青空の下、丘珠空港の駐機場に停まるJL2824のHACのATR42-600(JA11HC)
丘珠空港に着いたATR42-600(2026年1月)

秋田から札幌の丘珠空港まで、北海道エアシステム(HAC)のATR42-600というプロペラ機で飛んできました。時間は1時間ほどです。

2026年1月30日のJL2824に来たのは、キタキツネが描かれたHACのATRの初号機、JA11HCでした。

右側の窓側の3Dからは、雪雲を抜けた先の北海道の雪山と、真っ白な札幌の街が見えました。丘珠は札幌の中心部に近い空港なので、着いてからの移動も短くて済みます。

伊丹から羽田、秋田と乗り継いだ朝からの流れや、秋田空港のカードラウンジ、運賃まで書いていきます。

目次
  1. 便の情報
  2. 伊丹から羽田、秋田へ
  3. 秋田空港とラウンジ
  4. 機体はキタキツネのATR42-600
  5. 座席と窓からの景色
  6. 丘珠空港に到着
  7. 運賃
  8. よかったところ・気になったところ
  9. まとめ

便の情報

  • 便名JL2824(北海道エアシステム運航)
  • 区間秋田(AXT)→ 札幌・丘珠(OKD)
  • 搭乗日2026年1月30日(金)
  • 時刻定刻 12:50 → 13:55
  • 機材ATR42-600(JA11HC)
  • クラス・座席普通席・3D
  • 搭乗口2番

この日は、伊丹8時30分発のJL106で羽田へ、羽田10時35分発のJL163で秋田へ行き、そこから丘珠へ向かう3区間でした。朝から北へ北へと移動する1日です。

秋田空港の2番搭乗口で手に持った3枚の搭乗案内。大阪→東京のJAL106、東京→秋田、秋田→丘珠のJAL2824で座席は3D。奥の窓の外は雪景色
1月、秋田空港の搭乗口

秋田〜丘珠線の便名は、丘珠発がJL2823・JL2825、秋田発がJL2824・JL2826です。時刻は時期によって変わります。

ATR42-600の座席と手荷物

ATR42-600は48席で、全席が普通席です。座席は1〜13列で、通路をはさんで2席ずつ並んでいます。機内Wi-Fiと電源はありません。

HACの機体は座席が革張りで、頭上の物入れも左右両側にあります。なので、小さな機体のわりに荷物の置き場所には困りませんでした。

ただ、100席未満の機材なので、機内に持ち込める荷物は3辺の合計100cm以内(45×35×20cm)、重さは合わせて10kgまでです。大きい機材から乗り継ぐ場合も、全区間でこの決まりになります。

預ける荷物は20kgまで無料で、個数の制限はありません。

伊丹から羽田、秋田へ

タクシーの窓越しに見た伊丹空港近くの建物。窓にJALカード特約店のステッカー

朝8時前、タクシーで伊丹空港へ向かいました。窓に「JALのマイルが2倍」のステッカーが貼ってあって、朝からちょっと得した気分です!

伊丹〜羽田と羽田〜秋田は、どちらも当日の朝8時前に当日アップグレード(2,200円ずつ)を申し込んで、クラスJにしました。クラスJは、JALの国内線で普通席のひとつ上の席です。座席はJL106が5G、JL163が4Kでした。

東京と大阪、東京と秋田の間の当日アップグレードは2,200円で、普通席からクラスJに変えられます。受付は出発3時間前から。2025年12月18日搭乗分からは、JALマイレージバンク(JMB)の会員だけが対象になっています。

2,200円で座席が広くなるなら、つい申し込んでしまいます

羽田空港第1ターミナルのJALラウンジ受付。クーポン受け取りについての案内板とバーコードの読み取り機

羽田では、乗り継ぎの間にJALのラウンジに寄りました。受付には、クーポンの受け取りについての案内が置いてありました。

このころの羽田は、JALの国内線ラウンジの北ウイングが、改装で閉まったばかりでした。今のラウンジの場所と入れる人は、羽田空港のラウンジにまとめています。

ちなみに、JALの上級会員組織のJGC(JALグローバルクラブ)に入ると、上級会員用のサクララウンジが使えるようになります。入会の条件になるLife Statusポイントの貯め方は、JGC修行はLife Statusでに書きました。

JL163で秋田空港に近づく機窓。雪に覆われた田畑と集落、低い雲

11時過ぎ、秋田に近づくと下は一面の雪で、雲が低く垂れこめていました。大阪を出たときとは別世界で、冬の東北に来たなと実感します。

秋田空港とラウンジ

秋田空港の店で食べた稲庭うどんのざる。つゆ、ねぎ・わさび・もみじおろし、刻みのり

秋田に着いてから次の便までは1時間ほど。12時過ぎに、空港のお店で稲庭うどんを食べました。冷たいざるで、薬味とのりは別の皿で付いてきます。

つるっとしたのどごしの細いうどんで、寒い日でもざるにしてよかったと思えるおいしさ。秋田で乗り継ぐなら、これは外せません。

秋田空港のカードラウンジROYAL SKY LOUNGEの案内。営業時間6:50〜20:25、一般利用料金1,100円

秋田空港には、カードラウンジの「ROYAL SKY LOUNGE」もあります。営業時間は6:50〜20:25で、一般の利用料金はフリードリンク込みで1,100円でした。

