新千歳空港のカードラウンジの入口の画面。提携カード会社のロゴが並ぶ
新千歳空港のカードラウンジ(2026年5月)

国内の主要な空港には、カード会社が共同で使っている「カードラウンジ」があります。ゴールドカード以上なら本人は無料で入れるところが多くて、差が出るのは一緒に行く人の扱いです。

国内線に乗る日は、出発前にカードラウンジでひと息つけると助かります。1人なら気にしなくていいのですが、家族や友人と一緒だと、同伴者の料金が毎回気になるんですよね。

そこで、同伴者も無料になるカード、本人だけ無料のカード、無料にならないときの空港ごとの料金を並べてみました。

海外の空港で使うプライオリティ・パス(世界中の空港ラウンジに入れる会員サービス)は、プライオリティ・パスが付くカードの記事で書いています。空港ごとのラウンジの場所は、羽田・成田・伊丹・関空・神戸・新千歳・那覇の記事に分けました。

目次
  1. カードで入れる国内のラウンジ
  2. 同伴者も無料になるカード
  3. 空港ごとの同伴者の料金
  4. 入るときに見せるもの
  5. 羽田のセンチュリオン・ラウンジ
  6. 海外の空港はプライオリティ・パス
  7. 私のラウンジの使い分け
  8. まとめ

カードで入れる国内のラウンジ

種類場所入れる人
カードラウンジ国内の主要空港対象のゴールドカード以上
センチュリオン羽田T3(国際線)アメックス・プラチナ等
航空会社ラウンジ各空港上級会員・上級クラス

カードラウンジは、JALのサクララウンジやANAラウンジのような航空会社のラウンジとは別物です。置いてあるのはソフトドリンクと新聞・雑誌くらい、というところが多いです。

正直、食事を楽しむ場所というより、保安検査の前後に座って充電できる場所という感覚です。それでも、混んだ出発ロビーで立って待つよりずっと楽なので、私はけっこう使っています!

航空会社のラウンジとの違い

航空会社のラウンジのほうは、その航空会社のステータスか、上のクラスの搭乗券がないと入れません。ステータスというのは、よく乗る人向けの上級会員の資格のこと。JALならJGC、ANAならSFCが代表的です。

羽田空港のJALのラウンジの窓際に置いたハーゲンダッツ。外にJALの機体が見える
羽田第1ターミナルのJALのラウンジ

国内線なら、JALのファーストクラスやANAのプレミアムクラス(ANAの国内線のファーストクラスにあたる席)に乗る日も入れます。ただ、JALのクラスJ(普通席より少し広い、追加料金の席)では入れません。ここは意外と勘違いしやすいところです。

同伴者も無料になるカード

国内のカードラウンジは、対象のゴールドカード以上なら本人は無料、同伴者は有料というところが多いです。同伴者も1名まで無料になるのは、次のようなカードです。

カード本人同伴者
アメックス(ゴールド・プラチナなど)無料1名無料
アメックス・グリーン、デルタ(一般)無料有料
マリオットアメックス無料1名無料
ラグジュアリーカード無料1名無料
JCBプラチナ・ザ・クラス(個人会員)無料1名無料
JCBゴールド無料有料

アメックスの場合は、カードと同じ名義の当日の搭乗券を見せれば、同伴者1名と一緒に無料で入れます。

ただ、グリーン・カードとデルタ スカイマイル アメックス(ゴールドを除く)は本人だけが無料です。ブルー・カードやペルソナSTACIAなど、そもそも対象外のカードもあります。

JCBは、ザ・クラス、JCBプラチナ、JAL・JCBカード プラチナ、ANA JCBカード プレミアムなどが同伴者1名まで無料。ゴールドだと同伴者は有料です。家族会員も対象に入っています。

誰かと一緒に旅行することが多いので、私にとってはこの同伴者1名無料がいちばんありがたい特典です。1回あたりは千円ちょっとでも、往復で毎回となるとけっこう効いてきます。

空港ごとの同伴者の料金

同伴者や、カードを持っていない人の料金は空港ごとに違います。大人1人だと、こんな感じです。

空港カードラウンジ料金
羽田POWER LOUNGEなど1,320円
伊丹ラウンジオーサカ1,253円
神戸ラウンジ神戸1,050円
新千歳スーパーラウンジ1,500円
那覇LOUNGE HANA1,320円

