
2026年10月に2泊、フランクフルトのLUME Boutique Hotel, Autograph Collection(LUMEブティックホテル)に泊まってきました。中央駅の近くに並ぶ古い邸宅を使った、マリオットのオートグラフコレクションのホテルです。
ナイトリーアップグレードアワード(NUA)で、2泊ともスイートへのアップグレードが確定していました。ところが、実際に泊まったのはスイートではなくプレミアムダブルの部屋。楽しみにしていたぶん、これはかなり残念でした。その経緯と、あとで受けた補償も書いておきます。
目次
ホテル概要
- ホテル名LUME Boutique Hotel, Autograph Collection
- 住所Neckarstrasse 7-13, Frankfurt am Main
- ブランドオートグラフ コレクション(マリオット ボンヴォイ)
- 客室133室(客室とジュニアスイート)
- チェックイン/アウト15:00/12:00
- レストランLe Petit Royal Frankfurt(フレンチ)、French Bento Bar
- 館内ジム・サウナ(地下2階)
- 空港から約16.5km
ネッカー通りに並ぶ歴史のある石造りの建物を、まとめてホテルにしています。内装はイタリアのデザイナー、ルイジ・フラゴラによるもの。外から見るだけでも雰囲気があって、到着したときは少しわくわくしました!
ホテルの住所はネッカー通り7〜13番地です。13番地の建物は1906年のもので、市の文化財になっています。
予約と料金
| 宿泊 | 部屋(予約→実際) | 料金 | アップグレード |
|---|---|---|---|
| 2026/10/2・2泊 | コンフォートダブル→プレミアムダブル | 498.00ユーロ | スイートは不履行(NUA2泊分は返却済み) |
2泊で498.00ユーロ、円にすると約88,300円です。9月中旬にマリオット公式で予約しました。予約した部屋は「Comfort Double, Deluxe Guest room, 1 King」で、大人2名です。禁煙ルームが確約のリクエストとして付いていました。ステータスはチタンエリートでした。
キング1台の部屋に2人なので、予約のあとにホテルへ、ベッドが2台の部屋かエキストラベッドにできないか聞いてみました。返事は、エキストラベッドは無いけれど、空き次第でベッドが分かれた部屋を用意してみます、というものでした。
この記事の料金は、私が泊まったキングの部屋の分です。
- キャンセル予約の翌日の23時59分まで無料。それ以降は441ユーロ(約78,200円)
無料で取り消せるのは予約の翌日までなので、ほぼ取り消しのきかない料金です。
ナイトリーアップグレードアワードの確定通知
予約した翌日に、ナイトリーアップグレードアワード(Nightly Upgrade Award)を2泊分申請しました。到着5日前に、確定の通知が来ています。通知を見たときは、ジュニアスイートに泊まれると素直に喜んでいました。
| 予約時 | 確定通知 | 実際 | |
|---|---|---|---|
| 部屋 | コンフォートダブル | LUMEスイート | プレミアムダブル |
| タイプ | キング1台 | ジュニアスイート | スイートではない |
| アワード | なし | 2泊分 | あとで返却 |
通知の部屋名は「LUME Suite, 1 Bedroom Junior Suite, 1 King」でした。料金は予約したときの498.00ユーロ(約88,300円)のままです。
アワードの使い方は年間チョイス特典の記事に、ほかのホテルでの結果はスイート・アップグレードの記録にまとめています。
確定したスイートが用意されなかった
夜に着いてみると、確定していたLUMEスイートは用意されていませんでした。ホテル側でスイートが押さえられておらず、ほかに売れてしまっていたとのことです。長いフライトのあとだったので、これは正直こたえました
- 泊まった部屋プレミアムダブル(2泊とも)。予約したコンフォートダブルのひとつ上で、スイートではない
- 広さ平均28㎡(コンフォートダブルは19㎡以上)
部屋は若干狭かった印象です。
部屋自体は清潔で、内装もおしゃれでした。ただ、空調の音が少し気になったのと、週末だったせいかバーの音が響いてくる時間もありました。
ホテルに伝えましたが、ホテルではどうにもならないという返事でした。そこでその日の夜、X(旧Twitter)のMarriott Bonvoyの公式アカウントにDMを送りました。すると、おわびのポイントが付き、使ったナイトリーアップグレードアワード2泊分も返してもらうことになりました。
DMを送ると、まず本人確認として、会員番号、アカウントの名前、登録しているメールアドレス、過去に泊まった滞在を1つ、それにスイートの確定メールのスクリーンショットを送るように言われました。全部そろえて送ると、マリオットがホテルに確認してくれて、こんな返事が来ました。
- ホテルの説明到着した時点でジュニアスイートが満室だった
- 代わりの部屋Premium Executive Guest Room, 1 King(ホテルとしてはこれがアップグレードの扱い)
- アワード2泊分を戻すようホテルに依頼。ホテルの担当チームから3〜5営業日で連絡
- おわび8,000ポイント
「満室だった」と言われると、確定の通知はなんだったんだろう…とモヤモヤは残りました。それでも、DMの返事がていねいで、おわびの言葉がきちんと書いてあったのは救いでした。
おわびの8,000ポイントは、その日のうちにアカウントに入っていました。アワード2泊分のほうは、ホテルとマリオットのやりとりを待って、チェックアウトの1週間後に戻ってきました。正直ちょっと忘れかけていたので、メールを見たときは「やっと来た!」と声が出ました。途中でホテルのフロントの責任者からもおわびのメールが届いて、少し気持ちが落ち着きました
- 内容使ったナイトリーアップグレードアワード2泊分がアカウントに戻った
- ひとこと直前のキャンセルが出れば、エリート会員はアワードを使わなくても当日アップグレードされることがある
戻ってきた2泊分は、また別のホテルで使うつもりです。確定の通知があっても、当日スイートに入れないことはあります。同じことがあったら、あきらめずに問い合わせてみるのがいいと思います。
到着とチェックイン
フランクフルト空港からはUberで16分ほど。ホテルに着いたのは20時ごろです。

