤だしのような味噌汁に出会えるとは思いませんでした。

窓からは駐機場が見えて、食事もかなり充実していました。

ダラス空港ターミナルDの明るい通路。Gates D1-D10とSkylinkの案内板
ターミナルD

入口は、D23ゲート近くにあるアドミラルズ・クラブ(アメリカン航空のふつうのラウンジ)と同じで、エレベーターで1つ上の階に上がります。ただ、内装はわりと落ち着いた感じで、特別感でいうとほかの航空会社の上級ラウンジほどではないかな、という印象でした。

この日は国内線のエコノミーでしたが、当時の私はJALのサファイア(ワンワールド・サファイア)を持っていました。

ワンワールドはJALやアメリカン航空が入っている航空連合で、サファイアはその上級会員の3段階のうち真ん中です。JALなど、アメリカン航空以外のプログラムでサファイアやエメラルドを持っている人は、次の条件で入れます。

  • 入れる日アメリカン航空かワンワールド各社の便に乗る日(国内線でも、座席のクラスに関係なく)
  • 同伴者1名まで
  • アラスカ航空の会員別の扱いで、国際線などに限られる

サファイアを取ったときのことは、JALサファイア修行の記事に書いています。

ダラス空港Dゲートのソルトレイクシティ行きの案内モニター
Dゲート

ところが、乗る予定だったAA1456(13:36発)がまさかの欠航に。14時すぎのゲートのモニターにも、欠航の表示が出ていました。

ラウンジでのんびりしていたぶん、知ったときのショックは大きかったです

振替便は3回変わった

欠航のあと、アメリカン航空からメールで届いた振替先は、次のように変わっていきました。時刻はダラス時間です。

  • 欠航した日の15時台に届いた最初の振替先は、翌日のユナイテッド航空UA1453(ダラス9:06発)でデンバーへ行き、UA364でソルトレイクシティ(15:17着)へ乗り継ぐ便でした。
  • 次に、翌日のAA2817(ダラス13:10発)でロサンゼルスへ行き、AA3166でソルトレイクシティ(18:48着)へ向かう便に変わりました。
  • そして翌日の12時台に、AA1456の直行便(ダラス13:36発、ソルトレイクシティ15:17着)に変わりました。

最後のメールは、遅れで乗り継ぎに間に合わなくなるので直行便に変えた、という内容でした。結局、欠航した便と同じAA1456の翌日の便に乗っています。

自分で電話をかけたりカウンターに並んだりしなくても、勝手に振替が決まっていくのは楽でした。でも、メールが来るたびに予定が変わるので、正直ずっと落ち着かなかったです。

マリオット・ダラス/フォートワース・ウエストレイクの車寄せとマリオットのロゴ
ホテルの朝食。フレンチトーストとフルーツ、オレンジジュース

この夜は、16時ごろに予約したマリオット・ダラス/フォートワース・ウエストレイクに1泊しました。料金は145.65 USD(約22,700円)です。

朝ごはんのフレンチトーストがおいしくて、少し元気が出ました

5月 雨のダラスから直行便で

雨で濡れたダラス空港の窓と駐機中のアメリカン航空機

翌日のダラスは雨でした。朝にはアメリカン航空から、ダラス周辺の悪天候で影響が出るかもしれない、という案内まで届いています。また飛ばなかったらどうしようと、朝から不安でした。

ダラス空港の出発案内板。遅延や欠航の表示が並ぶ
ダラス空港の出発案内板の続き。赤い欠航表示と黄色の遅延表示

14時半の出発案内板には、遅れや欠航の表示がずらっと並んでいました。

ダラス空港の売店に並ぶサソリ入りのキャンディ
AA1456の機内。ビスコフのクッキーとPHXと書かれたミニプレッツェル

売店にはサソリ入りのキャンディ。見た目のインパクトがすごくて、思わず写真を撮ってしまいました!

