
バンコク・フランクフルト・ルツェルン・チューリッヒ旅行記|ANA特典航空券で回った前半6日間(2026年10月)
2026年10月、ANAのマイルで取った特典航空券で、羽田からバンコクに1泊してヨーロッパへ向かいました。フランクフルトに2泊してハイデルベルクへ日帰りし、スイスのルツェルンに2泊。ピラトゥス山に登って、最後はチューリッヒの街を歩きました。
旅はこのあとプラハ・リスボン・ワルシャワへ続いたので、この記事はチューリッヒを発つまでの前半6日間です(後半は後半の旅行記に書いています)。毎日の流れと、乗り物の料金を書いていきます。同行者がいたので、ドイツの鉄道などは人数分まとめて買いました。
6日で4つの国をまたぐ、なかなか忙しい日程でした。それでも毎日ちがう景色が見られて、振り返ると楽しかった記憶ばかりです。
目次
前半6日間の旅程
| 日付 | 行程 | 宿泊 |
|---|---|---|
| 10/1(木) | 羽田→バンコク(NH847) | シェラトン・グランデ・スクンビット |
| 10/2(金) | バンコク→フランクフルト(TG922) | LUME Boutique Hotel |
| 10/3(土) | ハイデルベルク日帰り | LUME Boutique Hotel |
| 10/4(日) | フランクフルト→チューリッヒ(LH1196)→ルツェルン | ルネッサンス・ルツェルン |
| 10/5(月) | ピラトゥス山 | ルネッサンス・ルツェルン |
| 10/6(火) | チューリッヒ観光、夕方の便でプラハへ | プラハ・マリオット |
6日目の夜のプラハまで、ホテルは6泊ともマリオット系です。部屋や料金は、表のリンク先の宿泊記に書いています。泊まる場所が毎回変わるので、荷造りが少し大変でした。そのぶん、どのホテルもポイントやステータスの特典が使えたのは助かりました。
航空券
飛行機は、ANAのマイルで取ったスターアライアンスの特典航空券1枚です。
| 区間 | 便名 | クラス |
|---|---|---|
| 羽田 → バンコク | NH847 | エコノミー |
| バンコク → フランクフルト | TG922 | ビジネス |
| フランクフルト → チューリッヒ | LH1196 | ビジネス |
| ワルシャワ → 成田 | LO79 | ビジネス |
帰りのワルシャワ→成田も含めて、1人分で121,000マイル+125,220円でした。チューリッヒからの夕方のコンドル航空は、これとは別に買ったきっぷです。バンコクで1泊はさみつつ、長い区間はビジネスクラスで移動できたので、体はかなり楽でした。いったんバンコクで休めたのも、時差ぼけ対策にはちょうどよかった気がします。
現地の交通費
空港と街の間はGrabとUber、ドイツとスイスでは鉄道を使いました。主なものを並べます。
| 日付 | 区間 | 乗り物 | 料金 |
|---|---|---|---|
| 10/1 | MRT駅→ホテル | Grab(1台) | 101バーツ(約480円) |
| 10/2 | ホテル→空港 | Grab Premium(1台) | 873バーツ(約4,100円) |
| 10/2 | 空港→ホテル | Uber(1台) | 23.96ユーロ(約4,200円) |
| 10/3 | ハイデルベルク往復 | ICE 2等(3人分) | 202.10ユーロ(約35,800円) |
| 10/4 | ホテル→空港 | Uber(1台) | 18.95ユーロ(約3,400円) |
| 10/4 | チューリッヒ空港→ルツェルン | SBB 2等 | 31フラン(約5,900円) |
| 10/6 | ルツェルン→チューリッヒ | SBB 2等 | 27フラン(約5,100円) |
| 10/6 | キルヒベルク→中央駅 | ZVV 1等 | 11.80フラン(約2,200円) |
スイスの鉄道は1人あたりの片道の値段(割引なしの通常運賃)です。きっぷはどれもスマホのアプリやサイトで買いました。こうして並べると、やっぱりスイスの電車は高いです。片道1回で5,000円を超えるので、ちょっとびっくりしました。逆にバンコクのGrabは安くて、同じ「移動」でもこんなに違うのかと思います。
1日目 羽田からバンコクへ
朝8時前に羽田空港へ。NH847は第2ターミナルから10時50分に出る便です。朝の羽田は天井が高くて明るく、これから長い旅が始まるんだなとわくわくしました。



この区間だけはエコノミーです。機内食はグラタンとサラダ、パンのトレーで、温かいグラタンがおいしくて満足でした。バンコクには15時半の予定です。
空港からはエアポートレイルリンクでマッカサンまで出たと思います。夕方、隣のMRTペッチャブリー駅の出口からGrabでホテルへ。2kmほどで101バーツ(約480円)でした。この距離ならタクシー代わりに気軽に使えて、バンコクのGrabはやっぱり便利です。
この日の宿はシェラトン・グランデ・スクンビット。マリオット公式でチタンエリートとして予約していて、ファミリースイートにアップグレードされていました。1泊だけなのがもったいないくらいの広さで、夜は上級会員向けの軽食の特典もありました。

部屋の窓からは、隣のショッピングモール「ターミナル21」とBTSの高架が見えました。いかにもバンコクの街なかという景色です。


夜はターミナル21へ。館内には柱を押す力士の像があって、思わず笑ってしまいました!

