
旅先では、スマホにノートPC、タブレットと、Wi-Fiにつなぎたい機械がけっこうあります。1台ずつホテルのWi-Fiにログインしていくのは、地味に面倒です。
そこで買ってみたのが、GL.iNetのトラベルルーター「Slate 7(GL-BE3600)」です。手のひらに乗るくらいの小さなWi-Fiルーターで、Wi-Fi 7に対応しています。
実はこのルーター、写真に残っている出番はホテルではなく、伊丹空港の横の公園でした。そのときの様子と、使ってみた感想をまとめます。
商品の概要
- 買ったものGL.iNet Slate 7(GL-BE3600)デュアルバンド Wi-Fi 7 トラベルルーター
- 買った日・店2025年9月、Amazon
- 値段22,999円(2,300円引きの20,699円をAmazonギフト券で払いました)
- Wi-FiWi-Fi 7(2.4GHz 688Mbps+5GHz 2,882Mbps)
- 有線の口2.5GbpsのWANとLANが1つずつ、USB 3.0が1つ
- 電源USB-C(PD給電)
- 大きさ・重さ130×91×34mm、295g
- 画面前面にタッチ画面
- アンテナ折りたためるアンテナが2本

Amazonで注文して、次の日の夕方には手元にありました。黒い箱に、ルーターの写真と大きな「Slate 7」の文字。開ける前からちょっとわくわくします!
GL.iNetは、旅行用の小さなルーターをたくさん出しているメーカーです。Slate 7はその中でも新しいWi-Fi 7のモデルで、前面に小さなタッチ画面が付いています。
できること
ホテルのWi-Fiを中継して、手持ちの機械をまとめてつなぐ
いちばんの使いどころは、ホテルのWi-Fiをいったんこのルーターで受けて、自分用のWi-Fiとして出し直す使い方です(リピーターと呼ばれる使い方)。
ホテルのWi-Fiにありがちな、ブラウザで部屋番号などを入れるログイン画面にも対応しています。ルーター側で一度ログインすれば、スマホやPCはいつもの自分のWi-Fiにつなぐだけ。客室に有線LANの口があれば、ケーブルでつなぐこともできます。
VPNをルーターごとかけられる
WireGuardやOpenVPNといったVPNに対応していて、30以上のVPNサービスにも対応しています。速さの目安は、WireGuardで最大490Mbpsです。
ルーターでVPNをかけておけば、つないだ機械すべてにまとめて効きます。海外のホテルや空港の無料Wi-Fiを使うとき、少し安心できるのがうれしいところです。
タッチ画面で操作できる
前面の小さな画面では、Wi-FiのQRコードを出したり、今の通信速度を見たり、VPNのオンとオフを切り替えたりできます。同行者にWi-Fiのパスワードを伝えるときも、QRコードを読んでもらうだけで済みます。
ほかに、USBの口にスマホをつないで、スマホの回線(テザリング)をルーターから配ることもできます。
伊丹スカイパークに持っていった
持っていったのは、2025年10月の平日の午後。伊丹空港の滑走路沿いにある伊丹スカイパークです。この日は、飛行機が出している電波(ADS-B)を小さな受信機で受けて遊んでいました。

受信機をつないだ小さなRaspberry Pi(ラズパイ)と、地図を表示するノートPCを、同じWi-Fiにつなぐ役目がSlate 7です。公園のテーブルにはコンセントもないので、自分で小さなネットワークを持っていった形になります。
USB-Cで給電できるので、コンセントのない場所でも使えるのは助かりました。テーブルの上に置いても場所を取らず、アンテナを2本立てた姿がちょっと頼もしく見えます
背面には2.5GbpsのLANとWAN、USB 3.0の口が並んでいます。この日は有線の口は使っていませんが、ホテルの有線LANにつなぐときはこのWANの口を使います。

受信のほうは、目の前を離着陸する飛行機がノートPCの地図にどんどん出てきて、ずっと見ていられる楽しさでした!
よかったところ・気になったところ
よかったところ
- 手のひらサイズで、カバンに入れて持ち歩ける
- USB-C給電なので、コンセントがない場所でも使える
- ホテルWi-Fiのログイン画面にも対応した中継ができる
- VPNをルーターごとかけられる
- タッチ画面でQRコードを出せて、Wi-Fiの共有がかんたん
気になったところ
- 295gあって、旅行用としては軽いほうではない
- 厚みが34mmあり、薄いポーチだと入りにくい
- VPNなどの設定には、多少ネットワークの知識が要る
- 2万円台と、トラベルルーターとしては高め
重さはスマホより少し重いくらいなので、毎日の持ち歩きというより、旅行や外で作業する日に持っていく道具かなと思います
こんな使い方がおすすめ
スマホ・PC・タブレットなど、Wi-Fiにつなぐ機械が多い人のホテル泊にぴったりです。ルーターを一度ホテルのWi-Fiにつないでおけば、ほかの機械は家と同じように使えます。
今回のように、外で機械どうしをつなぎたいときにも便利です。モバイルバッテリーを1つ用意しておけば、公園のテーブルがそのまま作業場になります。
海外では、空港やホテルの無料Wi-FiにVPNをかけて使えるのが安心材料です。機内のWi-Fiについては機内Wi-Fiの料金比べにまとめています。
まとめ
GL.iNetのSlate 7は、旅先のWi-Fiをまとめて引き受けてくれる、小さくて多機能なトラベルルーターでした。ホテルWi-Fiの中継、VPN、タッチ画面と、旅行で欲しい機能がひととおりそろっています。
写真に残っている出番は伊丹スカイパークでの電波受信ですが、外で小さなネットワークを作れるのも思っていた以上に楽しかったです。次の旅では、ホテルの部屋での使い方も写真付きで書いてみたいです。