伊丹空港の駐機場に止まる、但馬行きJL2323のJACのATR42-600。主翼の下から見上げた機体とプロペラ
9月の朝、伊丹で但馬行きJL2323に乗るところ

伊丹からJAC(日本エアコミューター)のプロペラ機ATR42-600に乗って、但馬と屋久島を1日で回ってきました。伊丹からコウノトリ但馬空港までは定刻で35分、屋久島までは1時間45分の路線です。

2025年9月のある日、朝の便で但馬を往復して、そのあと屋久島も往復。夕方にはもう一度但馬へ飛んで、夜は城崎温泉に泊まりました。我ながら、なかなか欲張りな1日です。

運賃は6区間ともJALカードスカイメイトで、伊丹⇄但馬は1区間4,080円でした。

但馬空港のYS-11に屋久島の山、大阪城の真上。窓からの景色をたっぷり楽しめた日のことを書いていきます。

目次
  1. 便の情報
  2. 時刻と手荷物
  3. 朝の伊丹⇄但馬
  4. 但馬空港の展示機(YS-11)
  5. 伊丹⇄屋久島と空港の食堂
  6. 帰りは大阪城の上を通過
  7. 夕方の但馬行きと城崎温泉
  8. 運賃
  9. よかったところ・気になったところ
  10. まとめ

便の情報

  • 搭乗日2025年9月
  • 経路伊丹→但馬→伊丹→屋久島→伊丹→但馬(翌朝 但馬→伊丹)
  • 便名JL2323・JL2324・JL2451・JL2450・JL2325、翌日JL2324
  • 運航JAC(日本エアコミューター)
  • 機材ATR42-600(JA09JC・JA10JC)
  • 運賃JALカードスカイメイト、6区間で26,900円
近畿と九州南部の簡単なシルエットに大阪・但馬(兵庫北部)・屋久島の3点を置き、プロペラ機アイコンの矢印で大阪⇄但馬を2往復、大阪⇄屋久島を1往復で結ぶ
伊丹を中心に但馬・屋久島を回る旅程。1日目5区間、翌朝1区間。イラスト(AI生成)
1日目に5区間、翌朝1区間 伊丹 但馬 城崎温泉に1泊 屋久島 ① 9:00 伊丹発 ② 10:05 但馬発 ⑤ 16:55 伊丹発 ⑥ 翌朝10:05 但馬発 ③ 11:25 伊丹発 ④ 14:35 屋久島発 6区間ともJACのATR42-600(時刻は定刻)
伊丹を中心に但馬2回・屋久島1回の往復

時刻と手荷物

便定刻実際飛行時間
JL2323 伊丹→但馬09:00–09:35数分遅れ21分
JL2324 但馬→伊丹10:05–10:45少し早着23分
JL2451 伊丹→屋久島11:25–13:10定刻着1時間34分
JL2450 屋久島→伊丹14:35–16:15少し早着1時間28分
JL2325 伊丹→但馬16:55–17:30数分遅れ22分
JL2324 但馬→伊丹10:05–10:45ほぼ定刻24分

上の5区間が1日目で、いちばん下が翌日の朝の便です。機体は、午前の3区間がJA09JC、屋久島からの帰りからはJA10JCでした。1日じゅう同じ2機に乗り継いでいたことになるので、ちょっと愛着がわきました。

ATR42-600は、JALでは100席未満の機体として扱われます。なので、機内に持ち込めるのは3辺の合計100cm以内(45×35×20cm)の荷物で、身の回り品と合わせて10kgまで。預ける荷物は20kgまで無料で、個数の制限はありません。

座席は通路をはさんで2席ずつの48席で、全部普通席です。最前列は後ろ向きの席になっています。

PC電源と機内Wi-Fiはありません。ただ、短い路線ばかりなので困ることはなかったです。

朝の伊丹⇄但馬

伊丹空港の23番搭乗口の出発案内。JAL2323但馬、JAL2451屋久島、JAL2325但馬

朝9時前の伊丹空港。23番搭乗口の案内には、09:00但馬、11:25屋久島、16:55但馬の3便が並んでいました。この日は、この3便に全部乗ります。並んでいるのを見て、思わずにやっとしてしまいました!

