キャセイパシフィックCX503(A350-900)の機窓。香港到着前、主翼の先に島と入り江が続く海

2024年9月21日から28日まで、キャセイパシフィックで関西空港からシドニーまで往復しました。香港で乗り継ぐので全部で4区間、どれもA350-900のエコノミーです。

座席は4区間とも60列の窓側(60A・60K)。前に座席がない列なので、足をまっすぐ伸ばせました。

エコノミーでこの足元の広さは本当に快適で、長いシドニー線もかなり楽に過ごせています。

行きは香港で1泊しました。帰りは乗り継ぎ1時間25分で、朝8時前にシドニーを出て、その日の21時すぎには関空に着いています。

関空のラウンジの入口、座席、4区間の機内食、窓からの景色を順番に書いて、最後に運賃の内訳と実際の時刻をまとめました。

目次
  1. フライト情報
  2. 予約した運賃と座席
  3. 関空のラウンジ入口
  4. CX503 関空→香港
  5. CX139 香港→シドニー(60Kの座席)
  6. CX110 シドニー→香港
  7. CX502 香港→関空と中秋節の月餅
  8. 定刻と実際の時刻
  9. 搭乗券のラウンジ案内
  10. 運賃
  11. よかったところ・気になったところ
  12. まとめ

フライト情報

日付・便区間定刻座席
9/21 CX503関西→香港10:00–13:0560A
9/22 CX139香港→シドニー09:10–20:1060K
9/28 CX110シドニー→香港07:35–15:0560A
9/28 CX502香港→関西16:30–21:2560A

機材は4区間ともAirbus A350-900です。キャセイのエコノミーには運賃が3種類あって、今回はいちばん安いEconomy Light(予約クラスQ)でした。

機体ごとの登録記号は、CX503がB-LQC、CX139がB-LQG。帰りのCX110とCX502は、同じB-LRGでした。

行きは香港で20時間5分乗り継いで、翌朝の便でシドニーへ向かいました。せっかくなので、香港の街も少し楽しめる旅程にしています。

USBの差し込み口は各席にあり、座席の下には電源もあります。

4区間とも、この塗装のA350-900でした。

予約した運賃と座席

キャセイの公式サイトで予約し、4区間の合計は107,030円でした。

  • 機内持込1個7kg
  • 預け荷物1個23kg
  • 座席4区間とも60列(予約の各区間に「Extra legroom 60K」の欄)
  • 無料で指定60列を無料で指定できるのは、ワンワールドのエメラルド・サファイア会員、キャセイのダイヤモンド・ゴールド会員、エコノミーフレックスの運賃など。それ以外は有料

60Aと60Kは非常口のうしろで、前に座席がない列です。サファイア(JALも入っている航空連合ワンワールドで、上から2番目のステータス)の資格で、この列を無料で指定できました。

サファイアを持っていてよかったなと思った瞬間です。

関空のラウンジ入口

9月21日の朝、関空の第1ターミナルへ。出国後の9時すぎに「KIX NORTH LOUNGE」の入口を撮りました。

関西空港第1ターミナル出国後のKIX NORTH LOUNGEの金色の文字と、入口に置かれた営業時間8:00〜18:00の案内

入口にはドラゴンパス(空港ラウンジに入れる会員サービスのひとつ)のマーク入りの案内があって、営業時間は8:00〜18:00でした。

ただ、これは2024年当時の案内です。2026年4月に開業した今のNORTH LOUNGEとは、営業時間も運営も違います。今の関空のラウンジは関西空港のラウンジ一覧にまとめました。

関空の搭乗口の案内画面。香港行きCX503の出発・搭乗開始時刻。JL7053とQR5835の共同運航表示

搭乗口の画面には「香港 CX503 10:00」「搭乗開始 09:25」の表示。JALとカタール航空の共同運航便名も並んでいました。

CX503 関空→香港

搭乗直後のキャセイパシフィックCX503(A350-900)のエコノミー客室。青緑の座席と座席背面の画面

搭乗開始とほぼ同時に機内へ。まだ誰も座っていないエコノミーの客室です。

座席は青緑色で、どの席の背にも画面が付いていました。並びは横3席・3席・3席です。

座席の幅は18インチ、前後の間隔は32インチほど。クッションがしっかりしていて、座り心地は思ったよりよかったです。

ゲートを出たのは10時前。定刻より数分早い出発でした。

CX503の機内食。ごはんと牛肉の煮物、しいたけ、花形のにんじん、そば、デザート、パン

離陸して1時間ほどで機内食です。メインは和風で、ごはんに牛肉の煮物、しいたけ、花の形のにんじんがのっていました。関空発らしい味つけで、ほっとします

小鉢はそばで、デザートが2種類とパンも付いています。飲み物は、青緑のキャセイの紙コップで出てきました。3時間ほどの便でここまでしっかり出てくるのは、うれしいですね。

