
クアラルンプール郊外のバトゥ洞窟(Batu Caves)に行ってきました。黄金のムルガン像の横にある272段の虹色の階段を上ると、天井が抜けた大きな洞窟の中にヒンドゥー教の寺院があります。
2024年1月、クアラルンプールに2週間いた間の平日に行きました。見たのは本洞窟だけで、30分ほど。お昼に見てから電車で戻って、午後はチャイナタウンへ向かいました。
写真ではよく見ていた場所ですが、実物の階段の色と像の大きさは想像以上。そして、サルの多さも想像以上でした。
- 場所
- セランゴール州ゴンバック(クアラルンプール中心部の北)
- 階段
- 本洞窟まで272段
- アクセス
- KTMコミューター「Batu Caves」駅から徒歩約5分
- 入場
- 階段と本洞窟(テンプル・ケーブ)は無料
- 公式
- マレーシア政府観光局「Batu Caves」
目次
行き方・入場料・所要時間・服装

電車と運賃
- 電車KTMコミューターのバトゥ洞窟線で、終点の「Batu Caves」駅まで
- KL Sentralから乗り換えなしで約30分
- 運賃片道2リンギット(約60円)〜3リンギット(約90円)ほど
- 切符駅の券売機かKTMBのアプリ
この安さで郊外の観光地まで行けるのはありがたいです。
2026年4月からは線路工事(KVDT2)の影響でこの路線の本数が減っていて、12月末まで続く予定です。時刻表もたびたび変わっているので、行く前にKTMBの時刻表で行きと帰りの電車を見ておくと安心です。駅からは歩いて5分ほどです。
帰りのGrab
2026年6月13日に再訪したときは、帰りにメインゲートからブキッ・ビンタンのリッツ・カールトン・クアラルンプールまでGrabを使いました。29分で、料金は有料道路代2.50リンギット(約100円)を含めて32.50リンギット(約1,300円)。電車の時間を気にしなくていいので、何人かで行くならGrabも全然ありだと思います。
入場料と見学時間
- 入場料階段と本洞窟は無料。ラーマーヤナ洞窟などは別料金
- 見学時間本洞窟だけで、階段の上り下りを入れて30分ほど(水曜の12時台)。市内からの移動や電車の待ち時間は別
服装
寺院なので、肩と膝が隠れる服が無難です。奥の祠の前は土足禁止でした。
静かに見たいなら朝8時前がおすすめ。1〜2月ごろのタイプーサムの時期はとても混みます。
入口の広場とハヌマン像

最初に見えてくるのは緑色のハヌマン像。12時すぎに撮りました。石灰岩の崖を背に立っていて、いきなりスケールの大きさに圧倒されます。


広場にはもうサルがいました。ハトもすごい数で、足元がちょっと落ち着きません。
階段の下には黄金のムルガン像があります。高さは140フィート(約43m)以上。真下から見上げると首が痛くなるくらい大きくて、金色が日差しを受けてまぶしかったです。
2025年には改修のため像に足場が組まれていた時期もありましたが、2026年1月には照明の追加も含めて工事が終わっています。
272段の虹色の階段
階段は赤・黄・青・緑のカラフルな塗装で、段数は272段。見た目はかわいいのですが、一段一段が高めで、上りきるころには息が上がっていました。
1月でも日差しが強く、汗だくです


上から振り返ると、参道がまっすぐ延びていて、遠くにクアラルンプールのビル群も見えました。上ってきた甲斐があったなと思える眺めです。

12時すぎの広場。平日のお昼でも、かなり人がいます。

ムルガン像を後ろから見ると、こんな感じ。階段の途中からしか撮れない角度で、ちょっと得した気分になりました
本洞窟(テンプル・ケーブ)
階段を上りきると、大きな洞窟の中に寺院がありました。外の暑さから一転、洞窟の中は少しひんやりしていてほっとします。



塔門には、神様の像がびっしり。洞窟の暗い岩肌とのコントラストがすごくて、しばらく見上げていました。

さらに奥へは、階段を少し下りてからまた上ります。
奥は天井が抜けている

一番奥の祠の前には「NO SHOES」の文字。ここから先は靴を脱いで入ります。

上を見ると天井に大きな穴が空いていて、空と木が見えました。洞窟の中から空を見上げるのは不思議な感覚で、この日いちばん印象に残った景色です!


岩壁から植物が垂れ下がっていて、洞窟の中なのに明るい場所でした。
サルがとにかく多い
帰りの階段はサルだらけでした。


手すりの上に普通に座っています。何かを食べている子もいて、すっかり人慣れしている様子です。すぐ横を通るときは、正直ちょっとドキドキしました!



柱の飾りの上で花を持っているサルもいて、見ている分にはかわいいです。ただ、サルの群れに出会う前提で行った方がいい場所なので、食べ物や袋は見せない方が安心です。
ほかの洞窟
今回は本洞窟だけ見て帰りましたが、バトゥ洞窟にはほかにも洞窟があります。
広場の一番左にあるのがラーマーヤナ洞窟、丘のふもとにあるのがケーブ・ヴィラです。ダーク・ケーブもありますが、今回は見学していません。ここはマレーシア自然協会が管理していて、ツアーをやっているかどうかは、行く前に確かめておいたほうがいいと思います。
次に行くなら、ダーク・ケーブもちょっと気になっています。
帰りはKTMで市内へ

帰りはKTMコミューターで市内へ。13時すぎには電車の中でした。冷房の効いた車内で、ようやく汗が引きました。
窓の外はアーチが並ぶ古いクアラルンプール駅のホーム。レトロな雰囲気がすてきです。チャイナタウンへはここが近く、15時前にはチャイナタウンの門の前まで来ていました。
よかったところ・気になったところ
よかったところ
- 虹色の階段と黄金のムルガン像は、実物の迫力がすごい
- 天井が抜けた洞窟の景色が不思議で印象的
- KTMで安く行けて、本洞窟は無料
- 30分ほどでも見どころをひととおり見られる
気になったところ
- 272段の階段は暑い時間帯だとかなりきつい
- サルが多く、食べ物や荷物に気をつける必要がある
- 電車の本数が減っていて、時刻表の確認が必要
まとめ
滞在は30分ほどでしたが、像・階段・洞窟・サルと見どころがぎゅっと詰まった場所でした。クアラルンプールから半日で行けるので、郊外にひとつ足を延ばすならかなりおすすめです。
階段は272段あるので、暑い時間帯なら水は持って行ったほうがいいです。次は朝の涼しい時間に行って、静かな洞窟をゆっくり見てみたいです。
同じ滞在中にはシャー・アラムのブルーモスクにも行っています。