青空の下の丸亀城天守。白壁に三重の屋根、手前に松
2020年12月

香川の丸亀城に行ってきました。山の上まで何段も重なる石垣のいちばん上に、江戸時代から残る天守がちょこんと載っている城です。

本丸からは瀬戸大橋と讃岐富士が見えて、下の広場から天守の中、本丸の眺めまで35分ほどで見て回れました。天守は小さいけれど、石垣と眺めは想像以上。寄ってよかったと思える城です。

2020年12月10日(木)の香川旅行の途中で、お昼すぎに30分ほど城山を歩き、このあと琴平に戻っています。JR丸亀駅から歩いて15分ほど。駐車場は一定時間まで無料で使えます。天守は9時〜16時30分(入城16時まで)で、観覧料は大人400円です。

基本情報
場所
香川県丸亀市一番丁
天守の公開時間
9:00〜16:30(入城は16:00まで)。定休日なし
天守の観覧料
大人400円、中学生以下無料(現金のほかカード・交通系IC・QR決済も可)
所要
大手門から天守まで徒歩で片道約20分
アクセス
JR丸亀駅南口から徒歩約15分。車は高松道 坂出IC・善通寺ICから約20分
駐車場
城内資料館の南側に無料駐車場(約50台・6:00〜19:00)。ほかに市営の有料駐車場
公式
丸亀市「丸亀城」
目次
  1. 丸亀城への行き方と駐車場
  2. 城山の石垣と天守までの坂
  3. 丸亀城天守の中
  4. 本丸からの眺め(瀬戸大橋と讃岐富士)
  5. 石垣の修復工事(2031年3月末まで)
  6. よかったところ・気になったところ
  7. まとめ

丸亀城への行き方と駐車場

電車なら、JR丸亀駅の南口から歩いて15分ほど。城の入口の大手門から天守までは、さらに坂を歩いて片道20分ほどかかります。駅から天守まで、合わせると30分以上は見ておくと安心です。

駐車場時間料金
城内資料館南側(約50台)6:00〜19:00無料
大手町第一駐車場(市営)24時間1時間無料
大手町西駐車場(市営)不明認証で2時間無料

第一駐車場は、入ってから1時間が無料です。資料館・天守・城内観光案内所の認証機で認証すると、さらに1時間無料になります。

西駐車場は、認証して2時間無料。どちらもそのあとは30分100円です。お城の見学なら、無料の時間内でだいたい収まりそうです。

天守は、警報が出たときや工事・イベントのときに臨時休館することがあります。

1城山の石垣と天守までの坂

丸亀城の下の広場から見た、石垣が重なる城山と頂上の天守

まずは下の広場から見上げました。山の上まで石垣が何段も重なっていて、そのいちばん上に天守がちょこんと載っています。下から見るとまるで石垣の山で、思わず「高っ」と声が出ました!

丸亀城は、生駒親正・一正親子が1597年から5年ほどかけて築いた城です。「高さ日本一の石垣」がある石垣の名城で、特に北側の瀬戸内海側は高さ20m以上の高石垣になっています。

ここから急な坂を上り、本丸を目指します。坂はなかなかの急こう配で、12月でも途中で少し汗ばむくらいでした。

丸亀城の途中の石垣の上から見た丸亀の市街地と、遠くの瀬戸大橋
丸亀城の途中の石垣の上から見た市街地と山

途中の段からでも、もう市街地が見下ろせます。振り返るたびに景色が広がっていくので、きつい坂も少し楽しくなります

城山の中腹から見た丸亀市街と瀬戸内海のパノラマ

2丸亀城天守の中

斜め下から見上げた丸亀城の天守と雲の多い空

本丸に着くと、目の前が天守です。間近で見ても大きくはなく、白壁に屋根が三重に重なっています。こぢんまりしていて、かわいらしい天守だなというのが第一印象でした。

丸亀城の天守は、江戸時代から残る「現存12天守」の1つです。

丸亀城天守の中の板張りの部屋と、下の階へ降りる階段、壁に掛けられた古い写真

中は板張りで、壁には古い写真が掛けてありました。

丸亀城天守の急な木の階段を上から見下ろしたところ
丸亀城天守の壁の下にある大砲狭間と説明の札

階段はかなり急で、手すりにつかまりながら上りました。床に近い位置には、「大砲狭間(おおづつざま)」の札がありました。

ふだんは隠してあって、いざというときに壁を打ち抜いて使う狭間だそうです。小さな天守にも、ちゃんと戦いの工夫があるのが面白いところ。

丸亀城天守の中の、柱が並ぶ通路と窓
丸亀城天守の窓から見下ろした瓦屋根と市街地
天守の窓から見た石垣と市街地
天守の窓から見た瓦屋根の先の市街地と海

窓からは、天守の瓦屋根越しに丸亀の街と海が見えました。

3本丸からの眺め(瀬戸大橋と讃岐富士)

丸亀城の本丸の広場の端の柵と、その先に広がる街と空

天守の外に出て、本丸の端の柵のところへ行きました。

丸亀城の本丸から見た丸亀の市街地と、海に架かる瀬戸大橋

海の方向には瀬戸大橋が見えます。海の向こうまで橋が続いていて、橋桁まで見えます。ここからこんなにはっきり見えるとは思っていませんでした!

丸亀城の本丸から見た、讃岐富士(飯野山)の円すい形の山

反対側のきれいな円すい形の山は、讃岐富士と呼ばれる飯野山です。本当に富士山みたいな形で、香川らしい景色だなと思います

丸亀城の本丸から見た市街地と台形の山
丸亀城の本丸から見た市街地と山並み、雲の多い空
丸亀城の本丸から見下ろした市街地と、工事中の敷地の青いシート

この日は雲が多めでしたが、ときどき日が差していました。晴れた日なら、もっと遠くまで見えそうです。

4石垣の修復工事(2031年3月末まで)

丸亀城では、2018年10月8日に帯曲輪の西側の石垣が、翌9日には三の丸坤櫓跡の石垣が崩れています。崩れた範囲は、高さ16〜17mほどありました。

本丸から見下ろすと、ふもとにはブルーシートのかかった一角がありました。

丸亀市は2025年6月に計画を見直していて、復旧の完了は2031年3月末(令和12年度)の予定になりました。高さ31mの高石垣を積み直す難しい工事で、新しく作る石も増えたためです。

工事はいまも続いていて、週ごとの工程表が丸亀市の工事進捗情報に出ています。元の姿に戻った石垣も、いつか見に来たいです。

本丸から見た市街地と木々、遠くに山並み

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 下から見上げる何段もの石垣に迫力がある
  • 本丸から瀬戸大橋と讃岐富士の両方が見える
  • 江戸時代から残る天守の中に入れる
  • 資料館の南側に無料駐車場がある

気になったところ

  • 大手門から天守までの坂がけっこう急
  • 天守の中の階段もかなり急
  • 石垣の復旧工事が2031年3月末まで続く

まとめ

天守は小さいですが、そのぶん山全体の石垣と上からの眺めが見どころでした。下の広場から本丸の眺めまで35分ほどで、旅の途中に寄るにはちょうどいい長さです。

この日はこのあと琴平に戻り、金刀比羅宮の参道を歩きました。翌日の12月11日は、丸亀の隣の宇多津にある四国水族館へ行っています。