雨上がりの大館能代空港(あきた北空港)の駐機場と、赤い屋根のターミナルビル。空は厚い雲
大館能代空港(2022年10月)

羽田13:05発のNH721で大館能代空港(あきた北空港)へ飛んで、30分前後の折り返しで14:55発のNH722に乗って羽田へ戻る。2022年の秋、この「大館能代タッチ」をはさんで那覇へ向かう1日4区間の行程に、ANAで3回乗りました。

乗ったのは9月26日、10月28日、10月29日です。9月26日の4区間を当時の運賃で計算すると、1日で4,036PP(プレミアムポイント)になります。PPは、ANAの上級会員資格を決めるためのポイントです。

空港でゆっくりする時間もない往復ですが、3回乗るとそれぞれに違いがあって、意外とおもしろかったです。

9月26日の分は伊丹→羽田→大館能代→羽田→那覇の1日4区間の搭乗記に書いていて、ここでは3回分の時刻・機材・運賃を並べておきます。

目次
  1. 3回の行程と宿泊
  2. 大館能代での折り返しと機材
  3. 10月28日 伊丹から
  4. 10月29日 那覇から、2日続けて大館能代へ
  5. 運賃
  6. 1日でたまるプレミアムポイント
  7. よかったところ・気になったところ
  8. まとめ

3回の行程と宿泊

日本列島の簡略な地図の上に、大阪から東京への矢印、東京から秋田県北部へ上ってすぐ戻るU字の矢印、東京から沖縄へ下る長い矢印を順番に描き、各空港を小さな丸、飛行機の小さなアイコンを添えた図
伊丹から羽田へ、羽田→大館能代→羽田と折り返してから那覇へ向かう1日4区間のイメージ。イラスト(AI生成)
日付行程(羽田で乗り継ぎ)宿泊
9/26(月)伊丹→大館能代→那覇ヒューイットリゾート那覇
10/28(金)伊丹→大館能代→那覇アンドルームス那覇ポート
10/29(土)那覇→大館能代→那覇→羽田ホテルマイステイズ羽田
10/30(日)羽田→伊丹なし

伊丹からはNH22、那覇からはNH994で羽田に入りました。どの日も、羽田13:05発のNH721で大館能代へ飛び、14:55発のNH722で羽田に戻って、17時台のNH1097で那覇へ向かっています。

朝は大阪、昼は秋田、夜は沖縄。1日で日本を縦に行ったり来たりするので、着いた那覇の暖かさにいつも少し驚きました。

1日4区間 大館能代 羽田 伊丹 那覇 ① NH22 ② NH721 13:05発 ③ NH722 14:55発 ④ NH1097 17時台に出発 折り返し 28〜38分 (3回とも) ②③④は9/26・10/28・10/29とも同じ便 10/29だけ①が那覇→羽田(NH994)
伊丹→羽田→大館能代→羽田→那覇の1日4区間

10月は2日続けてこの往復をしました。29日は朝に那覇から羽田へ戻り、夜はプレミアムクラスのNH478でもう一度羽田へ飛んでいます。我ながら、なかなかの飛び方です!

大館能代空港のターミナルの吹き抜け。ハチ公生誕100年のオレンジ色の垂れ幕と、下の階のANAのカウンター
大館能代空港のターミナルの中(2022年10月)

大館能代空港は秋田県北秋田市にある空港で、「あきた北空港」という愛称があります。ターミナルの中には、ハチ公生誕100年の垂れ幕が下がっていました。

大館能代での折り返しと機材

実際の時刻は、ゲートを出た時刻と着いた時刻のおおよそです。

2022/9/262022/10/282022/10/29
羽田→大館能代NH721NH721NH721
実際の羽田発→大館能代着13時すぎ→14時すぎ13時すぎ→14時すぎ13時すぎ→14時すぎ
大館能代での折り返し28分38分34分
大館能代→羽田NH722NH722NH722
実際の大館能代発→羽田着15時前→16時すぎ15時前→16時すぎ15時前→16時すぎ
NH721/722の機体737-800 JA72AN737-800 JA77AN737-800 JA77AN
NH1097の機体777-200ER JA716A787-8 JA819A767-300 JA618A
那覇着(実際)20時前20時すぎ20時すぎ

