
2026年10月、プラハでテスラ Model Y を2日間借りてきました。
1日目はムラダー・ボレスラフのシュコダ博物館で工場見学をして、帰りにメルニークへ。2日目はチェスキー・クルムロフまで走っています。
海外でレンタカーを借りるのは少し身構えていました。でも、受け渡しはホテルで済んで、鍵はスマホだけ。
思っていたよりずっと気楽に乗れて、チェコの郊外を走るのがすっかり楽しくなりました。
この記事では、1日目のドライブと、レンタルの借り方・料金・充電の話を書きます。2日目のことはチェスキー・クルムロフ日帰りの記事にまとめました。
目次
テスラを借りた流れ
借りたのは、チェコのテスラ専門のレンタル会社「Tesla Půjčovna」の Model Y Premium AWDです。
泊まっていたプラハ・マリオットまで届けてもらい、返すのも同じホテルでした。
やりとりは、すべて英語のメールです。旅行の2週間ほど前に問い合わせて、空きを確認してから会社のサイトで予約しました。返信が早くて丁寧だったので、スムーズに進みました。
| 手順 | やったこと |
|---|---|
| 問い合わせ | メールで空きと条件を確認 |
| 予約 | 会社のサイトから |
| 支払い | カードで前払い |
| 前日 | デジタルキーのリンクが届く |
| 当日 | ホテルで受け取り(対面なし) |
| 後日 | 充電代を別に支払い |
最初は1日だけの予定でしたが、途中で2日に延ばしてもらっています。日程を変えると、新しい支払いリンクが送られてきます。
鍵はスマホです。前の日にリンクが届いて、テスラのアプリで招待を受けると、車のキーとして使えるようになりました。
受け渡しは対面なしで、困ったときは電話してくださいと言われていました。
事前に聞いていた条件は、こんな感じです。
- 日本の運転免許証と国際運転免許証で借りられる
- チェコの高速道路は、電気自動車ならビニェット(通行券)がいらない
- バッテリーは空で返してよいが、使った分の充電代は請求される
- 保険の免責(事故のときに自分で払う分の上限)は10,000コルナ(約72,700円)
電気だけで走る車は、ビニェットの免除の対象です。
ただ、自動で免除になるのはチェコで登録された車だけ。外国で登録された車は、高速道路を使う前に免除の届け出が要ります。
この車には、テスラの運転支援機能のFSD(Supervised)が付いていました。
当日の朝、レンタル会社からメッセージが来て、ハンドルの近くに手を置いて前を見ておくようにと言われています。守らないと警告が付いて、5回でFSDが7日間使えなくなるそうです。
レンタル料金と充電代
2日間で払ったのは、全部で9,549コルナ(約69,500円)でした。
| 内訳 | 金額(税込) |
|---|---|
| レンタル2日 | 5,949.98コルナ(約43,300円) |
| ホテルへの配車と回収 | 2,550コルナ(約18,600円) |
| 充電(チェストリツェ) | 340.65コルナ(約2,500円) |
| 充電(カメンニー・ウーイェスト) | 302.91コルナ(約2,200円) |
| 返却後の充電 | 405コルナ(約2,900円) |
| 合計 | 9,549コルナ(約69,500円) |
端数の調整があるので、内訳を足すと合計と少しずれます。
レンタル代と配車代の8,500コルナ(約61,800円)は、予約のときにカードで前払いしました。
一方、充電代の1,049コルナ(約7,600円)は、返したあとに請求書が届いてから払っています。ガソリン代に比べると、かなり安く済みました。
ちなみに、1日だけだったときの最初の見積もりは、レンタル3,500コルナ(約25,500円)と配車・回収1,500コルナ(約10,900円)で、5,000コルナ(約36,400円)でした。
請求された充電は、2日目のスーパーチャージャー(テスラの急速充電器)2回と、返したあとの充電の分です。1日目の充電代は請求されていません。
プラハからムラダー・ボレスラフへ
10月7日(水)の朝、10時前にホテルを出ました。
ムラダー・ボレスラフはプラハの北東にある町で、1時間ほどで着きました。

画面の左には、車が走ろうとしているルートが色の付いた線で出ます。右は、ふつうのナビの地図です。
車が周りをどう見ているのかが分かるのは面白くて、つい画面ばかり見てしまいました!


