ユタ州オレムのユニバーシティ・プレイスの噴水広場と、雪の残るティンパノゴス山
STUDY ABROAD · 2024.05–09

ユタ留学の体験談|オレムの語学学校に4か月、授業・部屋・週末と費用(2024年5〜9月)

オレムプロボソルトレイクシティ

2024年5月から9月まで、F-1ビザ(学生ビザ)でユタ州オレムの語学学校に通いました。

授業は月〜木の9時〜13時半で、授業料は夏学期で2,236ドル(約348,500円)、住まいはオレムの一軒家の1部屋(家賃は月750ドル(約118,400円))です。

午後と週末はプロボキャニオンやソルトレイクシティへ、学期の後半からは飛行機で東海岸や西海岸まで出かけた4か月でした。この学校にしたのは、近くに住んでいる知り合いに勧められたからです。知らない土地でも知り合いがいると思えるだけで、ずいぶん心強かったです。

セブで1か月過ごしたあと、日本に少しだけ戻ってからの渡米でした。全体の流れと、テーマごとに分けて書いた記事への入口を、思い出と一緒に書いていきます。

目次
  1. 4か月の流れ
  2. 出発前:F-1ビザ
  3. 到着と部屋探し
  4. 語学学校の毎日
  5. 移動(電車・バス)と食事
  6. ユタの週末
  7. ユタから出かけた旅行
  8. 学期が終わって帰国まで
  9. ユタ留学の費用(授業料・家賃など)
  10. まとめ

4か月の流れ

5月の到着から9月の帰国までの4か月を、平日の学校がある学期の期間と、週末の近場のお出かけ、学期の後半から増える飛行機の旅行、学期終了後の帰国準備という流れで示す図のイラスト
5月の到着から9月の帰国までの4か月を、平日の学校がある学期の期間と、週末の近場のお出かけ、学期の後半から増える飛行機の旅行、学期終了後の帰国準備という流れで示す図のイメージ。イラスト(AI生成)
月できごと泊まったところ
5月羽田→ダラス→SLCオレムのAirbnb(3泊)
5月夏学期が始まる
5月部屋の契約コートヤード・オレム
5月IKEAで寝具、新しい部屋へ借りた部屋
5月ダラスDFWウェストレイク
6月プロボキャニオン
6月オレムフェストの花火
7月ソルトレイクシティSLCマリオット
7月サンフランシスコ・オークランドモクシー・オークランド
8月フィラデルフィア・NY・ボストン各地のマリオット系
8月夏学期の最終日
8月ラスベガスベラージオ
8月西海岸、DC・NY各地のマリオット系
8〜9月ソルトレイクシティSLCのマリオット系2軒
9月SLC→バンクーバー→関空メトロポリタン・バンクーバー
5月 到着と部屋探し 羽田→ダラス→ソルトレイクシティ Airbnbに3泊して部屋を契約 5月〜8月 夏学期 授業は月〜木の9:00〜13:30 週末は近場へ 5月 山あいの湖 6月 プロボキャニオン 6月 オレムフェスト 7月 ソルトレイクシティ 飛行機で旅行 5月 ダラス 7月 サンフランシスコ・オークランド 8月 東海岸の3都市 8月 学期のあとの旅行 ラスベガス・LA・サンフランシスコ・ シアトル・ワシントンDC・ニューヨーク 8〜9月 帰国 8月 I-20が終了 ソルトレイクシティで最後の数日 バンクーバーへ、翌日AC23で関空
ユタ留学4か月の流れ

出発前:F-1ビザ

学校に出願したのが3月。翌日にI-20が届いて、SEVIS費用の支払いとDS-160、面接の予約まで3日で進みました。面接は同じ月のうちに大阪で受けています。

3日後にはセブへ出発しています。今振り返っても、この3月はかなりの綱渡りでした。

日付ごとの流れと、帰国前にI-20を終わらせた手続きはF-1ビザの申請の流れにまとめました。

到着と部屋探し

5月、羽田からJL12でダラスへ飛び、乗り継いでソルトレイクシティに着きました。翌朝はさっそくFrontRunnerに乗っています。2階建ての車両は日本ではあまり乗らないので、着いたばかりでも少しわくわくしました。

雪をかぶったワサッチ山脈と、ショッピングモールの街灯
5月

5月のオレムは、まだ山の上に雪が残っていました。どこにいても東側に山が見える街です。毎日この山を眺めて暮らせたのは、ユタ留学のいちばんぜいたくなところだったと思います。

