
2023年1月、アゾレス諸島のサンミゲル島へ行ってきました。
ルートは、パリからエールフランスでリスボンへ。そこからTAPポルトガル航空に乗り継いで、島の中心の町ポンタデルガダへ飛んでいます。大西洋に浮かぶ島までは、リスボンから2時間あまりです。
TAPの往復は、TAPのサイトで200マイル+131.57ユーロ(約18,500円)で取りました。
ただ、行きは当日になって「予約がキャンセルされている」と言われるハプニングが。帰りは帰りで、夜明け前の空港からタラップで乗り込む朝6時30分発の便でした。
忘れられない往復になったこの3本を、まとめて書いていきます。
目次
便の情報
| 日付 | 便名 | 区間 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| 1日目 | AF1024(SQ1876) | パリCDG 2F → リスボン | 09:40 → 11:15 |
| 1日目 | TP1867 | リスボン → ポンタデルガダ | 17:05発 |
| 6日目 | TP1864 | ポンタデルガダ → リスボン | 06:30 → 09:45 |
- 機材AF1024はエアバスA321(F-GTAK)、帰りのTP1864はエアバスA320(CS-TNW)
- クラスすべてエコノミー
- 座席TP1867は27D
- 手荷物(TAP区間)預け荷物なしの運賃。機内持ち込みは手荷物10kg+身の回り品2kg
AF1024は、シンガポール航空の航空券に入っていた区間です。SQ1876とのコードシェア(同じ便をほかの会社の便名でも売る共同運航)でした。
TAPの往復は、それとは別にTAPのサイトで買っています。
パリ・シャルルドゴール空港
このときはスターアライアンス・ゴールドを持っていて、シンガポール航空で発券した航空券でしたが、エールフランスのラウンジには入れませんでした。
前の晩はシンガポール航空SQ332でパリに着いて、空港の近くに泊まりました。

朝7時半ごろのシャルルドゴール空港です。出発案内板の下には「Accès n°1」と書いてありました。

8時過ぎ、出発前にラデュレのマカロンと紅茶を。マカロンは黄色とベージュの2個にしました。
パリといっても空港の近くに泊まっただけでしたが、最後にラデュレでパリらしい朝を味わえたので満足です。
エールフランスでリスボンへ

窓の外には、スカイチーム塗装のエールフランス機。朝は霧っぽくて、白く霞んでいました。


9時過ぎ、搭乗口の前に止まっていたエールフランス機です。

隣には、トーイングカー(飛行機を押したり引いたりする車)につながれた機体も。少し晴れてきました。
AF1024は10時前にゲートを離れました。機材はA321です。


機内ではビスケットと飲み物が配られました。ブルターニュの「Filet Bleu」というビスケットで、飲み物はジュースに。素朴なバターの味で、短い便のおやつにちょうどいいです。
リスボンに到着

リスボン空港には11時すぎに到着。到着ロビーは、けっこう混んでいました。

荷物は、関空からリスボンまで通しで預けていました。タグには「SQ623 → SQ332 → AF1024」の3区間が並んでいます。このタグを見ると、ずいぶん遠くまで来たなと実感します。
当日、アゾレス行きの予約が「キャンセル」に
アゾレスへの往復は、乗る日の2週間ほど前にTAPのサイトで予約していました。
- 行きの便22時20分発のTP1865 → 17時05分発のTP1867に変更(行きだけ)
- 変更の料金100ユーロ(約14,100円)、支払い済み
- 3日前の電話サイトに変更後の便が出てこなかったが「ちゃんと記録されている」
空港では予約が消えていた
ところが当日、空港で確認すると予約がありません。このときは本当に頭が真っ白になりました!そこからのやりとりは、こんな感じです。
- まず空港の窓口で30分ほど話したものの対応してもらえず、TAPのオフィスに電話するように言われる
- 電話すると、「支払いができていないので自動でキャンセルされた。空港の窓口で払えば乗れる」との答え
- 窓口に戻ると、そういう扱いにはなっておらず、新しく買うように勧められる
TAPのサイトで買うほうが安かったので、そこでは断りました。ところがサイトを見ると、その便はもう売り切れです。
正直、今日はもう島に行けないかもしれないと覚悟しました
プレミアムの窓口で戻った
もう一度窓口に並ぶと、混んでいたからか、たまたまプレミアムの窓口に案内されました。
そこで経緯は話さずに、「予約が自動でキャンセルされたので、新しく買いたい」と伝えてみます。すると「なぜキャンセルされたんでしょうね。予約を戻しておきました」と言われて、そのまま搭乗券をもらえました。
ここまで約4時間。追加で払ったお金はありませんでした。あっさりした結末で、搭乗券を手にしたときは力が抜けました!

