羽田空港第1ターミナルの展望デッキから見た駐機場のJAL機。ファーストキャビン羽田ターミナル1と同じ建物
泊まった翌朝、第1ターミナルの展望デッキから(2023年4月)

羽田空港第1ターミナルの到着ロビーの中にある、ファーストキャビン羽田ターミナル1に3回泊まりました。飛行機のファーストクラスをイメージした、キャビン型のコンパクトなホテルです。

料金は時期によって6,500円から16,625円まで。どれも夜に羽田に着いて、翌朝のJAL便に乗るための1泊でした。空港の中で寝られる気楽さは、一度使うとくせになります。

目次
  1. ホテル概要とアクセス
  2. 予約と料金
  3. キャビンの種類
  4. 大浴場とラウンジ
  5. 夜間通用口と荷物
  6. 夜に着いて、翌朝の便へ
  7. よかったところ・気になったところ
  8. まとめ
筆者の評価
  • 総合★★★★★3
  • 部屋★★★★★3
  • 朝食★★★★★2
  • 立地★★★★★5
  • コスパ★★★★★3.5

★5が最高。筆者の宿泊時の主観です。

ホテル概要とアクセス

  • ホテル名ファーストキャビン羽田ターミナル1(FIRST CABIN)
  • 場所羽田空港第1旅客ターミナル1階(到着ロビー中央)
  • 宿泊3回(各1泊)
  • 部屋男性ビジネスクラスキャビン(1回)、男性ファーストクラスキャビン(2回)
  • 料金6,500円 / 8,500円 / 16,625円(いずれも素泊まり・税込)
  • 予約楽天トラベル(1回)、ホテル公式(2回)
  • チェックイン/アウト14:00/10:00(プランによる)
  • 公式最安プラン入室19時から
  • ショートステイ2時間から(受付は21時まで)
  • 利用できる年齢13歳以上(12歳以下は利用不可)
羽田空港第1ターミナルの館内。「Terminal 1」の大きな表示とエスカレーター
ホテルがある羽田空港第1ターミナル(2023年4月)

入口は1階到着ロビーの中央、北ウイングと南ウイングの間です。JALが使う第1ターミナルの建物の中なので、朝はそのまま出発ロビーに上がるだけ。保安検査場まで歩いて数分で、早朝の便でもまったく慌てずに済みます。

第1ターミナル直結でアクセスは良いのですが、夜遅くなると人が通ったり、物音がうるさかったりすることがあります。予約は必須で、当日のウォークインは多分厳しいと思います。

予約と料金

宿泊部屋(予約→実際)料金アップグレード
2023/4・1泊ビジネスクラス→予約どおり6,500円なし
2025/1・1泊ファーストクラス→予約どおり8,500円なし
2026/6/1・1泊ファーストクラス→予約どおり16,625円なし

どれも男性用キャビンの素泊まりです。2023年は楽天トラベルの「【男性専用】リーズナブルプラン」、2025年と2026年はホテル公式サイトの「■公式最安■【入室19時〜/素泊まり】」でした。

チェックインは14時からですが、このプランは入室が19時からです。19時より前に入りたい日は、別のプランを選ぶ必要があります。

2023年4月 BC 6,500円 2025年1月 FC 8,500円 2026年6月 FC 16,625円
1泊の料金(税込・素泊まり)。BC=ビジネスクラスキャビン、FC=ファーストクラスキャビン

2023年はビジネスクラスキャビンで6,500円。ファーストクラスキャビンは、2025年1月が8,500円、2026年6月が16,625円でした。同じキャビン・同じ公式最安プランなのに、倍近く違います。

正直、16,625円を見たときは「カプセルでこの値段か」と少しびっくりしました。羽田の近くのホテルと変わらない値段なので、時期によっては空港の外のホテルと比べてみる価値はあります。

キャンセル料は、楽天でも公式でも「3日前まで無料、2日前30%、前日50%、当日80%、連絡なし100%」でした。

キャビンの種類

キャビンは2種類です。私はビジネスクラスに1回、ファーストクラスに2回泊まりました。

ファーストクラスビジネスクラス
広さ4.4㎡2.5㎡
ベッド120cm セミダブル100cm シングル
テレビ32インチ32または26インチ

幅はファーストクラスが2.1m、ビジネスクラスが1.2mで、奥行きと高さはどちらも2.1mです。天井が高いので、ビジネスクラスでも思ったほど狭さは感じませんでした。

ファーストクラスになると、ベッドの横でスーツケースを広げられるくらいの余裕があります。荷物がある日は、やっぱりファーストクラスの方が断然楽でした。

  • キャビン数男性101・女性63の計164室(男女でエリアが分かれる)
  • 入口鍵なしの仕切り。ファーストクラスはアコーディオンカーテン、ビジネスクラスはロールスクリーン
  • 貴重品ボックス鍵付き・ベッドの下。ファーストクラス 横86×奥行42×高さ17cm、ビジネスクラス 横74×縦45×奥行15cm