大館能代での折り返しは28分〜38分でした。3回とも、羽田から乗ってきた機体がそのまま羽田行きになっています。

いちばん短かった9月26日は28分。降りたと思ったらもう次の搭乗で、空港をゆっくり見る時間はほとんどありませんでした。

大館能代空港の駐機場でボーディングブリッジにつながったANAの737-800と、トーイングカーや給油車
大館能代空港の駐機場(2022年9月)

大館能代空港の駐機場です。折り返しの30分前後、機体はここで次の羽田行きの準備をします。

NH721/722は3回とも737-800でした。10月の2日間は同じJA77ANで、2日続けて同じ機体に乗ると、ちょっと親しみがわきます

そのあと乗った羽田→那覇のNH1097は、777-200ER、787-8、767-300と3回とも違う機種でした。同じ便なのに毎回違うのは、乗る側としてはちょっとした楽しみです。

羽田空港の駐機場で、タラップ車がつながったANAの737-800。胴体にInspiration of JAPANの文字
羽田で乗り込む前のNH721(2022年10月)

NH721/722で使われていたのは、この737-800です。

DAY2022年10月28日(金)

10月28日 伊丹から

伊丹11:00発のNH22で羽田へ。この日の機材はA321neo(JA144A)で、9月26日の737-800とは違いました。出発の3週間ほど前に、ANAから機材変更のメールが届いています。

NH22の機窓。ANAのウィングレットと、一面の雲の上の青空
雲の下に出たNH22の機窓。主翼の向こうに田畑と山が広がる

着陸の少し前まではまだ雲の上。雲の下に出ると、田畑と山が見えてきました。雲の上の青空もいいですが、地上が見えてくる瞬間がいちばん好きです。

ANA NH22で羽田空港に着陸する前の機窓。海の上に張り出した滑走路と、地上を走るJAL機
羽田着陸前

羽田に降りる直前の機窓です。海の上に張り出した滑走路が見えて、何度見てもわくわくします!NH22は12時すぎに羽田に着きました。

羽田空港の駐機場。AIRDOの737と、奥に管制塔とANA機の尾翼、手前を歩く作業員
羽田空港の駐機場

乗り継ぎの間の羽田。AIRDOの機体の向こうに管制塔が見えました。

NH721(JA77AN)で大館能代へ飛んで、14時すぎに着きました。38分後のNH722で羽田に戻りました。3回の中ではいちばん余裕のある折り返しでした。

ANAアプリの通知。NH1097が使用機到着遅れのため、羽田発と那覇着の時刻を変更
ANAからの通知

羽田に戻ると、NH1097の出発時刻変更の通知が来ていました。使用機の到着遅れで、羽田17:15発が30分ほど遅れるという内容です。それくらいの遅れなら、羽田で少し待つだけなので気になりませんでした。

実際は18時前に出発し、那覇には20時すぎに着きました。この夜はホテル・アンドルームス那覇ポートに泊まっています。

DAY2022年10月29日(土)

10月29日 那覇から、2日続けて大館能代へ

朝は那覇10:00発のNH994(767-300)で羽田へ。12時すぎに着いて、13:05発のNH721に乗り継ぎました。乗り継ぎの時間はあまりなく、少し急ぎ足です。

大館能代空港のターミナルビル。外壁に赤い文字でODATE NOSHIROと書かれている
大館能代空港

15時前の大館能代空港です。この日は空が暗く、駐機場が濡れていました。前の日に続いて2日連続で来ると、見慣れた景色のような気がしてきます。

ANA NH722(737-800)の機内から見た主翼と大館能代空港のターミナル。空は厚い雲
大館能代空港を出たANA NH722の機窓。主翼の先と、一面に広がる雲の上の青空

