
2023年7月中旬、ベトナム航空で関西からクアラルンプールまで往復してきました。行きも帰りもホーチミンで乗り継ぐ4区間で、全部エコノミーです。
行きはホーチミンで1泊、帰りは10時間ほどの乗り継ぎだったので、2回ともホーチミンの市内に出られました。
2時間半ほどの短い区間でも毎回食事が出ましたし、ラウンジも関空、ホーチミン、クアラルンプールで合わせて4回使っています。乗り継ぎまで楽しめて、思っていた以上に満足度の高い往復でした。
機内食とラウンジを中心に、4区間をまとめて書いていきます。
目次
便の情報

| 日付・便名 | 区間 | 定刻 | 座席 |
|---|---|---|---|
| 7/18 VN321 | 関西→ホーチミン | 10:30–14:05 | 31K |
| 7/19 VN677 | ホーチミン→クアラルンプール | 07:55–11:25 | 14B |
| 7/23 VN676 | クアラルンプール→ホーチミン | 12:30–14:00 | 28G |
| 7/24 VN320 | ホーチミン→関西 | 00:10–07:20 | 18K |
機材は、関西とホーチミンの間がA350-900、ホーチミンとクアラルンプールの間がA321です。
予約したときの案内では、機内食はVN321が「ランチ」、VN677とVN676が「リフレッシュメント」、VN320が「朝食」となっていました。
関西→ホーチミン(VN321)
まずは神戸空港から、関空行きの高速船ベイ・シャトルに乗りました。海の上を渡って空港に向かうのは、いつ乗っても気分が上がります。チェックインのあとは、ラウンジで少し食べておきました。

9時半ごろ、窓際のカウンター席でカレーライスとサラダです。
関空のラウンジは、2025年から2026年にかけて大きく入れ替わっています。今の様子は関西空港のラウンジ一覧にまとめました。


ゲートの近くには、シンガポール航空の787が止まっていました。

10時過ぎ、地上を走っているところです。エールフランスとシンガポール航空が並んでいました。
機材はA350-900で、座席は右側の窓側の31K。A350のエコノミーは足元もリクライニングも十分で、5時間半ほどの区間でも快適でした。フットレストはありませんが、気になるほどではありません。
離陸して1時間ちょっとで機内食が来ました。


メインは、あんかけのおかずがのったご飯。花の形のにんじんが入っています。ほかに煮物とサラダ、パンとバター、デザートは「粒あん最中」でした。
関空発らしい和の献立で、最中が出てきたのにはちょっと笑ってしまいました!
ただ、席が後ろのほうだと、食事が届くまで少し時間がかかります。混んでいる便なら、のんびり待つくらいの気持ちでいるといいと思います。


着陸前の窓の外は、田んぼと川ばかり。茶色いサイゴン川の横には、コンテナ港も見えました。どこまでも続く水田を見て、ベトナムに来たんだなと実感します


着陸して誘導路を走っていたのは14時ごろ。定刻は14時05分なので、ほぼ時間どおりです。
ホーチミンで1泊
クアラルンプール行きは翌朝なので、この日は一度ベトナムに入国して、空港の近くに泊まりました。


泊まったのは、イビス サイゴン エアポートです。翌朝は5時半ごろにホテルのロビーにいて、数分後にはもう空港の車寄せに着いていました。空港のすぐそばなので、早朝の便でも移動に時間を取られずに済みます。
夕方は市内にも出ていて、その話はホーチミン乗り継ぎで市内へに書きました。
朝のロータスラウンジ


出国してすぐの窓の外には、ANAとJALの飛行機が並んでいました。ラウンジの入口には「Phòng khách Bông Sen / Lotus Lounge」の看板があります。ベトナム航空のロータスラウンジで、運営はSASCOです。

7時前、牛肉のフォーをもらいました。ハーブがたっぷりのっていて、朝からやさしいスープが体にしみます。ベトナムの空港で食べるフォーは格別でした!

出発案内板を見ると、VN677はゲート18。上には成田行きのNH834やVN便がずらっと並んでいます。
ホーチミン→クアラルンプール(VN677)

8時過ぎの駐機場は曇り空でした。機材はA321で、座席は14Bです。
A321には個人用のモニターがなく、天井のモニターだけ。それでも足元は小型機にしては広めで、2時間半なら窮屈さは感じませんでした。

2時間半の便でも軽い食事が出ます。ご飯の上にそぼろのようなおかず、それにパン、バナナ、ヨーグルト、オレンジジュース。短い便なのに、しっかり食べられました。

クアラルンプール国際空港(KLIA)に着いたのは11時過ぎ。ここから4泊しました。
帰りはKLIAのゴールデンラウンジへ

帰りは7月23日で、空港には10時過ぎに着きました。

チェックインのときに、搭乗券と一緒にラウンジの招待カードをもらいました。カードには手書きで「Golden Lounge」の文字。マレーシア航空のラウンジです。思いがけずもらえたので、ちょっと得した気分でした。
座席は、予約していた席から28Gに変わっていました。


