
ESTA(エスタ)は、ビザなしでアメリカに行くときに出発前に取る電子渡航認証です。料金は2026年10月16日から40.62ドル(約6,400円)になり、承認されると2年使えます。
私も2026年8月の渡米ではESTAで入国しました。夜に公式サイトで申請して、1時間20分ほどで承認のメールが届いています。
申請は公式サイトかESTAの公式アプリからです。必要なもの、手順、直せない入力ミスを、自分で申請してみた感覚も交えて書いていきます。
- 料金
- 40.62ドル(約6,400円)。不承認なら10.62ドル(約1,700円)
- 有効期間
- 承認から2年(パスポートの期限が先ならそこまで)
- 滞在
- 1回90日以内の観光・商用・乗り継ぎ
- 申請先
- esta.cbp.dhs.gov/アプリ「ESTA Mobile」
- 申請の時期
- 旅行の準備を始めたら、航空券を買う前に
- 入力の目安
- 23分(入力にかかる時間の目安で、審査の時間ではありません)
- 公式
- ESTA公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)
申請はアメリカ税関・国境警備局(CBP)の公式サイトか、公式アプリ「ESTA Mobile」からです。
公式サイト:esta.cbp.dhs.gov を開く
iPhone:App Storeで「ESTA Mobile」を開く
Android:Google Playで「ESTA Mobile」を開く
検索すると「ESTA申請」をうたう代行サイトがたくさん出てきます。アドレスが「esta.cbp.dhs.gov」かどうかを見てから入力してください。
ESTAが要る人
日本はビザ免除プログラム(VWP)の参加国なので、90日以内の観光・商用・乗り継ぎならビザのかわりにESTAで行けます。アメリカの空港で乗り継ぐだけでも要ります。乗り継ぎのときは、申請で「乗り継ぎか」の質問に「Yes」を選びます。
子どもも、年齢に関係なく1人ずつ要ります。親が代わりに申請してかまいません。
90日を超える滞在や留学はESTAの対象外です。目的に合う有効なビザで行く人は、ESTAは要りません。
私は2024年の語学留学のときはF-1ビザを取りました(F-1ビザの申請の流れ)。あちらは面接もあって大変だったので、ESTAの手軽さには毎回ほっとします!

2021年1月12日以降にキューバに行ったことがある人は、一部の例外を除いてESTAが使えず、ビザの申請になります。ほかにも特定の国への渡航歴などでESTAが使えない場合があり、申請の適格性の質問で聞かれます。
料金は40.62ドルに(2026年10月)
2026年10月16日から、料金が40.27ドル(約6,400円)から40.62ドル(約6,400円)に上がりました。ちょっとずつ上がっていくので、前に取ったときの金額のつもりでいると少し驚きます。
| 内訳 | 金額 | かかるとき |
|---|---|---|
| 審査の手数料 | 10.62ドル(約1,700円) | 申請した全員 |
| 認証の料金 | 30.00ドル(約4,800円) | 承認されたとき |
| 合計 | 40.62ドル(約6,400円) | 承認されたとき |
30ドル(約4,800円)の内訳は、観光促進の17ドル(約2,700円)と、新しく足された13ドル(約2,100円)です。不承認なら10.62ドル(約1,700円)だけ請求されます。
すでに有効なESTAを持っている人は、申請し直す必要はありません。次に取るときから新しい料金です。
支払いはMastercard、VISA、American Express、Discover(JCBとダイナースを含む)、PayPalが使えます。
申請に必要なもの
- ICチップ付きのパスポート(日本のパスポートはこれ)
- 本人の顔写真(セルフィー)
- メールアドレス(確認コードが届きます)
- 自宅の住所と電話番号
- 緊急連絡先の電話番号とメールアドレス
- 勤務先の住所と電話番号(ある人)
- アメリカでの連絡先(泊まるホテルの名前でよい)
- クレジットカードかPayPal
旅程が決まっていなくても申請できます。滞在先の住所が分からなければ、ホテル名や行く場所の名前を入れれば大丈夫です。