場所は国内線ターミナルの2階です。VISA、JCB、UC、セゾン、楽天など、主なカード会社のゴールドカード以上と当日の搭乗券を見せれば、無料で入れます。

こうしたカードラウンジに入れるカードは、空港ラウンジに入れるクレジットカードで比べています。

搭乗案内の控えは、伊丹で3区間まとめて出ていました。JL2824のところには、2番搭乗口・3Dと印字されています。

機体はキタキツネのATR42-600

秋田空港の駐機場。雪の結晶が描かれたATR42-600の尾翼とJA11HCの登録記号、奥に並ぶ除雪車

12時半ごろ、駐機場を歩いて機体へ向かいました。尾翼の下にはJA11HCの文字と雪の結晶の絵。奥には除雪車がずらっと並んでいて、雪国の空港らしい眺めです。

ATR42-600の機体左側。HOKKAIDO AIR SYSTEMの文字、赤いキタキツネと雪の結晶の絵、後方の乗降口のタラップ

機体の左側には、赤いキタキツネが描かれています。乗り降りは機体の後ろのドアからで、短いタラップを上がって乗り込みます。後ろのドアなので、降りるときは後ろの席ほど先に出られます。

JA11HCは、HACのATR42-600の初号機です。左側にキタキツネと就航地を表す雪の結晶、右側にはサケやウニなどが描かれています。初号機に当たったのは、ちょっとうれしかったです!

座席と窓からの景色

座席の3Dは右側の窓側です。ATRは主翼が胴体の上に付いていて、この席からは下の景色がよく見えました。

JL2824の機窓から見た北海道の雪山と、その上に広がる雲

秋田の雪雲を抜けると青空になって、北海道の雪山が見えてきました。雲の上に白い山が並ぶ景色に、しばらく見とれてしまいました

JL2824の機窓から見た雪の札幌市街。右上にATRのプロペラの先

まもなく、札幌の市街地の上に来ました。右上に見えているのはプロペラの先です。

丘珠空港への着陸前、JL2824の機窓から見た雪の札幌の住宅街と学校のグラウンド

着陸の直前は、住宅街も学校のグラウンドも真っ白でした。

丘珠空港に到着

丘珠空港のターミナル。SAPPORO OKADAMAの文字、駐機場を歩いてターミナルへ向かう乗客の後ろ姿

14時前には丘珠空港の駐機場にいました。ここでも機体からターミナルまで歩きます。

秋田は雪だったのに、札幌は雲の少ない青空。冷たい空気の中を歩くのも、晴れていると気持ちがいいです。

振り返ると、乗ってきたATRが青空の下に停まっていました(冒頭の写真)。

丘珠空港の出発ロビー。JALの自動チェックイン機と、トキエアの中部行きの案内

ターミナルの中にはJALの自動チェックイン機が並んでいて、その横にはトキエアの中部行きの入口もありました。小さな空港なのに、行き先がいろいろあって楽しいです。

丘珠空港と市内の間(片道)所要時間運賃
栄町駅から連絡バス約5分350円
栄町駅から路線バス約5分240円
札幌駅前から連絡バス約35分1,000円
札幌駅からタクシー約20分約3,000円

栄町駅は地下鉄東豊線の駅です。連絡バスは北都交通、路線バスは中央バスで、所要時間は目安です。

気をつけたいのは、札幌駅前からの連絡バスが12月1日〜3月31日は走らないこと。新千歳空港との間の連絡バスもないので、冬に乗り継ぐときは注意が要ります。

運賃

航空券は、3区間とも前日の1月29日にJALのサイトで買いました。

便名区間運賃クラス
JL106伊丹 → 羽田48,210円(2区間の合計)クラスJ
JL163羽田 → 秋田クラスJ
JL2824秋田 → 丘珠35,640円普通席

運賃は3区間ともフレックスです。フレックスは、JALの国内線で予約の変更ができる運賃のこと。JL106とJL163は乗継運賃なので、48,210円は2区間の合計になります。2区間のクラスJは、どちらも2,200円の当日アップグレードでした。

JL2824の35,640円は、運賃32,400円と消費税3,240円です。旅客施設使用料は0円でした。

3区間とアップグレード2回を合わせると、88,250円。前日に買ったので、正直なかなかのお値段でした。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • キタキツネの初号機に乗れた
  • 雪雲を抜けた先の北海道の雪山がきれい
  • 秋田空港の稲庭うどんがおいしい
  • 丘珠は札幌の中心部に近い

気になったところ

  • ATRにはWi-Fiも電源もない
  • 前日に買ったフレックスは高め
  • 冬は札幌駅前からの連絡バスが走らない

まとめ

伊丹から羽田、秋田を経由して、最後は秋田からATRで丘珠へ飛びました。雪の秋田を出て、1時間ほどで晴れた札幌に着く移動です。

キタキツネの描かれた初号機に乗れたうえに、窓からは雪の北海道も見られて、短いながら満足度の高いフライトでした。

HACのATRには、2025年にも丘珠発着で24区間乗っています。次は右側のサケやウニの絵も、ちゃんと見てみたいです。