ペナンの極楽寺(ケック・ロック・シー)の、階段の上にそびえる白い仏塔と金色の先端
2018年8月

マレーシアのペナン島にある極楽寺(Kek Lok Si)に行ってきました。エア・イタムという町の丘の斜面に建つお寺です。

見どころは、下が中国風、真ん中がタイ風、てっぺんがミャンマー風という不思議な白い仏塔。それから、ジョージタウンのビル群まで見渡せる高台です。

ジョージタウンからは車で20分ほどで、境内は無料です。山の上の観音像のエリアには行かなかったので、門から境内の上の階まで40分ほどで回れました。

最初に行ったのは2018年8月です。朝から境内を回ってすっかり気に入ったので、2019年8月にも、高台からの眺めを見にもう一度行きました。

写真は2018年の分が中心です。この年の旅は、ペナン・マニラ旅行記 12日間に書いています。

基本情報
場所
ペナン島エア・イタム(Ayer Itam)の丘の上
料金
境内は無料。仏塔と、山の上の観音像へ行くリフトは別料金
アクセス
ジョージタウンから車で20分ほど
バス
ラピッド・ペナンの201・203・204番でエア・イタムへ。降りてから土産物屋の並ぶ坂と階段を上ります
時間の目安
8:30〜17:30ごろ。旧正月の時期はライトアップで夜まで開きます
見学時間
2018年8月の午前中、約40分(門から境内の上の階まで。観音像のエリアは除く)
公式
kekloksitemple.com
目次
  1. 極楽寺の山門と境内
  2. 白い仏塔(万仏塔)
  3. 祠とレリーフ
  4. 高台からの眺め
  5. 2019年にもう一度
  6. よかったところ・気になったところ
  7. まとめ

1極楽寺の山門と境内

緑の山を背にした、オレンジ色の瓦屋根が重なる極楽寺の門

まずは、道路をまたぐように建つ門。オレンジ色の屋根が何段も重なっていて、いきなり迫力があります。

このお寺は1891年から少しずつ建て増しが続いていて、今も大きくなり続けているそうです。

極楽寺の境内の丸い屋根の赤い東屋と、上の段に掲げられた漢字の大きな看板

建物は、入口の亀の池から山門、天王殿、大雄宝殿、万仏塔、観音像のエリアと、上に向かって順に並んでいます。

境内は、丘の斜面に沿った段々の造り。丸い屋根の東屋の上にも、まだ建物が続いています。どこまで続くんだろうと、上るたびにわくわくしました

極楽寺の蓮の花の台座に載った多層の小さな塔と池
極楽寺の回廊に囲まれた中庭の小さな塔

こちらは、蓮の花の台座に載った小さな塔です。中庭ごとに、似た塔が置かれていました。

極楽寺の花の咲く植え込みに置かれた亀の像

植え込みには亀の像も。入口の近くには、亀を放す池(Tortoise Liberation Pond)もあります。

2白い仏塔(万仏塔)

青空の下の極楽寺の白い仏塔(万仏塔)と手前の中華風の門
極楽寺の回廊の屋根越しに見た白い仏塔(万仏塔)と山

いちばん目立つのが、白い仏塔の万仏塔です。下が中国風、真ん中がタイ風、てっぺんがミャンマー風の造りで、1930年に完成しました。

ひとつの塔に3つの国の様式が重なっているのがおもしろくて、しばらく見上げてしまいました!

2018年は午前中に着いたので、青空の下で撮れました。真っ白な塔が青い空によく映えていて、この日いちばんの景色でした。仏塔の横には、法輪の飾りが付いた高い柱も立っています。

3祠とレリーフ

極楽寺の、仏陀と弟子たちを立体的に描いた色鮮やかな壁のレリーフ

壁一面のレリーフには、仏陀のまわりにたくさんの人物が彫られていて、色もそのまま残っていました。近くで見ると、表情までひとりひとり違うんです。つい見入ってしまいました。

極楽寺の金色とモザイクで飾られた小さな祠と、手前の赤い香炉台
極楽寺の赤い提灯と獅子像のある堂の入口

モザイクで飾られた祠や、両脇に獅子像がいるお堂もありました。金色や赤の色づかいが鮮やかで、日本のお寺とはまったく違う華やかさです。

願い事ごとに分かれたリボンの棚。Listen To Mom And Dad、Being Together Foreverの札と、お金を入れる箱

願い事が印刷されたリボンの棚もありました。「Listen To Mom And Dad」「Being Together Forever」など、英語と中国語で書いてあります。願い事の種類がいろいろあって、読んでいるだけでも楽しいです。

4高台からの眺め

上の階から見下ろした極楽寺の瓦屋根と回廊、緑の丸い屋根の東屋

境内の上のほうの階に上がると、屋根が足元に見えます。とにかく階段が多いので、8月の暑さの中だと汗だくになりました。

極楽寺から見下ろしたエア・イタムの町並み、奥にジョージタウンのビル群
極楽寺から見た山の斜面と町
極楽寺の高台から見た山とエア・イタムの町、遠くに高層ビル

見えるのは、エア・イタムの町とその先のビル群。町のすぐ横まで山が迫っています。

極楽寺の高台から見た山と町のパノラマ

この日は朝から晴れていて、遠くまでよく見えました。汗をかいて上ってきたかいがありました!

52019年にもう一度

2回目は2019年8月9日の夕方です。10日間のマレーシア旅行でペナンにいたときに、もう一度来ました。このときは、高台からの景色だけ撮っています。

極楽寺の黄色い屋根越しに見たエア・イタムの町と遠くのビル群(2019年)
黄色い屋根と町並みのパノラマ(2019年)
山と町のパノラマ(2019年)
黄色い手すり越しに見た町のパノラマ(2019年)

1年前より雲が多くて、遠くは少しかすんでいました。黄色い屋根と手すりは前の年と同じで、なんだか懐かしい気持ちになります

山の上の観音像には、どちらの年も行っていません。観音像のエリア(Kuan Yin Bodhimandala)には、次こそ行ってみたいです。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 3つの国の様式が重なった白い仏塔が見事
  • 上へ行くほど眺めがよく、ジョージタウンまで見渡せる
  • 境内は無料で、40分ほどでも見どころを回れる
  • 色鮮やかな祠やレリーフが見ていて楽しい

気になったところ

  • 階段と段差が多く、暑い時期はかなり汗をかく
  • 仏塔と観音像へのリフトは別料金
  • 開門時間や料金がはっきり案内されていない

まとめ

極楽寺は、丘の斜面に広がるお寺です。上へ上へと歩くほど眺めがよくなって、2回行っても飽きませんでした。ペナンでいちばん好きな場所のひとつです。

門をくぐってから上の階で景色を撮るまでは、40分ほど。仏塔の前の階段や境内の段差が多いので、歩きやすい靴で行くのがいいと思います。

山の上の観音像まで行くなら、リフトの分の時間も見ておくと安心です。

ちなみに204番のバスは、ペナンヒルのふもとの駅の近くも通ります。なので、ペナンヒルと同じ日に回るのもやりやすいです。