晴れた日のホテル・ブリストル(ワルシャワ)の外観。角に丸い塔がのったクリーム色の建物と、Krakowskie Przedmieścieの通りの標識
クラクフ郊外通りの角に建つホテル・ブリストル

ポーランド・ワルシャワのホテル・ブリストル(Hotel Bristol, a Luxury Collection Hotel, Warsaw)に2泊しました。旧市街へ向かう大通り「クラクフ郊外通り(Krakowskie Przedmieście)」に面した、マリオット系のラグジュアリー コレクションのホテルです。

リスボンから飛んできて、今回のヨーロッパ旅行の最後の2泊がここでした。3人旅で2部屋。ロビーや古いエレベーター、部屋、2回の朝食、1階のカフェ・ブリストルを写真でまとめます。

目次
  1. 予約と料金
  2. ホテル概要
  3. 夜10時すぎに到着
  4. 部屋(ツイン)とバスルーム
  5. ターンダウンとウェルカムのお菓子
  6. 館内:入口・ロビー・階段
  7. 朝食は2回
  8. カフェ・ブリストル
  9. 立地とアクセス
  10. 系列と会員ステータスの特典
  11. よかったところ・気になったところ
  12. まとめ

予約と料金

宿泊部屋(予約→実際)料金アップグレード
2026/10/13・2泊(2室)Classic ゲストルーム(クイーン1台)→1室は有料でエグゼクティブ ツイン、もう1室は不明計5,550.12ズウォティ不明

マリオット公式で、3人を2部屋に分けて予約しました。どちらも「Classic」というクイーンベッド1台のゲストルームで、2人用が2,270.66ズウォティ(約91,700円)、1人用が2,620.25ズウォティ(約105,900円)。どちらも2泊分で、税とサービス料込みの前払いの料金です。

2人で使う部屋はベッドを分けたかったので、予約のあとにホテルへメールで相談しました。Classicの部屋にはエキストラベッドが置けず、ベッドを2台に分けられるClassicが1室あるものの確約はできない、という返事。代わりに提案されたのが、追加料金でのエグゼクティブ ツインへの変更でした。

  • エグゼクティブ ツインへの変更1泊380ズウォティ+税8%(2泊で820.80ズウォティ・約33,200円)
  • 支払いチェックインのときにホテルで

確実にベッドが分かれているほうが安心なので、お願いすることにしました。メールのやりとりは英語でしたが、条件をはっきり書いてくれたので迷わずに済みました。

チェックアウトのときにもらった明細では、2部屋2泊の宿泊代が5,550.12ズウォティ(約224,200円)。ツインへの差額もここに入っています。飲食なども合わせた合計は6,200.36ズウォティ(約250,500円)でした。

手に持ったTHE LUXURY COLLECTIONの黒いカード。ELITEと書かれている
部屋にあったELITEのカード

部屋には「THE LUXURY COLLECTION」の黒いカードが置いてあって、真ん中に小さく「ELITE」。会員として迎えてもらっている感じがして、ちょっとうれしくなります。

到着の1週間ほど前のホテルからのメールでは、チタンの特典として次のものが案内されていました。

  • チェックアウト16時のレイトチェックアウト(リクエスト制)
  • ウェルカムギフト1,000ポイント、アメニティ、本人と同伴1名のレストランの朝食から選ぶ
  • アップグレード到着時の空室しだいで、一部のスイートも含む(全泊)

ホテル概要

  • ホテル名Hotel Bristol, a Luxury Collection Hotel, Warsaw
  • 住所Krakowskie Przedmieście 42/44, Warsaw
  • ブランドラグジュアリー コレクション(マリオット ボンヴォイ)
  • チェックイン/アウト15:00/12:00
  • レストラン・バーMarconi(朝食)、Column Bar & Restaurant、Café Bristol、Lane's Gin Bar
  • 館内屋内プール、スパ、ジム
  • 駐車場館内 1日200ズウォティ(約8,100円)

ホテルの始まりは1901年。ピアニストで作曲家のパデレフスキが仲間と宮殿を買い取り、ワルシャワに本格的な高級ホテルをつくろうとしたのがきっかけだそうです。2026年はちょうど125周年で、お菓子の包みや朝食の札にも「125 YEARS」の文字がありました。

コンシェルジュは「レ・クレドール」の会員で、毎日11時からホテルの歴史を案内してくれるツアーもあるそうです。時間が合わず参加できなかったのが、ちょっと心残りです。

