栗林公園の南湖に架かる偃月橋。奥に茶屋の建物と紫雲山、湖面に和船が浮かぶ
2025年1月 南湖と偃月橋

2025年、高松の栗林公園(りつりんこうえん、Ritsurin Garden)に2回行ってきました。1月の朝は、南湖に架かる半月のような形の偃月橋と、湖に浮かぶ和船を見ています。

3月6日は夕方で、閉園45分前に入りました。梅林と、飛来峰という小山の上から見下ろす偃月橋を見ました。

同じ公園でも、季節と時間でこんなに表情が変わるのかと驚いた2回です。1月は9時半から10時すぎまで南湖のまわりを歩いて、3月6日(木)は17時すぎに入っています。

1月に寄った、高松駅近くの玉藻公園(高松城跡)の鞘橋も一緒に載せています。

栗林公園の入園料・開園時間・アクセス
場所
香川県高松市栗林町1丁目20-16
開園時間
日の出から日没ごろまで。1月は7:00〜17:00、3月は6:30〜18:00(月ごとに変わる)
休園日
年中無休(暴風警報などで臨時休園あり)
入園料
一般500円、小・中学生170円、未就学児無料
アクセス
JR栗林公園北口駅から徒歩約3分(北門)、ことでん栗林公園駅から徒歩約7分。JR高松駅から車で約7分
駐車場
県営の東門駐車場(30台)・北門前駐車場(32台)。小型車25分100円
和船
南湖を約30分で一周、大人850円(入園料は別)
公式
特別名勝 栗林公園
目次
  1. 行き方・駐車場(東門と北門)
  2. 1月、淡路島経由で高松へ
  3. 玉藻公園(高松城跡)の鞘橋
  4. 1月の朝、栗林公園へ
  5. 南湖の鯉と偃月橋
  6. 午後は琴平へ
  7. 3月6日、夕方の栗林公園の梅林
  8. 飛来峰から見た偃月橋
  9. よかったところ・気になったところ
  10. まとめ

行き方・駐車場(東門と北門)

入口は、南側の東門と北側の北門の2つです。私は2回とも車で行きました。

栗林公園の2つの入口と園内の見どころの位置関係のイラスト
栗林公園の2つの入口と園内の見どころの位置関係のイメージ。イラスト(AI生成)
東門北門
近い駅ことでん栗林公園駅JR栗林公園北口駅
県営駐車場東門駐車場(30台)北門前駐車場(32台)
コインロッカー30個6個
その他閉園後の出口梅林に近い

電車なら、東門へはことでん(高松の私鉄)の栗林公園駅から歩いて約7分、栗林公園前バス停からは1分です。北門は、JR栗林公園北口駅から歩いて約3分です。

閉園後に出られるのは、東門だけです。約60分の無料の定時ガイドも、東門に集合します(毎週日曜10時30分、7・8月と年末の日曜を除く。予約不要)。次は、ガイドさんの話を聞きながら回ってみたいです。

園内には照明がないので、日没の30分後にはかなり暗くなります。また、高松に暴風警報が出ると臨時休園になります。

南湖の和船は定員6名です。予約は利用する月の前月1日から前日までで、電話か公式サイトから。当日分の乗船券は8時30分から乗船券売場で売られますが、売り切れることもあります。

南湖の水面すれすれから見上げた偃月橋。奥に紫雲山、対岸の芝生に人が数人
1月 水辺から見た偃月橋

私が行った1月の10時ごろは、偃月橋の上に数人いる程度。3月6日の夕方の梅林は、ほとんど人がいませんでした。どちらもゆっくり見られて、混雑が苦手な身にはありがたかったです。

11月、淡路島経由で高松へ

1月のこの日は、車で淡路島を通って香川へ向かいました。途中の10時すぎに、淡路島の南のほうにある「うずの丘」で早めのお昼です。

絶景レストランうずの丘の定食。鯛の刺身、小鉢、ご飯、たれの器と、固形燃料で温める土瓶
うずの丘の館内を上から見下ろしたところ。うずの丘 味市場の売り場と、買い物をする人たち

鯛の刺身に小鉢、ご飯、それに土瓶が付いた定食でした。鯛がぷりぷりで、お昼から得した気分です。下のフロアの「うずの丘 味市場」は、お正月らしくけっこう混んでいました。

高松に着いたのは、昼すぎ。まずは街なかの猫カフェに寄りました。

猫カフェで、スプーンに乗ったおやつをなめる白黒の猫。首に青い蝶ネクタイ
スプーンのおやつに顔を寄せる白黒の猫の横顔
オレンジの首輪の白黒の猫が、スプーンのおやつを口を開けて食べるところ

スプーンでおやつをあげると、すごい勢いで寄ってきます。蝶ネクタイの子は13時ちょうど、オレンジの首輪の子はその3分後でした。みんな人懐っこくて、すっかり癒やされました!