23番は、バスで飛行機まで行くタイプの搭乗口です。ATRの横までバスで運ばれて、タラップで乗り込みました。ATRは後ろのドアから乗るので、ジェット機に慣れていると少し新鮮です。

伊丹09:00発のJL2323は数分遅れで出発して、10時前に但馬に着きました。離陸から着陸までは21分しかありません。水平飛行に入ったと思ったら、もう降下が始まるくらいの短さです。

コウノトリ但馬空港の駐機場からターミナルへ歩く乗客。建物にTAJIMA AIRPORTの文字
青空の下、コウノトリ但馬空港のターミナルに向かって歩く乗客

但馬空港では、駐機場を歩いてターミナルへ向かいます。空が高くて気持ちのいい朝でした。

但馬空港のターミナルの前の花壇と、コウノトリ但馬空港と書かれた看板
但馬空港の建物の壁の大きな広告。但馬⇔大阪最短35分、但馬⇔東京乗継最短2時間

花壇の前にはコウノトリ但馬空港の看板。建物の壁には「但馬⇔大阪(伊丹)最短35分!」の大きな広告があって、たしかに速いなと思いました。

伊丹⇄但馬は、朝と夕方の1日2便だけです。ATR42-600(48席)で、所要時間は約35分。

但馬は霧などで見通しが悪いと、出発の直前まで飛ぶかどうか分からない日もあります。なので、この日の青空はありがたかったです。

但馬空港の展示機(YS-11)

着いてから折り返しの便が出るまでは28分です。ターミナルの横の展示スペースに飛行機が置いてあるので、急ぎ足で見に行きました。

但馬空港の屋外に展示されたエアーニッポンのYS-11と、横に置かれた鳥のオブジェ
エアーニッポンのYS-11の機首とプロペラ

エアーニッポンの塗装のYS-11(昔の国産プロペラ旅客機)です。少し前に三沢航空科学館でもYS-11を見たばかりだったので、続けて会えたのがなんだかうれしかったです

尾翼にANKと書かれたYS-11(JA8734)と、乗降用のタラップ

尾翼には「ANK」、登録記号はJA8734で、タラップも付いていました。

但馬空港に展示された、共立航空と書かれた白と緑の双発の小型機

その隣には、「共立航空」と書かれた双発の小型機もありました。折り返しの短い時間でも、こういう展示があると退屈しません。

但馬で28分過ごしてから、同じJA09JCのJL2324で伊丹に戻りました。

伊丹⇄屋久島と空港の食堂

伊丹に11時前に着いたら、次は11:25発のJL2451で屋久島へ。これもJA09JCで、但馬の往復からずっと同じ機体です。

屋久島までは1時間40分ほどかかります。但馬線のあとだと、プロペラ機にしてはかなり長く感じます。

屋久島空港のターミナルの後ろにそびえる山々

屋久島には、定刻どおりに着きました。ターミナルのすぐ後ろに、屋久島の山がどーんとそびえています。この景色が見られただけでも、来たかいがありました!

屋久島は横風が強い日も多くて、揺れながらの着陸になることもあります。それと、空港から町へ向かうバスは待ち時間が長くなりがちなので、島に泊まるなら時間に余裕を見ておくと安心です。

屋久島空港の食堂で食べた、甘辛いタレの魚がのった丼と生卵、みそ汁、たくあんのセット

屋久島にいたのは1時間26分。空港の食堂で、甘辛いタレの魚の丼に生卵が付いたセットを食べました。タレがご飯によく合って、短い時間でもちゃんと島のごはんを食べられました。

屋久島空港の駐機場に止まるJACのATR42-600(JA10JC)

帰りの機体はJA10JCです。ほぼ定刻に出発して、伊丹には16時すぎに着きました。

帰りは大阪城の上を通過

JACのATR42-600の機窓から見下ろした大阪城公園と天守閣、周りのビル群
ATRのプロペラ越しに見た大阪城公園と大阪の街

16時ごろ、伊丹に降りる前に、大阪城の真上を通りました。ATRは主翼が胴体の上に付いているので、下の景色が翼にじゃまされずに見えるんです。右の写真はプロペラ越しに撮りました。

