秋田空港の駐機場に止まるHACのATR42-600(JA12HC)と、歩いて機体へ向かう乗客の後ろ姿
2025年1月、秋田空港でJL2824に乗るところ

2025年は、HAC(北海道エアシステム)の秋田と札幌の丘珠空港を結ぶ路線に、5区間乗りました。

機材はATR42-600というプロペラ機で、時刻表では65〜70分の路線です。

丘珠空港は札幌の中心部から近く、地下鉄の栄町駅からバスで5分ほど。ATRは主翼が窓より上にあるので、雪の海岸線や札幌の街を見下ろしながら飛べます。

秋田から札幌の街なかへ直接入れるのもよくて、個人的にはかなり気に入っている路線です。

1月は秋田の雪で1日遅れ、6月と9月はJALカードスカイメイトの4,950円で乗りました。欠航した日の秋田空港の様子や座席、窓からの景色、運賃を、写真と一緒に書いていきます。

目次
  1. フライト情報
  2. 丘珠空港への行き方と手荷物
  3. 1月22日 秋田空港の雪で欠航
  4. 1月23日 JL2824 秋田→丘珠
  5. 6月 丘珠→秋田・秋田→丘珠
  6. 9月24日 秋田を33分で折り返し
  7. 運賃(スカイメイト4,950円)
  8. よかったところ・気になったところ
  9. まとめ

フライト情報

  • 路線秋田(AXT)⇄ 札幌・丘珠(OKD)
  • 便名JL2824(秋田→丘珠)、JL2825(丘珠→秋田)、JL2826(秋田→丘珠)
  • 運航北海道エアシステム(HAC)。9月24日はJACの機体
  • 機材ATR42-600(48席)
  • 乗った区間5区間(1月1・6月2・9月2)
  • クラス普通席のみ
日付・便区間定刻実際
1/23 JL2824秋田→丘珠12:10–13:15ほぼ定刻
6/19 JL2825丘珠→秋田17:05–18:15少し早発・早着
6/26 JL2824秋田→丘珠12:25–13:30数分遅れ
9/24 JL2825丘珠→秋田17:05–18:15少し早着
9/24 JL2826秋田→丘珠18:45–19:50少し早発・早着

表の「実際」は、ゲートを出た時刻と着いた時刻を定刻とくらべたものです。

機体は、1月がJA12HC、6月の2区間がJA11HC、9月の2区間がJA04JCでした。

丘珠から秋田までは70分です。HACの秋田線は2023年10月にできた比較的新しい路線で、今もJL2823〜JL2826の1日2往復が飛んでいます。

ATR42-600は48席の小さな飛行機で、PC電源とWi-Fiはありません。とはいえ1時間ほどの便なので、窓の外を眺めていればあっという間です。

丘珠空港への行き方と手荷物

HACの便は、札幌の丘珠空港から出ます。新千歳空港とは別の空港で、札幌の中心部から近いところにあります。

雪の札幌の街並みと、北東の近くにある小さな空港、南東の遠くにある大きな空港を線で結んだ地図風イラスト
札幌の中心部と2つの空港の位置関係のイメージ。丘珠空港は中心部のすぐ北東、新千歳空港は南東に遠く離れています。イラスト(AI生成)
丘珠空港への行き方所要時間(目安)運賃
栄町駅から連絡バス約5分350円
栄町駅から路線バス約5分240円
札幌駅前から連絡バス約35分1,000円
札幌駅からタクシー約20分約3,000円

栄町駅は地下鉄東豊線の駅です。連絡バスは北都交通、路線バスは中央バスが走らせています。

地下鉄を降りて5分で空港。新千歳に慣れていると、びっくりするくらい近く感じます!

