喜界空港の駐機場。主翼の下から見たJACのATR42-600

喜界島から奄美大島まで、JAC(日本エアコミューター)のJL3836に乗ってきました。時刻表では20分の便ですが、この日は離陸から着陸まで、たったの10分でした。

2025年6月、朝の便で伊丹から鹿児島に入り、プロペラ機のATR42-600で喜界島と奄美大島をぐるっと回りました。その日のうちに鹿児島へ戻る1日旅です。喜界島では2時間ほどのんびりしました。

運賃は4区間とも、25歳以下がJALカードで払うと使える当日の運賃「JALカードスカイメイト」で、合計19,370円。便ごとの時刻と機体、喜界空港の様子、運賃について書いていきます。

目次
  1. 便の情報
  2. 時刻と手荷物
  3. 鹿児島→喜界島と喜界空港
  4. 喜界島→奄美大島は飛行10分
  5. 奄美大島→鹿児島
  6. 運賃
  7. よかったところ・気になったところ
  8. まとめ

便の情報

  • 搭乗日2025年6月
  • 経路伊丹→鹿児島→喜界島→奄美大島→鹿児島
  • 便名JL2407・JL3785・JL3836・JL3734
  • 運航J-AIR(伊丹→鹿児島)、JAC(離島の3区間)
  • 機材E190(JA248J)、ATR42-600(JA05JC・JA02JC)
  • クラス4区間とも普通席
  • 運賃JALカードスカイメイト、4区間で19,370円

鹿児島を出て、喜界島、奄美大島と回り、鹿児島に戻ってくるルートです。地図で見るときれいな三角形になっていて、組んでいるときからちょっとわくわくしていました。

九州南端と奄美の島々の簡単なシルエットに、鹿児島・喜界島・奄美大島の3点を置き、プロペラ機アイコンの矢印で三角形に一周させる
鹿児島→喜界島→奄美大島→鹿児島と、離島を三角形に回った1日の周回ルート(喜界島→奄美大島は飛行10分)のイメージ。イラスト(AI生成)
伊丹から鹿児島に入って三角に1周 伊丹から JL2407 11:50着 鹿児島 待ち1時間33分 喜界島 待ち約2時間 奄美大島 待ち44分 JL3785 13:30→14:45 JL3836 16:30→16:50 飛行は10分 JL3734 17:30→18:40 時刻は定刻、待ちは実際の時間
鹿児島→喜界島→奄美大島→鹿児島の周回

時刻と手荷物

下の表は、定刻と実際の様子を並べています。

便定刻実際
JL2407 伊丹→鹿児島10:40–11:50ほぼ定刻
JL3785 鹿児島→喜界島13:30–14:4510分ほど早着
JL3836 喜界島→奄美大島16:30–16:50ほぼ定刻
JL3734 奄美大島→鹿児島17:30–18:40ほぼ定刻

どの便もほぼ定刻で、乗り継ぎで焦る場面はありませんでした。離島の路線は遅れることもあると聞いていたので、正直ほっとしています。

  1. 伊丹発 JL2407(E190)
  2. 鹿児島着。次の便まで1時間33分
  3. 鹿児島発 JL3785(ATR42-600 JA05JC)
  4. 喜界島着。次の便まで約2時間
  5. 喜界島発 JL3836(ATR42-600 JA02JC)
  6. 奄美大島着。次の便まで44分
  7. 奄美大島発 JL3734(同じJA02JC)
  8. 鹿児島着

E190もATR42-600も、JALでは100席未満の機材という扱いです。なので、手荷物の条件はこうなります。

  • 機内持ち込み3辺の合計100cm以内(45×35×20cm)で、合わせて10kgまで
  • 預ける荷物20kgまで無料。個数の制限なし
  • 長い・大きい物小型機は貨物室が小さいので、楽器などはサイズ内でも載せられないことがある

離島を回るなら、荷物は小さくまとめておくと気が楽です。

鹿児島→喜界島と喜界空港

J-AIRの機内誌で、さとうきびジュースがおすすめと紹介されていたのを見て、喜界島へ行ってみたいと思いました。

JL3785は、鹿児島13:30発、喜界島14:45着の予定でした。実際は少し早く出発して、10分以上早く着いてくれました。

機体はJA05JCです。ATR42-600は1〜13列の48席で、PC電源とWi-Fiはありません。とはいえ1時間ちょっとなので、窓の外を眺めていればあっという間でした。

JL3785(ATR42-600)の窓から見たプロペラと、トカラ列島付近の雲の浮かぶ青い海

14時過ぎ、トカラ列島のあたりの上空です。ATRは主翼が胴体の上にあるので、窓からの景色はプロペラ越しになります。海の上に雲が点々と浮かんでいて、ずっと見ていられました。

喜界空港の駐機場に止まるJL3785のATR42-600(JA05JC)と、奥の小さなターミナル

喜界島に着いたら、飛行機を降りてターミナルまで歩いて移動します。プロペラ機を間近に見ながら歩けるのは、小さな空港ならではです。

喜界空港ターミナルの外観。屋根付きの通路と平屋の建物

喜界空港のターミナルは、平屋の小さな建物でした。待合室もこぢんまりしていて、島の空港らしいのどかな雰囲気です。

ちなみに、保安検査を通ったあとはトイレがありません。搭乗前に済ませておくと安心です。

喜界空港でもらったジュース。黒い漆塗りのお盆にのったグラス

15時前、ジュースを1杯いただいて、次の便まで休憩しました。黒い漆塗りのお盆にのって出てきたので、ちょっとうれしくなります!

