サンフランシスコの坂道。赤く塗られた車線の真ん中にケーブルカーの線路が続き、奥に高層ビル
TRAVEL DIARY · 2024.07

サンフランシスコ旅行記 2泊3日(2024年7月)|オークランド泊、ケーブルカー、Waymo、ピア39

ソルトレイクシティサンフランシスコオークランドソルトレイクシティ

2024年7月、ユタ州のソルトレイクシティから、週末だけサンフランシスコ(SF)へ行ってきました。

往復は、アメリカの格安航空会社フロンティア航空で27,830円。宿は湾の向こう側にあるオークランドのMoxy Oakland Downtown(モクシー)で、2泊271.33ドル(約42,800円)です。このモクシーは、2026年1月に営業を停止しています。

晴れたユニオンスクエアからケーブルカーの坂を上って、翌日は無人タクシーのWaymoに28.24ドル(約4,500円)で乗りました。チャイナタウンとピア39も含めて、2泊3日で回ったところを日付順に振り返ります。

目次
  1. 旅程と費用
  2. 空港からの行き方とBARTの運賃
  3. 1日目 フロンティアでサンフランシスコへ
  4. 1日目 ユニオンスクエアとケーブルカー
  5. 1日目 BARTでオークランドへ
  6. 宿はMoxy Oakland Downtown
  7. 2日目 チャイナタウンのドラゴンゲート
  8. 2日目 無人タクシーのWaymoに乗る
  9. 2日目 フィッシャーマンズワーフとピア39
  10. 2日目 夕方のチャイナタウン
  11. 3日目 SFOのラウンジから帰る
  12. まとめ

旅程と費用

日付行程宿泊
1日目SFへ、夕方オークランドへモクシー・オークランド
2日目チャイナタウン、ピア39同
3日目F9 3394でユタへなし

主な費用はこんな感じでした。

項目金額
フロンティア航空 往復27,830円
モクシー 2泊(1室・税込)271.33ドル(約42,800円)
Waymo28.24ドル(約4,500円)

航空券はTrip.comで買ったF9 3308とF9 3394の往復で、身の回り品だけの運賃です。Waymoはユニオンスクエアから金融街まで乗りました。

円安の時期だったので、サンフランシスコのホテル代はやっぱりなかなかの金額です。そのぶん飛行機が安く取れたのは助かりました。

空港からの行き方とBARTの運賃

サンフランシスコ空港(SFO)からは、ベイエリアを走る鉄道BARTに乗れば、乗り換えなしで中心部へ行けます。オークランドのダウンタウンも、BARTで湾の下を通ってすぐです。

空港と坂の街、湾の対岸の街を、湾の下のトンネルを通る電車の線でつないだイラスト
空港・SF中心部・湾の対岸のオークランドがBART1本でつながる位置関係のイメージ。イラスト(AI生成)

BARTの運賃(交通系ICカードのClipperを使った大人の料金)と、時刻表の所要時間はこんな感じです。

区間今回所要運賃
SFO → パウエル・ストリート1日目に利用29分11.80ドル(約1,900円)
19th St → モンゴメリー今回の利用は未確認14分4.50ドル(約710円)
19th St → SFO利用なし47分12.20ドル(約1,900円)
ケーブルカー 1回乗らず—9ドル(約1,400円)

19th Streetはオークランドの駅で、パウエル・ストリートはユニオンスクエア、モンゴメリー・ストリートは金融街の駅です。ケーブルカーの9ドル(約1,400円)は乗り換えなし1回の料金。今回は眺めるだけで、乗っていません。次に来たときは、一度乗ってみたいです。

DAY 12024.7

1日目 フロンティアでサンフランシスコへ

ソルトレイクシティ空港の出発ロビー。高い天井と並ぶチェックインカウンター

11時すぎ、ソルトレイクシティ空港へ。天井が高くて明るいロビーで、気持ちのいい空港です。

ゲートの窓から見たフロンティア航空のA320neo。緑の尾翼に動物の絵

乗ったのは12:57発のフロンティアF9 3308。機材はA320neoで、少し早くゲートを出ました。尾翼の動物の絵がかわいくて、フロンティアに乗るときのちょっとした楽しみです。

サンフランシスコ空港国際線ターミナルの窓際の椅子と、外に見える英国航空とJALの尾翼

サンフランシスコには14時すぎに到着。国内線ですが国際線ターミナルのAに着いて、窓の外には英国航空とJALの尾翼が見えました。アメリカで鶴丸を見ると、なんだかほっとします。

1日目 ユニオンスクエアとケーブルカー

BARTとMuniのパウエル・ストリート駅の改札と券売機

空港の駅からBARTに乗って、15時過ぎにパウエル・ストリート駅へ。乗り換えなしで行けるのはありがたいです。駅は市営交通Muniの地下鉄ともつながっていて、改札の前が広いコンコースになっています。

