リンカーン記念堂の前から見たリフレクティング・プールとワシントン記念塔
リンカーン記念堂の前から

2024年8月、ワシントンDCのナショナル・モール(National Mall)を歩いてきました。リンカーン記念堂の前から振り返ると、リフレクティング・プール(細長い池)の先にワシントン記念塔がまっすぐ立っていて、思わず足が止まりました。

ナショナル・モールは記念碑や記念堂の入場が無料で、ワシントン記念塔からリンカーン記念堂までは歩いて25分ほどです。この日は昼前から16時すぎまで、ダウンタウンからホワイトハウスの北側まで歩きました。

DCにいたのは、実質この1日だけ。歩いた順番と時刻を、写真と一緒に並べていきます。

基本情報
回った場所
フリーダム・プラザ、国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館(外観)、ワシントン記念塔、第二次世界大戦記念碑、リフレクティング・プール、リンカーン記念堂、ホワイトハウス、財務省
時間
昼前〜16時すぎ
料金
記念碑・記念堂は入場無料(ワシントン記念塔のネット予約だけ手数料1ドル、約160円)。リンカーン記念堂などモールの記念碑は24時間見学できます
ワシントン記念塔
中に上がれるのは9:00〜17:00。月1日の整備日と7/4・12/25は休みです
記念塔のチケット
時間指定制。Recreation.govで30日前から予約でき(手数料は1枚1ドル・約160円、返金なし)、当日分は毎朝8:45から現地で配られます。予約した時刻の15分前までに検査場へ
最寄り駅
地下鉄のスミソニアン駅、フェデラル・トライアングル駅、ランファン・プラザ駅
空港・クリスタルシティから
レーガン・ナショナル空港駅とクリスタルシティ駅は、ブルーライン・イエローラインの駅です
地下鉄の運賃
平日5:00〜21:30は2.25〜6.75ドル(約360〜1,070円)、平日21:30以降と週末は2.25〜2.50ドル(約360〜400円)。クレジットカードのタッチでも乗れます
歩く距離
ワシントン記念塔からリンカーン記念堂まで直線で約1.3km。リフレクティング・プール沿いは日陰が少なめでした
宿泊
メイフラワー・ホテル(部屋と料金はメイフラワー・ホテルの宿泊記に)
公式
National Mall and Memorial Parks(NPS)
目次
  1. ダウンタウンから歩き始め
  2. フリーダム・プラザと市庁舎
  3. 国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館
  4. ワシントン記念塔(営業時間)
  5. 第二次世界大戦記念碑
  6. リフレクティング・プールとリンカーン記念堂
  7. ホワイトハウスと財務省
  8. 回った順番と所要時間
  9. よかったところ・気になったところ
  10. まとめ

1ダウンタウンから歩き始め

前の晩はシアトルからのAS2で22時すぎにレーガン・ナショナル空港に着いて、空港近くのクリスタルシティ・マリオットに泊まりました。この日は2泊目のメイフラワー・ホテルの近くを通り、中心部を歩いて回りました。

ナショナルジオグラフィック本部の建物。TEMPORARILY CLOSED A NEW EXPERIENCE COMING IN 2026の幕
ナショナルジオグラフィック本部

17番通りのナショナルジオグラフィック本部には、「TEMPORARILY CLOSED」の幕。「A NEW EXPERIENCE COMING IN 2026」とも書かれていました。中に入れたら寄ってみたかったので、ちょっと残念です

ワシントンDCのダウンタウン、とがった塔が両端に2本ある大きなオフィスビルと手前の広い通り
ワシントンDCのダウンタウンの広場に並ぶマーケットの白とオレンジのテント

この日は快晴。とがった塔が2本立つ大きなビルの前を通ると、昼どきの広場ではマーケットのテントが並んでいました。通りが広くて建物も堂々としていて、さすが首都という雰囲気です。

2フリーダム・プラザと市庁舎

フリーダム・プラザの広場。奥に小さく連邦議会議事堂、右に時計塔のある旧郵便局
フリーダム・プラザ

ペンシルベニア通りのフリーダム・プラザからは、通りの先に連邦議会議事堂のドームが見えました。テレビで見る建物がまっすぐ先にあって、ちょっとうれしくなります!