申請の手順
申請の流れは7つに分かれています。
- 注意事項(Disclaimers)に同意
- 申請者の情報(パスポートの読み込み)
- 個人の情報
- 旅行の情報
- 適格性の質問(9問の「はい・いいえ」)
- 入力内容の確認
- 支払い
パスポートの読み込みは必須です。顔写真のページ全体を、下の2行の英数字(MRZ)が横向きに全部入るように撮ります。カメラが無いパソコンなら、gif・png・jpgの画像をアップロードできます。
読み込んだあとは、自動で入った名前や番号が合っているか必ず見てください。間違いのまま進むと、審査が遅れることがあります。自動で入ると安心してしまいがちですが、ここは1文字ずつ見ておくのがおすすめです。
家族などの分は「グループ申請」でまとめて送って、1回で払えます。
結果の確認と有効期間
私のときは、承認のメールが届くまで1時間20分ほど。その間は少しそわそわしました
- 結果「承認」「不承認」「審査中」の3つ。審査中はすぐ判断できなかったという意味で、悪い結果というわけではない
- 確かめ方トップの「Check Existing Application」から、パスポート番号・生年月日・申請番号で(申請番号が分からなくても、パスポートの情報で探せる)
- 空港で承認の画面を印刷して見せる必要はない。航空会社には国から状態が伝わる(申請番号を残すために印刷しておくと安心)
- 有効期間承認から2年か、パスポートの期限までの短いほう。その間は何度行っても取り直さなくてよく、滞在中に期限が切れても出国には関係ない
ESTAの承認は、入国の許可ではありません。入れるかどうかは、着いたときに入国審査官が決めます。
代行サイトに注意
「ESTA 申請」で検索すると、申請を代わりにして手数料を上乗せするサイトがたくさん出てきます。見た目が公式っぽいものも多くて、正直ちょっと紛らわしいです。40.62ドル(約6,400円)より多く請求されたら、代行サイトを使ってしまったと思ってよいです。
代行サイトに払った分はCBPから返金できません。使ってしまったら、申請番号で公式サイトの状態を確かめておきます。正しい内容が届いているかは、CBPの側では分からないからです。
公式の申請先は esta.cbp.dhs.gov と、App Store・Google Playの「US ESTA」で探せる公式アプリ「ESTA Mobile」です。
やりがちな失敗
- 打ち間違いパスポート番号・発行国・国籍・生年月日の4つは送ったあと直せず、申請し直して料金もまたかかる
- 古いESTAのまま行く新しいパスポート、名前や国籍が変わったとき、適格性の質問の答えが変わったときは取り直し
- 何度も申請する不承認のあと状況が変わらなければ同じ結果になり、大使館でビザを申請することになる
- 「2年いられる」と思う1回の滞在は90日以内
- 子どもの分を忘れる乳児も1人分のESTAが要る
住所や勤務先など、ほかの項目は「Check Individual Status」から直せるものがあります。ただ、上の4つを間違えたときは新しく申請し直しです。
私のアメリカ渡航


2023年9月に成田からユナイテッドのUA827でグアムへ行き、2024年5月には留学でダラス経由のソルトレイクシティに入りました。
2026年8月は、UA838で成田からサンフランシスコへ。そのあとボストンに寄り、ロサンゼルスからホノルルへ飛んで、シドニーへ抜けています(10泊11日の旅行記)。
このときはESTAで入国しました。出発の約1週間前の夜に公式サイトで申請して、約1時間20分で承認のメールが来ています。出発直前だったら焦っていたと思うので、1週間前でも余裕を持っておいてよかったです!

サンフランシスコ空港のように乗り継ぎで使う空港は、ラウンジに入れるかどうかも気になるところです。
まとめ
ESTAは料金が上がったばかりなので、古い記事の金額は当てになりません。
申請は公式サイトかESTA Mobileで。パスポートを読み込んだら、番号と生年月日をよく見てから送る。これがいちばん失敗しないやり方だと思います。
手続き自体は、慣れれば夜にさっと済ませられるくらいの手軽さでした。カナダやオーストラリアなど、ほかの国の認証はビザ・電子渡航認証のまとめに書いています。