仕切りの下にすき間があるので、物音は意外と伝わります。耳栓はフロントで無料でもらえますが、気になる人は自分のものを持って行くと安心です。鍵がかからないので、1泊ならいいけれど長く泊まるのには向かないと思います。

入口に鍵がかからない分、ベッドの下の貴重品ボックスが鍵付きなのは救いです。

大浴場とラウンジ

キャビンの中にお風呂とトイレはなく、共用スペースを使います。

  • 共用スペース大浴場、シャワーブース、パウダールーム、ラウンジ(自動販売機あり)、女性専用ラウンジ、喫煙室、通話ブース
  • アメニティ(無料)バスタオル・フェイスタオル、使い捨てスリッパ、歯ブラシ、シャンプー類、ヒゲソリ、ドライヤーなど
  • キャビンウェア200円の有料レンタル

大浴場はありますが、きれいさは少し気になりました。

ラウンジはくつろいだり自動販売機で飲み物を買ったりする共用スペースで、朝食や無料の飲み物のサービスはありません。朝は空港の中のお店で食べるのがいちばんです。

泊まらずに使えるショートステイもあります。

  • ショートステイ2時間から。ビジネスクラス3,000円・ファーストクラス4,000円(2026年10月時点)
  • 延長1時間ごと。ビジネスクラス1,500円・ファーストクラス2,000円
  • 受付21時まで(最後は23時に出る)

乗り継ぎの合間に仮眠したいときにも使えそうです。

夜間通用口と荷物

予約のときに、こんな案内がありました。

羽田空港の第1ターミナルは深夜0時半から早朝まで閉まるので、遅く着く場合は1階到着フロアの8番バス乗り場付近にある夜間通用口を使うように、とのことです。門限はなく、夜間通用口でスタッフを呼ぶと迎えに来てもらえます。夜中に空港が閉まっていても入れるのは、ちょっとした裏技みたいで面白いです!

チェックアウト後の荷物の預かりは、空港のルールに合わせて断っています。泊まる日のチェックインのあとなら預かってもらえます。

12歳以下は泊まれず、13歳以上18歳未満だけで泊まるときは保護者の同意書が要ります。

夜に着いて、翌朝の便へ

3回とも、夜に羽田に着いて翌朝の便で出る使い方でした。JALのサファイア修行で那覇線に乗り続けた最後の夜は、那覇からの便が遅れて、羽田に着いたのは23時近く。疲れていたので、空港の中ですぐ寝られるのは本当にありがたかったです!

那覇空港の出発案内。JL920の東京・羽田行きの出発が遅れると表示されている
JL920が40分遅れの表示(那覇空港)

都内に出かけて、日付が変わってから空港に戻ってきた夜もあります。夜中の空港はがらんとしていて、少し不思議な気分です

電車の窓から見た羽田空港第3ターミナル駅の駅名標
日付が変わって空港へ戻る

翌朝は、6時30分発の始発便に乗った日も。始発でも寝坊の心配がほとんどないのが、このホテルのいちばんの強みだと思います。

羽田空港のあんこ菓子の店「あんこの勝ち」のショーケース
朝から空港の売店を見て回る

時間に余裕のある朝は、空港の売店を見て回ったり、展望デッキに上がったり。朝からお土産を眺められるのは、空港泊ならではの楽しみです

羽田第1ターミナルの展望デッキのワイヤー越しに見た滑走路と飛行機
展望デッキから見た滑走路

出発前の羽田のラウンジは羽田空港のラウンジ一覧にまとめています。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 第1ターミナルの中で、朝の移動がとにかく楽
  • 夜間通用口から深夜でも入れる
  • ファーストクラスならスーツケースを広げられる
  • 2023年・2025年は1万円以下で泊まれた

気になったところ

  • 入口は仕切りだけで、夜は物音が気になる
  • 大浴場のきれいさは少し気になる
  • 朝食はなく、2026年は16,625円と高め

まとめ

ファーストキャビン羽田ターミナル1は、夜に羽田に着いて翌朝の便で出るときに、これ以上ない立地のホテルでした。料金は6,500円から16,625円まで幅があって、時期によっては割高にも感じます。

物音や大浴場は少し気になりますが、始発便に乗る日の安心感はほかでは得られません。羽田のほかのホテルは、羽田エクセルホテル東急やヴィラフォンテーヌ グランド羽田空港、hotel MONday 羽田空港にも泊まっていて、値段や使い方で選び分けています。