
2023年1月の夜、関西空港からシンガポールまで、シンガポール航空のSQ623便(ボーイング787-10)のエコノミーで飛んできました。関空を23時20分に出て、朝5時過ぎに着く深夜便です。
朝のシンガポールに着くので、到着した日をまるごと使えます。ヨーロッパ行きに乗り継ぐのにも向いた時間で、この日も8時間45分の乗り継ぎでパリへ向かいました。
この便は、アゾレス諸島(ポルトガル)まで行く旅の1本目です。出発前の関空での過ごし方から、座席、機内食、Wi-Fiの料金まで、写真と一緒に書いていきます。
便の情報
- 便名SQ623
- 区間関西(KIX)T1 → シンガポール(SIN)
- 搭乗日2023年1月
- 時刻定刻23:20発 → 翌05:10着(実際はほぼ定刻で、少し早着)
- 飛行時間6時間50分(定刻)
- 機材ボーイング787-10(9V-SCC)
- クラスエコノミー(予約クラスN)
- 預け荷物25kgまで無料
シンガポールでは、SQ332のパリ行きに乗り継ぎます。乗り継ぎ時間は8時間45分でした。
SQ623は今も787-10で飛んでいます。2026年の冬のダイヤ(10月25日から)だと、23:20発で翌朝5:00着です。
空港とラウンジ
空港には少し早めに着いたので、まずは「NODOKA 24H Open KIX Airport Lounge」に入りました。時間は20時すぎです。

床は人工芝で、入口にはアウトドア用のリクライニングチェア。空港のラウンジとは思えない雰囲気で、ちょっと驚きました!

中には丸いクッションが点々と置かれていて、奥にはテントとハンモックまであります。まるでキャンプ場です。
深夜便の前にごろんとできるので、意外といい過ごし方だなと思いました。
NODOKAは、ターミナルの外にあるエアロプラザ(ホテルやお店が入った建物)の2階にある、24時間営業のラウンジです。お金を払えば、予約なしで誰でも入れます。
対象のゴールドカードなどを持っていれば2時間無料ですが、その日に飛行機に乗ることが条件です。搭乗券か、便名と名前が分かるメールを見せます。
NODOKAに入れるカードや今の関空のラウンジは、関西空港のラウンジ一覧にまとめています。


21時過ぎに、連絡通路を歩いて第1ターミナルへ。夜の出発ロビーは人が少なめで、静かでした。
チェックインと食事券

シンガポール航空のカウンターはAエリアで、21時過ぎにチェックインしました。
実は前日、シンガポール航空から「関空の提携ラウンジは当面閉鎖している」というメールが来ていました。

そのかわりにカウンターでもらったのが、これです。「TEMPORARY LOUNGE CLOSURE」と書かれた、2,000円分の食事券。ラウンジが使えないぶん、こうして用意してくれるのはさすがシンガポール航空です!
使えるお店の一覧も一緒にもらいました。出国前のエリアなら、スターバックスやマクドナルドなどで使えます。おつりは出ないそうです。
搭乗口へ

22時過ぎ、搭乗口から見たこの日の機体。787-10です。ガラスに照明が映り込んでしまいましたが、夜の空港に浮かぶ機体はやっぱりかっこいいですね。
座席

23時前に機内へ。エコノミーは3席ずつの3-3-3の並びで、客室は新しくてきれいでした。

窓側の席には、枕とビニール袋に入った毛布が置いてありました。
足元の広さは十分です。ただ、座席は薄型でクッションもやや控えめ。深夜便でしっかり眠るには、少し物足りない感じがしました
ひじ掛けは細めで、隣の人と共有です。足をのせるフットレストもないので、足の置き場には少し困りました。
この機材はビジネス36席、エコノミー301席の2クラスです。
画面は11.6インチのタッチ式で、リモコンはありません。電源は3席で2口を一緒に使います。
機内食
23時すぎに離陸して、1時間ほどたったころに食事が来ました。


メインは、ハムをのせた肉料理。付け合わせはにんじんとスナップえんどう、じゃがいもです。夜中でも食べやすい、やさしい味でした。
ほかに、パンとYBCのクラッカー「ルヴァン クラシカル」、Kiriのクリームチーズとバターが付きます。日本のクラッカーが出てくるのは関空発らしくて、なんだかうれしくなりました。飲み物は紅茶です。

1時前には、デザートのハーゲンダッツのカップアイス。夜中のハーゲンダッツには、ちょっとした背徳感があります。
機内Wi-Fi
食事のあとは、機内Wi-Fiを使いました。当時は1時間のプランで3.99米ドル(約520円)。支払いはApple Payでできました。
そのあと2023年7月からは、シンガポール航空のマイレージ会員(クリスフライヤー)なら、エコノミーでもWi-Fiが無料で使い放題になりました。予約に会員番号を入れておくのが条件です。
プランは時間制のほかに、着くまでずっと使えるものもあります。帰りのSQ321 ロンドン→シンガポールでは、そちらを使いました。
シンガポールに到着
ゲートに着いたのは、現地時間の5時すぎ。定刻より少し早い到着でした。
パリ行きの出発まで時間があったので、いったん入国してマリーナベイを歩いてから空港に戻りました。その様子はSQ332 シンガポール→パリの搭乗記に書いています。
運賃
航空券は、エクスペディアで関西〜リスボンの往復をまとめて買いました。SQ623は、その1区間目です。
全部で6区間のエコノミーで、総額168,530円(運賃147,300円+税など21,230円)でした。区間の一覧は、SQ332の記事にまとめています。
よかったところ・気になったところ
よかったところ
- 夜に出て朝に着くので、到着日をまるごと使える
- 提携ラウンジ閉鎖の代わりに2,000円の食事券をもらえた
- NODOKAのキャンプ場のような雰囲気が楽しい
- 客室が新しくてきれい
気になったところ
- 座席が薄く、深夜便で寝るには少し物足りない
- フットレストがなく、ひじ掛けも細い
- 電源は3席で2口の共用
まとめ
夜に関空を出て、朝のシンガポールに着く便でした。提携ラウンジは閉まっていたものの、2,000円の食事券がもらえましたし、出発前はNODOKAでのんびりできました。
座席は長距離向けとしては少し控えめでしたが、7時間弱なら十分です。旅の始まりの1本として、わくわくしながら乗れました。
次は、シンガポールからパリへ向かいます。