夜10時すぎに到着

当日はリスボンからLOTポーランド航空の便で、ワルシャワ・ショパン空港に着いたのは夜8時すぎ。雨の中を移動して、ホテルに着いたのは夜10時すぎでした。

夜のホテル・ブリストルのロビー。大きなシャンデリアと、青と赤の模様の入った天井、黄色い革の椅子と幾何学模様のじゅうたん
夜のロビー

ロビーに入ると、大きなシャンデリアがどーんと下がっていました。天井には青と赤の模様、床には幾何学模様のじゅうたん。夜の静かな時間だったこともあって、ちょっと背筋が伸びる雰囲気です。

ホテル・ブリストルの木と真鍮のクラシックなエレベーターを見上げたところ
木と真鍮のエレベーター

部屋へ上がるエレベーターも、木と真鍮のクラシックなもの。長い移動のあとだったので、これに乗った瞬間に「いいホテルに来たな」とほっとしました。

部屋(ツイン)とバスルーム

ホテル・ブリストルのツインの客室。ベッド2台と丸い鏡のヘッドボード、窓際の椅子2脚とオットマン、天井から下がるランプ
ベッドが2台のツイン

こちらがツインに変えてもらった部屋です。ベッドが2台並んでいて、ヘッドボードには丸い鏡。窓際には椅子が2脚とオットマンがあって、夜にちょっと座って話すのにちょうどよかったです。

入口側から見たツインの客室。ベッド2台、ソファ2脚、テレビと額入りの絵
入口側から

入口側から見るとこんな感じ。壁には額入りの絵が並んでいて、色づかいは落ち着いています。2人と荷物が入っても、窮屈な感じはありませんでした。

ホテル・ブリストルのバスルーム。大理石の壁と床、バスタブにレインシャワーとガラスの仕切り、脚付きの洗面台、拡大鏡
大理石のバスルーム

バスルームは大理石。バスタブにレインシャワーが付いていて、ガラスの仕切りがあります。ヨーロッパではシャワーだけの部屋も多いので、湯船があるのはうれしいところです。

ターンダウンとウェルカムのお菓子

ベッドサイドの台。Cisowiankaの水2本、カットグラスとHOTEL BRISTOLのコースター、緑のカーネーション、包まれたお菓子
ベッドサイドの水とお菓子
もう1台のベッドサイド。ピンクのカーネーション、Cisowiankaの水2本、カットグラス、125 YEARSの包みのお菓子2個
125 YEARSの包み

ベッドサイドには、ポーランドの水「Cisowianka」が2本と、カットグラス、それに一輪のカーネーション。小さなお菓子の包みには「125 YEARS」と書いてありました。

ベッドサイドに置かれたDAMMANNのカモミールのティーバッグとカップ、Sleep wellと書かれたカード、緑のカーネーション
「Sleep well」のカードとカモミール

「Sleep well」のカードと、DAMMANNのカモミールのティーバッグも。寝る前にお茶を1杯、という気づかいがやさしいです。

長い皿にのった3種類のクッキー。チョコレートの線がかかっている
ウェルカムのクッキー

テーブルには、長いお皿にのったクッキーが3種類。夜遅くに着いて小腹が空いていたので、これはありがたかったです。

館内:入口・ロビー・階段

ホテル・ブリストルの入口の回転扉と、金色のTHE LUXURY COLLECTIONのプレート、植木の鉢
回転扉の入口
入口の柱に付いた黒いプレート。HOTEL BRISTOL A LUXURY COLLECTION HOTELの文字とHBのマーク
入口のプレート

昼に見た入口です。回転扉の横には金色のTHE LUXURY COLLECTIONのプレート、石の柱には黒いHOTEL BRISTOLのプレートが付いていました。

ホテル・ブリストルの入口に並ぶ石の柱と、鉄の装飾の付いたひさし
入口の柱とひさし
ホテル・ブリストルの館内の大理石の台にのった大きな胸像。後ろにアーチの窓と丸いランプ
入ってすぐの胸像

入ってすぐの所には、大理石の台にのった大きな胸像。豊かな髪型からして、ホテルをつくったパデレフスキでしょうか。こういうものが普通に置いてあるのが、歴史のあるホテルらしいです。

