夜のプラハ空港で、搭乗橋の窓から見たSWISSの赤い文字の機体とエンジン
プラハで乗ったSWISSの機体

2026年10月、スイス航空(SWISS)でプラハからリスボンへ飛びました。直行便ではなく、チューリッヒで乗り継ぐ2便です。乗り継ぎの時間は、定刻でたったの45分でした。

出発前から、プラハ空港のカウンターでスーツケースの追加料金を払うことになって、ちょっとがっかり。チューリッヒにはほぼ定刻に着きましたし、機内でもらったスイスのチョコもおいしかったです。

ところが、リスボンに着いてみると、預けた荷物のうち1個だけが出てきません。チューリッヒでの乗り継ぎに、荷物のほうが間に合わなかったようです。

空港での手続きや機内の様子、そして荷物が届かなかったあとの流れを、写真と一緒に書いていきます。

目次
  1. フライト情報
  2. プラハ空港でチェックイン
  3. LX1489 プラハ→チューリッヒ
  4. チューリッヒで45分の乗り継ぎ
  5. LX2082 チューリッヒ→リスボン
  6. 荷物が1個届かなかった
  7. 運賃と手荷物
  8. よかったところ・気になったところ
  9. まとめ

フライト情報

便名区間時刻(定刻)座席
LX1489プラハ→チューリッヒ19:30→20:4511F
LX2082チューリッヒ→リスボン21:30→23:2523C
  • 搭乗日2026年10月10日(土)
  • 航空会社スイス航空(LX2082はTAPポルトガル航空との共同運航)
  • クラスエコノミー(Economy Light)
  • 乗り継ぎチューリッヒで45分(定刻)

前の4泊はプラハ・マリオット・ホテルに泊まっていて、16時までレイトチェックアウトさせてもらってから空港へ向かいました。

プラハ空港でチェックイン

プラハ空港はターミナル2から出発です。スイス航空のカウンターは、オーストリア航空やブリュッセル航空と一緒の、ルフトハンザグループのカウンターでした。

今回の運賃は「Economy Light」。スイス航空のヨーロッパ線のエコノミーでいちばん安い運賃で、預け荷物は付いていません。

ただ、前の日の夜にスイス航空から「便が混み合っていて機内の棚に余裕がないので、規定サイズの機内持ち込み手荷物は、プラハの空港で無料で預けられます」というメールが届いていました。

プラハ空港のルフトハンザグループのカウンター。270番の表示と、ファーストクラス・ビジネスクラスの案内、Austrian、brussels、Lufthansa、SWISSのロゴ
ルフトハンザグループのカウンター

ところが、カウンターでスーツケースを預けようとすると、「スーツケースは、スターアライアンス・ゴールドでも有料です」と言われてしまいました。スターアライアンス・ゴールドは、ANAやスイス航空が入っているグループの上級会員ランクです。結局、追加料金を払って預けることになりました。

メールを見て無料だと思い込んでいたので、正直かなりがっかりです。

前の日のメールとは違う案内だったうえ、カウンターでのやりとりも、私には少し冷たく感じました。気持ちよく出発したかったので、ここは残念でした。

預けた荷物は、チューリッヒを通ってリスボンまで通しで運ばれる扱いです。

プラハ空港のErste Premierラウンジの前の看板。ラウンジは一時的に満席、予約がある人だけ入れるとチェコ語と英語で書かれている
ラウンジ前の「満席」の看板

搭乗券には、スターアライアンス・ゴールドの印と「Fastlane」の文字が入っていました。

保安検査を抜けた先のErste Premierラウンジには、「ラウンジは一時的に満席です。予約がある人だけ入れます」という看板が。夕方の混む時間帯だったのかもしれません。

プラハから夕方の便に乗るなら、ラウンジは当てにしすぎないほうがよさそうです。

LX1489 プラハ→チューリッヒ

プラハ空港の搭乗橋の窓越しに見た、SWISSの赤い文字が入った機体の胴体
搭乗橋から見た機体
機内の入口の壁に、Welcome、Willkommen、Bienvenue、Benvenuti、Bainvegniの文字とSWISSのロゴ
入口の「Welcome」