入口の上にはLUMEの文字が光っていて、階段の前に赤いじゅうたんが敷いてありました。夜に見るとより華やかで、ちょっと特別な場所に来た気分になります。
館内

エレベーターの中の案内です。0階がロビーとレストランのル・プチ・ロワイヤルで、朝食もここでした。
到着の5日前に総支配人から届いた案内には、宿泊者だけが頼める週替わりの2コース(ドリンク付きで32ユーロ(約5,700円))がランチと夜遅めの時間にある、と書いてありました。French Bento Barは、フレンチに少し日本の要素を混ぜたバーだそうです。
地下1階にも客室があり、地下2階はフィットネスとサウナです。0階の案内には「LOBBY / VILLA B」と書いてありました。いくつもの建物をつないでいるので、館内はちょっと迷路のようです。
朝食はル・プチ・ロワイヤルで

1日目の朝は8時すぎにレストランへ行きました。粉砂糖をかけたパンケーキが2枚に、小さなピッチャーのシロップが付いてきます。ふわふわで、朝から幸せな気分になりました!
飲み物はポットの紅茶とラテです。


2日目の朝はフレンチトーストとエッグベネディクトにしました。
朝食はビュッフェに加えて、エッグベネディクトやパンケーキなどのアラカルトがありました。アラカルトはどれもおいしかったのですが、ビュッフェのほうは種類が少なめでした。朝食代はかかりませんでした。
ヨーロッパのオートグラフコレクションでは、ラウンジの無いホテルのプラチナ以上に朝食(本人+1名)が付く決まりで、その扱いだったのだと思います。
朝食は、フランクフルトの中では美味しかったのですが、全体で考えるとちょっと微妙です。
アクセス(中央駅・空港から)

フランクフルト中央駅の駅舎です。地図で見ると、ホテルは駅の正面から400mほどのところにあって、中央駅は歩いて行ける距離です。
観光地には近いですが、ホテル裏手の雰囲気は気になりました。
夜に歩くときは、少し気をつけたほうがいいと思います。それでも駅に近い便利さは大きくて、2泊のあいだ移動はとても楽でした。