JRホテルクレメント高松の客室から見た高松港と、駅前の広い交差点
JRホテルクレメント高松から

14時半ごろには、JR高松駅前のJRホテルクレメント高松の部屋にいました。部屋からは、高松港と駅前の交差点が見えました。部屋と料金は、JRホテルクレメント高松の宿泊記に書いています。

2玉藻公園(高松城跡)の鞘橋

荷物を置いてから、ホテルのすぐ隣にある玉藻公園へ歩いて行きました。高松城の跡で、海に面して建てられた「海城」です。

15時半ごろ、本丸の天守台から、屋根付きの鞘橋(さやばし)を見下ろしました。二の丸と本丸をつなぐ橋です。

その向こうには、駅前の高層ビルが見えました。お城の堀のすぐ向こうがもう高松駅というのが、このお城らしいところです。古いものと新しいものが並ぶ景色は、なかなか面白いです

玉藻公園の内堀に架かる屋根付きの鞘橋を上から見たところ。奥にサンポート高松の高層ビル
鞘橋と内堀、石垣。奥にサンポート高松の高層ビル2棟と青空

堀には海の水が入っていて、タイが泳いでいます。エサやりもできるようでした。

  • 玉藻公園の場所香川県高松市玉藻町2-1(JR高松駅・ことでん高松築港駅のすぐ近く)
  • 開園時間西門は日の出〜日没で、1月は7:00〜17:00、3月は6:30〜18:00。東門は1月・3月とも8:30〜17:00です
  • 入園料一般(18歳以上)300円、18歳未満は無料
  • 休園日12月29日〜31日

翌日は高松の街で過ごしました。おやつは、菓子工房ルーヴのケーキです。

菓子工房ルーヴのチョコレートケーキ。つやのあるドーム形に、Löweと書かれた金色のプレートと板チョコの飾り

ルーヴには2022年に車で香川へ行ったときにも寄っていて、高松に来るとつい寄りたくなるお店です。つやつやのチョコのドームで、見た目からしてうっとりする仕上がりでした。

31月の朝、栗林公園へ

栗林公園に着いたのは、9時半ごろ。1月は朝7時から開いています。

栗林公園の白砂の庭。手前に石の手水鉢と丸く刈り込んだ低木、奥に形を整えた松

最初に目に入ったのは、白砂に石と刈り込みの木を置いた庭でした。松はどれも、きれいに形が整えられています。

園内には手入れの行き届いた松がたくさんあって、これも見どころのひとつ。一本一本の形が見事で、どれだけ手間をかけているんだろうと感心してしまいました。

園内には茶室もあって、障子を開けた座敷から庭がよく見えます。冬の朝の静かな庭を眺めながら一服できるのは、贅沢ですね。

栗林公園の白砂に描かれた波のような模様と、点々と続く黒い飛び石。奥に枝を横に広げた松
栗林公園の白砂の中に1本立つ松と、それを囲むように並ぶ飛び石

白砂には波の模様が引かれていて、その中を飛び石が続いています。

曇り空を映す栗林公園の南湖。対岸に松の木と小さく偃月橋、奥にビル

南湖のほとりに出ると、水面が鏡みたいに空を映していました。対岸の右奥に小さく見えているのが、偃月橋です。

4南湖の鯉と偃月橋

栗林公園の南湖の岸に集まってくる赤や白、黄色の鯉

岸に近づくと、鯉がわっと集まってきました。赤、白、黄色と、色もいろいろです。岸のすぐ下までぎっしりで、あまりの勢いにちょっと笑ってしまいました!

