松島遊覧船の仁王丸から見た、松島湾の小島が三つ並ぶ景色
2022年11月 仁王丸の船上から

松島の遊覧船「仁王丸コース」に乗ってきました。中央観光桟橋から毎時ちょうどに出る、約50分の周遊です。松が生えた小島や、コース名になっている仁王島、白い崖の島を、船の上から見て回れます。

降りたあとは五大堂を通って福浦橋まで歩けるので、船と福浦島を合わせても午前から昼までで回れました。日本三景を海と陸の両方から楽しめて、かなり満足度の高い半日です。

乗ったのは2022年11月7日(月)の10時ごろに出航した便で、桟橋に着いてから福浦島を出るまで2時間半弱でした。

仙台駅からはJR仙石線で松島海岸駅まで約40分、駅から乗り場までは歩いて6分ほどです。初めてなら、乗り場を探す時間も入れて10〜15分見ておくと安心です。

基本情報
運航
松島島巡り観光船企業組合(仁王丸コース)
所要時間
約50分(松島発・松島着)
出航時刻
9:00〜16:00の毎正時(冬季は16:00便が休航)
運賃
大人1,500円・小学生750円/2階グリーン席は大人+600円
乗り場
中央観光桟橋(JR松島海岸駅から徒歩約6分)。仙台駅からJR仙石線で松島海岸駅まで約40分
乗船券
WEB予約か町内4か所の販売所。予約した場合も販売所で乗船券に引き換えます。全席自由で、桟橋に並んだ順に乗ります
グリーン席
2階(外のデッキを含む)。予約はできず、船内で販売
駐車場
遊覧船専用はなし。松島公園駐車場(日中1時間300円・上限1,000円)や町営三十刈駐車場(無料)など
福浦島
大人300円・中高小学生100円、8:30〜17:00(11〜2月は16:30まで)
公式
松島島巡り観光船企業組合
目次
  1. 松島の遊覧船のコースと乗船券・駐車場
  2. 遊覧船の乗り場と仁王丸
  3. 仁王丸から見た仁王島と松島湾の島
  4. 五大堂を通って福浦橋へ
  5. 福浦島の遊歩道
  6. 遊覧船と福浦島の所要時間
  7. よかったところ・気になったところ
  8. まとめ

松島の遊覧船のコースと乗船券・駐車場

松島の遊覧船には、今回乗った仁王丸コースのほかに、丸文松島汽船の船もあります。違いはこんな感じです。

仁王丸(今回)政宗コース芭蕉コース
ルート松島の周遊松島の周遊松島⇄塩釜(片道)
出航9:00〜16:00の毎正時9:00〜15:009:00〜15:00

政宗コースと芭蕉コースは、丸文松島汽船の船です。仁王丸は冬は16:00の便が休みで、政宗コースは繁忙期に16:00の便が出ます。

仁王丸は約50分、大人1,500円です。政宗・芭蕉コースの所要時間と運賃は、丸文松島汽船の案内を見てください。

塩釜へ抜けるなら芭蕉コース、松島に戻ってくるなら周遊のコースです。降りてから五大堂や福浦島を歩くなら、周遊のほうがちょうどいいと思います。

乗船券の買い方と、車で行く場合の駐車場も載せておきます。

  • 乗船券WEB予約のほか、松島海岸駅前や五大堂の近くなど町内4か所の販売所で買える
  • WEB予約したら近くの販売所で名前と予約した時間(または予約メール)を見せて乗船券に引き換え、中央観光桟橋の乗り場に並ぶ
  • 座席全席自由席で、定員になったら締め切り。2階のグリーン席は予約できず船内で買う(外のデッキもグリーン料金)
  • 事前予約の特典「おかげさまで半世紀」で大人1,500円が1,000円。公式サイトからの予約ならさらに100円安い
  • 駐車場遊覧船専用はなし。近くの松島公園駐車場や町営の無料駐車場を使う
  • 福浦島まで松島海岸駅から歩いて15分

