
国際線に乗ると、つい機内Wi-Fiを買ってしまいます。長いフライトでもメッセージを返せるし、着いてからの予定も機内で調べられるからです。
この3年ほどで、シンガポール航空・JAL・ANAの国際線あわせて6便で機内Wi-Fiを使いました。領収書のメールが残っているので、実際に払った値段を並べてみると、会社ごとの違いがけっこうはっきり見えてきました。
それぞれの搭乗記に1行ずつ書いていた話を、1本にまとめておきます。今の無料の条件も一緒に書いておくので、次に乗るときの参考になればうれしいです。
私が払った機内Wi-Fiの値段
| 時期・便 | 区間・クラス | プラン | 値段 |
|---|---|---|---|
| 2023年1月 SQ623 | 関西→シンガポール・エコノミー | 1時間 | 3.99ドル(約520円) |
| 2023年1月 SQ321 | ロンドン→シンガポール・エコノミー | 全区間 | 15.99ドル(約2,100円) |
| 2024年5月 JL12 | 羽田→ダラス・ビジネス | フライトプラン | 16.80ドル(約2,600円) |
| 2025年5月 JL723 | 成田→クアラルンプール・エコノミー | フライトプラン | 18.80ドル(約2,700円) |
| 2026年6月 NH885 | 羽田→クアラルンプール・ビジネス | テキスト無料 | 0ドル |
| 2026年10月 NH847 | 羽田→バンコク・エコノミー | テキスト無料+3時間 | 16.95ドル(約2,700円) |
6便で払ったのは合計72.53ドル(約10,600円)。着くまで使えるプランや3時間プランは、どの会社でもだいたい2,000円台に収まっていました。数時間のフライトで連絡がつながることを考えると、私にとっては払う価値のある値段です。
どの会社も、領収書は買ったあとすぐにメールで届きます。会社ごとに見ていきます。
シンガポール航空

2023年1月、関西からシンガポールへのSQ623では、食事のあとに1時間プランを3.99ドル(約520円)で買いました。深夜便なので、少しだけつないでメッセージを返したら寝る、という使い方です。
帰りのロンドン→シンガポールのSQ321は13時間近いフライトなので、着くまで使える全区間のプランにしました。15.99ドル(約2,100円)です。

支払いはどちらもApple Payで、カード番号を入れなくていいのは機内だとかなり楽でした
ただ、これは有料だったころの話です。2023年7月からは、クリスフライヤー会員ならエコノミーでも機内Wi-Fiが時間無制限で無料になりました。予約かチェックインのときに会員番号を入れておくのが条件です。今乗るなら、この代金はかかりません。ちょっとうらやましい気持ちもあります。
搭乗記はSQ623 関西→シンガポールとSQ321 ロンドン→シンガポールに書いています。
JAL

2024年5月の羽田→ダラスのJL12では、着くまで使える「フライトプラン」を買いました。18.80ドル(約2,900円)のところ、JALカードの割引で2ドル(約310円)引かれて16.80ドル(約2,600円)です。JALカードで払うだけで安くなるのは、ちょっとうれしい仕組みでした!
この日は、伊丹から羽田までの国内線JL102でもWi-Fiに無料でつないでいます。JALの国内線は無料なので、国内線から国際線へ乗り継ぐ日は、ずっとつながっている感じでした。

ひとつ失敗もあります。JL12ではフライトプランをうっかり2回買ってしまいました。搭乗の2日後にサポートへ連絡すると、二重になった1件分を返金してもらえました。ちゃんと対応してもらえてほっとしましたが、購入ボタンを押したあとは、画面が切り替わるまで落ち着いて待つのが大事だなと思いました。

2025年5月の成田→クアラルンプールのJL723(エコノミー)でも、機内食のあとにフライトプランを18.80ドル(約2,700円)で買っています。7時間半ほどのフライトなので、時間を気にせず使えるプランが気楽でした
JALは2024年10月から国際線の機内Wi-Fiを無料にしています。ファーストとビジネスは時間の制限なし、プレミアムエコノミーとエコノミーは1時間まで無料で、その先は有料のプランを買う形です。ただし、737-800では全クラス時間無制限で無料です。搭乗記はJL12 羽田→ダラスとJAL特典でクアラルンプール往復です。
ANA

