
2024年の夏、ユタ州オレムの語学学校にF-1ビザ(学生ビザ)で4か月通いました。3月に出願して翌日にI-20(学校が出す入学許可の書類)が届き、3月中に大阪の総領事館で面接、5月にアメリカに入国しています。
出願からI-20、SEVIS費用(I-901)、DS-160、面接予約までは、ほぼ3日で一気に進みました。自分でも驚くくらいのスピードです。番号や書類の写真は載せません。
- ビザ
- F-1(学生ビザ)
- 学校
- ユタ州オレムの語学学校(2024年夏学期)
- 出願
- 2024年3月
- I-20
- 出願の翌日にメールで届く(電子版)
- 面接
- 3月 10時ごろ、大阪(在大阪・神戸米国総領事館)
- 入国
- 2024年5月(ダラス経由でソルトレイクシティへ)
- 出国
- 2024年9月(ソルトレイクシティ→バンクーバー)
- 費用
- SEVIS費(I-901)F-1は350ドル(約55,300円)、ビザ申請料(MRV)185ドル(約29,200円)
なお今は、F・M・Jビザを申請する人はSNSのアカウントをすべて「公開」に設定し、面接を居住国か国籍のある国の大使館・領事館で予約するよう求められています。どちらも、この記事の2024年の流れには入っていない手順です。
目次
学校への出願とI-20
語学学校に問い合わせたのは2024年3月です。数日後に学校からコースと時間割の案内が届いて、同じ月に出願しました。「7日ほどかかる」という受付メールのあと、I-20は翌日にもう届いています。1週間待つつもりでいたので、メールを開いたときは思わず二度見しました!
I-20は夏学期(Summer 2024)のもので、電子版のスキャンでした。コロナ以降は原本を郵送せず電子版で送ってよくなっていて、自分で印刷・署名して面接に持っていくよう学校から案内がありました。
学校のあるオレムは、ソルトレイクシティから南へ60kmほどの街で、東側にティンパノゴス山がそびえています。

SEVIS費用(I-901)の支払い
I-20が届いた日のうちに、SEVIS費用(I-901。アメリカの留学生の管理システムに払う費用)を払いました。支払いが終わると、2営業日以内に大使館・領事館の側にも支払いが反映される、という案内がありました。
F-1のI-901は350ドル(約55,300円)です。支払いの確認ページは、そのまま面接や入国のときの支払い証明に使えます。払ってしまえば手元に残るのはこのページだけなので、なくさないように気をつけました。
DS-160と面接の予約
I-20が届いた日にビザ予約サイトのアカウントを作り、翌日にオンライン申請書のDS-160を提出しています。DS-160は質問の数がとにかく多くて、英語の質問を1つずつ読みながら埋めていくのはなかなか骨が折れました。
DS-160を出した直後、その日のお昼に面接を予約しました。面接は大阪で、10日後の10時ごろです。パスポートの返送は自宅への配達を選んでいました。
出願から面接の予約まで、ここまでで3日です。
大阪の総領事館での面接とパスポートの返却

面接は午前、大阪の総領事館でした。予約の案内には、こんな注意が書かれていました。
- 着く時間予約の15分前より早く来ない
- 遅れたとき30分以上遅れると受けられない場合がある
- 入れる人本人だけ
ビザの面接は初めてだったので、前の晩から少し緊張していました
パスポートは本来、ビザを貼ってから配送で戻ってくるので、少し時間がかかります。ただ、面接の3日後に成田からフィリピンへ向かう予定があって、パスポートがないと出国できません。
そこで面接の翌朝、大使館側に電話とビザのサポート窓口へのメールで、早めに返してもらえないか連絡しました。問い合わせのケースはその日のうちに2件とも「解決済み」になり、パスポートは出発前に返してもらえました。
正直、間に合わなかったらセブ行きがどうなるのかと気が気でなかったので、手元に戻ってきたときは本当にほっとしました!

