
2024年8月、スピリット航空のNK2923で、ソルトレイクシティからラスベガスまで飛んできました。黄色い機体で知られる、アメリカのULCC(超格安航空会社)です。
なお、スピリット航空は2026年5月2日に全便の運航を終えています。資金のめどが立たず、その日のうちに運航をやめて、全便が欠航になりました。この記事は、まだ飛んでいた2024年当時の記録です。
実は7月にも一度、スピリットのラスベガス行きを買っていたんですが、こちらには乗りませんでした。2つの予約の手荷物の条件と、当日の様子を書いていきます。
目次
便の情報
- 便名NK2923(スピリット航空)
- 区間ソルトレイクシティ(SLC)→ ラスベガス(LAS)
- 搭乗日2024年8月
- 時刻10:01発 → 10:32着(所要1時間31分、時差1時間)
- 予約Kiwi.com(Saver Ticket)、帰りのフロンティアF9 4696とセット
- 手荷物Kiwi.comの予約の表示では、身の回り品1個(45×35×20cm・7kg)のみ
- 現在スピリット航空は2026年5月2日に運航終了(この便も今はありません)
スピリット航空は2026年5月に運航終了
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2024年11月 | 1回目のチャプター11申請 |
| 2025年8月 | 2回目のチャプター11申請 |
| 2026年5月2日 | 全便欠航・運航終了 |
チャプター11は、アメリカの連邦破産法11条のことです。最終便は、デトロイト発ダラス行きのNK1833でした。
政府に求めていた支援がまとまらず、運航終了を決めた形です。足止めになった人向けに、ほかのアメリカの航空会社が上限つきの運賃を出していました。
返金はこういう形でした。
- 直接カードでスピリットから買った航空券は、元の支払い方法へ自動で返金
- 旅行会社経由購入先に返金を頼む
- 他社便への振替スピリット自身による振替はなし
- 返金の進み運航終了の2日後には大半が済み、残りのわずかな分を処理している段階
- 案内スピリットの特設サイト
あの黄色い機体がもう飛んでいないと思うと、乗ったのは1回だけでも少しさびしいです
7月の便には乗らず、代金は返金
最初に買ったのは、7月のNK1716です。ソルトレイクシティ15:35発、ラスベガス16:04着の便で、航空券の予約サイトのTrip.comで18,010円でした。
欠航が続いて取りやめに
ところが出発の少し前から、アメリカの各地で欠航や遅れが続きました。スピリットのアプリにも「Network Outage Impact」というお知らせが出ていて、読んでみると、予約システムが外部の障害の影響を受けているという内容でした。
間に合わないかもしれないと思って、前日にラスベガスのホテルへ日程変更をお願いし、この往復はやめました。
当日のアプリでは、NK1716そのものは「ON TIME」の表示です。結果的には飛んだのかもしれませんが、あのときは不安のほうが大きかったです。
帰りのNK3032にも乗っていません。乗らなかったこの往復の代金は、あとで返金されています。
NK1716は、A320neoの予定でした。
8月はKiwi.comで取り直し
ラスベガス行きは、翌月に取り直しました。今度は予約サイトのKiwi.comで、行きがスピリットのNK2923、帰りが翌日のフロンティアF9 4696。別々の航空会社の組み合わせです。
Kiwi.comで予約したのは「Saver Ticket」「Basic Services」という条件です。チェックインは自分で航空会社に済ませる形で、前日には「航空会社でチェックインして」というメールが届きました。
別々の会社を自分で組み合わせるのは少しどきどきしますが、そのぶん選べる便が広がります。
ソルトレイクシティ空港

10時過ぎのソルトレイクシティ空港。窓の外をサウスウエストの機体が走っていました。後ろの山まできれいに晴れていて、気持ちのいい出発です!
窓からの景色


下はずっと乾いた土地で、ところどころに丸い畑がありました。フライトは1時間半ほどです。
砂漠の中に緑の円がぽつぽつ並ぶ景色は、日本ではまず見られません。アメリカの広さを感じながら、ずっと窓の外を見ていました
ラスベガス到着
着陸前には、ストリップ(ホテルやカジノが並ぶラスベガスの大通り)のホテル群と、球体のスフィアが見えました(いちばん上の写真)。砂漠の中に急に大都会が現れる感じで、思わず声が出そうになります。
ラスベガスに着いたのは10時半ごろです。

空港の中には、もうスロットマシンが並んでいました。さすがラスベガスです!

お昼には、ストリップの南側にあるエクスカリバーの前まで来ていました。この日はベラージオ ラスベガスに1泊しています。
手荷物の条件
2つの予約の、手荷物の無料枠を並べるとこうなります。
| 予約 | 身の回り品 | 機内持込手荷物 | 受託手荷物 |
|---|---|---|---|
| 7月(Trip.com) | 1個 | なし | なし |
| 8月(Kiwi.com) | 1個・7kgまで | なし | なし |
7月はNK1716の往復、8月はNK2923と帰りのF9 4696のセットです。どちらも、無料なのは座席の下に入る45×35×20cmまでの荷物1個だけでした。7kgは、8月のKiwi.comの予約に書かれていた重さです。
1泊ならこれでも何とかなります。ただ、荷物が多い旅だと手荷物や座席指定の追加料金がかさんで、思ったほど安くならないかもしれません。
スピリットでは、前のほうにある広めの席「ビッグ・フロント・シート」も人気でした。
- どんな席安い追加料金で座れる、前方の広い席
- サービス普通席と同じ簡素なもの。テーブルは小さく、リクライニングもなし
とはいえ、1時間半ほどの区間なら、追加料金を払ってまで座らなくてもいいかなと思います。
よかったところ・気になったところ
よかったところ
- 1時間半で、砂漠と丸い畑の景色を楽しめた
- 着陸前にストリップとスフィアが見えた
- Kiwi.comで別々の会社を組み合わせて往復できた
気になったところ
- 無料は座席の下に入る荷物1個だけ
- 7月は障害のお知らせが出て、乗るのをやめた
- 2026年5月に運航を終え、もう乗れない
まとめ
スピリットは2回買って、乗ったのは8月のNK2923の1回だけでした。どちらの予約も、無料は座席の下に入る荷物1個です。2026年5月に運航を終えたので、乗れたのは結局この1回きりになりました。
翌日はフロンティア航空でソルトレイクシティに戻りました。この夏に乗ったアメリカ国内線は、アメリカ国内線22区間とカナダ行き1区間の搭乗記まとめに並べています。
黄色い機体でラスベガスに降りた日のことは、いい思い出として残りそうです。