香港到着直前のCX503の機窓。緑の山の向こうに高層住宅が並ぶ

香港が近づくと、窓の下には島と入り江。この日は晴れていて、山の向こうに高層住宅がびっしり並んでいるのが見えました。着く前から、もうわくわくしてきます!

香港に着いたのは12時すぎで、定刻より30分以上も早く着いています。

この日は香港で1泊して、ネイザン・ロードのザ・ミラ香港に泊まりました。部屋と料金はザ・ミラ香港の宿泊記に書いています。

CX139 香港→シドニー(60Kの座席)

翌朝は、9時10分発のシドニー行きです。座席は60K。

キャセイA350-900エコノミー60Kの足元。前に座席がなく、ひじ掛けから出す画面に60Kの表示

60Kも前に座席がない席で、足をまっすぐ伸ばせました。画面はひじ掛けから引き出すタイプで、待ち受けには「60K」の文字。9時間のフライトでこの足元は、何よりのぜいたくです。

ただ、前に席がないぶん、足元に荷物は置けません。手荷物は上の棚に入れました。テーブルを出すと画面のホルダーとぶつかることがあって、そこは少し使いにくかったです。

CX139の窓から見た出発前の香港空港の駐機場。主翼の先にキャセイパシフィックの尾翼と、地上の車両
出発前の窓から

出発前の窓からは、主翼の向こうに別のキャセイ機の尾翼が見えました。

香港空港の誘導路を走るグレーターベイ航空のボーイング737と、後ろの山

地上を走っているあいだ、隣をグレーターベイ航空の機体が走っていました。うしろに見えるのは、ランタオ島の山です。

CX139の1回目の機内食。焼きそばと肉の煮込み、パン、フルーツ、ネスレのいちごヨーグルト
CX139の2回目の機内食。えびとイカのトマトソースのフジッリ、パン、ルアパックのバター

食事は2回ありました。1回目は香港時間の11時前で、焼きそばと肉の煮込み。フルーツといちごヨーグルトも付いています。

2回目は14時すぎで、えびとイカが入ったトマトソースのフジッリでした。画面の地図を見ると、ちょうどパプアニューギニアのあたりです。どちらも量がしっかりあったので、お腹が空くことはありませんでした。

気をつけたいのは、USBの差し込み口がUSB-Aだけなこと。USB-Cのケーブルしか持っていないと困ります。Wi-Fiは有料でした。

シドニーには20時すぎに到着。ほぼ定刻でした。

CX110 シドニー→香港

帰りは9月28日の朝です。7時35分発なので、6時半すぎには空港にいました。

シドニー空港の出発エリア。木目の壁にDEPARTURES SYDの文字

シドニー空港の出発エリアには、木の壁に大きく「SYD」と彫ってありました。

搭乗券に書かれていたラウンジは2つです。カンタスのインターナショナル・ビジネスラウンジと、「The House by Aspire Lounge」でした。

シドニー空港のゲートに止まるキャセイのA350と、奥の大韓航空機の尾翼
CX110の離陸直後の機窓から見たシドニー郊外の住宅地

ゲートには、これから乗るA350。出発は少し遅れて8時前でした。

離陸してすぐ、窓の下にはシドニー郊外の住宅地がどこまでも続いていました。

CX110の機内食。豚肉の煮込みといんげん、マッシュポテト、パン、アーノッツのビスケット、ベン&ジェリーズのバニラアイス

食事が出たのは、香港時間の11時過ぎ。豚肉の煮込みにマッシュポテトで、デザートはベン&ジェリーズのバニラアイスでした。機内でアイスが出てくると、それだけでちょっとうれしくなります!