ただ、札幌駅前からの連絡バスは12月1日〜3月31日は走りません。新千歳空港との間の連絡バスもないので、乗り継ぎで使うときは気をつけてください。

手荷物は、ATR42-600だと100席未満の機材の決まりになります。機内に持ち込めるのは3辺の合計100cm以内(45×35×20cm)で、重さは合わせて10kgまでです。

預け荷物は、個数に関係なく20kgまで無料です。

座席は通路をはさんで2席ずつ並ぶ、全席普通席のつくり。座席指定もできます。

1月22日 秋田空港の雪で欠航

1月22日は、伊丹7:50発のJL2171(E170)で秋田へ。そこで乗り継いで、12:10発のJL2824で丘珠に入る予定でした。

雪が降る秋田空港。ボーディングブリッジにつながるJ-AIRのエンブラエル機と除雪車
雪が降る秋田空港の駐機場。除雪車と雪に埋もれた機体

10時の秋田空港は、かなりの雪でした。ボーディングブリッジにはJ-AIR(JALグループの航空会社)のエンブラエル機、駐機場には除雪車が並んでいます。

この時点で、正直少し嫌な予感がしていました。

秋田空港の出発案内。OKADAMA 2824 Cancelled、Due to snow at Akita の表示
1月の秋田空港の出発案内

10時ごろの出発案内を見ると、JL2824に「Cancelled」の文字。理由は「Due to snow at Akita」です。JALから届いた欠航のお知らせでも、理由は秋田空港の雪でした。

しかも欠航のお知らせから40分ほどあとには、翌23日の同じJL2824の航空券番号のお知らせが届いていました。自分で手続きしなくても次の便が決まっていたので、ここはかなり助かりました。

秋田空港から秋田駅西口までは、リムジンバスで約40分、1,200円です。

この日は秋田市内に出て、ANAクラウンプラザホテル秋田に1泊しました。予定外の秋田泊でしたが、雪の秋田の街を歩けたのは悪くない時間でした。

秋田に泊まった日のことは、HAC 丘珠発着の搭乗記まとめに書いています。

1月23日 JL2824 秋田→丘珠

翌23日は、同じ12:10発のJL2824に乗りました。座席は9Aです。

秋田空港の窓際で手に持った、BABAHERA ICEと書かれた黄色いカップのアイス
1月の秋田空港

11時すぎ、搭乗の前に秋田空港でババヘラアイス(秋田名物のアイス)のカップを買いました。冬に食べるアイスも、なかなかいいものです。

窓の外は、前の日と違って明るくなっていました。

12時ちょうど、駐機場を歩いて機体へ向かいます(冒頭の写真)。地面にはまだ雪が残っていて、機体はJA12HCでした。冷たい空気の中を飛行機まで歩いていくのも、小さい機体ならではの楽しさです

秋田を離陸したJL2824(ATR42-600)の主翼の下に見える、雪の秋田の海岸線
機窓から見た雪の海岸線と日本海。上にATRの主翼とエンジン

離陸してすぐ、主翼の下に雪の海岸線が見えてきました。ATRは主翼が窓より上にあるので、下の景色がよく見えるんです。真っ白な海岸線と日本海のコントラストが、とてもきれいでした!