16時過ぎ、リスボン空港の中で「lounge ANA」の看板を見かけました。営業時間は6時〜22時です。
名前を見たときは一瞬びっくりしましたが、日本のANAではありません。ポルトガルの空港会社ANA(ANA Aeroportos de Portugal)のラウンジです。
スターアライアンス・ゴールドで入れるTAPのラウンジとは、別の施設になります。スターアライアンスはANAやTAPが入っている航空連合で、ゴールドはその上級会員のことです。
ポンタデルガダへ
- 搭乗開始16時ごろ
- 座席27D(通路側)
- 搭乗券の表示「PREMIUM」の搭乗ゾーンと「FAST/LOUNGE」
- いまのリスボンのTAPのラウンジシェンゲン側「Tejo」、非シェンゲン側「Atlântico」
搭乗券の「PREMIUM」と「FAST/LOUNGE」も、スターアライアンス・ゴールドの扱いです。優先レーンとラウンジが使える、という意味になります。

スターアライアンス・ゴールドは、ANAならプラチナ以上か、SFC(ANAの上級会員の資格を持ち続けられるカード)で付きます。私が2022年にANAで乗った区間は、SFC修行のやり方にまとめています。
アゾレス行きはポルトガルの国内線なので、シェンゲン側から出ます。シェンゲンは、ヨーロッパの中で出入国の審査なしに行き来できる国のグループのことです。
リスボンでは、搭乗口の番号が出発の1時間ほど前まで出ないこともあるそうです。ゲート前の椅子もすぐ埋まるので、早めに動いておくと安心です。
機内と到着
機内の後ろのほうの席は前後の間隔が狭く、リクライニングしない薄い座席。2時間半ほどの路線だと、少し窮屈に感じるかもしれません。
食事は有料のメニューなので、空港で何か食べておくのがおすすめです。
アゾレスとリスボンには1時間の時差があって、着いたころには外は真っ暗でした。
ポンタデルガダでは駐機場を歩いてターミナルへ。


着いた夜のポンタデルガダの街です。19時台でも、人通りはほとんどありませんでした。白い壁の建物が静かに並んでいて、長い1日の終わりにほっとする景色でした。
泊まったのは、マリーナの前のホテル マリーナ・アトランティコです。
帰りは朝6時30分発
サンミゲル島で5泊したあと、朝の便でリスボンへ戻りました。乗ったのは6時30分発のTP1864です。
この便だけの写真と時刻は、TP1864の搭乗記にもまとめています。
チェックインは前の日にTAPが自動で済ませてくれていて、搭乗口には5時40分までに来るよう案内がありました。行きの騒ぎがあったので、これはすごくありがたかったです!


空港に着いたのは4時過ぎで、まだ真っ暗です。入口には「Partidas / Departures」の文字がありました。

5時過ぎ。ライアンエアーのカウンターは、まだシャッターが閉まっていました。
ちなみに、ポンタデルガダ空港の正式な名前は「ジョアン・パウロ2世空港」です。
タラップで搭乗

6時過ぎ、搭乗口からは歩いて機体へ向かいます。ボーディングブリッジはなく、タラップでの搭乗です。



機体の横を歩けるので、エンジンもすぐ近くに見えました。夜明け前の駐機場をライトの中で歩くのは、なんだか特別な気分です。

機体にはTAPの大きなロゴ。タラップは前と後ろの両方に付いていました。

機体記号はCS-TNWで、エアバスA320です。予約したときはA321neoの予定だったので、機材が変わっていました。

隣に止まっていたのは、アゾレスの地元の航空会社、アゾレス航空の機体です。


タラップを上る途中で1枚。尾翼の赤と緑が、ライトに照らされて光っていました。
リスボンに戻る
リスボン到着の定刻は9時45分です。アゾレスとの時差があるので、時計は1時間進めます。

空港の外に出ると快晴でした。アゾレスの夜明け前とはまったく違う天気で、まぶしいくらいです

空港の前には、アプリで借りられるLimeの電動キックボードが並んでいました。リスボン滞在中はLimeを6回利用しました。
運賃
TAPのリスボンとポンタデルガダの往復は、TAPのサイトで予約しました。TAPのマイル(Miles&Go)と現金を組み合わせて、200マイル+131.57ユーロ(約18,500円)です。
TAPには、マイルで運賃を割り引ける「Cash&Miles」という仕組みがあって、往復なら200マイルから使えます。
- 運賃45ユーロ(約6,300円)
- 税など86.57ユーロ(約12,200円)
- 行きの時間変更100ユーロ(約14,100円)
- 変更料まで合わせた往復200マイル+231.57ユーロ(約32,500円)
- 荷物受託手荷物は含まれない。機内持ち込みは10kgまで
なお、いまはスターアライアンス・ゴールドの会員なら、運賃に関係なくエコノミーで23kgまでの荷物を1個追加で預けられます。
実は、最初の予約は決済エラーになってしまい、3日後に予約し直していました。思えばこのあたりから、少し不安な予約だったのかもしれません。
パリからリスボンまでのAF1024は、シンガポール航空の往復航空券(エクスペディアで168,530円)に入っていた区間です。
よかったところ・気になったところ
よかったところ
- 200マイル+131.57ユーロ(約18,500円)でアゾレスを往復できた
- 予約が消えても、追加の支払いなしで乗れた
- 夜明け前のタラップ搭乗が印象に残った
- 帰りはチェックインが自動で済んでいた
気になったところ
- 当日空港で予約が消えていて、乗れるまで約4時間かかった
- 後方の座席は狭く、リクライニングしない
- 預け荷物なしの運賃で、機内食も有料
まとめ
行きは空港で予約が消えていて、搭乗券をもらえるまで4時間ほどかかりました。それでも追加の支払いはなく、変更後の17時05分発に乗れています。
帰りは、夜明け前の空港からタラップで乗る早朝便でした。
リスボンに戻ったあとは1泊して、ロンドン経由で日本へ帰ります。
一時はどうなることかと思いましたが、無事にたどり着いたアゾレスは、その苦労を忘れるくらいいい島でした。