石垣空港の駐機場に止まるRACのプロペラ機。RYUKYU AIR COMMUTERの文字と6枚羽根のプロペラ
石垣空港で搭乗前のRAC745(2023年9月)

石垣から日本最西端の与那国島まで、琉球エアーコミューター(RAC)のプロペラ機、DHC8-Q400CCで飛んできました。かかる時間は30分。2023年9月11日と9月17日に、この石垣と与那国を結ぶ路線に乗っています。

どちらも大阪からの日帰りです。朝の便で那覇、石垣と乗り継いで、9月11日は与那国で3時間ほど過ごしてから、その日のうちに関西へ戻りました。

日本の西の端まで日帰りで行けるなんて、ちょっとした冒険気分です!

石垣空港で駐機場を歩いて乗るところから、与那国空港に着くまで。2回、4区間の便と座席、運賃を書いていきます。

目次
  1. 便の情報
  2. 石垣空港
  3. 駐機場を歩いて搭乗
  4. 座席と窓からの景色
  5. 与那国空港に到着
  6. 帰りの便と、9月17日の折り返し
  7. 運賃
  8. 石垣⇄与那国の搭乗記録
  9. よかったところ・気になったところ
  10. まとめ

便の情報

日付・便名区間定刻座席
9/11(月)RAC745石垣 → 与那国15:25 → 15:557C
9/11(月)RAC748与那国 → 石垣18:45 → 19:156A
9/17(日)RAC745石垣 → 与那国15:30 → 16:006K
9/17(日)RAC746与那国 → 石垣16:30 → 17:008K
  • 機材DHC8-Q400CC(機首に「BOMBARDIER Q400」の表記)
  • クラス普通席(RACの便にクラスJは無し)
  • 飛行時間30分(定刻)

石垣までの行きと、石垣からの帰りは、JTA(日本トランスオーシャン航空)の那覇から石垣、石垣から関西の便です。こちらは当日にクラスJ(普通席より少し広い席)へアップグレードしていました。

旅の全体は、与那国島日帰り旅行記に書いています。

DHC-8-400CCは50席で、1〜13列の全席が普通席です。PC電源や機内Wi-Fiはありません。

手荷物は100席未満の機材の扱いになるので、機内に持ち込めるのは3辺の合計100cm以内(45×35×20cm)、合わせて10kgまでです。石垣や宮古で大きい機材から乗り継ぐときも、全区間でこの決まりになります。

預ける荷物は20kgまで無料で、個数の制限はありません。ただ、小型機なので、楽器のような長いものはサイズ内でも載せられないことがあります。

石垣空港

南ぬ島石垣空港の「南ぬ島 石垣空港 国内線」と書かれた白い壁のサイン
花ブロックの赤い壁の「南ぬ島 石垣空港 国際線」のサイン

9月11日は、那覇からのJTA609便で13時すぎに石垣に着きました。RAC745便まで、空港で2時間ほど待ちです。

石垣空港には、航空会社のラウンジもカードラウンジもありません。2時間は少し長いかなと思いましたが、空港の中をのんびり歩いていたら、意外とあっという間でした。

駐機場を歩いて搭乗

駐機場から振り返った石垣空港のターミナル。ISHIGAKI AIRPORTの文字

15時過ぎには、駐機場を歩いて機体へ向かっていました。このときのRACの便は搭乗橋を使わず、ターミナルから飛行機まで歩いて行きます。

南の島の日差しの中を歩いて乗るのは、それだけで旅らしくてわくわくします。

石垣空港の広い駐機場。奥に管制塔と搭乗橋、ANAの大型機

振り返ると、搭乗橋にはANAの大きな飛行機が付いていました。

RAC機の機首とドアのタラップ。BOMBARDIER Q400の表記と、子どもの絵のステッカー

機首には「BOMBARDIER Q400」の文字。ドアの横には、「未来へつなごう 世界自然遺産」と書かれた子どもの絵のステッカーが貼ってありました。こういう地元らしい飾りって、見つけるとうれしくなります