喜界島→奄美大島は飛行10分

喜界島に約2時間いて、いよいよJL3836です。16:30発、16:50着なので、定刻でも20分しかありません。

機体は、鹿児島から乗ってきたJA05JCではなくJA02JCでした。この機体が、そのまま奄美大島→鹿児島のJL3734になります。

喜界空港の駐機場に止まる、尾翼に花の絵が描かれたJACのATR42-600

16時過ぎの喜界空港では、奄美行きのJA02JCが待っていました。尾翼に花の絵が入った、かわいい機体です

上昇したと思ったら、もう奄美大島が見えてきて、すぐに降下が始まります。窓の外を眺めているうちに着陸していて、ここまで短いと笑ってしまいました!

喜界島のあたりは風の影響を受けやすく、風向きが変わると出発が遅れることもあるそうです。この日は穏やかで、ほぼ時刻どおりに飛んでくれて助かりました。

実際は17時前に離陸して、あっという間に着陸していました。空にいたのは10分、ドアからドアでも18分です。

奄美大島→鹿児島

奄美空港でも、飛行機とターミナルのあいだは歩いて移動しました。

奄美大島では44分で乗り継いで、JL3734で鹿児島に戻りました。この日はシェラトン鹿児島に泊まっています。

シェラトン鹿児島の客室。ベッドとソファ、窓際のテーブル

シェラトン鹿児島の部屋に着いたのは20時。朝から4回も飛行機に乗ったので、ベッドを見たときはさすがにほっとしました。

シェラトン鹿児島の客室の窓から見た桜島と甲突川、鹿児島の街並み

翌日の午後は、部屋の窓から桜島が見えました。前の日に島を回ってきたあとなので、なんだか感慨深いです

実は帰りの便は、当日に2回取り直しています。取り消したのはどちらも買う前の予約です。

スカイメイトは買ったあとに予約を変えられない運賃なので、このあたりは少し気を使いました。

  1. 伊丹→鹿児島、鹿児島→喜界島、喜界島→奄美大島、奄美大島→鹿児島(JL3734)を予約
  2. 伊丹→鹿児島・鹿児島→喜界島・喜界島→奄美大島を購入。JL3734は取消
  3. 奄美大島18:50発のJL3738を予約(喜界島に着いた5分後)
  4. JL3734を予約し直して購入、続けてJL3738を取消

結局、乗ったのは最初に予約していたJL3734でした。ぐるっと回って元に戻った形です。翌日は、鹿児島18:05発のJL2412で伊丹に帰る予約でした。

運賃

4区間とも、スカイメイトで1区間ずつ買っています。条件と予約のしかたは、JALカードスカイメイトの料金と予約にまとめました。

便運賃(税抜)施設使用料支払額
JL2407 伊丹→鹿児島4,500円340円5,290円
JL3785 鹿児島→喜界島4,500円0円4,950円
JL3836 喜界島→奄美大島3,800円0円4,180円
JL3734 奄美大島→鹿児島4,500円0円4,950円
合計19,370円

運賃は喜界島→奄美大島だけが3,800円で、ほかの3区間は4,500円です。施設使用料がかかったのは、伊丹発の便だけでした。

伊丹から島を回って4区間、それで1日2万円かからないのはかなりお得だと思います。スカイメイトが使えるうちに、こういう乗り方をもっとしておきたいです。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 喜界島→奄美大島は空にいたのが10分。短さそのものが楽しい
  • 4便ともほぼ定刻で、乗り継ぎに焦らずにすんだ
  • プロペラ越しのトカラ列島の海がきれい
  • 喜界空港でジュースをいただけた

気になったところ

  • 喜界空港は保安検査のあとにトイレがない
  • ATRは電源もWi-Fiもない
  • 風で遅れることがあるので、乗り継ぎは余裕を見ておきたい

まとめ

鹿児島を出て鹿児島に戻るまで、JACのATR42-600で3区間、約5時間の小さな旅でした。喜界島→奄美大島は空にいたのが10分なので、乗ったというより、ちょっと浮いたくらいの感覚です。

喜界空港ののんびりした空気も含めて、思っていた以上に楽しい1日でした。

JACのATRには9月にも、伊丹から但馬・屋久島の5区間で乗っています。離島の路線は、また時間を見つけて回りたいです。