ジョン・A・ウィルソン・ビルの正面玄関と星条旗

すぐ横はDCの市庁舎、ジョン・A・ウィルソン・ビル。入口に「GOVERNMENT OF THE DISTRICT OF COLUMBIA」の板がありました。

3国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館

芝生の向こうに建つ国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館の茶色い建物
国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館を下から見上げた外観

13時半、モールの東側から国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館の前へ。逆さのピラミッドのような形で、外壁は金属の格子で覆われています。周りの白い建物の中で、この茶色はかなり目立っていました。

今回は外から見ただけです。入館は無料ですが、時間指定の入館パスが必要です。次に来るときは、パスを取って中も見てみたいです。

4ワシントン記念塔(営業時間)

ナショナル・モールで青空と雲を背にしたワシントン記念塔
ナショナル・モールの芝生と遊歩道の先に立つワシントン記念塔

博物館のすぐ先がワシントン記念塔です。遠くからでも見えていましたが、近くで見るとかなり高くて、見上げると首が痛くなるほど。まわりの芝生は、ところどころ土が出ていました。

塔の中に上がれるのは9時から17時までで、月に1日ほど整備で休む日があります。時間指定のチケットが要るので、上りたい人は先に予約しておくのが安心です。

第二次世界大戦記念碑の手前から振り返ったワシントン記念塔と、道路

西へ歩いて振り返ると、記念塔がまっすぐ立っています。どこから見てもこの塔が目印になるので、モールの中で迷うことはまずありません。

5第二次世界大戦記念碑

第二次世界大戦記念碑の噴水と柱、奥にリンカーン記念堂
第二次世界大戦記念碑の池の噴水と、池をぐるりと囲む石の柱

14時、記念塔とリンカーン記念堂の間にある第二次世界大戦記念碑に着きました。丸い池を柱がぐるりと囲んでいて、噴水が上がっています。暑い日だったので、水の音だけでも少し涼しく感じました。

柱は56本あり、当時の48州とコロンビア特別区、準州などの名前が1本ずつ刻まれています。

PEARL HARBORと刻まれた石の碑文。1941年12月7日の大統領演説の一節
第二次世界大戦記念碑の金色の星が並ぶ壁と、手前の石の床

「PEARL HARBOR」と刻まれた碑文もありました。日本人としては、ここは少し複雑な気持ちで読みました。

奥の壁には、金色の星がびっしり並んでいます。全部で4,048個あって、星1つが戦死した100人を表すそうです。数を知ってから見ると、きれいというより重みのある壁でした。

第二次世界大戦記念碑の噴水越しに見たワシントン記念塔

星の壁の前の床には「HERE WE MARK THE PRICE OF FREEDOM」の文字。振り返ると、噴水の向こうにワシントン記念塔が見えます。

6リフレクティング・プールとリンカーン記念堂

リフレクティング・プールと、まっすぐ先のリンカーン記念堂
ナショナル・モールのリフレクティング・プールの縁と水面に映る雲

そこからリフレクティング・プール沿いに西へ。長い池の先に、リンカーン記念堂が見えてきます。池の水面に雲が映っていて、歩きながら何度も写真を撮りました。

ただ、この区間は日陰がほとんどなくて、8月の日差しはなかなかこたえます。

リンカーン記念堂の正面の大階段と白い柱、上る人たち

記念堂の正面は大きな階段です。上まで上がると、柱の奥にリンカーン像があります。

リンカーン記念堂の階段の上から見たリフレクティング・プールとワシントン記念塔

階段の上から振り返ったところ。池にワシントン記念塔が映っていて、写真でよく見る景色そのままでした。この日いちばん気に入った場所で、少しのあいだ立ち止まって眺めていました!