2人で行くと、空港によっては同伴者の分だけで往復2,000〜3,000円ほどかかります。ソフトドリンク中心のラウンジにこの金額と考えると、ちょっと悩むところです

ちなみに、秋田空港のラウンジの案内板を見たときは1,100円でした。地方空港のほうが、少し安めな印象です

子どもの料金もあって、羽田では4〜12歳が660円、3歳以下は無料です。国内線のカードラウンジだと、飲み物はソフトドリンクが基本になります。

一緒に行くのが家族なら、家族カードを作る手もあります。家族カードを持つ人は、本人と同じ扱いで入れるカードが多いんです。JCBも家族会員が対象なので、家族旅行が多いなら、この方法がいちばん手軽だと思います。

秋田空港の駐機場に止まる北海道エアシステムのATR42-600
秋田空港からATRで丘珠へ(2026年1月)
羽田空港第3ターミナルの出発ロビーと案内表示
羽田第3ターミナル(2026年6月)

入るときに見せるもの

入るときは、アメックスもJCBも、本人名義のカードと同じ名義の当日の搭乗券(または航空券)を見せます。JCBの場合は、同伴者も当日の搭乗券を見せることになっています。

いまはスマホの搭乗券で通ることがほとんどなので、受付の前でアプリを開いておくとスムーズです。カードを家に忘れると入れないので、そこだけは気をつけています。

新千歳空港のカードラウンジでは、入口の画面に「海外発行カードについては受付でお問い合わせください」と出ていました。海外のカードで入れるかどうかは、その場で聞くのが早そうです。

羽田のセンチュリオン・ラウンジ

アメックス・プラチナがあれば、羽田第3ターミナルのセンチュリオン・ラウンジにも入れます。アメックスが自分で運営しているラウンジで、場所は4階の国際線出発ゲートエリア。なので、使えるのは国際線に乗る日です。

ちなみに羽田では、2026年7月8日から、プラチナで無料になる同伴者が1名までになりました。

センチュリオン・ラウンジの料理。煮物やカレー、ご飯、小鉢をのせた皿
センチュリオン・ラウンジの夕食(2026年6月)

私は2026年6月11日の夜、NH885でクアラルンプールへ行く前に、ここで夕食をとりました(アメックス・プラチナの記事)。カードラウンジとはまったくの別物で、しっかりした料理が食べられたのは本当にうれしかったです!

夜の便なら、空港でご飯を済ませてから乗れるのもいいところです。

羽田のほかのラウンジは羽田空港のラウンジ一覧にまとめています。

海外の空港はプライオリティ・パス

海外の空港だと、プライオリティ・パスが付くカードが中心になります。国内のカードラウンジとは別の仕組みで、カードによって回数の上限や同伴者の料金が違います。

カードごとの比較と、海外のラウンジでの入り方は、プライオリティ・パスが付くカードの記事にまとめました。

私のラウンジの使い分け

いま持っているカードとステータスだと、使い分けはだいたいこんな感じです。

  • 国内線のJAL便JGCのステータスでサクララウンジ
  • ANA便・地方空港国内線のANA便や地方空港は、アメックスやラグジュアリーカードでカードラウンジ
  • 羽田の国際線アメックス・プラチナでセンチュリオン・ラウンジ
  • 海外の空港プライオリティ・パス

JAL便ならサクララウンジがあるので、カードラウンジの出番は少なめです。でも、ANA便や地方空港ではカードラウンジがあると安心できます。

持っているカード全体の使い分けは、旅行用に作ったカードの一覧に書いています。

まとめ

国内線だけなら、対象のゴールドカードでカードラウンジに入れます。家族や友人と一緒に使うことが多いなら、同伴者も無料になるアメックスやJCBプラチナ、ラグジュアリーカードがやっぱり便利です。

私自身、誰かと一緒に空港に行くことが多いので、同伴者の分を気にせず入れるのは思っていた以上に気楽でした。

海外の空港も使うなら、プライオリティ・パスが付くカードもあわせて考えておくと、旅の待ち時間がだいぶ快適になると思います。