ホーチミンのタンソンニャット空港の沖止めスポットに止まる、VN676のベトナム航空A321とタラップ
ホーチミンに着いたVN676(2023年7月)

2023年7月中旬、ベトナム航空で関西からクアラルンプールまで往復してきました。行きも帰りもホーチミンで乗り継ぐ4区間で、全部エコノミーです。

行きはホーチミンで1泊、帰りは10時間ほどの乗り継ぎだったので、2回ともホーチミンの市内に出られました。

2時間半ほどの短い区間でも毎回食事が出ましたし、ラウンジも関空、ホーチミン、クアラルンプールで合わせて4回使っています。乗り継ぎまで楽しめて、思っていた以上に満足度の高い往復でした。

機内食とラウンジを中心に、4区間をまとめて書いていきます。

目次
  1. 便の情報
  2. 関西→ホーチミン(VN321)
  3. ホーチミンで1泊
  4. 朝のロータスラウンジ
  5. ホーチミン→クアラルンプール(VN677)
  6. 帰りはKLIAのゴールデンラウンジへ
  7. クアラルンプール→ホーチミン(VN676)
  8. 夜のロータスラウンジ
  9. ホーチミン→関西の深夜便(VN320)
  10. 予約とラウンジの使い方
  11. よかったところ・気になったところ
  12. まとめ

便の情報

東南アジアと日本の簡単な地図風イラストに大阪・ベトナム南部・マレー半島の3点を置き、行き(2本の実線矢印)と帰り(2本の点線矢印)でホーチミンを経由する往復を描く
関空からホーチミンで乗り継いでクアラルンプールへ行き、帰りも同じくホーチミン経由で戻った往復4区間の流れのイメージ。イラスト(AI生成)
日付・便名区間定刻座席
7/18 VN321関西→ホーチミン10:30–14:0531K
7/19 VN677ホーチミン→クアラルンプール07:55–11:2514B
7/23 VN676クアラルンプール→ホーチミン12:30–14:0028G
7/24 VN320ホーチミン→関西00:10–07:2018K

機材は、関西とホーチミンの間がA350-900、ホーチミンとクアラルンプールの間がA321です。

予約したときの案内では、機内食はVN321が「ランチ」、VN677とVN676が「リフレッシュメント」、VN320が「朝食」となっていました。

行き 関西T1 7/18 VN321 10:30→14:05 A350-900 機内食:ランチ ホーチミンT2 1泊 VN677 07:55→11:25 A321 リフレッシュメント クアラルンプールT1 帰り クアラルンプール 7/23 VN676 12:30→14:00 A321 リフレッシュメント ホーチミンT2 約10時間 VN320 00:10→07:20 A350-900 機内食:朝食 関西T1 7/24 時刻はすべて定刻
ホーチミン経由の往復4区間

関西→ホーチミン(VN321)

まずは神戸空港から、関空行きの高速船ベイ・シャトルに乗りました。海の上を渡って空港に向かうのは、いつ乗っても気分が上がります。チェックインのあとは、ラウンジで少し食べておきました。

関西空港のラウンジの窓際カウンターに置いたカレーライスとサラダ、アイスティー

9時半ごろ、窓際のカウンター席でカレーライスとサラダです。

関空のラウンジは、2025年から2026年にかけて大きく入れ替わっています。今の様子は関西空港のラウンジ一覧にまとめました。

関空のエプロン。JALの尾翼とフィリピン航空のA321
関空のゲートに止まるシンガポール航空の787

ゲートの近くには、シンガポール航空の787が止まっていました。

機内から見た関空。エールフランスやシンガポール航空の機体が並ぶ

10時過ぎ、地上を走っているところです。エールフランスとシンガポール航空が並んでいました。

機材はA350-900で、座席は右側の窓側の31K。A350のエコノミーは足元もリクライニングも十分で、5時間半ほどの区間でも快適でした。フットレストはありませんが、気になるほどではありません。

離陸して1時間ちょっとで機内食が来ました。

VN321の機内食トレー。あんかけのおかずがのったご飯、パン、小鉢、粒あん最中
VN321の機内食。花形のにんじんがのったメインと煮物、サラダ、パン

メインは、あんかけのおかずがのったご飯。花の形のにんじんが入っています。ほかに煮物とサラダ、パンとバター、デザートは「粒あん最中」でした。

関空発らしい和の献立で、最中が出てきたのにはちょっと笑ってしまいました!