10時すぎに、偃月橋の近くまで来ました。いちばん上の写真が、そのときのものです。

湖には、和船が何艘か出ていました。南湖を回る和船は約30分で大人850円で、前日までに予約するか、当日券で乗れます。湖の上から見る庭も気持ちよさそうなので、次は乗ってみたいです。

偃月橋の向こうには、大きな茶屋の掬月亭も見えています。後ろの紫雲山の緑とあわせて、栗林公園の写真でよく見る景色そのままでした。

掬月亭は、南湖の岸に張り出すように建つ茶屋です。園内でいちばん大きな茶屋で、季節の和菓子と抹茶がいただけます。

5午後は琴平へ

お昼を食べてから、午後は琴平へ移動しました。15時半ごろにはもう、こんぴらさんの石段の途中から琴平の町を見下ろしています。

雨に濡れた琴平の参道。両側に土産物店や旅館が並び、奥の山に雲がかかっている
琴平の参道

翌朝の参道は雨でした。まだお店も開いておらず、人もいません。静まり返った参道も、いつもと違う雰囲気でよかったです

こんぴらさんのことは、金刀比羅宮の参拝ガイドや2021年9月の琴平の旅行記に書いています。

63月6日、夕方の栗林公園の梅林

2回目は3月6日です。広島から神戸へ車で戻る途中に、高松へ寄り道しました。

与島パーキングエリアの歩道から見た瀬戸大橋のつり橋部分と青空
瀬戸大橋の途中で休憩

瀬戸大橋を渡って、16時すぎに途中のパーキングエリアで休憩。この日はよく晴れていて、海がきらきらしていました。

広島東ICから高松西ICまでの高速代は、ETCで4,690円。このうち1,990円が瀬戸中央道の分です。

栗林公園に着いたのは17時すぎでした。3月の閉園は18時なので、残りは45分ほどです。

3月の夕方の栗林公園の梅林。左に小道が続き、濃いピンクの梅の木が並ぶ。奥に紫雲山
栗林公園の梅林の小道。紅梅と、白っぽい花の梅の木

入ってすぐのところに、梅林がありました。濃いピンクの紅梅と、白っぽい梅が混ざって並んでいます。

ピンクの花をたくさん付けた梅の木の枝と、下に広がる芝生

梅はしっかり咲いていました。足元の芝生も緑になってきていて、春が近いのを感じます。

白に近い淡いピンクの梅の花のアップ。小さなつぼみも付いている
栗林公園の池のほとりに立つサギ。後ろに緑の茂み

白い梅は、近くで見るとほんのりピンク色です。少し歩いた先の池では、サギが1羽じっと立っていました。

茂みの前の池に立つ白いサギと、手前の苔の生えた岸

こちらが近づいても、ほとんど動きません。堂々とした立ち姿で、まるで庭の主のようでした。

7飛来峰から見た偃月橋

飛来峰の上から見下ろした南湖と偃月橋。右奥に掬月亭、背後に紫雲山
飛来峰から

閉園前に、南湖のそばの小山、飛来峰へ。上からだと、偃月橋がちょうど正面に見えます。

飛来峰は富士山をかたどった築山で、南湖を見渡せる場所です。1月に下から見た橋を、今度は上から見た形になりました。

夕方のやわらかい光の中で見る偃月橋は、この日いちばんの景色でした!

高松の店で食べた骨付鳥。銀色の皿に乗った骨付鳥と、キャベツの皿、はさみの入ったグラス
夕飯は骨付鳥

夜は高松の街で、香川名物の骨付鳥(骨付きの鶏もも肉を焼いたもの)を食べてから、車で神戸へ。香川に来たら、やっぱりこれを食べないと帰れません。

帰りは高松中央ICから鳴門を通って、淡路島経由で垂水まで走りました。ETCの通行料は1,300円と2,570円で、神戸に着いたのは22時すぎです。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 1月の朝の南湖は、水面が鏡のようで静か
  • 3月の梅林は、紅梅も白い梅もしっかり咲いていた
  • 飛来峰から偃月橋が正面に見える
  • どちらの日も人が少なく、ゆっくり見られた

気になったところ

  • 県営駐車場はどちらも30台ほどと少なめ
  • 夕方に行くと閉園までの時間が短い
  • 園内に照明がなく、日没後はすぐ暗くなる

まとめ

1月は南湖の水面と鯉、3月は梅林と、同じ公園でも季節によって見るものがけっこう違いました。どちらにも違う良さがあって、季節を変えてまた来たくなる庭です。

3月は閉園45分前に入りましたが、梅林と飛来峰だけなら十分回れました。

玉藻公園は高松駅からすぐなので、電車や船の待ち時間にも寄りやすいと思います。