Nightly Upgrade Awardで確定したシェラトン鹿児島の桜島スイートのリビング。窓の外に桜島
アワードで確定したシェラトン鹿児島の桜島スイート(2026年3月)

マリオット ボンヴォイのNightly Upgrade Award(旧スイートナイトアワード)は、客室のアップグレードを事前に申請できる特典です。年間チョイス特典で受け取り、2024年8月から2026年8月まで使ってきました。結果の連絡が来た申請は19回で、確定したのが9回、そのうち5回はスイートでした。

W Torontoは申請後に宿泊しなかったので、宿泊実績には含めていません。ほかに結果の連絡が来なかった申請(ル・メリディアン クアラルンプールの2025年6月)が1回あって、これはこの記事の数には入れていません。

シェラトン鹿児島の桜島スイートのリビング。ソファとダイニングテーブル、大きな窓の外に鹿児島の街
桜島スイートのリビング(2026年3月)

2024年は3回とも不可で、正直これは通らない特典なのかもと思っていました。ところが2026年は6回中5回が確定。年によってここまで違うのかと驚いています!

年間チョイス特典でアワードを選ぶか迷っている人の目安になるように、確定した部屋と写真、確定しなかったホテル、有料・ポイントでのアップグレードまで並べてみました。

目次
  1. Nightly Upgrade Award(旧スイートナイト)とは
  2. 確定した9回
  3. アップグレード先の部屋(写真)
  4. 確定しなかった10回
  5. 予約の種類(現金・ポイント)と結果、連絡のタイミング
  6. 年別の結果
  7. 有料・ポイントでのアップグレード
  8. ホテル側から部屋を変えてもらった例
  9. まとめ

Nightly Upgrade Award(旧スイートナイト)とは

1泊分のアワードで、プレミアムルームかスイートへのアップグレードを申請できる特典です。予約したあとでも、到着前日の14時(現地時刻)までなら、マリオットのサイトか電話で申請できます。私もウェスティン横浜では、宿泊の6日前に申請しました。

左から右へ、スマホで申請するアイコン→カレンダーに5つの小さな丸が並ぶ日数の帯→分かれ道
アップグレード特典を申請すると、到着5日前から毎日空室が確かめられ、確定すれば上の部屋に変わり、確定しなければ到着前日の午後にアワードが戻ること、確定後に前日午後を過ぎて取り消すとアワードが失効することを示す流れのイメージ。イラスト(AI生成)
  • 対象: ポイントがたまる有料宿泊とポイント宿泊(事前払いも可。リッツ・カールトン・リザーブ、デザインホテルズなどは不可)
  • 連泊は全部の夜の分が必要。チェックイン後は申請できない
  • 空室を探すのは到着5日前から(エディション、リッツ・カールトン、セントレジスは3日前)
  • 確定しなければ戻る。確定後に予約を取り消すと、前日14時を過ぎたら失効
  • 有効期限はもらった翌年の12月31日まで

私は2024年8月(50泊)と11月(75泊)、2025年8月(50泊・75泊)の年間チョイス特典で、5泊分ずつもらいました。選んだ日は年間チョイス特典の記事に書きました。

確定した9回

予約上の宿泊日ホテル予約した部屋確定した部屋
2025/1大阪ステーションホテルシグネチャーツインScenic Corner Twin
2025/10ウェスティン横浜Deluxe DoubleBay Room Double
2025/11コートヤード ソウルキング1台Park Suite
2025/12JWマリオット奈良デラックス キングNara Junior Suite
2026/3/22大阪ステーションホテルシーニック ツインScenic Corner Twin(取消)
2026/3/23横浜ベイシェラトンダブルJunior Suite
2026/3/26シェラトン鹿児島デラックス キングSakurajima Suite
2026/6/13ル メリディアン KL2室Le Meridien Suite
2026/8/14長崎マリオットデラックス キングPremium Balcony(取消)

9回は、確定の連絡が来た回数です。集計は宿泊回数ではなく、確定・不可の結果が出た申請の回数で、結果が出る前に取り下げた申請は含めていません。結果が出た後に宿泊しなかった予約はその旨を書いています。ホテル名から各ホテルの宿泊記に飛べます。

  • 確定の連絡9回(ル メリディアン KLの2室は同じ滞在なので1回)
  • 確定したアワード10泊分
  • 確定した部屋に泊まった7回・8泊分
  • 確定後に取り消し2回(大阪ステーションホテルの2026年3月22日と長崎マリオット)。2泊分は失効
  • スイート9回中5回(名前にSuiteが付く部屋)。残りの4回はコーナールームやバルコニー付きなどのプレミアムルーム