ただ、席が後ろのほうだと、食事が届くまで少し時間がかかります。混んでいる便なら、のんびり待つくらいの気持ちでいるといいと思います。

VN321(A350-900)の主翼と、その下に広がるメコンデルタの水田
VN321の着陸前の機窓から見たサイゴン川とコンテナ港

着陸前の窓の外は、田んぼと川ばかり。茶色いサイゴン川の横には、コンテナ港も見えました。どこまでも続く水田を見て、ベトナムに来たんだなと実感します

タンソンニャット空港に着陸して走行中の機内から見た主翼と誘導路
ターミナルの窓から見た中国南方航空機と貨物コンテナ

着陸して誘導路を走っていたのは14時ごろ。定刻は14時05分なので、ほぼ時間どおりです。

ホーチミンで1泊

クアラルンプール行きは翌朝なので、この日は一度ベトナムに入国して、空港の近くに泊まりました。

ホテルの壁に掛かるibis Saigon Airportのロゴ
早朝のタンソンニャット空港国際線ターミナルの車寄せ

泊まったのは、イビス サイゴン エアポートです。翌朝は5時半ごろにホテルのロビーにいて、数分後にはもう空港の車寄せに着いていました。空港のすぐそばなので、早朝の便でも移動に時間を取られずに済みます。

夕方は市内にも出ていて、その話はホーチミン乗り継ぎで市内へに書きました。

朝のロータスラウンジ

朝のタンソンニャット空港。ANAとJALの機体がゲートに並ぶ
ホーチミン・タンソンニャット空港のベトナム航空ロータスラウンジの入口。SASCOのロゴとスカイチームの案内板

出国してすぐの窓の外には、ANAとJALの飛行機が並んでいました。ラウンジの入口には「Phòng khách Bông Sen / Lotus Lounge」の看板があります。ベトナム航空のロータスラウンジで、運営はSASCOです。

タンソンニャット空港のロータスラウンジの牛肉のフォー。ハーブがのっている

7時前、牛肉のフォーをもらいました。ハーブがたっぷりのっていて、朝からやさしいスープが体にしみます。ベトナムの空港で食べるフォーは格別でした!

タンソンニャット空港の出発案内板。Kuala Lumpur VN677 ゲート18

出発案内板を見ると、VN677はゲート18。上には成田行きのNH834やVN便がずらっと並んでいます。

ホーチミン→クアラルンプール(VN677)

タンソンニャット空港の駐機場とターミナル、ベトジェットの機体

8時過ぎの駐機場は曇り空でした。機材はA321で、座席は14Bです。

A321には個人用のモニターがなく、天井のモニターだけ。それでも足元は小型機にしては広めで、2時間半なら窮屈さは感じませんでした。

VN677の機内食。ご飯にそぼろ風のおかず、パン、バナナ、ヨーグルト、オレンジジュース

2時間半の便でも軽い食事が出ます。ご飯の上にそぼろのようなおかず、それにパン、バナナ、ヨーグルト、オレンジジュース。短い便なのに、しっかり食べられました。

クアラルンプール国際空港の到着エリアの広い通路

クアラルンプール国際空港(KLIA)に着いたのは11時過ぎ。ここから4泊しました。

帰りはKLIAのゴールデンラウンジへ

クアラルンプール国際空港の出発階。大屋根の下に並ぶカート

帰りは7月23日で、空港には10時過ぎに着きました。

クアラルンプール国際空港の出発階の入口とガラスの外壁

チェックインのときに、搭乗券と一緒にラウンジの招待カードをもらいました。カードには手書きで「Golden Lounge」の文字。マレーシア航空のラウンジです。思いがけずもらえたので、ちょっと得した気分でした。

座席は、予約していた席から28Gに変わっていました。

窓越しに見たシンガポール航空のA350
サテライトビルにあるGolden Lounge Satelliteの入口

搭乗口はC23です。サテライトの建物にある「Golden Lounge Satellite」に入りました。ラウンジの中の様子は、KLIAゴールデンラウンジの記事にくわしく書いています。

KLIAのゴールデンラウンジ・サテライトのソーセージ入りトマトソースのスパゲッティ
窓際のテーブルに置いたオレンジ色のアイスドリンク。奥にEVA航空機

11時過ぎ、トマトソースのスパゲッティを食べて、飲み物は窓際の席でもらいました。

KLIAのゴールデンラウンジの窓から見たEVA航空の777
KLIAのゴールデンラウンジの窓から見たエティハド航空の787

窓の正面にはEVA航空の777、横にはエティハド航空の787。飛行機がよく見える席だったので、ついつい長居してしまいました

サテライトのゴールデンラウンジは24時間営業です。メインターミナル側のGate Hには、Regionalのラウンジもあります。

クアラルンプール→ホーチミン(VN676)