11時ごろムラダー・ボレスラフに着いて、町の外れのショッピングセンターで少し休憩。
旧市街でお昼


お昼は、ムラダー・ボレスラフの旧市街広場にある「U Hradu」で食べました。
写真は南ボヘミアのスープ「クライダ」で、89コルナ(約650円)。クリーミーでやさしい味で、ほっとします。
食事全体の支払いは、スープ2種、鴨のもも肉、グラーシュ、飲み物で845コルナ(約6,100円)。鴨が289コルナ(約2,100円)、グラーシュが189コルナ(約1,400円)でした。
どれも量がしっかりあって、おなかいっぱいになりました。
シュコダ博物館と工場見学

14時からは、シュコダ博物館と工場を回るガイドツアーを予約していました。ムラダー・ボレスラフは、車メーカーのシュコダの本社がある町です。
シュコダは、1895年にラウリンとクレメントの2人がこの町で始めた会社です。博物館の建物も、1928年まで車を作っていた工場でした。
入ってすぐの場所では、モータースポーツ125年の展示をやっていました。
古い車やレースカーが、棚のように上下に重ねて並べてあります。こういう見せ方は初めてで、ちょっと驚きました
工場見学では、車の組み立てラインを見ました。車体が順番に流れていく工程で、実際に車ができていく様子を間近で見られるのは、やっぱりわくわくします。
博物館を出たのは16時半ごろ。工場見学と合わせて、2時間半ほどいました。


入口の前には、創業者2人の像が立っています。
博物館は毎日9時〜17時です。2026年の料金は、自分で回るだけなら大人150コルナ(約1,100円)、外国語ガイドで博物館と工場を回るツアーは550コルナ(約4,000円)。
工場見学は予約が必要です。
メルニークで川の合流点を見る

帰りは少し遠回りして、メルニークに寄りました。畑の中のまっすぐな道がずっと続きます。
こういう道をのんびり走れると、車で来てよかったなと思います


着いたのは18時前。町は高台にあって、斜面がぶどう畑になっていました。

城の隣には、聖ペテロ・パウロ教会の塔が立っています。

この城の下で、プラハから流れてくるヴルタヴァ川が、ラベ川(エルベ川)に合流します。城のテラスからは、合流点のほかにジープ山(Říp)なども見えます。
この日はくもりでしたが、平野の向こうの山まで見えていました。2つの川がひとつになる景色は思った以上に雄大で、寄り道して本当によかったです!

最後に町の広場を見て、18時すぎにプラハへ戻りました。
夜はホテルのラウンジに寄ってから、旧市街広場とカレル橋の夜景を見に行っています。
2日目はスーパーチャージャーで2回充電
10月8日(木)は、チェスキー・クルムロフまで往復しました。途中、行きと帰りに1回ずつ、スーパーチャージャーに寄っています。

行きはプラハ郊外のチェストリツェで27.7kWh、帰りはチェスケー・ブジェヨヴィツェ近くのカメンニー・ウーイェストで24.63kWh。料金は、あとでレンタル会社からまとめて請求されました。
ケーブルをつなぐだけで充電が始まるので、初めてでも迷わずに済みました。
18時半ごろの時点で、バッテリーは59%。アプリには、ドライブアシストを使った割合が59%と出ていました。

20時ごろプラハに戻って、ホテルで車を返しました。返すときも対面なしです。
よかったところ・気になったところ
よかったところ
- ホテルまで届けてもらえて、返すのもホテルで済む
- 鍵はスマホで、受け渡しは対面なし
- シュコダの工場見学で、組み立てラインを間近で見られた
- メルニークの川の合流点の眺めが雄大
気になったところ
- 配車と回収の料金が2,550コルナ(約18,600円)と高め
- 保険の免責が10,000コルナ(約72,700円)ある
- 外国で登録された電気自動車は、高速道路の前に免除の届け出が要る
まとめ
ホテルまで届けてもらえるので、空港やレンタカーの営業所に行かずに済みました。
料金は2日間で9,549コルナ(約69,500円)、そのうち充電代は1,049コルナ(約7,600円)です。
シュコダの工場見学は予約が必要なので、車と一緒に早めに押さえておくと安心です。
プラハから少し足をのばすなら、テスラでのドライブはかなりおすすめできると思います。