夕食はプーパッポンカリー。殻ごとのカニが卵のカレーソースにからめてあって、まろやかでご飯がすすむ味でした。タイに来たらこれは外せません。
2日目 タイ国際航空でフランクフルトへ
10時前にホテルを出て、Grabの「Premium」でスワンナプーム空港へ。42分かかって、873バーツ(約4,100円)でした。少し奮発してPremiumにしましたが、空港まで快適に移動できたので満足です。搭乗エリアには開港20周年の飾りが出ていました。

乗ったのはタイ国際航空TG922のロイヤルシルク(ビジネスクラス)。バンコク12時35分発、フランクフルト19時着の便です。


機内食は2回。前菜にキャビアの缶が出てきたのには、ちょっとテンションが上がりました!座席や食事はTG922の搭乗記に写真多めで載せています。
フランクフルト空港からはUberで市内へ。16分、23.96ユーロ(約4,200円)でした。長いフライトのあとなので、乗ってしまえばホテルの前まで行けるのはありがたいです。

フランクフルトの2泊は、マリオットのオートグラフ コレクションのLUME Boutique Hotel。石造りの建物に赤いじゅうたんの入口で、夜に着くとなかなか雰囲気がありました。
到着前に、ナイトリーアップグレードアワード(NUA)で2泊ともLUMEスイートへのアップグレードの確定通知が来ていました。ところが、ホテルではスイートが押さえられておらず、泊まったのはプレミアムダブルの部屋でした。楽しみにしていたので、ここは正直がっかりです。
ホテルでは対応できないと言われたので、Marriott Bonvoyに問い合わせると、お詫びとして8,000ポイントが付きました。使ったNUA 2泊分も返してもらうよう頼んでいます。
3日目 朝のフランクフルトとハイデルベルク日帰り
この日は7時前に散歩に出ました。時差のせいか早く目が覚めてしまったので、せっかくならと外へ。

まだ暗いアルテ・オーパー(旧オペラ座)。広場にはほとんど人がいなくて、建物が明かりに浮かんで見えるのがとてもきれいでした。


マイン川まで歩いて、帰りに有名なユーロのマークの前を通りました。明け方の川に街の明かりが映っていて、早起きしてよかったと思える景色です。

9時半ごろ、フランクフルト中央駅へ。ICEでハイデルベルクに向かいました。きっぷは事前にドイツ鉄道のアプリで、3人分の往復をまとめて202.10ユーロ(約35,800円)で買っていました。帰りのICEは、ハイデルベルクから56分でした。アプリで買っておくと、駅で券売機に並ばなくていいので気が楽です。中央駅の駅舎も大きくて立派で、出発前から旅気分が盛り上がりました。
まずはハイデルベルク城へ。赤い砂岩の建物が青空に映えていました。壁の装飾が細かくて、近くで見るほど見入ってしまいます。
城のテラスからは、ネッカー川と旧市街の赤い屋根が一望できます。対岸の山は少し色づき始めていました。この日いちばん好きな景色で、しばらくぼーっと眺めていました

旧市街に下りて、聖霊教会の前へ。石畳の通りを歩くだけでも楽しい町です。

昼はオニオンスープやフラムクーヘンなど。薄い生地のフラムクーヘンはパリッとしていて、いくらでも食べられそうでした。


午後はハイデルベルク大学の学生牢へ。壁も天井も落書きだらけで、ここまでびっしりだと逆に見ごたえがあります。
旧大学の講堂(アルテ・アウラ)も見学しました。こちらは赤い椅子と装飾の天井がきれいで、学生牢とのギャップがおもしろかったです。


夕方の列車でフランクフルトに戻って、夜はグラーシュスープとシュニッツェルでした。歩き回った日の夜に、ボリュームのあるドイツ料理がしみました。
4日目 ルフトハンザでチューリッヒ、ルツェルンへ


朝もう一度アルテ・オーパーの前へ。昼間は噴水が高く上がっていて、前の日の暗い広場とはまったく違う顔でした。
11時半すぎにホテルを出て、Uberで空港のターミナル1へ。18.95ユーロ(約3,400円)でした。荷物を預けて、出発までセネターラウンジで過ごしました。

