
2019年8月9日(金)の朝、ペナン島ジョージタウンの水上集落クランジェティ(Clan Jetties)のひとつ、タン・ジェティ(姓陳橋)を歩いてきました。晴れて波の少ない海に杭の上の家が並び、桟橋の先からは対岸の本土側のビルがかすんで見えました。
入場料はかからず、桟橋を歩いたのは短い時間です。それでも、海の上に暮らしがそのままある光景は新鮮で、ペナンらしさを強く感じた場所でした。
クランジェティは、中国系の一族ごとに作られた水上集落です。入口の看板から桟橋の先まで、歩いた順に写真で並べていきます。
- 場所
- ジョージタウン、ウェルド・キー(Weld Quay)沿い
- 料金
- なし(人が住んでいる集落です)
- アクセス
- ジョージタウン中心部から歩いて行けます。島内のバスの多くが近くのウェルド・キーのバスターミナル発着です
- 時間
- いちばん観光客の多いチュー・ジェティには「訪問は9時〜21時に」という掲示があります
- 見学時間
- 2019年8月9日(金)の朝
- 世界遺産
- UNESCO「Melaka and George Town」
1クランジェティとは(ジョージタウンの水上集落)
海に突き出した木の桟橋の両側に、杭の上の家が並ぶ集落です。桟橋ごとに住む一族が違っていて、名前もその姓から付いています。
ジョージタウンの古い街並みの海側に、桟橋と家がかたまって海へ張り出しています。
いま残っているのは、オン、リム、チュー、タン、リー、ヨーの各ジェティと、複数の姓が住むジェティの7つです。1882年の埋め立てでできたウェルド・キーの海岸に、1880年代から少しずつ作られていきました。
ジェティはウェルド・キー沿いに北から南へ並んでいて、タン・ジェティはチュー・ジェティの南隣です。
いちばん観光客が多いのは、チュー・ジェティ(姓周橋)。今回はその近くの、タン・ジェティに行きました。
2タン・ジェティ(姓陳橋)の入口

入口には、手書きの「TAN JETI 姓陳橋」の看板がありました。上には落書きもされていて、観光地というより生活の場所なんだなと感じます。

その上には、自転車とバイクの乗り入れ禁止の看板。マレー語、中国語、英語の3つで書かれているのが、いかにもペナンらしいです。

桟橋沿いの家のポーチには、カラフルな牛の置物がありました。普通に人が住んでいる家なので、のぞき込まないように気をつけながら歩きました。

朝は潮が引いていて、家の下の泥と杭がよく見えました。こんな細い杭の上に家が建っているのかと、ちょっと驚きます
3桟橋の先から見た海と水上の家

桟橋の途中には、赤い壁の祠がありました。タン・ジェティには、陳氏の神様の陳元光(Tan Goan-kong)を祀る祠と、媽祖の祠があります。


いちばん先まで行くと、目の前は海。対岸には、本土側のビルがかすんで見えました。視界がぱっと開けて、海風が気持ちよかったです!

横を見ると、別のジェティの家々と、その後ろの大きな団地。古い水上の家と高層の建物が並んでいるのが、ペナンらしい景色です。




朝の海はほとんど波がなく、空も晴れていました。静かな朝の時間に来られて、本当によかったと思います。
4ジョージタウンの街なかへ

ジェティから街なかへ戻る途中では、壁に取り付けられたワイヤーアートも見ました。ジョージタウンにはこういう作品があちこちにあって、歩いているだけで宝探しのような楽しさがあります。
ジョージタウンの中心部は、2008年にマラッカと一緒にユネスコの世界遺産になっています。2026年6月にはジョージタウンに1泊して、ペナンヒルのケーブルカーと夜景も見に行きました。
よかったところ・気になったところ
よかったところ
- 入場料なしで、水上集落の中を歩ける
- 桟橋の先から、海と対岸のビルが見渡せる
- 朝は観光客が少なく、静か
- 街なかから歩いて行ける
気になったところ
- 人が住んでいる場所なので、写真を撮るときは気をつかう
- 桟橋は短く、見学はすぐ終わる
- 潮が引くと、家の下の泥がむき出しになる
まとめ
朝早めの時間だったので、ほかの観光客はほとんどいませんでした。桟橋はそれほど長くありませんが、ジョージタウンの歴史と暮らしを肌で感じられる場所でした。
家のすぐ前を通るので、写真を撮るときは住んでいる人の邪魔にならないようにしたいところです。このときのクアラルンプールとペナンの10日間は、2019年夏の旅行記にまとめています。