昼のホテル・ブリストルのロビー。装飾のある天井とシャンデリア、オレンジ色とチェック柄の椅子、奥に階段
昼のロビー

昼のロビーは、夜とはまた雰囲気が違って明るめです。オレンジ色やチェック柄の椅子が置いてあって、思ったよりも軽やかでした。

扉の向こうに見える、白い柱とシャンデリアが並ぶ広間
柱とシャンデリアの広間

ロビーの奥の扉から見えた広間は、白い柱とシャンデリアがずらり。ここだけ時代が止まっているような空間です。

ホテル・ブリストルの大理石の階段と白い鉄の手すり、奥に金色の扉のエレベーター
大理石の階段
金色の扉のクラシックなエレベーターと、横の大理石の階段
金色の扉のエレベーター

階段は大理石で、白い鉄の手すりに細かい装飾。金色の扉のエレベーターも含めて、どこを撮っても絵になるので、部屋に戻るたびに写真を撮っていました。

上の階から見た大理石の階段と鉄の手すり、踊り場の植木
上の階から見た階段
ホテル・ブリストルの客室階の廊下。紺色の壁と模様のじゅうたん
紺色の壁の廊下

客室階の廊下は紺色の壁に模様のじゅうたん。ロビーの華やかさとは打って変わって、落ち着いた色でした。

朝食は2回

朝食はレストラン「Marconi」で。2泊なので、朝ごはんも2回食べました。

1日目の朝

ホテル・ブリストルの朝食のテーブル。ポーチドエッグときのこの皿、サーモンとポーチドエッグのベーグル、ベリーをのせたフレンチトースト
3人分の朝ごはん

1日目のテーブルに並んだのは、ポーチドエッグときのこ、サーモンとポーチドエッグをのせたベーグル、フレンチトースト。3人分がそろうと、テーブルがいっぺんににぎやかになります。

皿にのったポーチドエッグ、焼いた生地、きのこ、ディル
ポーチドエッグときのこ
ベリーをのせたフレンチトースト
ベリーのフレンチトースト
白い器に入ったヨーグルトの上のポーチドエッグ。赤いオイルとハーブがかかっている
ヨーグルトにポーチドエッグ

こちらはヨーグルトの上にポーチドエッグをのせて、赤いオイルをかけた一皿。ハーブの緑もきれいで、朝から目にも楽しい一皿でした。

2日目の朝

朝のホテル・ブリストル。白い柱とシャンデリアが並ぶ広間と、テーブル
朝の広間
柱の並ぶ広間の奥にあるバーカウンター
奥のバーカウンター

2日目の朝は、柱とシャンデリアの広間を通って朝食へ。朝の光が入って、明るい雰囲気でした。

朝食ビュッフェの温かい料理。ソーセージ、ベーコン、焼いたトマトと、鍋
温かい料理
燻製のナマズとサーモンの皿と、ポーランドの湖とバルト海から、と書かれた案内
燻製のナマズとサーモン

ビュッフェには、ソーセージやベーコンなどの温かい料理のほか、燻製の魚も並んでいました。札には「ポーランドの湖とバルト海から」とあって、燻製のナマズまで。ナマズの燻製なんて、なかなか見かけません。

ビュッフェで取った皿。スモークサーモン、燻製の魚、ベーコン、ソーセージ、燻製チーズ、サラダときのこ、Cisowiankaの水と紅茶
ビュッフェで取った一皿

取ってきたのはこんな感じ。燻製の魚に燻製チーズ、ソーセージ。気づけばポーランドらしいものばかり選んでいました。

ハムとほうれん草の上にポーチドエッグとオランデーズソース、横にきのこのソテー
ポーチドエッグとオランデーズソース
ベリーとジャムを添えたフレンチトースト
この日もフレンチトースト

ビュッフェのほかに、卵料理やフレンチトーストも食べました。ポーチドエッグにはオランデーズソースがたっぷり。最後の朝なので、しっかり食べておきました。

カフェ・ブリストル

ホテルの1階には「カフェ・ブリストル(Café Bristol)」があります。1901年からあるカフェで、ウィーン風の内装とケーキが名物です。観光の途中、いったんホテルに戻ったお昼すぎに寄りました。

カフェ・ブリストルのケーキ。ラズベリーとピンクの飾り、アーモンドをのせたチーズケーキ
ラズベリーのチーズケーキ

まずはラズベリーがのったチーズケーキ。ピンクの飾りがかわいくて、食べる前に何枚も写真を撮ってしまいました。

CAFE BRISTOLの皿にのった層になったケーキと、ラテアートのカプチーノ
層のケーキとカプチーノ
CAFE BRISTOLのカップのカプチーノのラテアートと、小さな焼き菓子
ラテアートと小さな焼き菓子