オンラインの申請状況は、面接の翌朝の時点で「Approved」でした。
学校からも出発の日に「面接の結果は出ましたか」とメールが来ています。前日に神戸から羽田へ移動して、当日は成田からシンガポール経由でセブへ向かいました。その前はセブの語学学校にいました(セブ旅行記 1か月滞在)。
授業料の支払い(入国前と入学後)
- 1回目(4月)「I-20を有効にするための請求書」で925.60ドル(約142,400円)。期限は届いてから5日後
- 残り(入学後の5月)1,310.40ドル(約204,200円)
- カード払いの手数料4%(どちらも込みの金額)
1回目は届いた翌日に払っています。セブにいる間に払えたので、時差があってもオンラインで済むのは助かりました。授業のことはユタの語学学校の記事に書きました。
入国後:I-20の受け取りと出席

初めてF-1で入る学生が入国できるのは、I-20の開始日の30日前からです。署名したI-20は入国審査で見せるので、預け荷物ではなく手元に持っておきます。
5月、羽田からダラス経由でソルトレイクシティへ。5月中に「I-20の準備ができたので、オレムの校舎に取りに来てください」とメールが来て、受け取りは翌週の月曜から、平日9時〜17時でした。

F-1で気をつけることとして学校に言われたのは出席です。欠席が24回になるとI-20が「Unauthorized Withdrawal」で終了になり、猶予期間なしで滞在資格がなくなる、遅刻は4回で欠席1回、という説明でした。思っていたより厳しいルールで、寝坊だけは絶対にしないようにと気を引き締めました。
帰国前:I-20の終了(Authorized Early Withdrawal)
夏学期は8月までです。秋学期に進まない場合どうなるかを学校に聞くと、7月に答えが返ってきました。
- 学期のあとの60日の猶予私のI-20は期限が2026年までだったので無し。次の学期の初日までに登録するか出国する
- 早めに帰る場合帰りの航空券の予定表を出せば「Authorized Early Withdrawal」でI-20を終了できる。終了日から15日の猶予
てっきり60日はゆっくりできると思っていたので、これは意外でした
ここまでは2024年に学校から受けた説明です。課程を終えた場合と途中でやめた場合では出国までの扱いが違うので、いまの条件は米国務省の学生ビザのページと学校の担当者に確かめておくと安心です。

途中で国外に出られるか
途中でメキシコへ出て戻れるかも聞きましたが、秋学期の学生ではなくなるのでリスクがある、と言われました。行くなら短期間で、次の学期の初日までに出国すること、という答えです。メキシコには行ってみたかったので少し残念でしたが、ビザのことで不安を抱えるよりはと、ここは無理をしないことにしました。
8月に帰りの航空券の予定表を送ると、数日後に受け取ったと返信がありました。その後「I-20 Termination Letter」がメールで届き、Authorized Early Withdrawalで終了になりました。

出国は9月。ソルトレイクシティからユナイテッドでバンクーバーへ出て、翌日のエア・カナダで関空に帰っています(エア・カナダAC23 バンクーバー→関空の搭乗記)。

ソルトレイクシティ国際空港は2020年に新しいターミナルに切り替わった空港で、天井の高い長いコンコースが特徴です。4か月過ごしたユタを離れる日、広いコンコースを歩きながら、少ししんみりした気持ちになりました。
F-1ビザ手続きのスケジュール(日付順)

| 時期(日本時間) | 内容 |
|---|---|
| 3月 | 語学学校に問い合わせ |
| 3月 | 学校から案内 |
| 3月 | 出願 |
| 3月 | I-20到着・I-901支払い |
| 3月 | DS-160提出・面接予約 |
| 3月 | 面接 |
| 3月 | パスポートの早期返却を依頼 |
| 3月 | 成田から出国 |
| 4月 | 授業料1回目の支払い |
| 5月 | アメリカに入国 |
| 5月 | 授業料の残りの請求 |
| 5月 | I-20受け取りの案内 |
| 7月 | 秋学期に進まない場合の答え |
| 8月 | 帰りの予定表を提出 |
| 8月 | 夏学期の最終日 |
| 8月 | I-20の終了通知 |
| 9月 | アメリカを出国 |
まとめ
出願から面接予約までは3日、面接から出国までは3日と、日程はかなり詰まっていました。帰るときも、I-20をどう終わらせるかを学校に確認して、航空券の予定表を出す必要がありました。
手続きは英語のメールばかりで、とくにパスポートが戻るまでの数日は落ち着きませんでした。それでも学校の返事がいつも早かったので、思っていたよりずっとスムーズに進んだと感じています。4か月の留学の流れはユタ留学の総まとめに書いています。