ただ、事前予約の特典は予告なく変わったり終わったりすることもあるので、予約するときに確かめておくといいと思います。

1遊覧船の乗り場と仁王丸

松島の遊覧船桟橋の先に停泊する大型の遊覧船
桟橋前の広場と「日本三景 松島」の標柱、奥に旅館の建物

桟橋に着いたのは、月曜日の10時前でした。曇りで、地面はぬれています。天気はいまひとつでしたが、平日の朝なので落ち着いた雰囲気でした。

桟橋の前には「日本三景 松島」の大きな標柱があって、船の乗り場はすぐそば。これを見ると、松島に来たなという気分になります。

船体に「仁王丸」と書かれた白と青の遊覧船

これが仁王丸です。乗るのは桟橋に並んだ順なので、窓側に座りたいなら早めに並ぶのがおすすめ。ちなみに冬は、9時の便が中型船になることもあります。

2仁王丸から見た仁王島と松島湾の島

船の後ろの白い航跡と、遠くに松島海岸の町並み
仁王丸から見た、松の木が生えた平らな小島

10時すぎには、もう沖に出ていました。後ろには松島海岸の町が見えます。

仁王丸から見た、二つの小島が並ぶ松島湾
松島湾の、岩の上に数本の松がある小島

小さな島に、松が数本だけ生えている島が多いです。どの島も形が少しずつ違うので、次はどんな島かと見ているだけで飽きません。

仁王丸から見た、遠くにいくつもの島が浮かぶ松島湾
松島湾に横に連なる島々と曇り空

10時を過ぎると、船は湾の外のほうへ出ていきます。島が遠くに点々と見えました。

仁王丸から見た、下のほうが波でえぐられ穴があいた岩の島
松島湾の仁王島。細い岩の上に帽子のような岩がのっている

左は、下がえぐれて穴があいた島。右は、コース名にもなっている仁王島で、10時すぎに見えました。名前のとおり、どっしりと立っている人のようにも見えて、なるほどと思いました

松島湾の、白い地層がむき出しになった崖の島と木々
松島湾の、横じまの地層が見える岩の島
白い崖の上に松林がある島

後半は白っぽい崖の島が続いて、しま模様の地層がよく見えます。

この日は小雨で、窓には水滴が付いていました。晴れた日なら、もっと海の色がきれいだったはず。そこだけはちょっと残念でした。

最後の島を見たのは10時半ごろです。

3五大堂を通って福浦橋へ

船を降りたあとは、海沿いを歩いて五大堂へ向かいました。

木製の「日本三景碑」と紅葉した木
板のすき間から海面が見える五大堂の透かし橋

11時ごろに「日本三景碑」の前を通って、五大堂へ。五大堂に渡る透かし橋は、板のすき間から下の海がのぞけるようになっています。足元が透けて見えるので、ちょっとドキッとしました!

五大堂のそばから見た雲の多い空と松島湾の島々

五大堂のそばから湾を見ると、さっき船で通ったあたりが見渡せました。

ここから福浦橋までは、海沿いの道を東へ歩きます。途中で、笹かまぼこの手焼き体験にも寄りました。自分で焼いたかまぼこは焼きたてでふわっとしていて、おいしかったです!

「福浦橋」の石柱と朱色の欄干の橋、先に福浦島
福浦島へまっすぐ続く朱色の欄干の橋

11時半ごろ、福浦橋の入口に着きました。朱色の欄干が、島までまっすぐ続いています。長さは252mで、渡っているだけで気持ちのいい橋でした。

福浦島側の石畳の道と、朱色の柵、その先に橋

島側から振り返ると、奥に海沿いのホテルが並んでいました。

4福浦島の遊歩道

福浦島から木の柵越しに見た福浦橋と松島海岸の町
松の木の向こうに見える福浦橋と船

島の中は遊歩道になっていて、少し高いところから橋と海岸が見えます。

福浦島から見た松島湾の小島と遊覧船
福浦島の紅葉した木々の向こうに見える松島湾の島々

反対側には湾の島々が見えて、ちょうど遊覧船が通っていきました。さっきまであの船に乗っていたんだなと思うと、少し不思議な気分です

赤や橙に色づいた木々と松島湾の島

11月なので、紅葉もまだ残っていました。

福浦島の中の芝生の広場と木々
落ち葉が打ち寄せた福浦島の小さな砂浜
福浦島の大きな木の下を通る舗装された遊歩道

島には、芝生の広場や小さな砂浜もあります。遊歩道は舗装されていて、雨上がりでも歩きやすかったです。

橋に戻ったのは12時すぎで、島にいたのは40分ちょっと。人が少なくて静かで、思っていた以上にのんびりできる島でした。

5遊覧船と福浦島の所要時間

私の場合は、桟橋に着いてから福浦島を出るまでで2時間半弱でした。

  • 10時前 桟橋へ
  • 10時 仁王丸で出航(約50分)
  • 11時ごろ 日本三景碑・五大堂
  • 11時台 福浦橋
  • 12時すぎ 福浦島から戻る
松島の食堂の海鮮丼。マグロやエビ、イクラがのった丼と味噌汁、小鉢
歩いたあとの海鮮丼

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 約50分で、いろいろな形の島を船の上から見られる
  • 降りてから五大堂と福浦島まで歩いて回れる
  • 福浦島は静かで、紅葉も残っていた
  • 駅から乗り場まで歩いて6分ほどと近い

気になったところ

  • この日は小雨で、写真に水滴が写ってしまった
  • 2階のグリーン席は予約できず、デッキに出るのも追加料金
  • 遊覧船専用の駐車場はない

まとめ

仁王丸のコースは50分で、桟橋から福浦橋までも歩いて行けました。船と福浦島を合わせて午前から昼までで回れるので、仙台からの日帰りでも十分楽しめます。

この日はこのあと海鮮丼を食べて、仙台空港へ向かいました。前日に行った秋保大滝も含めた1泊2日は、秋保大滝・仙台・松島の旅行記にまとめています。

松島海岸駅前の高いところから見た通りと松島湾