VN676の機内食。じゃがいもとにんじんの煮込み、パン、バナナ
VN676の機内食を上から。煮込み、パン、バター、バナナ、カップ

こちらの便もA321でした。機内食は、じゃがいもとにんじんの煮込みにパンとバナナ。ほっこりした味の煮込みで、行きの便よりこちらのほうが好みでした。

タンソンニャット空港で沖止めのVN676(A321)とタラップ
駐機場に止まるランプバスと、奥に並ぶ旅客機

ホーチミンでは沖止めでした。ターミナルから離れた場所に飛行機が止まるので、タラップで降りてバスでターミナルへ向かいます。14時前には駐機場にいました。

タラップに出た瞬間に南国の空気を感じられるのも、沖止めのいいところだと思います。

タンソンニャット空港の駐機場でタラップが付いたベトナム航空機
タンソンニャット空港の駐機場に止まるベトジェットのA330とタラップ

まわりはベトナム航空とベトジェットばかりでした。

関西行きは夜中の0時10分発です。10時間ほどあったので、ここでも市内へ出ています。

夜のロータスラウンジ

ターミナルの窓から見たスクートのA320
雨上がりのゲートに止まるキャセイパシフィック航空機

夕方に空港へ戻ると、外は雨上がり。スクートやキャセイパシフィックの飛行機が止まっていました。

タンソンニャット空港の人の少ない出発エリアの青いベンチ
濡れた誘導路を走るベトナム航空の787

17時半ごろの出発エリアは、がらがらでした。

Vietnam Airlines LOTUS LOUNGE operated by SASCOの看板
タンソンニャット空港のロータスラウンジのフォーと飲み物

21時半ごろにロータスラウンジへ。ここでもまたフォーを食べました。朝に続いて2回目ですが、やっぱりおいしいです。

ラウンジはL字型でやや小さめです。夜9時半ごろはいちばん混む時間帯で、深夜になると空いてくるので、深夜便ならあとから入るのもありだと思います。

料理は米と麺が中心で、その中でもフォーがいちばんでした。

ロータスラウンジを使えるのは、ビジネスクラスの人や、ベトナム航空のマイレージ(ロータスマイル)でゴールド以上の会員などです。

ホーチミン→関西の深夜便(VN320)

最後は0時10分発のVN320です。A350-900で、座席は18Kでした。

VN320の朝食。ご飯と炒め物、クロワッサン、果物、野菜の小鉢

朝食はベトナム時間の4時前。暗い機内で、ご飯と炒め物、クロワッサン、果物をいただきました。寝ぼけながらでしたが、温かい食事で少し目が覚めました。

関空の到着通路にあるWelcome to KANSAIの表示
朝の関空第1ターミナルの入口

8時前、「Welcome to KANSAI」の表示をくぐって、8時半には外に出ていました。朝のうちに関西に戻れるので、そのまま1日を使えるのはありがたいです。

予約とラウンジの使い方

航空券は、6月30日にベトナム航空の公式サイトで買いました。4区間とも同じ予約です。

当時はANAの上級会員のプラチナだったので、ラウンジと手荷物の扱いを、ベトナム航空の日本のコンタクトセンターにメールで聞いておきました。返ってきた答えはこうです。

  • 関空チェックインカウンターで会員カードを見せればラウンジのクーポンを出す
  • 帰りのホーチミン乗り継ぎカウンターで会員カードを見せればラウンジのクーポンを出す
  • 行きのホーチミン・帰りのクアラルンプールラウンジの提供はない
  • 手荷物の優遇関西〜ホーチミンの区間だけ

ところが当日は、行きのホーチミンでも朝のロータスラウンジに入れましたし、KLIAのチェックインではゴールデンラウンジの招待カードももらえました。事前に聞いていた話より手厚くて、うれしい驚きでした!

いまの無料受託手荷物

  • 大阪⇄ホーチミンだけエコノミーは、A350・787の便が2個、A320・A321の便が1個(どちらも1個23kgまで。2026年4月29日以降に発券した航空券)
  • 日本発でアジアへ乗り継ぐ旅程乗り継ぎの待ち時間が24時間以内なら、ホーチミン〜大阪を含む旅程の全区間に2個まで。24時間を超えると区間ごとの許容量

それから、3時間に満たない便ではヘッドホンが配られないこともあります。自分のイヤホンを持っておくと安心です。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 2時間半ほどの区間でも毎回食事が出る
  • ロータスラウンジのフォーがおいしい
  • 乗り継ぎの間に、2回ともホーチミンの市内に出られた
  • A350は足元もリクライニングも十分

気になったところ

  • A321には個人用モニターがない
  • 後ろの席だと食事が届くまで時間がかかる
  • ラウンジの扱いが事前の回答と当日で違い、分かりにくい

まとめ

ホーチミン乗り継ぎの4区間で、ラウンジは関空、ホーチミン2回、クアラルンプールと4回使いました。短い区間でも、毎回食事が出ています。

行きは1泊、帰りは10時間ほどの乗り継ぎだったので、2回ともホーチミンの市内に出られました。

乗り継ぎが長いのを逆に楽しめて、1回の旅で2つの国を味わえたような往復でした。