天守閣がはっきり見えて、この日いちばんの景色だったかもしれません。伊丹に降りる便で大阪城が見えるとは思っていなかったので、ちょっと驚きました。

夕方の但馬行きと城崎温泉

伊丹で45分の乗り継ぎをして、16:55発のJL2325でもう一度但馬へ。機体は、屋久島から乗ってきたJA10JCのままです。

但馬空港の到着ロビーに立つ黄色いキャラクターたじまると、ようこそお帰りなさい但馬への看板

但馬に着いたのは18時前。到着ロビーでは、黄色いキャラクターの「たじまる」が「ようこそ お帰りなさい 但馬へ」と迎えてくれました。この日2回目の但馬なので、本当にお帰りなさいの気分です。

夜の城崎温泉。西村屋ホテル招月庭と書かれた明かりのついた看板
夜の城崎温泉の通り。街灯と旅館の明かりが続く

この夜は、城崎温泉の西村屋ホテル招月庭に泊まりました。予約したのは当日の0時台で、るるぶトラベルからです。

但馬空港から所要時間運賃(大人)
バスでJR城崎温泉駅約40分540円
バスでJR豊岡駅約15分360円
車で豊岡市内約15分(約7km)駐車場無料

但馬空港にはタクシーが常駐していないので、使うなら予約しておくと安心です。駐車場は約58台分あって無料。使えるのは8:30〜18:30です(ターミナル側の東側駐車場は夜間も出し入れできます)。

19時半の温泉街は人通りが少なくて、旅館の明かりと街灯だけが続いていました。1日じゅう飛行機に乗ったあとなので、この静かさにほっとしました

翌日は、10:05発のJL2324で伊丹へ戻りました。機体は前日の夕方と同じJA10JCです。この便は当日の朝7時台に予約して、9時台に買っています。

運賃

運賃は6区間ともJALカードスカイメイトで、1区間ずつ買っています。1日目の5区間は、当日の朝8時前に続けて買いました。

区間運賃(税抜)施設使用料・消費税支払額
伊丹⇄但馬(4区間)3,400円340円・340円各4,080円
伊丹⇄屋久島(2区間)4,500円340円・450円各5,290円
合計(6区間)26,900円

伊丹⇄但馬は1区間4,080円。2025年に乗ったスカイメイトの区間の中で、いちばん安い金額でした。35分の飛行機に4,080円で乗れるなら、正直かなりお得だと思います。

JALカードスカイメイトは、25歳以下の人がJALカードで払うと使える、乗る日の当日に買う運賃です。条件や予約のしかたは、JALカードスカイメイトの料金と予約にまとめています。

181回乗ってJMBダイヤモンドに

2025年は、こういう短い路線を中心にJALの国内線に181回乗りました。それで回数の条件を満たして、JMBダイヤモンド(JALのマイル会員のいちばん上のステータス)になっています。

2025年 181回 条件の120回 0回 200回
2025年のJALの搭乗回数と、ダイヤモンドの回数の条件

回数の条件は、対象の便に年120回以上(うちJALグループ便60回以上)乗って、35,000FOP以上をためることです。

FOPは、JALの上級会員になるために貯める実績のポイントのことです。1区間の費用や回数の数え方は、JALダイヤモンド修行は回数でに書いています。

実は、但馬線は3月10日にも往復を予約していたんですが、このときは欠航でした。なので、今回ちゃんと飛んでくれたのはうれしかったです。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 伊丹⇄但馬が1区間4,080円
  • 但馬空港でYS-11を見られた
  • 屋久島の山と大阪城の真上、窓からの景色が多い
  • どの便もほぼ時刻どおりに飛んでくれた

気になったところ

  • 伊丹⇄但馬は1日2便だけ
  • 但馬は天気しだいで欠航もある
  • 但馬空港にタクシーは常駐していない

まとめ

1日で但馬に2回、屋久島に1回飛びました。機体は午前がJA09JC、午後がJA10JCで、ずっと同じ2機に乗り継いだ1日です。

6月には、同じJACのATRで鹿児島から喜界島・奄美大島も回っています。

次は城崎温泉に、もう少しゆっくり泊まりに行きたいです。