ユニオンスクエア近くの姉妹都市の道しるべ。大阪、台北、上海、パリなどの方向と距離

地上に出ると、姉妹都市の道しるべが立っていました。大阪まで5,376マイル。遠く離れた街で大阪の名前を見つけると、ちょっとうれしくなります。

パウエル通りの交差点。ケーブルカーの線路と古いビル
パウエル通りを坂の上へ向かうケーブルカーと、ホテルが並ぶ通り

パウエル通りにはケーブルカーの線路が通っています。終点の乗り場には長い列ができていました。

ユニオンスクエアの記念柱と広場、周りのデパート

ユニオンスクエアです。真ん中に記念柱が立っていて、周りはデパートやホテル。右奥にはメイシーズの看板も見えます。

この日はよく晴れていて、広場のベンチでのんびりしている人がたくさんいました。青空のユニオンスクエアは、思い描いていたサンフランシスコそのものです。

急な坂道の歩道と、ケーブルカー乗車禁止の標識
坂の上から見下ろした赤い車線とケーブルカーの線路、その先の高層ビル

そのまま坂を上ってみました。思っていた以上に急で、途中で息が上がります。振り返ると、赤い車線の真ん中に線路がずっと続いていて、この景色のために上ってきたんだなと思えました。

ホテル街の坂を下りてくるケーブルカー

ホテル街の坂を下りてくるケーブルカー。坂の街を走る姿は、やっぱり絵になります。

ユニオンスクエア近くのカフェの赤いドーム形のケーキと白いチョコの飾り、紅茶

17時前にカフェでひと休み。赤いドーム形のケーキと紅茶です。つやつやの赤いケーキがきれいで、坂道の疲れが一気に飛びました!

高い場所から見下ろしたユニオンスクエアの広場と記念柱

1日目 BARTでオークランドへ

夕方の交差点を曲がるケーブルカー
BARTのパウエル・ストリート駅の改札前の広いコンコース

18時前、もう一度ケーブルカーを眺めてからBARTへ。湾の下を通って、オークランドへ向かいます。

オークランド中心部の交差点と、塔のあるトリビューン・タワー

18時過ぎにオークランドのダウンタウン。19th Street駅で降りて地上に出ると、塔のあるトリビューン・タワーが見えました。ホテルはここから歩ける距離です。

ヤシの木とOAKLANDの縦長の看板があるフォックス・シアター
フォックス・シアター前の交差点と黄色い横断歩道

ヤシの木と「OAKLAND」の看板。フォックス・シアターの前です。金曜の夕方ですが、通りはかなり静かでした。にぎやかなサンフランシスコから来ると、少し拍子抜けするくらいです。

とんこつ風の白いスープのラーメン。味玉、青菜、ねぎ、メンマ、きくらげ

夕飯は近くでラーメン。味玉とメンマ、きくらげが乗っていて、見た目は完全に日本のラーメンです。海外にいると、ときどきこういう味が恋しくなるんですよね。

宿はMoxy Oakland Downtown

Moxyのロビーにある小さなステージ。紫の照明と壁のネオンの文字、赤いカーテン
Moxyのバーカウンターに置かれた赤いドリンク

宿はマリオット系のMoxy Oakland Downtown。ロビーには紫の照明の小さなステージがあって、壁にネオンの文字が光っていました。モクシーらしい遊び心のあるロビーです。バーで赤いドリンクを1杯いただきました。

夜のMoxyの外壁。白い指紋のような模様とピンクのmoxyのロゴ
ホテルから見た夜の大通りと街の明かり

外壁には大きな指紋のような模様。夜の大通りは車もまばらでした。

Moxy Oakland Downtownの客室。ベッドの横の小さなデスクと椅子

部屋は予約で「コージーキング」、17㎡。ベッドの横に小さなデスクがある、コンパクトな部屋です。寝るだけなら十分ですが、スーツケースを広げると少し窮屈でした。料金は2泊で税込271.33ドル(約42,800円)。

ハウスキーピングは1日おきです。ホテルの中の様子はモクシー・オークランド・ダウンタウンの宿泊記にまとめています。

Moxy Oakland Downtownのロビーのバー。酒瓶が並ぶ棚と赤いネオンの文字、手前に籐の椅子と黒い丸テーブル

なお、このホテルは2026年1月に予約の受付をやめ、営業を停止しました。泊まったホテルがなくなるのは、ちょっとさみしいものです

このときはマリオットの上級会員のプラチナエリートで、Marriott Bonvoyの公式サイトから会員料金で予約していました。プラチナの特典はブランドによって中身が違うので、モクシーで付く特典も上の宿泊記に書いています。プラチナ全体の特典はマリオット プラチナエリートの特典にまとめています。

DAY 22024.7

2日目 チャイナタウンのドラゴンゲート

2日目もサンフランシスコへ。オークランド側の19th Street駅から金融街のモンゴメリー・ストリート駅までは、時刻表で14分です。湾を挟んでいても、この近さなら毎日通えそうだなと思いました。

昼過ぎからはチャイナタウンへ。

サンフランシスコ・チャイナタウンのドラゴンゲートを下からくぐる坂道
緑の瓦屋根のドラゴンゲートと、隣の古いビル

入口のドラゴンゲート。緑の瓦屋根の門の先に、お土産屋さんが並ぶグラント通りが続いています。門をくぐった瞬間に雰囲気ががらっと変わって、ワクワクしました!