IKEAの家具をそろえた部屋。チェストと白い棚、黒いカーテン
5月

部屋は日本で決めずに行って、Airbnbに3泊しながら探しました。オレムの一軒家の1部屋を契約して、ドレイパーのIKEAで寝具と家具をそろえています。

IKEAへの2回は行きがFrontRunner、帰りはUber(32.24ドル(約5,000円)と24.23ドル(約3,800円))でした。大きな荷物を抱えて電車に乗るのは無理だったので、帰りだけはUberに頼りました。初期費用や組み立ての様子は部屋探しの記事に。

語学学校の毎日

語学学校の廊下の壁の「ENTER THE ENGLISH ZONE」の文字
5月

授業は月曜から木曜の午前9時〜13時半で、週18時間。1学期は15週です。

中級のクラスで、2週目にはもう趣味についてのスピーチ発表がありました。来たばかりで人前で英語のスピーチは緊張しましたが、クラスの雰囲気がやさしくて、終わったあとはむしろ楽しかったです。

教科書、テストの日程、遅刻4回で欠席1回になる出席のルールなどは語学学校の記事に書いています。

授業のない午後のために、5月にはジムに入会しました(8月に休会)。6月にはとなり町のプロボ市立図書館のカードも作って、本を取り寄せたりしていました。留学生でも図書館のカードが作れたのは、うれしい驚きでした!

赤い屋根と塔のあるプロボの歴史的な建物と、後ろの山
6月・プロボ

6月にはプロボ市立図書館へ行きました。赤い屋根の古い建物で、後ろにすぐ山がせまっています。図書館とは思えないくらい雰囲気のある建物で、通うのが楽しみになりました。

移動(電車・バス)と食事

車は持たず、電動自転車とFrontRunner、TRAXで動いていました。乗り方と運賃はFrontRunnerとTRAXの記事へ。

切符はスマホのアプリで買っていました。FrontRunnerの片道は到着の翌日が4.90ドル(約760円)、IKEAへ行った日が3.70ドル(約580円)。バスやTRAXの片道2.50ドル(約390円)は、5〜9月に19回買っています。

車がなくても電車とバスでけっこうどこへでも行けて、思っていたより不便はありませんでした

メキシコ料理店のタコスの盛り合わせとマンゴージュース
5月

食事は外食が中心でした。オレムのTexas Roadhouseには何度も通っていて、ここはおいしかったです。メキシコ料理やフォーもよく食べています。

アメリカの外食は量が多くて、最初は食べきれないこともよくありました。スーパーの値段も含めて食事の記事にまとめました。

ユタの週末

5月に出かけたユタの山あいの湖。青空と白い雲の下、道路の向こうに広がる湖面
道路のガードレール越しに見た湖と山並み
5月

5月には、山あいの湖まで出かけました。雲が多いけれど青空で、道路の向こうに湖が広がっていました。日本ではなかなか見られない広々とした景色で、来てよかったと思った最初の週末です!

6月にはプロボのダウンタウンからプロボキャニオンへ。ブライダルベール滝とディアクリーク貯水池まで半日で回りました。

芝生に展示されたUVUの小型飛行機と、新しい集合住宅
5月

5月のある夜は、オレムのショッピングモール、ユニバーシティ・プレイスの広場にいました。夜8時でもまだ明るく、芝生にはユタ・バレー大学(UVU)の小型飛行機が置いてありました。夏のユタは日が長くて、夜まで出歩けるのがいいところでした。

オレムフェストの夜空の白い花火と松の枝
6月

6月には、オレムの夏祭りでオレムフェストの花火を見ました。地元の人に混ざって見上げる花火は、日本の花火大会とはまた違ったにぎやかさでした。

オレムのSCERA Center for the Artsの前の芝生に並ぶたくさんの星条旗
7月

7月には独立記念日に合わせて、オレムのSCERAセンターの前の芝生に、星条旗がずらっと並んでいました。アメリカの独立記念日の雰囲気を肌で感じられたのは、夏に滞在していたからこそです。

ソルトレイクシティのシティクリーク・センターとMacy'sのスカイブリッジ
7月

7月にはソルトレイクシティへ。ダウンタウン半日散歩に書いています。

プロボの山の斜面に白く描かれたYの文字と、ふもとの公園
8月

8月の夕方、プロボの公園から。山の斜面に白い「Y」の文字が見えます。

8月の夕方、ユタで降った雹が地面に白く積もり、ちぎれた葉が散らばった様子
8月

8月のある夕方には雹が降って、地面が白くなっていました。真夏に雹が降るとは思わず、本当にびっくりしました!