搭乗口はC03で、搭乗開始は19時5分の予定でした。私はグループ2です。

搭乗橋から乗り込むと、入口の壁にWelcome、Willkommen、Bienvenue、Benvenuti、Bainvegniと5つの言葉が並んでいました。最後のBainvegniはスイスのロマンシュ語だそうで、こういうところにスイスらしさが出ていて好きです。

機材は、予約の画面ではA320neoの予定でした。席は窓側の11Fです。

座席の背のポケットから出したSWISS Saveursの機内販売のメニュー
機内販売のメニュー
手に持ったVALSERの水のペットボトル。ラベルにSWISSのロゴ
配られたVALSERの水

ヨーロッパ内のエコノミーなので、食事は「SWISS Saveurs」という有料のメニューから買う形です。無料で配られたのは、スイスのVALSERの水のボトル。1時間ちょっとのフライトなら、これで十分でした。

手のひらにのせた、Thank you for flying SWISSと書かれた赤い包みの小さなチョコレート
「Thank you for flying SWISS」のチョコ

着陸の前には、おなじみの「Thank you for flying SWISS」の小さなチョコが配られました。包みを開けるとSWISSのロゴ入りの板チョコで、これがちゃんとおいしいんです!

スイス航空に乗ったら、このチョコをもらうのが毎回ひそかな楽しみです

機内のモニターに、Goodbye、Auf Wiedersehen、Au revoir、Arrivederci、A revairの文字とスイスの地図
到着前のモニター

チューリッヒで45分の乗り継ぎ

チューリッヒにはほぼ定刻の21時前に着きました。予約上の乗り継ぎは45分でしたが、21時30分発の次の便までは40分ほどです。

とはいえ、シェンゲン圏(お互いの国境での審査をなくしたヨーロッパの国々)の中どうしの乗り継ぎなので、出国審査はありません。ゲートのA81まで歩くだけです。

乗り継ぎの途中には、売店のサンドイッチや飲み物が並んでいました。リスボンに着くのは夜中なので、軽く食べ物を見ておきます。スイスの空港の売店は、やっぱり値段がそれなりです。

ゲートに着いたときには、もう「BOARDING」の表示が出ていました。人間のほうは、ちゃんと間に合ったわけです。モニターを見ると、この便はTAPポルトガル航空との共同運航でした。

LX2082 チューリッヒ→リスボン

リスボン行きは、予約の画面ではA321neoの予定でした。席は通路側の23Cです。

リスボンの到着は、定刻で23時25分。ポルトガルはスイスより1時間遅いので、時計を戻します。

夜遅い便なので、機内はわりと静かでした。私もほとんどうとうとしていました

荷物が1個届かなかった

リスボンの空港でターンテーブルを待っていると、荷物が1個出てきません。受け取れないままベルトが止まってしまいました。さすがに「え、うそでしょ」と固まりました!

ちょうどそのころ、スイス航空から「チューリッヒで荷物をLX2082に載せられませんでした」というメールが届いていました。

メールでは、荷物はもう翌日のLX2084に載せ替えてあって、リスボンには翌日の14時45分に着く予定とのこと。乗り継ぎ45分は人間には足りても、荷物には短かったようです。

  • 連絡到着の直後にメールで(荷物が載っていないこと、翌日の便に載せ替えたこと)
  • 届け出メールのリンクからオンラインで(住所と荷物の特徴を入力)
  • 受け取りホテルに届けてもらう

メールのリンクから、届け先の住所(泊まるホテル)と、荷物のブランドや色を入力しました。すると数分で、「遅れた荷物の届け出を受け付けました」「荷物をリスボンへ送る準備をしています」と続けてメールが来ました。

到着の夜 届け出 スマホで数分 翌日14:45 LX2084で リスボン着の予定 翌日の夕方 配達の手配 メールで連絡 その夜 ホテルへ 配送業者が運ぶ
届かなかった荷物の届け出から配達まで