セネターラウンジの入口には、スターアライアンス ゴールドのマークも出ていました。私はANAのスーパーフライヤーズ会員で、この日の搭乗券のステータス欄もスターアライアンス ゴールドの表示。このステータスで入りました。出発まで時間があったので、落ち着いて過ごせる場所があるのは助かります。


LH1196はA17ゲートから16時30分発。機材はA319で、席はビジネスクラスの窓側、3Aでした。
ヨーロッパ内のビジネスクラスは、真ん中の席を空けておく形です。座席自体はエコノミーと同じ並びなので、長距離のビジネスクラスを想像していると少し拍子抜けするかもしれません。1時間ほどの便なので、私はこれで十分でした。


窓の外には、雲の切れ間から山あいの町が見えました。だんだんスイスに近づいている感じがして、そわそわしてきました

55分ほどの便で、出てきたのはオレンジを添えたケーキでした。短い便でもちょっとした甘いものが出るのはうれしいです。

チューリッヒ空港からは、SBBの列車でルツェルンへ。2等で31フラン(約5,900円)です。中央駅で乗り換えて、ルツェルンには19時半ごろ着きました。
宿はルネッサンス・ルツェルンに2泊です。ここもマリオット公式でチタンエリートとして予約していて、予約したスタンダードの部屋からスイートにアップグレードされていました。フランクフルトでスイートに泊まれなかったぶん、ここでは素直にうれしかったです!

夜はさっそく旧市街へ。カペル橋の屋根の下には、三角形の板絵がずっと並んでいます。木の橋を歩いていると、昔の町に迷い込んだような気分になります。

夕食はチーズフォンデュ。スイスに来たら一度は食べたかったので、念願がかないました。チーズの香りが強めで、パンとじゃがいもがどんどん進みます。

帰り道、川の向こうにイエズス会教会が光っていました。川面に明かりが映って、ルツェルンの夜は本当にきれいです。
5日目 ピラトゥス山とルツェルンの旧市街
朝9時前の列車でアルプナッハシュタートへ。登山鉄道でピラトゥス山に登りました。

登山鉄道はとにかく急な坂をぐんぐん登っていきます。窓から見下ろすと、さっきまでいた町がどんどん小さくなっていって、ちょっとこわいくらいでした。


山頂は雲が出たり晴れたり。霧が流れていく中で、ときどき谷の草地が見えるのが幻想的でした。帰りはロープウェイとゴンドラでクリエンスへ下りました。順路と料金はピラトゥス山のガイドに書いています。


午後はルツェルンの旧市街へ。くもり空でしたが、川面に建物がきれいに映っていました。壁画のある建物が並んでいて、絵本の中みたいな町並みです。


遅めの昼は、目玉焼きとベーコンののった料理と煮込み。山で冷えた体には、温かい煮込みがありがたかったです。

そのあとカフェでコーヒーとチョコレートのケーキ。プラリネも付いてきて、さすがスイスのカフェだなと思いました。
6日目 チューリッヒ観光

9時すぎにホテルを出て、ルツェルン駅からチューリッヒへ。2等で27フラン(約5,100円)です。10時半にはチューリッヒ中央駅にいました。ルツェルンの2泊はあっという間で、もう1泊したかったなというのが本音です。

バーンホフ通りを湖まで歩いて、バスでキルヒベルクのリンツ ホーム・オブ・チョコレートへ。通り沿いは石造りの立派な建物ばかりで、歩いているだけで楽しかったです。
チョコレートの型や昔の包み紙の展示は、見ているだけで甘い香りがしてきそうでした。回り方と入館料はチューリッヒのガイドに書いています。


帰りはキルヒベルク駅からSバーンで中央駅へ戻りました。ZVVの1等で11.80フラン(約2,200円)です。2階建ての列車は、乗るだけでちょっと楽しくなります。

中央駅の古い通路には、木の扉とアーチの窓が並んでいました。駅の中にこういう重厚な場所があるのは、ヨーロッパの駅らしくて好きです。

夕方のコンドル航空でチューリッヒを発ち、フランクフルトで乗り継いで、夜にプラハへ着きました。プラハではプラハ・マリオット・ホテルに泊まっています。雲の上で低い太陽を見ながら、スイスともお別れだなと少ししんみりしました。
まとめ
6日間で、バンコク、フランクフルト、ハイデルベルク、ルツェルン、チューリッヒを回りました。長距離はビジネスクラスの特典航空券、現地は鉄道とUber・Grabで、きっぷはほとんどスマホで買いました。
いちばん写真が多かったのはピラトゥス山の日です。個人的には、ハイデルベルク城から見た赤い屋根の町並みと、夜のルツェルンがとくに心に残っています。LUMEのスイートの件だけはちょっと残念でしたが、それ以外は大きなトラブルもなく回れました。
旅はこのあとプラハ、リスボン、ワルシャワへと続き、最後はLOTのビジネスクラスで成田に帰りました。後半の10泊は後半の旅行記にまとめています。