スイートになった回は、部屋に入った瞬間の、広い、という感動がやっぱり格別です。確定した部屋について、いくつか補足です。

  • コートヤード ソウルのPark Suiteは、ボタニックパーク側の角部屋
  • JWマリオット奈良は、確定した部屋名に「Executive lounge access」が入っていた
  • 横浜ベイシェラトンのジュニアスイートと鹿児島の桜島スイートは、クラブラウンジ付き
  • ル メリディアン クアラルンプールは、3室のうち2室に申請して2室ともスイート

確定した回は、いずれもチタンエリートでの宿泊でした。

確定したあとに取り消した2回

  • 長崎マリオット確定の連絡から10分ほどあとに取り消し、同じデラックス キング(26,439円)で取り直し。前日の14時を少し過ぎていた
  • 大阪ステーションホテル(2026年3月22日)確定したあと、前日の夜に予約ごと取り消し。到着前日の14時を過ぎていた

どちらもアワード1泊分は戻ってきませんでした。長崎マリオットは、取り直した予約へのアップグレードの連絡はありませんでしたが、チェックインするとスイートになっていました。アワードを1泊分失ったのはちょっと痛い失敗でしたが、これには救われた気持ちです。

取り消すなら前日14時より前に、というのは身をもって覚えました

アップグレード先の部屋(写真)

確定した部屋の一部を写真で紹介します。くわしい様子はそれぞれの宿泊記にあります。

大阪ステーションホテルのScenic Corner Twin。ベッド2台と濃紺の丸い椅子
ウェスティンホテル横浜のベイルームの窓から見たみなとみらいのビル群

左は2025年1月の大阪ステーションホテルのScenic Corner Twin(大阪ステーションホテルの宿泊記)。右は2025年10月のウェスティンホテル横浜のBay Roomからの眺めです(ウェスティンホテル横浜の宿泊記)。

コートヤード・ソウル・ボタニックパークのPark Suiteのリビング。ソファとテーブル
JWマリオット・ホテル奈良のジュニアスイート。洗面台の奥にベッド

2025年11月のコートヤード・ソウルのPark Suite(コートヤード・ソウルの宿泊記)と、12月のJWマリオット奈良のNara Junior Suite(JWマリオット奈良の宿泊記)。ソウルはリビングと寝室が分かれた部屋で、コートヤードでここまでの部屋になるとは思っていませんでした。

横浜ベイシェラトンのジュニアスイートの入口から見たリビングとデスク

2026年3月は、23日の横浜ベイシェラトンのジュニアスイート(横浜ベイシェラトンの宿泊記)と、26日のシェラトン鹿児島の桜島スイート(シェラトン鹿児島の宿泊記)が続きました。鹿児島はいちばん上の写真で、窓の正面に桜島が見えます。1週間で2回スイートに泊まれたこの月は、本当にぜいたくな気分でした!

ル メリディアン クアラルンプールのスイートのリビングと奥の寝室

2026年6月のル メリディアン クアラルンプールのLe Meridien Suite。2室ともスイートになりました(ル メリディアン KLの宿泊記)。

確定しなかった10回

10回とも、到着前日の午後(現地時間)に「We are unable to confirm your request」という同じ文面のメールが来ました。何度見ても、この件名を見ると少しがっかりします。アワードはどれもアカウントに戻っています。

大阪ステーションホテルは6回申請して、確定が2回、不可が4回でした。横浜ベイシェラトンは2025年の2回が不可で、2026年3月に確定しています。人気のホテルほど通りにくい印象です。

手に持ったMarriott Bonvoyのカード。「アップグレードされました」と書かれている
横浜ベイシェラトンでもらったカード(2025年7月)

ただ、アワードが不可でも、チェックインで部屋が上がった回があります。横浜ベイシェラトンの2025年7月29日は、不可のメールが来たあとでも、チェックインのときに「アップグレードされました」というエリート特典のカードをもらいました。

長崎マリオットの2025年9月も不可でしたが、このときもスイートだったと記憶しています。不可のメールが来ても、まだあきらめなくていいのがうれしいところです!

