バンクーバーのカナダプレイス。白い帆の形の屋根とピンクのVANCOUVERの文字、奥に停泊中のクルーズ船、青空
翌朝のカナダプレイス。この日はpovoの海外データで動いていました

海外に行くたびに、現地のSIMやeSIMを用意するのは少し面倒です。とくに1泊だけの乗り継ぎだと、わざわざ買うほどでもないな、と迷います。

そんなときに使ったのが、povo2.0の「海外データトッピング」です。日本で使っているpovoの回線のまま、アプリで海外用のデータを買うだけでつながります。

2024年9月、アメリカからの帰り道にバンクーバーで1泊したとき、0.5GB(24時間)を買って使いました。そのときの流れと、使ってみて感じたことをまとめます。

目次
  1. povo2.0の海外データトッピングとは
  2. バンクーバーの1泊で使ってみた
  3. 買い方とiPhoneの設定
  4. 今の料金とトッピングの種類
  5. よかったところ・気になったところ
  6. 短い乗り継ぎで使うなら
  7. まとめ

povo2.0の海外データトッピングとは

  • 買ったもの【レギュラー】海外データ0.5GB(24時間)トッピング
  • 買った時期・場所2024年9月、バンクーバーに着いた夜にpovo2.0アプリで
  • 今の値段640円(2026年10月)
  • 使える国レギュラートッピングは90以上の国・地域(カナダも対象)
  • 必要なものpovo2.0の回線(通話+データ)、海外ローミングがオンになっていること、povo2.0アプリへのログイン
  • 使えないものpovo2.0データ専用の回線、日本国内向けのデータトッピング

povo2.0は基本料ゼロで、必要なときにデータを「トッピング」として買い足す携帯のプランです。私は2022年から使っています。

海外データトッピングもそのひとつで、SIMを差し替えたり、Wi-Fiルーターを借りたりしなくても、日本の電話番号のまま海外で通信できます。旅行のたびにeSIMを探す手間がないのが、いちばんの魅力だと思います。

バンクーバーの1泊で使ってみた

2024年9月、ソルトレイクシティからデンバー経由でバンクーバーに入り、翌日のエア・カナダAC23で関空に帰りました。バンクーバーに着いたのは夜の23時前です。

深夜のバンクーバー中心部。シティセンター駅の入口と明かりのついたビル
深夜のバンクーバー中心部

着いて40分ほどたった23時半ごろ、povo2.0のアプリで0.5GB(24時間)のトッピングを買いました。翌日14時の出発までは15時間ほどなので、24時間あれば十分です。

そこから電車でダウンタウンのホテルへ。駅を出たのは0時すぎでした。夜遅くに知らない街を歩くとき、地図が見られるだけで気持ちがかなり楽になります。泊まったのはメトロポリタン・ホテル・バンクーバーです。

青空の下のバンクーバーのビーチ。砂浜にカモメが1羽、奥に海と森、その向こうに山
翌朝のビーチ

翌朝は8時半にカナダプレイス、10時半ごろには海沿いのビーチまで歩きました。0.5GBは多くはありませんが、地図と調べものが中心の半日なら、このくらいでも何とかなる量だと思います

バンクーバー空港の駐機場。エア・カナダの787とエールフランスの機体、手前に地上車両
バンクーバー空港

13時半ごろには空港に戻り、AC23に乗っています。乗り継ぎの1泊のために、eSIMを探して買う手間がなかったのは本当に楽でした!この日の飛行機のことはエア・カナダAC23の搭乗記に書いています。

買い方とiPhoneの設定

iPhoneのモバイル通信の設定画面。povoの回線がオン、ネットワーク選択はT-Mobile、データローミングがオン
アメリカで撮ったpovoの回線の設定画面(2026年8月)

使い方はシンプルです。iPhoneの「モバイル通信」でpovoの回線を選び、「データローミング」をオンにしておきます。海外では現地の通信会社につながり、アメリカではT-Mobileと表示されていました。

  • 出発前povo2.0アプリの設定で、海外ローミングがオンになっているか確かめる(変えるときはサポートに連絡)
  • 買うアプリのホームで「海外」を選び、使う国に合うトッピングを買う
  • iPhone「モバイル通信」→ povoの回線 →「データローミング」をオン
  • 使い始め現地でデータ通信につながったときから、使える時間が数えられる

日本で前もって買っておくこともできます。その場合は、現地でつながるまで最大30日待ってくれて、その間はデータも時間も減りません。私は着いてから買いましたが、心配な人は出発前に買っておくと安心だと思います。

アプリにログインしておけば、ネットにつながっていなくてもトッピングは買えます。逆に、ログインが切れていると認証のためにWi-Fiが要るので、出発前にアプリを一度開いておくのがおすすめです。

今の料金とトッピングの種類

海外データトッピングは、使う国の範囲で3種類に分かれています。値段は2026年10月のものです。

種類向いている人例値段
エリア1つの国・地域に行く人アメリカ 1GB(3日間)760円
エリア同上韓国・台湾 1GB(3日間)680円
レギュラー90以上の国・地域0.5GB(24時間)640円
レギュラー同上1GB(3日間)1,480円
ワイド160以上の国・地域0.3GB(30日間)6,980円

カナダはエリアトッピングの対象外で、レギュラーかワイドを使います。私がバンクーバーで買った0.5GB(24時間)は、カナダで使える中でいちばん短くて安いプランです。

アメリカ、ヨーロッパの9か国、韓国、台湾、タイ・ベトナムなどはエリアトッピングがあって、1GB(3日間)が680〜840円と割安です。行き先がこれらの国なら、レギュラーよりエリアを選んだほうがお得です。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • SIMの差し替えもeSIMの追加もいらず、アプリで買うだけ
  • 日本の電話番号のまま使えて、SMSの認証コードも受け取れる
  • 24時間・0.5GBのような短いプランがあり、乗り継ぎの1泊にちょうどいい
  • 現地に着いてからでも、ネットなしで買える

気になったところ

  • レギュラーは1GBあたりが高め。長い旅なら別のeSIMのほうが安いこともある
  • トッピングがないと、低速の通信もまったく使えない
  • 使っている途中に、次のトッピングを重ねて買えない
  • 海外での通話は着信にも料金がかかる(アメリカは1分165円)

短い乗り継ぎで使うなら

いちばん向いているのは、今回のような乗り継ぎの1泊や、2〜3日の短い旅だと思います。現地でSIMを探す時間ももったいないので、povoのアプリで済むのはありがたいです

1週間以上の旅や動画をたくさん見る旅なら、容量の大きいトッピングや海外用のeSIMと、値段を比べてから決めるのがよさそうです。行き先がエリアトッピングの対象なら、まずはそちらを見てみてください。

povoを日本でサブの回線として持っておけば、いざというときの海外用としても使えます。基本料がかからないので、持っておくだけなら負担がないのもいいところです。

まとめ

povo2.0の海外データトッピングは、ちょっとだけ海外でつながればいい、というときにぴったりでした。バンクーバーの1泊では、夜に空港で買って、翌日の出発まで迷わずに動けました。

長い旅だと割高になるので万能ではありませんが、短い滞在ならこれで十分です。次に乗り継ぎで1泊するときも、きっとまたアプリを開いていると思います。