2026年6月の羽田→クアラルンプールのNH885はビジネスクラスで、出発前に無料のバウチャーコードがメールで届いていました。日本時間の0時すぎにテキストのプランへつないで、領収書は0.00ドルです。深夜便でも、メッセージの返信ができるのは地味にありがたかったです!
ANAの787・777・A380は、ファーストとビジネスならウェブの閲覧も含めて無料です。出発の2時間前までに、予約に登録したメールアドレスとANAアプリにバウチャーコードが届きます。

2026年10月の羽田→バンコクのNH847はエコノミーでした。まずは11時すぎにテキスト無料のプランにつないで、メッセージだけやり取り。昼すぎに3時間プランを16.95ドル(約2,700円)で買い足しました。
テキストだけなら無料で、調べものをしたくなったら有料に切り替える。この使い方がいちばん無駄がなくて、ANAのしくみはよくできているなと感じました!
- テキストLINEやiMessageなどのメッセージは、エコノミーでも無料
- 30分プラン6.95ドル(約1,100円)
- 3時間プラン16.95ドル(約2,700円)
- フルフライトプラン21.95ドル(約3,500円)、最大24時間
- つなげる台数同時に1台
767は全クラス無料、A320は日本の上空だけ無料と、機材によっても違います。搭乗記はNH885 羽田→クアラルンプール、NH847はバンコク・フランクフルト・ルツェルン・チューリッヒ旅行記に書いています。
今の無料の条件を比べる
| 会社 | エコノミー | ビジネス以上 | 有料プラン |
|---|---|---|---|
| シンガポール航空 | クリスフライヤー会員なら無制限で無料 | 無制限で無料 | 会員なら不要 |
| JAL | 1時間無料(737-800は無制限) | 無制限で無料 | 1時間を超えたら購入 |
| ANA(787・777・A380) | テキストだけ無料 | バウチャーで無料 | 30分・3時間・フルフライト |
こうして並べると、エコノミーでいちばん得なのはシンガポール航空です。予約かチェックインのときにクリスフライヤーの会員番号を入れておけば、Wi-Fiのある便ならエコノミーでも時間無制限で無料。乗る前に入れておくのは忘れないようにしたいです。
JALとANAは、少しだけなら無料、しっかり使うなら有料、という形です。どちらも有料プランは2,000〜3,000円台になるので、フライトの長さと使い方で選ぶのがよさそうです。
よかったところ・気になったところ
よかったところ
- メッセージだけなら、ANAでもJALでも無料で十分
- 有料でも1便2,000円台くらいで、長いフライトなら安く感じる
- シンガポール航空はApple Payで買えて、カード番号を入れずに済む
- 領収書がすぐメールで届くので、あとから値段を確かめやすい
気になったところ
- ボタンの押し方しだいで、二重に買ってしまうことがある
- プランはその便だけ。乗り継ぎ便では買い直しになる
- ANAは同時に1台まで。スマホとパソコンを両方つなぐのは難しい
- 会社・機材・クラスで条件がばらばらで、乗る前に調べないと分かりにくい
こんな使い方がおすすめ
まずは無料のテキストやお試しの時間で、メッセージだけ返す。それで足りなければ、残りの飛行時間に合わせて有料のプランを選ぶ。私はこの順番がいちばん納得して払えました。
7時間を超えるような長いフライトなら、時間制より、着くまで使える全区間のプランのほうが気が楽です。反対に、寝てしまう深夜便なら、短いプランで十分だと思います。
シンガポール航空に乗るなら、クリスフライヤーの会員番号を予約に入れておくこと。JALに乗るなら、JALカードで払うと割引になることがあるので、支払いのカードも気にしておくとよさそうです。
まとめ
3社の機内Wi-Fiを使ってみて、いちばん印象に残ったのは、この数年で無料の範囲がどんどん広がっていることでした。2023年に払っていたシンガポール航空の代金は、今なら会員登録だけでかかりません。JALも、国際線で無料で使える時間ができています。
それでも、長いフライトで調べものをしたいときに、2,000円台で空の上からつながれるのはやっぱり便利です。次はどの会社で、どのプランにしようかと考えるのも、旅の小さな楽しみになっています。