雲の切れ間から見下ろした、湾に面した雪の街

13時前、雲が切れて、湾に面した雪の街が見えました。

着陸前の機窓から見た雪の札幌。高速道路と住宅街、上にATRの主翼

13時過ぎには札幌の上空へ。高速道路も住宅街も真っ白です。

札幌丘珠空港の駐機場から、雪の残るターミナルへ歩く乗客の後ろ姿
1月の丘珠空港

13時すぎに着陸。丘珠空港でも、駐機場を歩いてターミナルへ向かいます。前の日の欠航がうそのような天気で、1日待ったかいがありました。

6月 丘珠→秋田・秋田→丘珠

6月19日は、丘珠17:05発のJL2825で秋田へ向かいました。定刻より少し早く、17時前には動き出しました。

丘珠を離陸したATRの主翼の下に広がる札幌近郊の住宅地と畑

17時すぎに丘珠を離陸すると、主翼の下には札幌の住宅地と畑が広がっていました。冬とはまったく違う、緑の多い景色です。

秋田空港の到着ロビーの壁に飾られた、雪の中の秋田犬の大きな写真
6月の秋田空港

秋田に着いたのは18時すぎ。到着ロビーには、雪の中の秋田犬の大きな写真が飾ってありました。

この夜は秋田に泊まって、翌日のJ-AIRで伊丹に帰っています。

6月26日は伊丹からJL2171で秋田に入り、12:25発のJL2824で丘珠へ。秋田の搭乗口はD2で、機体は19日と同じJA11HCでした。

JL2824のATR42-600のプロペラ越しに見た秋田の市街地と川、雲
プロペラの向こうに広がる秋田の市街地と蛇行する川

写真は、秋田を離陸した直後です。プロペラの向こうに、秋田の街と川が見えました。くねくねと流れる川を上から眺められるのは、低く飛ぶプロペラ機だからこそですね。

丘珠空港の駐機場に止まるATR42-600と、ターミナルへ歩く乗客
札幌丘珠空港のターミナル。SAPPORO OKADAMAの文字

丘珠には14時前に到着。この日も駐機場を歩いて、SAPPORO OKADAMAの文字があるターミナルへ向かいました。

9月24日 秋田を33分で折り返し

9月24日は、三沢から丘珠、函館、また丘珠と乗ったあと、17:05発のJL2825で秋田へ。機体はJAC(日本エアコミューター、同じJALグループの航空会社)のATR42-600、JA04JCでした。

秋田空港のカードラウンジROYALSKY LOUNGEの案内板。営業時間6:50〜20:25、対象のカード会社のロゴ、一般料金1,100円
秋田空港のカードラウンジの案内(2026年1月)

2階には、カードラウンジのROYALSKY LOUNGEがあります(6:50〜20:25)。

主なカード会社のゴールドカード以上と当日の搭乗券があれば無料で、それ以外は1,100円です。

秋田には18時すぎに着いて、折り返しのJL2826は19時前に出発。秋田にいたのはたった33分で、丘珠には20時前に戻りました。慌ただしい折り返しでしたが、これも乗り継ぎ旅のおもしろさです。

この日は、朝から同じJA04JCで5区間乗っています。さすがに最後は少し疲れましたが、同じ機体にずっと乗っていると愛着がわいてきます

三沢から丘珠までのことは、伊丹→三沢→丘珠の搭乗記にまとめています。

運賃(スカイメイト4,950円)

日付便運賃支払額
1/23JL2824プロモーション6,600円
6/19JL2825JALカードスカイメイト4,950円
6/26JL2824JALカードスカイメイト4,950円
9/24JL2825JALカードスカイメイト4,950円
9/24JL2826JALカードスカイメイト4,950円

6月と9月の4区間は、どれもJALカードスカイメイトで4,950円でした。スカイメイトは、25歳以下の人がJALカードで払うと使える当日の運賃です。

1時間の空の旅がこの値段なのは、本当にありがたいです。条件や予約のしかたは、JALカードスカイメイトの料金と予約にまとめています。

1月23日の便は、前の年の12月に、もともと22日の便として買っていたプロモーション運賃(6,600円)の予約です。欠航のあと、同じ予約番号のまま23日の便の航空券番号が届きました。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 丘珠空港は札幌の中心部から近い
  • ATRは主翼が上にあって、機窓の景色がよく見える
  • スカイメイトなら1区間4,950円
  • 欠航しても、翌日の便が自動で用意された

気になったところ

  • 冬は秋田の雪で欠航することがある
  • PC電源とWi-Fiがない
  • 新千歳空港との連絡バスがない

まとめ

HACの秋田と丘珠を結ぶ路線には、5区間乗りました。1月は雪で1日遅れましたが、翌日の同じ便は晴れ間の中を飛んでいます。

5区間で乗った機体は、JA12HC・JA11HC・JA04JCの3機。6月と9月はスカイメイトで、1区間4,950円でした。

窓からの景色も含めて、乗るたびに楽しい路線です。また季節を変えて乗りたいなと思っています。