オレムの広い大通りと、青空に浮かぶ白い雲、ワサッチ山脈
オレムの大通り沿いの看板と店、後ろに見える山
8月

学期が終わったあとの8月です。広い大通りの向こうに、いつもの山が見えていました。授業がなくなると、この景色もあと少しなんだなと少しさみしくなりました。

ユタから出かけた旅行

ソルトレイクシティの空港から、国内線で何回か出かけています。5月のダラスは、帰りの便が欠航して1泊延びました。初めての国内線旅行でいきなり欠航で、アメリカの洗礼を受けた気分です。

乗った便と運賃はアメリカ国内線23区間の記事、泊まったホテルはほとんどマリオット系です。

月行き先記事
5月ダラスリユニオンタワーとディーリー・プラザ
7月SF・オークランド週末旅行記
8月フィラデルフィア・NY・ボストン東海岸の旅行記
8月ラスベガス・LA・SF・シアトル西海岸の旅行記
8月ワシントンDC・ニューヨークDC・NYの旅行記

2024年は、ユタ滞在と夏の周遊でマリオット系に海外だけで45泊していて、この年の宿泊でマリオット ボンヴォイのチタンエリートになりました。泊数の積み方はマリオット チタン修行 75泊の記録に書いています。

学期が終わって帰国まで

夏学期は8月に終わりました。秋学期には進まないことにして、帰りの予定表を学校に出し、8月のうちにI-20が「Authorized Early Withdrawal」で終了になりました。学校の説明では、終了日から15日以内に出国することになっていました。

9月、帰国前にプロボ・セントラル駅へ。何度も乗り降りした駅なので、ここに来るのもこれで最後かと思うと感慨深かったです。

ケースに入った残りのアメリカの硬貨と紙幣
9月

手元に残った硬貨と紙幣です。25セント硬貨がたくさんありました。気づけばこんなにたまっていて、4か月の生活の名残のようでした

9月の夜、ユナイテッドでバンクーバーへ。翌日のエア・カナダAC23で関空に帰りました。

ユタ留学の費用(授業料・家賃など)

項目金額
授業料(1回目)925.60ドル(約142,400円)
授業料(2回目)1,310.40ドル(約204,200円)
部屋の敷金700ドル(約109,100円)
5月分の家賃日割り
6月からの家賃月750ドル(約118,400円)
光熱費(6月分)88ドル(約13,900円)
UTAの電車・バス57.35ドル(約9,100円)
行きの航空券79,000マイル
マリオット系ホテル5,163.20ドル(約815,000円)
SEVIS費用(I-901)350ドル(約52,400円)

5月分の家賃は契約日から月末までの日割りです。UTAの電車・バスは、記録のある切符22回分の合計です。

行きの羽田→ダラスはJALの特典航空券です。下の金額に、その航空券の税金や、記録していない生活費は入っていません。マリオット系ホテルは米ドル建ての21予約の合計です。SEVIS費用は、決まっている額の350ドル(約52,400円)を載せています。

  • 初期費用の合計授業料・敷金・5月分の家賃・SEVIS費用で3,866.65ドル(約602,600円)
  • ホテル代込み旅行先のホテル代も入れると9,029.85ドル(約1,425,400円)。ほかに航空券の79,000マイル
  • 入っていないもの6月からの家賃と光熱費、電車・バス、食費、国内線の運賃と帰りの航空券

授業料は2回に分けて払っていて、1回目は入国前、2回目は入学後でした。合わせて2,236ドル(約348,500円)です。学校の案内では1学期目が2,150ドル(約321,900円、テスト代・学生証込み)で、カード払いだと4%の手数料が上乗せされる、とありました。

  • 6月からの家賃月750ドル(約118,400円)
  • 光熱費家の入居者で割って別に払う。6月分は88ドル(約13,900円)

円安の時期だったので、ドルの金額を見るたびに円に直してため息をついていました。

まとめ

平日の午前は学校、午後と週末はオレム・プロボのまわりやソルトレイクシティへ、学期の後半からは飛行機で遠くへ。写真を見返すと、どの季節も背景にワサッチの山が写っていました。

英語の勉強だけでなく、部屋探しから家具の組み立て、欠航の振り替えまで、全部自分でやった4か月でした。大変なこともありましたが、そのぶん自信がついた、忘れられない夏です。

その前にセブで過ごした1か月はセブの旅行記にあります。