搭乗口はC23です。サテライトの建物にある「Golden Lounge Satellite」に入りました。ラウンジの中の様子は、KLIAゴールデンラウンジの記事にくわしく書いています。


11時過ぎ、トマトソースのスパゲッティを食べて、飲み物は窓際の席でもらいました。


窓の正面にはEVA航空の777、横にはエティハド航空の787。飛行機がよく見える席だったので、ついつい長居してしまいました
サテライトのゴールデンラウンジは24時間営業です。メインターミナル側のGate Hには、Regionalのラウンジもあります。
クアラルンプール→ホーチミン(VN676)


こちらの便もA321でした。機内食は、じゃがいもとにんじんの煮込みにパンとバナナ。ほっこりした味の煮込みで、行きの便よりこちらのほうが好みでした。


ホーチミンでは沖止めでした。ターミナルから離れた場所に飛行機が止まるので、タラップで降りてバスでターミナルへ向かいます。14時前には駐機場にいました。
タラップに出た瞬間に南国の空気を感じられるのも、沖止めのいいところだと思います。


まわりはベトナム航空とベトジェットばかりでした。
関西行きは夜中の0時10分発です。10時間ほどあったので、ここでも市内へ出ています。
夜のロータスラウンジ


夕方に空港へ戻ると、外は雨上がり。スクートやキャセイパシフィックの飛行機が止まっていました。


17時半ごろの出発エリアは、がらがらでした。


21時半ごろにロータスラウンジへ。ここでもまたフォーを食べました。朝に続いて2回目ですが、やっぱりおいしいです。
ラウンジはL字型でやや小さめです。夜9時半ごろはいちばん混む時間帯で、深夜になると空いてくるので、深夜便ならあとから入るのもありだと思います。
料理は米と麺が中心で、その中でもフォーがいちばんでした。
ロータスラウンジを使えるのは、ビジネスクラスの人や、ベトナム航空のマイレージ(ロータスマイル)でゴールド以上の会員などです。
ホーチミン→関西の深夜便(VN320)
最後は0時10分発のVN320です。A350-900で、座席は18Kでした。

朝食はベトナム時間の4時前。暗い機内で、ご飯と炒め物、クロワッサン、果物をいただきました。寝ぼけながらでしたが、温かい食事で少し目が覚めました。


8時前、「Welcome to KANSAI」の表示をくぐって、8時半には外に出ていました。朝のうちに関西に戻れるので、そのまま1日を使えるのはありがたいです。
予約とラウンジの使い方
航空券は、6月30日にベトナム航空の公式サイトで買いました。4区間とも同じ予約です。
当時はANAの上級会員のプラチナだったので、ラウンジと手荷物の扱いを、ベトナム航空の日本のコンタクトセンターにメールで聞いておきました。返ってきた答えはこうです。
- 関空チェックインカウンターで会員カードを見せればラウンジのクーポンを出す
- 帰りのホーチミン乗り継ぎカウンターで会員カードを見せればラウンジのクーポンを出す
- 行きのホーチミン・帰りのクアラルンプールラウンジの提供はない
- 手荷物の優遇関西〜ホーチミンの区間だけ
ところが当日は、行きのホーチミンでも朝のロータスラウンジに入れましたし、KLIAのチェックインではゴールデンラウンジの招待カードももらえました。事前に聞いていた話より手厚くて、うれしい驚きでした!
いまの無料受託手荷物
- 大阪⇄ホーチミンだけエコノミーは、A350・787の便が2個、A320・A321の便が1個(どちらも1個23kgまで。2026年4月29日以降に発券した航空券)
- 日本発でアジアへ乗り継ぐ旅程乗り継ぎの待ち時間が24時間以内なら、ホーチミン〜大阪を含む旅程の全区間に2個まで。24時間を超えると区間ごとの許容量
それから、3時間に満たない便ではヘッドホンが配られないこともあります。自分のイヤホンを持っておくと安心です。
よかったところ・気になったところ
よかったところ
- 2時間半ほどの区間でも毎回食事が出る
- ロータスラウンジのフォーがおいしい
- 乗り継ぎの間に、2回ともホーチミンの市内に出られた
- A350は足元もリクライニングも十分
気になったところ
- A321には個人用モニターがない
- 後ろの席だと食事が届くまで時間がかかる
- ラウンジの扱いが事前の回答と当日で違い、分かりにくい
まとめ
ホーチミン乗り継ぎの4区間で、ラウンジは関空、ホーチミン2回、クアラルンプールと4回使いました。短い区間でも、毎回食事が出ています。
行きは1泊、帰りは10時間ほどの乗り継ぎだったので、2回ともホーチミンの市内に出られました。
乗り継ぎが長いのを逆に楽しめて、1回の旅で2つの国を味わえたような往復でした。