大館能代空港の上の階から見下ろした1階のチェックインロビー。オレンジ色のハチ公生誕100年の縦長の幕と、ANAのカウンター、木の梁の天井
2022年10月 上の階から見たチェックインロビー

秋田県の北のほうにある大館能代空港(あきた北空港)。羽田から飛んで、30分ちょっとの折り返しで戻る行程で、2022年の秋に何度か来ています。

折り返しの時間が短いので、毎回ほとんど空港の中しか見ていません。それでも、なまはげの像や秋田犬の幕など、小さな空港なりに見どころがありました。

ここでは、空港の中がどんな感じだったかと、売店やレストラン、市内へのバスなど、行く前に知っておくと便利なことをまとめます。

大館能代空港の基本情報
場所
秋田県北秋田市。愛称は「あきた北空港」
路線
ANAの羽田線のみ。2026年10月時点は1日3往復で、機材はA320
ターミナルの開館
7:45〜19:00
レストラン
2階「ポートワン」9:30〜18:00
売店
2階「ANA FESTA」9:00〜18:25
カフェ
1階「ピッコロ」9:00〜18:15
市内へ
便に合わせたリムジンバス(予約不要)。鷹ノ巣駅まで500円、大館駅前まで1,300円
目次
  1. 折り返しの30分でできること
  2. 1階の到着ロビーとなまはげ像
  3. 吹き抜けのハチ公の幕
  4. 搭乗待合室の窓から
  5. 売店・レストラン・カフェ
  6. 市内へのバスとタクシー
  7. よかったところ・気になったところ
  8. まとめ

1折り返しの30分でできること

私が乗ったのは、羽田13:05発のNH721と、大館能代14:55発のNH722です。2022年10月28日は14時すぎに着いて、羽田行きはほぼ定刻に出発。地上にいたのは40分ほどでした。

2026年10月時点のダイヤだと、NH721は14:05着で、NH722は14:45発。間は40分なので、今もだいたい同じくらいの感覚だと思います。

到着ロビーにいったん出て、また保安検査を通って搭乗待合室へ戻る、という動きになります。小さな空港なので移動はすぐですが、ゆっくりご飯を食べる時間はさすがにありません。

21階の到着ロビーとなまはげ像

大館能代空港の到着ロビーに立つ大きななまはげの像。片手に包丁を掲げ、秋田男鹿なまはげと書かれた木の桶を持つ。横に大館能代と東京羽田線の幕
到着ロビーのなまはげ

飛行機を降りて到着ロビーに出ると、いきなり大きななまはげの像が立っています。片手に包丁を掲げて、もう片方の手には「秋田男鹿 なまはげ」と書かれた桶。

到着して3分後の写真なので、出てすぐに目に入る位置です。思っていたより大きくて、一瞬びくっとしました!

なまはげは男鹿半島の行事なので、本当は空港からはけっこう離れています。それでも、秋田に来たなという気分にはしっかりなれます

まわりには秋田県の観光ポスターが貼ってあって、「わたしがキラメク秋田県」という言葉が並んでいました。

ちなみに、到着ロビーには秋田犬の親子の大きなぬいぐるみもあります。毎月8・18・28日の午前には本物の秋田犬がお出迎えしてくれるので、午前の便で来る人はちょっと楽しみにしていいと思います。

3吹き抜けのハチ公の幕

なまはげを見たあと上の階へ上がると、吹き抜けから1階のチェックインロビーを見下ろせます。木の梁を組んだ天井で、地方空港らしいあたたかい雰囲気でした。

目に飛び込んできたのは、オレンジ色の長い幕です。「ハチ公生誕100年」「2023」と書かれていて、いちばん下に「大館 渋谷」。

渋谷の忠犬ハチ公は、1923年に大館で生まれた秋田犬です。翌2023年が生誕100年で、大館と渋谷が一緒に盛り上げていたころでした。

壁には男鹿のゴジラ岩の夕焼けの写真も飾ってあって、ロビーにいるだけで秋田の名所をいくつか知れます。見下ろした先にはANAのカウンターが並んでいて、羽田へ帰る人はここで手続きをします。

4搭乗待合室の窓から

大館能代空港の搭乗待合室の窓から見たターミナルの端。外壁に赤い文字でODATE NOSHIRO、空は雲が多い
翌日
搭乗待合室の窓から見た空港の敷地。管理棟のような建物と照明塔、その奥に杉林。手前に窓枠の斜めの柱
同じ窓の右側

2日目の10月29日は、保安検査を通ったあとの搭乗待合室で過ごしました。窓の外には、外壁に赤い文字で「ODATE NOSHIRO」と書かれたターミナルの端が見えます。

その向こうは杉の林と田んぼで、まわりに高い建物がほとんどありません。羽田の景色を見たばかりなので、同じ日とは思えないくらい静かでした!

この日は空が暗くて、駐機場も濡れていました。機内から見たターミナルの写真は大館能代タッチ3回の搭乗記に載せています。

3階には送迎デッキもあって、滑走路や森吉山、白神山地まで見渡せます。私はまだ上がれていないので、次は折り返しの合間に行ってみたいです。

5売店・レストラン・カフェ

私は時間がなくて寄れなかったのですが、お店は2階と1階にまとまっています。2026年10月時点の営業時間はこうなっていました。

  • ポートワン(2階)レストラン。9:30〜18:00(L.O. 17:45)。ランチは11時〜14時で、比内地鶏の親子丼1,600円、きりたんぽ鍋1,600円など
  • ANA FESTA(2階)売店。9:00〜18:25。きりたんぽ、稲庭うどん、地酒、曲げわっぱ、秋田犬のぬいぐるみなど
  • ピッコロ(1階)カフェ。9:00〜18:15(L.O. 17:55)。パニーニ550円、ジェラート400円、地ビール700円。大館名物の鶏めしも売っている

羽田から昼の便で着くと、お店は全部開いている時間です。40分の折り返しなら、ANA FESTAでお土産をさっと買うくらいはできそうです。

鶏めしは前日の11時までに予約もできるそうなので、帰りの機内で食べるのもよさそうだなと思いました

6市内へのバスとタクシー

折り返さずに秋田の町へ出るなら、便に合わせて走るリムジンバスがあります。予約はいらず、飛行機が着いて15分後くらいに出る仕組みです。

行き先バスタクシーの目安
JR鷹ノ巣駅約20分・500円約10分・3,000円
大館駅前約55分・1,300円約30分・12,300円
能代駅なし約40分・17,100円

大館や能代の中心部へは、アプリで前日までに予約する乗合タクシーもあって、どちらも片道1,800円です。十和田湖や玉川温泉へ行く予約制の乗合タクシーも出ていました。

タクシーだと大館まで1万円を超えるので、バスか乗合タクシーを使うのが現実的だと思います。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 小さな空港なので、到着ロビーから搭乗待合室までの移動がすぐ
  • なまはげ像やハチ公の幕で、短い滞在でも秋田らしさを感じられる
  • 待合室の窓の外がのどかで、気分がほっとする

気になったところ

  • 折り返しの40分前後だと、レストランで食事をする時間はない
  • 秋田犬のお出迎えは午前だけなので、昼の便では会えない
  • 路線は羽田線だけで、便も1日3往復

まとめ

大館能代空港は、30分ちょっとの折り返しでもぐるっと見て回れるくらいの、こぢんまりした空港でした。なまはげとハチ公に迎えられて、ほんの少しの時間でも秋田に来た実感がわきます。

毎回すぐ羽田へ戻ってしまったので、次はバスで大館の町まで出て、鶏めしやきりたんぽをちゃんと食べてみたいです。