予約の種類(現金・ポイント)と結果、連絡のタイミング

19回を予約上の宿泊日の順に並べて、予約の種類と結果を入れました。申請したときのステータスは、W Torontoだけプラチナエリートで、ほかの18回はチタンエリートです。

予約上の宿泊日ホテル予約結果
2024/8W Toronto(未宿泊)現金・事前払い不可
2024/12/3(火)大阪ステーションホテル無料宿泊特典不可
2024/12/18(水)ザ・リッツ・カールトン京都ポイント不可
2025/1大阪ステーションホテルキャッシュ+ポイント確定
2025/3/17(月)大阪ステーションホテルポイント不可
2025/6横浜ベイシェラトン現金不可
2025/7/29(火)横浜ベイシェラトン現金不可
2025/8大阪ステーションホテルキャッシュ+ポイント不可
2025/9長崎マリオット現金不可
2025/10ウェスティン横浜現金(HoteLux経由)確定
2025/11コートヤード ソウル現金確定
2025/11JWマリオット東京ポイント不可
2025/12JWマリオット奈良現金(HoteLux経由)確定
2026/3/4(水)大阪ステーションホテルポイント不可
2026/3/22(日)大阪ステーションホテルポイント確定
2026/3/23(月)横浜ベイシェラトンポイント確定
2026/3/26(木)シェラトン鹿児島現金確定
2026/6/13(土)ル メリディアン KL現金確定
2026/8/14(金)長崎マリオット現金確定

確定の連絡は、9回中8回が到着5日前に来ました。時刻はほとんどが現地の14時台です。到着5日前の午後になると、ついメールを何度も確認してしまいます。長崎マリオットの2026年8月だけは到着4日前に予約したので、確定は前日の14時ごろでした。

不可だった10回は、どれも到着前日の14時〜16時ごろに連絡が来ています。その前に「We’re Working on Your Upgrade Request」というメールが来た回もありました。前日まで空きを探し続けます、という内容です。届いたのは、到着の何日前か並べるとこうです。

  • 5日前大阪ステーションホテル(2025年3月以外の3回)、JWマリオット東京
  • 3日前W Toronto
  • 2日前大阪ステーションホテル(2025年3月)

このメールが来たら、正直ちょっと望み薄だなと思っています

大阪ステーションホテルは、大人3名の予約3回がすべて不可で、大人2名の3回のうち2回が確定しました。人数が多いと、上の部屋の空きが合いにくいのかもしれません。ポイント宿泊でも、2026年の大阪ステーションホテルと横浜ベイシェラトンは確定しているので、予約の種類はあまり関係なさそうです。

年別の結果

0 2024 確定 3 2024 不可 4 2025 確定 6 2025 不可 5 2026 確定 1 2026 不可
申請した滞在ごとの結果(確定=アクセント色、不可=灰色)。2026年は8月14日チェックイン分まで

2024年は3回申請して3回とも不可でした。2025年は4回確定・6回不可、2026年は5回確定・1回不可です。理由ははっきりしませんが、年を追うごとに通りやすくなっていて、今はアワードを選んでよかったと思っています。

大阪ステーションホテルでは、アワードではなくお金やポイントで部屋を上げたことが2回あります。

2025年7月30日は、最上階のスペシャリティ ツインを「キャッシュアップグレードを伴う交換」で予約しました。ポイントに現金50,100円を足す形で、自分で部屋を上げた回です。

2026年8月は、3名で取ったシーニックツインを、事前にスペシャリティツインへ上げました。差額は50,600円で、3人目のサロン利用に25,300円かかりました。アワードが通らないなら自分で上げてしまう、というのも一つの手です。

大阪ステーションホテルの38階から見下ろした大阪駅の大屋根とサウスゲートビル、遠くの入道雲
スペシャリティツインに上げた2026年8月、38階からの夕方の眺め

マリオット公式で予約すると、到着の数日前に「ご滞在をアップグレードできます」という有料アップグレードの案内メールも来ます。2023年6月の神戸ベイシェラトンから2026年まで、たいていの予約で来ていました。

ホテル側から部屋を変えてもらった例

JWマリオット・ホテル東京(2025年11月)は、Nightly Upgrade Awardは不可でした。その後、ホテルとの相談で、ポイントで取ったアーバン デラックスからエグゼクティブラウンジ付きのベイデラックスへ変更になりました。相談してみるものだなと思った出来事です。経緯と追加料金はJW東京の宿泊記にあります。

JWマリオット・ホテル東京のベイデラックス。ベッド2台と窓際のエキストラベッド、奥に大きな窓
変えてもらったJWマリオット東京のベイデラックス

マリオット以外では、2023年2月のANAクラウンプラザホテル松山(IHG)で、プラチナ会員の無料アップグレードとして2泊とも同じ部屋にします、とホテルから返事をもらいました。

まとめ

19回の申請で確定したのは9回、確定したアワードは10泊分(うち2泊分は取り消して失効)でした。2024年は3回とも不可、2026年は6回中5回が確定しています。確定先はコーナールームからジュニアスイート、リビングと寝室が分かれたスイートまで、ホテルごとにばらばらでした。

通るかどうかは最後まで分からないので、ドキドキしながら待つのも含めて楽しい特典だと思います。取り消しのタイミングだけは気をつけつつ、これからもうまく使っていきたいです。