AA1456も遅れての出発でしたが、機内でビスコフとプレッツェルをもらって、やっとソルトレイクシティに戻れました。

欠航・大幅遅延のときの払い戻し

AA1456は1回欠航、AA1214とAA2375は3時間以上の遅れでした。とはいえ、どれも振替便や遅れた便でそのまま旅行を続けています。

アメリカの国内線で、欠航や大きな遅れにあったときのルールはこうです。

  • 欠航理由を問わず、振替便やクーポンを受けずに旅行をやめるなら払い戻しの対象(払い戻しなしの運賃でも)
  • 大幅な遅れ・変更到着の遅れが国内線3時間以上・国際線6時間以上など。出発の繰り上げも同じ扱い
  • そのまま旅行した遅れた便や振替便に乗った場合、このルールでの運賃の払い戻しはなし

整備や乗員など航空会社側の原因のとき、食事やホテルをどうするかは各社が決めています。その中身は、米国運輸省(DOT)のダッシュボードというページで比べられます。

アメリカン航空の場合、原因がアメリカン航空側にあれば、申し出ると出発予定から3時間以上の遅れで食事のクレジットがもらえます。自宅のある街以外で一晩またぐような遅れなら、ホテルと送迎も出ます。

一方で、天候など航空会社に原因がないときは、ホテルや食事は自分で払うことになります。

欠航証明書・遅延証明書のもらい方

帰ってから、アメリカン航空の日本のカスタマーリレーションズにウェブのフォームで申し込んで、証明書を出してもらいました。

フォームは、公式サイトのカスタマーリレーションズのページから入れます。必要なのは連絡先と、予約コードか航空券番号、それに便名・旅行日・発着地です。

証明書対象申し込み発行
欠航証明書5月 AA14566月6月
遅延証明書5月 AA14566月6月

どちらの証明書も、申し込みから2〜5日でPDFの添付で届きました。日本語で手続きできて、思っていたよりずっと簡単です!

旅行保険の請求で必要になることもあるので、欠航や遅れにあったら早めに頼んでおくと安心だと思います。

8月 AA2375は約4時間遅れ

ダラス・フォートワース空港のターミナル。吹き抜けにエスカレーターと出発案内
ダラス空港

この日は、ニューヨークのラガーディア空港からAA2847(737 MAX 8)でダラスへ。こちらは定刻どおりに着きました。

問題は、乗り継ぎのAA2375(17:45発)です。予約サイトのTrip.comから「航空会社が遅い時刻に変更した」という通知が来て、出発は21時すぎ、到着は23時すぎに変わっていました。

またダラスか、と苦笑いするしかありません。

ダラス空港ターミナルDの通路。Capital One Loungeの広告とゲートD12-D17の案内
ターミナルD

21時前も、まだターミナルDの通路にいました。離陸したのは22時すぎです。

ソルトレイクシティのゲートに着いたのは日付が変わる少し前。4時間ほどの遅れで、この夏いちばんの遅れでした。

2本とも機内Wi-Fiを買っていて、料金は23.00ドル(約3,400円)と19.00ドル(約2,800円)。待ち時間も機内も、ほとんどスマホを見て過ごしていました。

運賃と手荷物

予約日便購入先合計
4月AA1456(5月)Trip.com22,900円
5月AA1214+AA1456Trip.com32,850円

2回目の予約は、5月のAA1214とAA1456の2区間です。予約確認には、身の回り品1個(45×35×20cm)と機内持込手荷物1個(56×36×23cm)が無料とあって、預け荷物の無料枠は書かれていませんでした。

ちなみに、ワンワールド・サファイア会員なら預け荷物は2個まで無料です。

8月の2区間はTrip.comでまとめて予約しました。1人分の金額を分けられないため、運賃は書いていません。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 欠航しても振替の案内が自動でメールで届き、翌日に帰れた
  • 欠航証明書・遅延証明書を日本語の窓口でウェブから頼めた
  • サファイアでフラッグシップ・ラウンジに入れ、食事も充実していた

気になったところ

  • 4便のうち予定どおりだったのは1便だけ
  • 振替先がメールのたびに変わって落ち着かない
  • 天候が原因だと、ホテル代は自分持ちになる

まとめ

ダラスとソルトレイクシティの間は、振替を含めて4便に乗りました。予定どおりだったのは最初の1便だけで、欠航が1便、3時間以上の遅れが2便です。

それでも、欠航の翌日には帰れましたし、証明書も日本語の窓口で出してもらえました。振替は自動でメールが届いて、最後は同じ直行便の翌日の便に落ち着いています。

ダラス乗り継ぎは遅れるものと思って、予定に余裕を持たせておこう。そう身にしみて感じた旅でした。