曇り空の下、船の上から見た自由の女神像とリバティ島
クルーズ船から見た自由の女神(2024年8月)

2024年8月、ニューヨークで自由の女神クルーズ「Freedom Liberty」に乗ってきました。ハドソン川のピア78から出る75分の船で、マンハッタンの西側を下り、ブルックリン橋の真下をくぐって、自由の女神の前へ向かいます。

乗った便は、女神の前でしばらく止まってくれました。リバティ島には上陸しませんが、1時間ちょっとでマンハッタンの全景まで川から見られて、ブルックリン橋の下もくぐります。かなり満足度の高い75分でした。

泊まっていたマリオット・マーキースで、宿泊料とは別に払う「デスティネーション料金」の特典を使って乗りました。自由の女神を見るほかの方法との違いと、船から見えた順番の写真をまとめていきます。

基本情報
乗り場
ピア78(12番街と西38丁目、ハドソン川沿い)
所要時間
約75分(自由の女神の前で約10分停船)
ルート
ハドソン川 → ロウアー・マンハッタン → イースト川(ブルックリン橋の下)→ 自由の女神 → ピア78
料金
今回はホテルの特典でした。買う場合は大人25〜44ドル(約4,000〜7,000円)ほどで、販売サイトによって差があります
注意
リバティ島には上陸しません。島に渡るならバッテリー・パークからの公式フェリーです
自由の女神の公式
Statue of Liberty National Monument(NPS)
目次
  1. 自由の女神を見る3つの方法(料金・乗り場の比較)
  2. ホテルの特典でクルーズを選ぶ
  3. ピア78からハドソン川を下る
  4. ロウアー・マンハッタンを回ってイースト川へ
  5. ブルックリン橋の真下
  6. 自由の女神の前で停船
  7. 帰りはマンハッタンの全景
  8. クルーズの所要時間と時刻
  9. よかったところ・気になったところ
  10. まとめ

自由の女神を見る3つの方法(料金・乗り場の比較)

自由の女神を見に行く方法は、大きく3つあります。今回乗ったのは、下の表の一番右の遊覧クルーズです。

自由の女神を見る3つの船のルートの違いのイラスト
自由の女神を見る3つの船のルートの違いのイメージ。イラスト(AI生成)
スタテンアイランド・フェリー公式フェリー遊覧クルーズ
料金(大人)無料26ドル(約4,100円)25〜44ドル(約4,000〜7,000円)ほど
乗り場ホワイトホール・ターミナルバッテリー・パークピア78
リバティ島に上陸しないするしない
所要片道25分ほど島での見学時間しだい約75分

スタテンアイランド・フェリー

スタテンアイランド・フェリーは、24時間、30分おきの運航で(平日の朝夕は15〜20分おき)、女神は湾の中から遠めに見る形です。無料でここまで見られるのは、すごくお得だと思います。

公式フェリー(Statue City Cruises)

公式フェリーはStatue City Cruisesの船で、券売所はバッテリー・パークのキャッスル・クリントンにあります。エリス島にも寄れて、島の上から女神を見上げられます。台座と王冠は追加料金(各0.30ドル(約50円))で、予約が必要です。島へ渡れるのはこのフェリーだけで、島の博物館は入場無料です。

今回乗ったFreedom Liberty

Freedom Libertyの船から見たリバティ島の自由の女神。手前の水面を小さなボートが走る
リバティ島の前

今回のFreedom Libertyは、西38丁目のピア78から出る遊覧クルーズです。料金は、売っているサイトによって差があります。

上陸はしませんが、ハドソン川やブルックリン橋の下、マンハッタンの全景が見られて、女神の前では船が止まります。女神をじっくり見たい、でも島で半日使うほどの時間はない、という日にはちょうどいい選択肢でした。

1ホテルの特典でクルーズを選ぶ

DESTINATION FEE – TOUR OPTIONSと書かれた案内の紙。2階建てバス、ボートクルーズ、マダム・タッソー、自然史博物館
ニューヨーク・マリオット・マーキース

マリオット・マーキースのデスティネーション料金(1泊40ドル(約5,900円))には、観光の特典が付いていました。2階建てバス、75分のボートクルーズ、マダム・タッソー、自然史博物館から1つ選べるという案内です。

デスティネーション料金は正直ちょっと高いなと思っていたので、こういう特典が付いているのはうれしいところです。選んだのは75分の「Freedom Liberty」クルーズ。紙には、11時発の便があると書かれていました。

