
カナダのeTA(電子渡航認証)は、日本のパスポートで飛行機に乗ってカナダに入るときと、カナダの空港で乗り継ぐときに要ります。料金は7カナダドル(約740円)で、最長5年使えます。
車や電車、船で入るときは要りません。
私は2024年9月、ユタ留学の帰りにバンクーバーへ飛ぶ前に、公式サイトで申請しました。必要なもの、申請の手順、承認メールで見るところを書いていきます。
- 料金
- 7カナダドル(約740円、返金なし)
- 有効期間
- 最長5年(パスポートの期限が先ならそこまで)
- 滞在
- ふつうは1回6か月まで
- 要るとき
- 飛行機で入る・カナダの空港で乗り継ぐ
- 審査
- ほとんど数分。書類が要るときは72時間以内にメール
- 公式
- カナダ政府のeTA説明ページ(英語)
カナダ政府の公式ページから申請します。手数料は7カナダドルだけです。
カナダ政府「Apply for an eTA」(申請ページ)を開く
ページの「Apply for an eTA」から進むと、申請フォームに入れます。フォームは英語かフランス語だけです。7カナダドルより高い料金を取るサイトは代行サイトなので気をつけてください。
eTAが要るとき・要らないとき
日本のパスポートで短期観光に行く場合、飛行機で入るならビザの代わりにeTAを申請します。
| 入り方 | eTA |
|---|---|
| 飛行機でカナダに入る | 要る |
| カナダの空港で乗り継ぐ | 要る |
| 車・バス・電車で入る | 要らない |
| 船(クルーズ船を含む)で入る | 要らない(サンピエール島・ミクロン島からの船は要る。クルーズ船は除く) |
| カナダ国内の移動 | 要らない |
アメリカから車や電車で国境を越えるなら、eTAなしで入れます(パスポートは要ります)。逆に、飛行機でカナダに着く便や、カナダで乗り継ぐ便が1本でもあるなら、eTAを取っておきます。同じカナダでも入り方で変わるのは、ちょっと意外でした!
eTAは就労や就学の許可ではないので、カナダで働くことはできません。ただ、6か月以内の短い学校なら、就学許可なしで通えます。
ちなみに、就労許可や就学許可が出ると、eTAは自動で付きます。

申請に必要なもの
- 有効なパスポート(eTAはこのパスポートに結びつきます)
- メールアドレス(結果はメールだけで届きます)
- 支払いのカード:Visa、Mastercard、American Express(プリペイドも可)、Visaデビット、デビットMastercard、UnionPay、JCB
申請のフォームは英語とフランス語だけです。ただ、項目の説明は日本語を含むほかの言語でも用意されているので、英語が不安でもなんとかなります。JCBが使えるのも、日本から申し込むならうれしいところです
申請の手順
手順は5つです。
- パスポートとカードを手元に置いて、ヘルプの資料を読む
- オンラインのフォームに入力する
- 入力が終わったらすぐ7カナダドル(約740円)を払う
- 結果のメールを見る
- 書類を求められたら、メールの案内に沿って出す
途中で調べものをしていると意外と時間がたつので、パスポートとカードは最初から手元に置いておくのがおすすめです。
- 時間の制限途中で保存できない。「Session timeout warning」が出たら「Continue session」で少し延ばせる
- 支払い1回の申請で1人分。3人家族なら、フォームを3回送る
- 受付票払ったあとの receipt はその場で印刷する(あとから印刷したり、写しをもらったりはできない)
- 結果ほとんどは数分で承認メール。日数がかかるときは72時間以内に次の手順のメール。迷惑メールのフォルダも見る

承認メールでパスポート番号を確かめる
いちばん気をつけたいのが、パスポート番号の打ち間違いです。入れるのは、顔写真のあるページのいちばん上にある番号です。
承認のメールに出ている番号が、パスポートと1文字でも違えば、申請し直しになります。そのままだとカナダに飛べないことがあり、出発の直前だと間に合わない場合もあります。私もメールが届いてすぐ、パスポートと1文字ずつ見比べました。
承認メールにはeTAの番号も書かれています。あとで問い合わせたり状態を確かめたりするときに使うので、残しておきます。
空港と入国審査
eTAを印刷して見せる必要はありません。
- チェックイン申請に使ったパスポートを出すと、航空会社がスキャンしてeTAの有無を確かめる。無ければその便に乗れない
- 入国審査eTAがあっても、入国できるかは着いてからの審査で決まる
- 滞在ふつう6か月まで。審査官が短くしたり長くしたりすることもある
- 18歳未満親の同意書などを求められることがある
申請は公式サイトだけで
eTAはカナダ政府の公式サイトで申請するもので、料金は7カナダドルだけです。7カナダドルより高い料金を表示するサイトは、公式ではありません。
公式サイトは、canada.ca の「Electronic travel authorization (eTA)」のページから入れます。自分でやってもすぐ終わる手続きなので、代行に頼むほどではないと思います。
やりがちな失敗
- パスポート番号を間違える。承認メールで必ず見比べます。
- パスポートを新しくしたのに、前のeTAのまま行く。新しいパスポートには新しいeTAが要ります。
- 乗り継ぎだけなので要らないと思う。カナダの空港で乗り継ぐときも要ります。
- 受付票を印刷しないまま画面を閉じる。あとからは出せません。
- 家族の分をまとめて払えると思う。1人ずつの申請です。
- 航空券を取ってから申請する。予約の前にeTAを取っておくのが安心です。
私がバンクーバーに入ったとき


2024年9月、4か月の留学の帰りに、ソルトレイクシティからデンバー乗り継ぎのユナイテッドUA1910でバンクーバーへ入りました。中心部に着いたのは日付が変わった0時すぎ。長い1日で、さすがにくたくたでした!
eTAは、渡航の6週間ほど前の7月下旬に公式サイトで申請していました。承認メールに書かれた有効期限は5年後です。
1回取っておけば次にカナダへ行くときも使えるので、7カナダドル(約740円)ならかなりお得な気がします。

泊まったのはメトロポリタン・ホテル・バンクーバーで、マリオットのポイント42,000で1泊しています(メトロポリタン・ホテル・バンクーバーの宿泊記)。朝にカナダプレイスとビーチを歩いて、昼にはもう空港でした。短い滞在でしたが、海と山が近いバンクーバーの空気は気持ちよかったです。

帰りの便はエア・カナダのAC23で、入札アップグレードでSignature Classに乗れました(AC23の搭乗記)。
まとめ
eTAは7カナダドル(約740円)で最長5年使えるので、カナダに飛ぶ予定ができたら早めに取っておくと楽です。ただ、先にパスポートの期限が切れたらeTAも使えなくなりますし、パスポートを新しくしたら申請し直しです。
手続き自体はあっけないくらい簡単で、気をつけるのはパスポート番号くらいでした。
陸路だけの旅なら要らない、という違いも覚えておくと、アメリカと組み合わせるときに迷いません。アメリカのESTAはESTAの申請方法、ほかの国はビザ・電子渡航認証のまとめに書いています。