リンカーン記念堂の内壁に刻まれたゲティスバーグ演説と、両脇の鷲の彫刻

中のリンカーン像の前は人でいっぱい。横の壁には、ゲティスバーグ演説の全文が刻まれていました。

リンカーン記念堂は24時間見学できます。夜のライトアップも見てみたかったのですが、今回は時間が合いませんでした。

7ホワイトハウスと財務省

ナショナル・モールの北、交差点の角に建つ時計塔つきの赤レンガの古いビル

モールから北へ戻ります。交差点の角に、時計塔のある赤レンガのビルが建っていました。白い石の建物が多いなかで、この色は少しほっとします。

北側の芝生と赤い花壇、噴水の奥に見えるホワイトハウス
ホワイトハウス北側

15時、ホワイトハウスの北側に着きました。柵越しに、芝生と赤い花壇の向こうに見えます。思っていたより小さく感じたのが、正直な第一印象でした

ホワイトハウスの隣、柵の向こうの財務省の建物と正面の銅像
財務省

すぐ隣は財務省。10ドル札の裏に描かれている建物です。

ファラガット・スクエアの銅像と台座、周りのオフィスビル
ファラガット・スクエア

16時すぎ、ファラガット・スクエアへ。ここからメイフラワー・ホテルまでは歩いてすぐです。さすがに足が疲れていたので、ホテルが近いのは助かりました。

部屋と料金はメイフラワーの宿泊記にまとめています。

ワシントンDCのレストランの木のテーブルに置かれた天秤の飾りと、緑の革張りのソファ
ワシントンDCの夕食。リゾットの上に煮込んだ肉とアスパラガスがのった皿

夜は19時半すぎにレストランへ。リゾットの上に、肉とアスパラガスがのった一皿でした。1日歩いたあとだったので、しっかりした味がしみました。

回った順番と所要時間

ナショナル・モールの配置と歩いた順番のイラスト
ナショナル・モールの配置と歩いた順番のイメージ。イラスト(AI生成)
時刻場所
12時前ナショナルジオグラフィック本部
13時前フリーダム・プラザ、市庁舎
13時すぎアフリカ系アメリカ人博物館
14時前ワシントン記念塔
14時ごろ第二次世界大戦記念碑
14時すぎリフレクティング・プール
14時すぎリンカーン記念堂
15時すぎホワイトハウス北側、財務省
16時すぎファラガット・スクエア

ワシントン記念塔からリンカーン記念堂までは、途中で立ち止まりながら25分ほどでした。

全体では4時間ちょっと。博物館に入らず外から見て回るだけなら、半日でちょうどいいくらいの量でした。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 記念碑・記念堂は入場無料で、24時間見学できる
  • 記念塔からリンカーン記念堂まで25分ほどで歩ける
  • リンカーン記念堂の階段からの眺めがすばらしい
  • ホワイトハウスの北側まで半日で回れる

気になったところ

  • リフレクティング・プール沿いは日陰が少なく、夏は暑い
  • ワシントン記念塔に上るには時間指定のチケットが要る
  • 博物館も時間指定のパスが要り、ふらっとは入れない
  • ナショナルジオグラフィック本部は閉まっていた

まとめ

ナショナル・モールは記念碑や博物館がまとまっていて、モールの西側の記念碑からホワイトハウスの北側までは半日で歩いて回れました。記念碑の入場が無料なのも、旅行者にはありがたいところです。

今回は博物館も記念塔も外から見ただけだったので、次はパスやチケットを取って中にも入ってみたいです。モールは広くて日陰が少ないので、夏は水を持って歩くのがおすすめです。

翌日はニューヨークへ向かいました。旅の全体はワシントンDC・ニューヨーク旅行記にまとめています。