NH722の機内から。15時すぎには雲の上に出ていて、地上の曇り空がうそのような青空でした。羽田着は16時すぎです。

NH1097(767-300)で那覇に20時すぎに着いて、21:10発のNH478で羽田に戻りました。NH478はプレミアムクラスで、1日の最後にゆったり座れたのはうれしかったです。NH478 那覇→羽田 プレミアムクラスの搭乗記に書いています。

羽田着は23時すぎ。ホテルマイステイズ羽田に泊まって、翌朝06:25発のNH985で伊丹に帰りました。さすがにこの朝は眠かったです

運賃

座席はNH478だけがプレミアムクラスで、ほかの便は普通席です。

搭乗日便運賃金額
9/26NH22+NH721株主優待割引28,480円
9/26NH722+NH1097バリュートランジット2818,580円
10/28NH22+NH721株主優待割引28,480円
10/28〜29NH722・NH1097・NH994・NH721の4区間バリュートランジット2833,860円
10/29NH722+NH1097バリュートランジット2818,580円
10/29NH478(那覇→羽田)スーパーバリュープレミアム28差額 18,410円
10/30NH985(羽田→伊丹)株主優待割引差額 340円

伊丹→羽田→大館能代の2区間は、2回とも株主優待割引で28,480円でした。大館能代→羽田→那覇の2区間はバリュートランジット28で18,580円です。

10月28日〜29日は、大館能代→羽田→那覇→羽田→大館能代の4区間を1つの予約にしていて、33,860円でした。4区間でこの値段なら、かなりうまく組めたと思います。

羽田→那覇のNH1097は3回とも機種が違い、10月29日は767-300でした。

NH478とNH985は、もともと別の便で予約していたものを変更していて、表の金額は変更したときの差額です。

1日でたまるプレミアムポイント

大館能代タッチは、プレミアムポイント(PP)をためるための行程です。9月26日の4区間を、2022年当時の運賃で計算するとこうなります。

計算は区間基本マイレージ×積算率×2+搭乗ポイントで、2026年5月18日搭乗分までの表を使っています。区間基本マイレージ×積算率の小数点以下は切り捨てました。

便区間基本マイレージ積算率・搭乗ポイントPP
NH22 伊丹→羽田28075%・400820
NH721 羽田→大館能代31475%・400870
NH722 大館能代→羽田31475%・200670
NH1097 羽田→那覇98475%・2001,676
合計(1日4区間)4,036

4区間とも普通席で、運賃はNH22とNH721が株主優待割引、NH722とNH1097がバリュートランジット28です。

大館能代の往復だけだと1,540PP。羽田→那覇の1区間のほうが、タッチの往復よりPPが多い計算です。こうして数字にしてみると、少し意外でした。

ANA国内線は2026年5月19日搭乗分から運賃の種類と積算の表が新しくなっていて、新しい搭乗ポイントの表にバリュートランジットはありません。今から同じ組み方をするなら、新しい運賃で計算し直す必要があります。

新しい運賃でのPPの計算と、SFC修行の組み方はSFC修行のやり方 2026にまとめています。

よかったところ・気になったところ

よかったところ

  • 折り返しは3回とも同じ機体で、乗り遅れの心配が少ない
  • 羽田→那覇の機種が毎回違って楽しい
  • 4区間を1つの予約にすると安く組めた

気になったところ

  • 折り返しが短く、大館能代の空港はほとんど見られない
  • 大阪・秋田・沖縄を1日で回るので、体力はけっこう使う
  • 今の運賃にはバリュートランジットがない

まとめ

3回とも、大館能代では同じ機体で30分前後の折り返しでした。違ったのは羽田→那覇のNH1097の機材で、3回で3機種でした。

折り返すだけの往復なので、観光としては何も残らない旅です。それでも、機窓の景色や機体の違いを見比べるのは思った以上に楽しく、3回とも飽きずに乗れました。次に行くときは、大館能代で一度降りて、町のほうも歩いてみたいです。