層になったケーキと、カプチーノ。お皿にもカップにも「CAFE BRISTOL」の文字が入っていて、コーヒーには小さな焼き菓子が添えてありました。

CAFE BRISTOL 1901と書かれた皿のチーズケーキと、紅茶のポット
紅茶のポットも

紅茶はポットで出てきます。歩き回った足を休めながら、のんびり甘いものを食べられて、いい休憩になりました。泊まっていると、こういうときにすぐ寄れるのが便利です。

立地とアクセス

夜にライトアップされたホテル・ブリストルの角の丸い塔
夜のホテル・ブリストル
ホテル・ブリストルの窓から見た向かいの建物。HOTEL EUROPEJSKIの文字と夕方の空
窓から見た向かいの建物

ホテルがあるのは、王宮と旧市街へ続く大通り、クラクフ郊外通り。すぐ隣が大統領官邸で、王宮広場までは地図で見て700mほどです。2日目は午前中から歩いて旧市街を回り、お昼にいったんホテルに戻ってまた出かける、という動き方ができました。

夜になると建物がライトアップされて、角の丸い塔がきれいに浮かび上がります。窓からは、向かいの「HOTEL EUROPEJSKI」の文字が入った建物が見えました。

夜のクラクフ郊外通りから見たライトアップされたホテル・ブリストルの全景
夜の大通りから

観光のあとに夜の大通りを歩いて帰ってきても、すぐにこの建物が目に入るので迷いません。ワルシャワ観光の様子は旧市街とヴァルソ・タワーの記事にまとめています。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 旧市街や王宮まで歩いて行ける
  • ロビー、階段、古いエレベーターなど、歴史のある建物の雰囲気がそのまま楽しめる
  • 大理石のバスルームにバスタブがある
  • ターンダウンの水やカモミール、ウェルカムのクッキーなど、細かい気づかいがある
  • 燻製の魚などポーランドらしい朝食
  • 1階のカフェ・ブリストルにすぐ寄れる

気になったところ

  • Classicの部屋はクイーン1台で、ツインにするには追加料金がかかった
  • 館内の駐車場は1日200ズウォティと高め

系列と会員ステータスの特典

ホテル・ブリストルはラグジュアリーコレクションブランドのホテルで、Marriott Bonvoyの上級会員特典の対象です。今回の宿泊時、私はチタンエリートでした。

  • ブランドラグジュアリーコレクション
  • 会員プログラムMarriott Bonvoy
  • 宿泊時のステータスチタンエリート

Marriott Bonvoyのステータス別の主な特典

並びは全会員から上位の順です。上位のステータスには、その前に並ぶ特典も付きます。ポイントのボーナス率とギフトは上位の内容に置き換わります。*は空室・予約状況によるものです。

全会員

  • 客室内Wi-Fi無料
  • 会員限定料金
  • モバイルチェックイン・モバイルキー

シルバーエリート

  • ポイント10%ボーナス
  • 優先レイトチェックアウト
  • 完全予約保証

ゴールドエリート

  • ポイント25%ボーナス
  • 14時までのレイトチェックアウト*
  • 客室アップグレード*
  • ウェルカムギフト(ポイント)

プラチナエリート

  • ポイント50%ボーナス
  • 16時までのレイトチェックアウト
  • 一部スイートを含む客室アップグレード*
  • ウェルカムギフト(ポイント・朝食・アメニティなど。選べる内容はブランド・地域・ラウンジの有無で違う)
  • ラウンジアクセス(ラウンジのあるブランド)
  • 年間チョイス特典(50泊。ナイトリーアップグレードアワード5泊分など)

チタンエリート筆者

  • ポイント75%ボーナス
  • 48時間前予約保証
  • 年間チョイス特典(75泊)
  • ユナイテッド航空プレミアシルバー

アンバサダーエリート

  • アンバサダーサービス
  • Your24(チェックイン時刻から24時間滞在)

※プログラム全体の一般的な内容です。ブランドや予約方法・ホテルによって違う場合があります(2026年10月時点)。

まとめ

ホテル・ブリストルは、1901年からの歴史を感じる建物に泊まれて、旧市街にも歩いて行ける、ワルシャワ観光にはとても便利なホテルでした。夜のロビーや古いエレベーター、カフェ・ブリストルのケーキまで、館内にいるだけで楽しかったです。

3人で泊まる場合、Classicの部屋はクイーン1台なので、ベッドを分けたいなら早めにホテルに相談しておくのがおすすめです。旅の最後の2泊をここで過ごせて、いい締めくくりになりました。