「名勝 秋保大滝」の標柱と柵、その奥の谷に流れ落ちる滝
2022年11月、滝見台

仙台の秋保大滝(あきうおおたき)に行ってきました。落差55mの滝を、入口から歩いてすぐの滝見台から見られる場所です。

行ったのは2022年11月6日の日曜日。紅葉は終わりかけでした。まず昼ごはんを食べて滝を見て、自然歩道を少し歩いてから、最後に入口で鮎の塩焼きを食べました。全部で1時間ほどの、のんびりした寄り道です。

土休日なら仙台駅前から快速バスで1時間ほどなので、仙台に泊まる旅の半日にちょうど入ります。私はこのあと仙台市内に戻って、翌朝は松島へ向かいました。

基本情報
場所
宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝
滝
落差55m・幅6mの直瀑。国指定名勝、日本の滝百選
隣の植物園
秋保大滝植物園は大人240円(4〜11月)
所要時間
不動尊と滝見台だけなら15〜20分。滝つぼへは滝見台から自然歩道で片道15〜25分ほどで、帰りは上りです
バス(土休日)
仙台駅前(西口の8番のりば)から宮城交通の秋保線で「秋保大滝」まで片道1,230円。秋保大滝まで行くのは土休日のみです
バス(平日)
JR愛子駅から市営バス85・87系統
駐車場
大滝駐車場(200台程度)、滝つぼ駐車場(10台程度)。秋保温泉街から約14km
トイレ
大滝駐車場のそばに公衆トイレ棟あり
支払い
入口まわりの店は、ほとんどが現金のみです
問い合わせ
秋保温泉郷観光案内所
目次
  1. 仙台駅からのバス(時刻と運賃)
  2. 入口とお昼ごはん
  3. 不動尊から滝見台へ
  4. ふるさと自然歩道を少し歩く
  5. 入口で鮎の塩焼き
  6. 滝つぼまでの所要時間
  7. よかったところ・気になったところ
  8. まとめ

仙台駅からのバス(時刻と運賃)

仙台駅前から秋保大滝まで行くバスは、土休日だけの運行です。それも仙台駅前を出るのは1日3本しかありません。

乗り場は8番のりばで、降りるのは「秋保大滝」。運賃は片道1,230円で、交通系ICカードも使えます。

土休日仙台駅前 発秋保大滝 着
快速10:2511:25
普通10:4812:02
普通12:0813:22
土休日秋保大滝 発仙台駅前 着
快速11:3012:33
普通12:3013:48
快速14:3015:33
普通15:3116:49

見てのとおり、本数はかなり少なめです。帰りは15時31分が最終なので、滝つぼまで降りるつもりなら、時間に余裕を見ておいたほうが安心です。ちなみに秋保温泉湯元〜秋保大滝だけなら750円です。

土休日には、宮城交通のバスに1日乗り放題の「宮交休日一日乗車券」(大人1,200円)もあります。往復するだけでも、片道を2回買うより安くなります。買えるのは、スマホのRYDE PASSと仙台MaaSというアプリからです。

平日は秋保大滝まで行く便がありません。その場合は、JR仙山線の愛子駅から仙台市営バスに乗り継ぐことになります。

1入口とお昼ごはん

秋保大滝の入口付近の道路。紅葉の山と、歩く観光客の後ろ姿

着いたのは、日曜日の14時前です。入口のあたりは観光客が行き来していて、出店も並んでにぎやかでした。

山にはまだ赤や黄色が残っていて、終わりかけとはいえ十分きれいでした。空気がひんやりしていて、仙台の街なかより一段寒いです。

秋保大滝の入口近くで食べた、お盆にのった温かい麺と小鉢、漬物
山菜、にんじん、かまぼこ、三つ葉がのった温かい麺

まずは腹ごしらえです。温かい麺に山菜とかまぼこ、三つ葉がのっていて、小鉢と漬物も付いていました。

寒い中を歩いてきたので、温かいつゆがしみます。山菜の食感もよくて、山の中に来たなという気分になりました。

2不動尊から滝見台へ

入口の鳥居から不動尊の境内を通って、階段を下りると滝見台に出ます。階段は往復で108段。数字だけ聞くと多そうですが、ゆっくり下りればそこまで大変ではありません。

入口にあるのは秋保大滝不動尊(西光寺)というお寺で、東北最大級の不動明王がまつられています。お堂の軒のまわりには鯉の彫刻があって、見つけると良縁に恵まれるんだとか。探しながら歩くのも楽しいです。

ちなみに、石段には手すりがありますが、車いすでは通れません。

滝見台の「名勝 秋保大滝 仙台市」の標柱と石灯籠
滝見台から見た、岩の間を白く流れ落ちる秋保大滝

滝見台に着いたのは14時過ぎ。標柱の向こうに、谷を流れ落ちる滝が見えます。

2枚目は、滝の部分を大きく撮ったものです。岩の間を一気に落ちていく白い水がきれいで、離れていてもゴーッという音が聞こえてきます。思っていたより迫力があって、しばらく見入ってしまいました!