入口は機首のすぐ後ろのドアで、ドアと一体になったタラップを上がって乗り込みます。

座席と窓からの景色

冒頭の写真のとおり、主翼は胴体の上にあって、プロペラは6枚羽根です。

DHC8-Q400CCは、RACが2016年から入れている機材です。後ろ側の貨物室を広くした貨客混載型(人と貨物を一緒に運ぶ型)で、座席は50席あります。

座席はリクライニングしませんが、足元は普通の国内線より広めです。30分なら、まったく苦になりません。

RAC745便(DHC8-Q400CC)の窓から見えるプロペラと青い空

こちらは9月17日のRAC745便で、座席は6Kです。窓のすぐ外にプロペラがありました。

主翼の真下に近い席だと、離陸前は外がほとんど見えないのが少し残念です。

石垣から与那国へ向かう便では、左側の窓から竹富島や西表島が見えるそうです。なので、景色を楽しむならA席側がよさそうです。

飲み物のサービスはありませんが、30分なのでちょうどいいくらい。到着前のアナウンスが与那国の言葉で始まることもあるそうで、島らしいなと思います。

与那国空港に到着

RAC745で着いた与那国空港の駐機場と、奥の草地と青空

16時前には与那国空港に着いていました。ここも駐機場を歩いてターミナルへ向かいます。草地の向こうに広がる青空がきれいで、思わず深呼吸したくなりました!

与那国空港の前の「与那国島」の石のサインとシーサー

ターミナルの前には「与那国島」のサインとシーサーが立っています。日本最西端の碑がある西崎(いりざき)までは、空港から車で15分ほどです。

帰りの便と、9月17日の折り返し

夕方の与那国空港のサインとシーサー

9月11日は西崎を回って、17時すぎに空港へ戻りました。帰りは18時45分のRAC748便で石垣へ、座席は6Aです。石垣では19時55分のJTA086便に乗り継いで、関西へ帰っています。

夕方の与那国空港は、昼間とはまた違うやわらかい光で、帰るのがもったいなく感じました

9月17日は、16:00着のRAC745から16:30発のRAC746へ乗り継ぐ予定でした。帰りの座席は8Kです。

与那国にいられるのは30分だけ。慌ただしい折り返しでしたが、2回目の与那国も楽しめました。

運賃

運賃は、RACの区間だけで買ったのではありません。JALの「往復セイバー乗継」という乗り継ぎ用の運賃で、大阪と与那国の間を通しで買っています。

搭乗日総額
2023/9/1135,326円
2023/9/1738,357円

どちらも、伊丹、那覇、石垣、与那国、石垣、関西と乗る5区間の総額で、6月28日に買いました。当日にJTA便をクラスJにしたアップグレード代は、この総額とは別です。

大阪から日本最西端まで、5区間乗って3万円台。通しで買うと思った以上に安く収まって、うれしい驚きでした。

石垣⇄与那国の搭乗記録

この2回のあと、2025年2月にも石垣と与那国の路線に乗っています(RAC離島線 26区間の搭乗記まとめ)。これまでに乗った石垣と与那国の間の便は、次のとおりです。

年月便名区間数
2023年9月RAC745・RAC7482
2023年9月RAC745・RAC7462
2025年2月RAC743・744・747・7488
合計12

2025年2月は、RAC747とRAC748の往復、RAC743とRAC744の往復に、それぞれ2日ずつ乗りました。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 大阪から日本最西端まで日帰りで行ける
  • 石垣でも与那国でも、駐機場を歩いて乗り降りできる
  • 座席の足元が広め
  • 与那国の言葉のアナウンスに島らしさを感じる

気になったところ

  • 石垣空港にはラウンジがない
  • 主翼の下の席は、離陸前の景色が見えにくい
  • 座席はリクライニングしない

まとめ

石垣と与那国の間は30分のフライトで、石垣でも与那国でも、駐機場を歩いて乗り降りしました。機材は2回ともDHC8-Q400CCです。

与那国で約3時間過ごした日も、30分で折り返した日も、大阪からの日帰りで乗れました。RACには2025年に、宮古と多良間の間でも12回乗っています。

2023年は、この2回の日帰り(合わせて10区間)を終えた時点で、その年のFLY ON ポイントが50,000を超えて、JMBサファイアになりました。FLY ON ポイントは、JALの上級会員になるために乗って貯めるポイントで、サファイアはその上級会員の資格のひとつです。

その年の記録は、JALサファイア修行 2026にまとめています。最西端の島まで飛んでサファイアに届いたのは、いい思い出です。