荷物の状況は、届け出の番号と名字を入れれば、ウェブサイトからいつでも確認できます。

空港のカウンターに並ばず、スマホだけで届け出が済んだのは本当に助かりました。夜中の空港で長い列に並ぶことを考えると、ここはスイス航空の仕組みに感謝です。

ちなみにメールには、荷物にAirTagのような追跡タグが入っていれば、「紛失モード」にしておくと探すのに役立つとも書いてありました。

ホテルに着いたのは夜中の1時すぎ

空港からホテルまではUberを呼んで、18.24ユーロ(約3,200円)。ホテルに着いたのは夜中の1時すぎでした。荷物が翌日には届く予定なのが、せめてもの救いです。

夜中のリスボンのホテルのロビー。吹き抜けにシャンデリアが下がり、ヤシの鉢植えと革のソファが並ぶ
夜中に着いたホテルのロビー

翌日の連絡と補償のこと

翌日の夕方には、スイス航空から「遅れた荷物の配達を手配しました」というメールが届きました。荷物はその日の夜にリスボン空港で配送業者が受け取って、ホテルまで届けてくれる段取りです。

到着から丸1日たたずに配達の手配まで進んだので、対応はかなり早かったと思います。とはいえ、荷物がない1日はやっぱり心細いものです。

あとで調べてみると、遅れた荷物は保険の対象で、10万円分まで補償を受けられそうです。スイス航空のほうからも補償を受けられそうなので、少しほっとしました。

実は、今回預けたのは、もともと機内に持ち込むつもりだった荷物です。お金を払って預けたその荷物が乗り継ぎで遅れたのは、皮肉でした。

乗り継ぎが短い日は、その日の夜に使うものだけは手元のバッグに入れておく。次からは絶対にそうしようと思いました。

運賃と手荷物

  • 運賃Economy Light、1人4,042コルナ(約29,400円)
  • 預け荷物運賃には含まれない(スーツケースは追加料金を払って預けた)
  • 機内持ち込み持ち込み手荷物1個(8kgまで)と、身の回りの小さなバッグ1個
  • 座席指定していない(チェックインで決まった席)

予約したのは出発の3週間ほど前で、スイス航空の公式サイトからです。プラハからリスボンまで乗り継ぎ込みで1人3万円弱なら、悪くない値段だと思います。

座席は指定しなかったので、チェックインのときに決まった席でした。

あとで調べると、スイス航空のEconomy Lightは、スターアライアンス・ゴールドでも追加の預け荷物が付かない決まりでした。ゴールドの手荷物が会社や運賃でどう違うかは、スターアライアンス・ゴールドの手荷物と座席の記事にまとめています。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 機内でもらえるスイスのチョコと水
  • 荷物の遅れはメールで先に知らせてくれて、届け出もスマホで済んだ
  • 遅れた荷物は、保険とスイス航空の補償を受けられそう
  • チューリッヒにはほぼ定刻に着いた

気になったところ

  • 「無料で預けられる」とメールが来ていたのに、スーツケースは有料だった
  • チューリッヒの乗り継ぎ45分は、荷物には短かった
  • プラハ空港のラウンジが満席で、予約がないと入れない案内だった
  • エコノミーの食事は有料
  • リスボン着が夜遅く、ホテルに着くのは夜中

まとめ

プラハからチューリッヒ乗り継ぎでリスボンまで、スイス航空のエコノミーで1人4,042コルナ(約29,400円)でした。チューリッヒにはほぼ定刻に着いて乗り継ぎにも間に合い、機内のチョコも相変わらずおいしかったです。

ただ、無料で預けられると思っていたスーツケースに追加料金がかかって、出発前から少し残念な気持ちになりました。

さらに、45分の乗り継ぎで、預けた荷物のうち1個が同じ便に載りませんでした。それでもスイス航空の連絡は早く、翌日の便に載せ替えたことも届け出のやり方もメールで分かったので、慌てずに済んでいます。

乗り継ぎが短い日は、その夜に必要なものだけは手元に。今回いちばんの学びです。