オーストラリアのアーノッツのビスケットが付いているのは、シドニー発らしいところです。

キャセイのパルミエの袋。香港の社会的企業Gingko Houseが作っていると書かれている

到着の40分ほど前には、袋入りのパルミエが配られました。袋には、香港の社会的企業が作っていると書いてあります。さくさくで、おやつにちょうどよかったです。

香港着は15時前。少し早い到着でした。

CX502 香港→関空と中秋節の月餅

香港空港の搭乗口の表示。CX502 JL7056 大阪/関西、天気予報28度と31度

乗り継ぎは1時間25分です。16時前には搭乗口にいて、表示には「CX502 大阪/関西」と大阪の天気予報が出ていました。

機体はCX110と同じB-LRGで、座席もCX110と同じ60Aでした。

CX502の機内食。ブロッコリーとポテトのグラタン風の料理、パン、ハーゲンダッツ、中秋節の月餅の箱

出発から1時間ほどで食事。メインのほかに、ハーゲンダッツのバニラが付いていました。

金色の箱は、「HAPPY MID-AUTUMN FESTIVAL」と書かれた月餅です。ちょうど中秋節の時期で、季節のものが出てくるとなんだか得した気分になります。

CX502の関空到着前の機窓。大阪湾岸の夜景と関空の連絡橋
CX502の着陸前、主翼の向こうに見える大阪湾岸の夜景

21時すぎ、大阪湾の夜景が見えてきました。関空にもほぼ定刻で着きました。キラキラした湾岸の夜景を見ると、帰ってきたなと実感します

定刻と実際の時刻

便ゲート出発 定刻→実際ゲート到着 定刻→実際
CX50310:00 → 10時前13:05 → 12時すぎ
CX1399:10 → 9時すぎ20:10 → 20時すぎ
CX1107:35 → 8時前15:05 → 15時前
CX50216:30 → 16時すぎ21:25 → 21時すぎ

ゲートは、関空が行きも帰りも14番。香港は行きが27番で帰りが9番、シドニーは到着も出発も10番でした。

大きく遅れた区間はありません。いちばん早かったのはCX503で、30分以上早く着いています。時間に正確なので、乗り継ぎの心配もほとんどしなくて済みました。

搭乗券のラウンジ案内

9月27日に、帰りの2区間の搭乗券が届きました。

  • CX110座席60A、搭乗開始6:55。ラウンジ案内:Qantas International Business / The House by Aspire Lounge
  • CX502座席60A、搭乗開始15:50。ラウンジ案内:The Wing Business / The Pier Business / The Deck
  • 今の注意キャセイの規定で、機内でのモバイルバッテリーの使用と充電は禁止

予約にはJALのマイレージ番号(ワンワールド・サファイア)を入れていたので、エコノミーの搭乗券にもラウンジの案内が付いていました。サファイアになった2023年の30回の記録は、JALサファイア修行の記事に書いています。

ちなみに、出発前のリマインドメールでは、CX503の搭乗開始は9:30になっていました。

運賃

項目金額
運賃30,000円
燃油など49,000円
税金・手数料28,030円
合計(往復4区間)107,030円
運賃 30,000 燃油など 49,000 税金 28,030 合計 107,030円(単位:円)
運賃より燃油などの付加運賃のほうが大きい内訳でした

運賃規則では、変更手数料が1人30,000円(差額は別)で、取り消しとノーショー(連絡なしで乗らないこと)は払い戻しできません。復路は12月21日より前に出発する、という最長滞在の条件も付いていました。

関西からシドニーまで往復して、10万円ちょっと。運賃そのものより燃油などのほうが高いのには驚きました。とはいえ、4区間とも足元の広い席に乗れたことを考えると、かなり満足しています。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 4区間とも60列で、前に席がなく足をまっすぐ伸ばせた
  • 4区間とも機内食がしっかりしていて、アイスや月餅も出た
  • 大きな遅れがなく、帰りの1時間25分の乗り継ぎも安心だった

気になったところ

  • 運賃より燃油などのほうが高い
  • USBはUSB-Aだけで、Wi-Fiは有料
  • 60列は足元に荷物を置けない
  • テーブルと画面がぶつかって少し使いにくい

まとめ

関空からシドニーまで往復4区間で107,030円、そのうち運賃は30,000円でした。4区間とも60列だったので、足元はずっと広めです。

行きの香港1泊と、シドニーで撮った写真はシドニー旅行記にまとめています。

エコノミーでも、席選び次第でここまで快適になるんだなと実感した旅でした。次にシドニーへ行くときも、またキャセイの60列を狙いたいです。