2ピア78からハドソン川を下る

曇り空の下、ハドソン川から見たハドソンヤードの高層ビル群
ハドソンヤード

タイムズスクエアのホテルからピア78までは、Lyftで向かいました。10時ごろに乗って15分、15.99ドル(約2,300円)でした。

乗り場のピア78は、西38丁目のハドソン川沿いです。船が出てすぐ、ハドソンヤードのビル群が見えました。この日はずっと曇りで、青空でなかったのは少し残念です。

自由の女神クルーズの船から見たハドソン川の上流方向と、桟橋に止まる船

船はハドソン川を南へ下っていきます。川の上は風が気持ちよくて、街中の暑さを忘れられました

ハドソン川から見たマンハッタンの街並みとエンパイア・ステート・ビル

川から見ると、エンパイア・ステート・ビルがほかのビルの間から飛び出して見えます。街を歩いているときとはまた違った見え方で、面白いです

ハドソン川の対岸、ニュージャージー側の時計塔のある駅舎
ホーボーケン

反対側はニュージャージー州です。時計塔のある建物は、ホーボーケンの駅です。

ハドソン川に浮かぶ白いヨットと、対岸のジャージーシティの高層ビル
ハドソン川の対岸に並ぶジャージーシティの高層ビル群

その先はジャージーシティ。川には、ヨットも出ていました。

3ロウアー・マンハッタンを回ってイースト川へ

曇り空の下、遠くの島に小さく見える自由の女神

11時半すぎ、遠くに小さく自由の女神が見えてきました。ただ、船はここでは寄らずに、先にマンハッタンの南の端を回ります。お楽しみはあとに取っておく、という感じです。

船から見たロウアー・マンハッタンの高層ビル群と川沿いの建物

ロウアー・マンハッタンのビル群です。川沿いには、低い建物と桟橋が並んでいます。

イースト川にかかるブルックリン橋とマンハッタン橋
イースト川

イースト川に入ると、ブルックリン橋とマンハッタン橋が重なって見えます。

4ブルックリン橋の真下

真下から見たブルックリン橋の橋げたと、奥のロウアー・マンハッタン
真下から見上げたブルックリン橋の黒い鉄の橋げた

ブルックリン橋の真下をくぐりました。見上げると、黒い鉄の橋げたが空をふさぐくらいの大きさです。真下から見る機会はなかなかないので、ここは個人的にかなり興奮したポイントでした!

イースト川側から見たロウアー・マンハッタンの高層ビル
船から見たロウアー・マンハッタンとワン・ワールドトレードセンター

そこから引き返して、ワン・ワールドトレードセンターを横に見ながら南へ戻ります。

5自由の女神の前で停船

Freedom Libertyクルーズの船から見た、曇り空の下の自由の女神とリバティ島
船の上から近くで見た自由の女神像

12時前、自由の女神の前へ。船はしばらく止まってくれました。思っていたより近くまで寄ってくれて、緑青の色までよく見えます。

地面からトーチの先までは305フィート1インチ(約93m)。像だけだと151フィート1インチ(約46m)で、台座と基礎でほぼ同じくらいの高さがあります。

クルーズ船が離れるときに見た自由の女神とリバティ島の全体

12時すぎ、船が離れていくところです。島全体が見えました。

6帰りはマンハッタンの全景

ニューヨーク湾から見たロウアー・マンハッタンのスカイライン
少し近づいたロウアー・マンハッタンのスカイラインとワン・ワールドトレードセンター

帰りは湾の上から、ロウアー・マンハッタンを正面に見ながら北へ。いちばん高いのがワン・ワールドトレードセンターです。高層ビルがぎゅっと詰まった全景は、写真で見るよりずっと迫力がありました!

帰りの船から見たロウアー・マンハッタンのビル群

12時すぎまで乗っていました。

クルーズの所要時間と時刻

時刻見えたもの
10時すぎLyftでピア78へ
11時すぎハドソンヤード、エンパイア・ステート・ビル
11時すぎホーボーケン、ジャージーシティ
12時前遠くに自由の女神
12時前イースト川、ブルックリン橋の下
12時前ワン・ワールドトレードセンター
12時ごろ自由の女神の前
12時すぎロウアー・マンハッタンの全景

乗船の30分前までに受付をする決まりなので、時間には少し余裕を持って行くのがおすすめです。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 自由の女神の前で船が止まって、ゆっくり写真が撮れる
  • ブルックリン橋の真下をくぐれる
  • 1時間ちょっとで、マンハッタンの全景まで川から見られる
  • ホテルの特典で乗れた

気になったところ

  • リバティ島には上陸しない
  • 料金は販売サイトによって差がある
  • この日は曇りで、空の色はいまひとつだった

まとめ

1時間ちょっとで、ハドソン川・ブルックリン橋・自由の女神と、ニューヨークの見どころを川から一周できました。島に上陸しない分、自由の女神は船の上から見るだけですが、前でしっかり止まってくれるので物足りなさはありませんでした。

この日は曇りでしたが、川からの眺めは十分です。旅の全体はワシントンDC・ニューヨーク旅行記に、ホテルはマーキースの宿泊記に書いています。