列車で日帰りで出かけた日も、夕方に中央駅から歩いて帰れるので楽でした。
- 空港→ホテルUber 16分・23.96ユーロ(約4,200円・夜)
- ホテル→空港Uber 16分・18.95ユーロ(約3,400円・昼前)
- 中央駅徒歩圏内
- 駐車場近くの立体駐車場(1時間2ユーロ(約350円)、1日32ユーロ(約5,700円))
空港までは16.5kmほどで、ホテルのシャトルはありません。ホテルからは、提携しているタクシー会社の予約ページを案内されました。
帰りは昼前にUberで空港へ。16分ほどで着きました。旅の全体は旅行記に書いています。
予約前に知っておきたいこと
| 案内 | 内容 |
|---|---|
| 支払い | 2026年10月1日から館内はキャッシュレス |
| 観光税 | 1人1泊2ユーロ(約350円) |
| アーリーチェックイン | 当日の空き次第 |
| 荷物 | チェックインまで預かり可 |
2026年10月1日から、ホテルとレストランは現金が使えません(予約時の案内)。観光税もカードで払うことになります。
チタン会員の特典
到着前の案内では、16時までのレイトチェックアウトと、1,000ポイントか飲食から選ぶウェルカムギフトが挙がっていました。
クラブラウンジが無いので、プラチナ以上には毎日のレストランの朝食(本人と同室の1名)か1泊750ポイントが付きます。
系列と会員ステータスの特典
LUMEブティックホテルはオートグラフブランドのホテルで、Marriott Bonvoyの上級会員特典の対象です。今回の宿泊時、私はチタンエリートでした。
- ブランドオートグラフ
- 会員プログラムMarriott Bonvoy
- 宿泊時のステータスチタンエリート
Marriott Bonvoyのステータス別の主な特典
並びは全会員から上位の順です。上位のステータスには、その前に並ぶ特典も付きます。*は空室・予約状況によるものです。
全会員
- 客室内Wi-Fi無料
- 会員限定料金
- モバイルチェックイン・モバイルキー
シルバーエリート
- ポイント10%ボーナス
- 優先レイトチェックアウト
- 完全予約保証
ゴールドエリート
- ポイント25%ボーナス
- 14時までのレイトチェックアウト*
- 客室アップグレード*
- ウェルカムギフト(ポイント)
プラチナエリート
- ポイント50%ボーナス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 一部スイートを含む客室アップグレード*
- ウェルカムギフト(ポイント・朝食・アメニティなど。選べる内容はブランド・地域・ラウンジの有無で違う)
- ラウンジアクセス(ラウンジのあるブランド)
- 年間チョイス特典(50泊。ナイトリーアップグレードアワード5泊分など)
チタンエリート筆者
- ポイント75%ボーナス
- 48時間前予約保証
- 年間チョイス特典(75泊)
- ユナイテッド航空プレミアシルバー
アンバサダーエリート
- アンバサダーサービス
- Your24(チェックイン時刻から24時間滞在)
※プログラム全体の一般的な内容です。ブランドや予約方法・ホテルによって違う場合があります(2026年10月時点)。
よかったところ・気になったところ
よかったところ
- 古い邸宅を使った建物と、おしゃれな内装
- 中央駅まで歩いて行ける
- 朝食のアラカルトのパンケーキやエッグベネディクト
- マリオットに問い合わせたら、おわびのポイントが付き、アワードも戻ってきた
気になったところ
- 確定していたスイートが用意されなかった
- 部屋は若干狭く、空調やバーの音が気になる時間があった
- ビュッフェの種類は少なめ
- ホテル裏手の雰囲気が気になった
まとめ
LUMEブティックホテルに2泊して、料金は498ユーロ(約88,300円)でした。ナイトリーアップグレードアワード2泊分でLUMEスイートが確定していましたが、スイートは用意されず、泊まったのはプレミアムダブルの部屋です。Marriott Bonvoyに問い合わせて、おわびのポイントはもう付いています。アワード2泊分も、チェックアウトの1週間後にアカウントに戻ってきました。
朝食はル・プチ・ロワイヤルで、パンケーキやエッグベネディクトを食べました。中央駅まで歩けるので、日帰りで出かけるにも動きやすい場所です。
建物の雰囲気や立地は気に入っただけに、スイートの件はやっぱり心残りです。次に泊まることがあったら、今度こそLUMEスイートに入ってみたいです。