まわりの木は、葉が半分くらい落ちていました。紅葉のいちばんいい時期なら、もっと華やかだったと思います。そこは少し惜しかったです

冬になると、雪をかぶった滝口の左右のくぼみが目のように見えて、「滝まなぐ」と呼ばれるそうです。雪の時期の滝も、一度見てみたいですね。

3ふるさと自然歩道を少し歩く

滝見台の先は、不動滝橋や滝つぼへ続く自然歩道になっています。舗装されていない山道で、急な階段もあります。

秋保大滝の自然歩道。落ち葉が積もった歩道と木の柵
秋保大滝の自然歩道から見た斜面の杉の木と、木々の向こうの谷

続けて歩道へ入りました。足元には落ち葉がふかふかに積もっていて、踏むたびにカサカサ音がします。秋の山道らしい、気持ちのいい道でした。

ただ、落ち葉の下が濡れていると滑りやすいです。スニーカーくらいの靴で来ると安心だと思います。

秋保大滝の自然歩道沿いの、根元が苔むした杉の林
秋保大滝のふるさと自然歩道、杉林の中を通る細い山道

途中からは杉林の中を通ります。木の根元が苔むしていて、しんとした雰囲気。入口のにぎやかさがうそみたいでした

カーブした県道と歩道、紅葉した木
ふるさと自然歩道 秋保大滝〜作並コース 約10.6km 徒歩約3時間の案内板

少し歩くと、舗装された道に出ました。この日歩いたのは、県道に出るこのあたりまでです。

そこには「ふるさと自然歩道 秋保大滝〜作並コース 約10.6km 徒歩約3時間」という案内板が立っていました。作並まで3時間はさすがに無理ですが、こういう道がずっと続いていると思うと、ちょっとわくわくします。

4入口で鮎の塩焼き

秋保大滝の入口で買った、串に刺した鮎の塩焼き
石のテーブルの上に置いた鮎の塩焼き

15時前に入口へ戻って、出店で鮎の塩焼きを買いました。外の石のテーブルでいただきます。

串に刺さった鮎にかぶりつくと、皮がパリッとしていて、塩加減もちょうどいい。歩いたあとの焼きたての鮎は格別で、これを食べるためにまた来たいと思うくらいでした!

5滝つぼまでの所要時間

滝見台から不動滝橋までは、自然歩道を通れば片道10〜15分です。県道と市道を回ると30分前後かかります。そこから滝つぼまでは、さらに急な階段を5〜10分下ります。

入口から滝見台、不動滝橋、滝つぼへ下る道の順番のイラスト
入口から滝見台、不動滝橋、滝つぼへ下る道の順番のイメージ。イラスト(AI生成)

滝つぼのあたりは岩場なので、ハイヒールやサンダルは危ないです。

不動尊の境内と滝見台だけなら、15〜20分でまわれます。私の場合は、入口に着いてから鮎を食べ終わるまでで1時間ほどでした。

この日は滝見台と自然歩道までにして、滝つぼへは降りていません。下から見上げる滝は、また違って見えそうです。

  • 14時前入口に到着
  • 14時ごろ昼ごはん
  • 14時すぎ滝見台
  • 14時すぎ自然歩道
  • 15時前入口に戻って鮎の塩焼き

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 入口から滝見台まですぐで、短い時間でも滝が見られる
  • 落差55mの滝は音も見た目も迫力がある
  • 落ち葉の自然歩道と杉林が静かで気持ちいい
  • 入口の鮎の塩焼きがおいしい

気になったところ

  • 仙台駅からの直通バスは土休日だけで、本数も少ない
  • 滝見台までの階段は車いすでは通れない
  • 入口まわりの店はほとんど現金のみ

まとめ

秋保大滝は入口から滝見台まですぐなので、短い時間でもしっかり滝を楽しめました。昼ごはんと自然歩道、鮎まで含めて1時間ほどでしたが、満足度は高かったです。

紅葉が終わりかけだったのと、滝つぼまで行けなかったのは少し心残り。次は紅葉のいい時期に来て、滝つぼまで降りてみたいなと思っています。

このあとは仙台市内に戻りました。1泊2日の流れは秋保大滝・仙台・松島の旅行記に、翌朝の松島の遊覧船は別の記事に書いています。