サンフランシスコで食べた紙の箱入りのチーズバーガーと赤いドリンク

お昼はハンバーガー。チーズがたっぷりで、アメリカらしいボリュームでした。

マーケット通りのTargetとAMCの入ったビル、路線バス
ユニオンスクエア近くの広場と石造りのビル

午後はマーケット通りのTargetに寄ったり、ユニオンスクエアのまわりを歩いたり。この日は前日と違って曇りでした。サンフランシスコの夏は曇りの日も多いので、前の日に晴れてくれたのはラッキーでした。

2日目 無人タクシーのWaymoに乗る

サンフランシスコの交差点に止まるWaymoの白いジャガーの無人タクシー。屋根の上にセンサー
通りを走り去るWaymoの車両の後ろ姿

この旅でいちばん楽しみにしていたのが、無人タクシーのWaymoです。アプリで呼んで、ユニオンスクエアのショッピングセンターから金融街まで乗りました。

車は白いジャガーで、屋根の上にセンサーが付いています。運転席には誰もいません。料金は1回の乗車で28.24ドル(約4,500円)でした。タクシーとしては安くないですが、この体験ができるなら十分だと思います。

Waymoの車内。誰も座っていない運転席のハンドルとメーター、窓の外のサンフランシスコの通り

助手席の側から見た運転席です。ハンドルには誰も手をかけていないのに、車はちゃんと街の中を走っていきます。なんとも不思議な光景でした。

最初はちょっとドキドキしましたが、思った以上に運転がなめらかで、すぐに慣れました。

アプリには「迎えまであと8分」と出ていて、乗っていたのは10分ほど。最大4人まで乗れる車です。

サンフランシスコで誰でも乗れるようになったのは2024年6月25日なので、その翌月に乗ったことになります。未来の乗り物に一足早く乗れた気分で、旅のいい思い出になりました。

2日目 フィッシャーマンズワーフとピア39

フィッシャーマンズワーフのカニの絵の丸い看板と、ヤシの木の並ぶ通り

17時過ぎ、フィッシャーマンズワーフへ。カニの絵の丸い看板が目印です。

ショーケースに並んだカニの形のパン

店のショーケースには、カニの形のパンが並んでいました。リアルな形で、つい笑ってしまいます!

ピア39の木造の建物と看板、下の通路に集まる人たち

ピア39は人でいっぱいでした。土曜の夕方なので、通路はなかなか前に進めないくらいです。

ピア39から見た曇り空の湾と桟橋、遠くにかすむゴールデンゲートブリッジ
ピア39から見たサンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島

ピア39の先まで行くと、ようやく人が少なくなります。桟橋の先からは、遠くにゴールデンゲートブリッジと、湾に浮かぶアルカトラズ島が見えました。

曇りでかすんでいたのは残念ですが、写真で見ていた景色が目の前にあるのはやっぱり感動します。風が強くて波も立っていて、夏なのに上着がほしくなる寒さでした。

土産物屋に吊るされたサンフランシスコ・ジャイアンツの黒いユニフォーム
お菓子の店IT'SUGARのカラフルな壁と、キャンディが並ぶ棚

お店をのぞくと、ジャイアンツのユニフォームや、お菓子屋さんのIT'SUGAR。カラフルな壁のお菓子屋さんは、見ているだけでも飽きません。

粉砂糖とホイップクリームがかかったクレープ

おやつにクレープ。粉砂糖とホイップクリームが乗っていて、けっこう大きめです。寒い海風の中で食べる甘いものは、いつもよりおいしく感じました。

アクアティック・パークの砂浜から見たハイド・ストリート・ピアの帆船

19時前、少し西のアクアティック・パークまで歩きました。ハイド・ストリート・ピアに古い帆船が並んでいます。ピア39のにぎやかさとは違って落ち着いた場所で、ここはかなり好きでした。

2日目 夕方のチャイナタウン

夕方のチャイナタウンの通り。赤い提灯と街灯、寿司店の看板

20時過ぎ、もう一度チャイナタウンへ。提灯に明かりがつき始めていました。

ライトアップされた塔のような屋根の建物と、通りに連なる赤い提灯
レンガ造りのオールド・セント・メアリーズ大聖堂と時計台

塔の屋根の建物がライトアップされていて、昼とはまた違う雰囲気です。赤い提灯がずらっと連なる通りは、昼よりも夜のほうが好きかもしれません。角にはレンガ造りのオールド・セント・メアリーズ大聖堂があります。

青い器に盛られたとびこ乗せの巻き寿司3切れ

夕飯は巻き寿司。とびこがたっぷり乗っていました。

DAY 32024.7

3日目 SFOのラウンジから帰る

朝の通りにある牛角の店舗

チェックアウトの朝、牛角の看板を見かけました。アメリカでも見かけるとは思わず、少し驚きです。

SFOのヴァージン・アトランティック・クラブハウスの丸テーブルにりんご、オレンジジュース、トマトスープ
ラウンジのバーで出てきたラズベリー乗せの赤いカクテル

空港では、国際線ターミナルAのヴァージン・アトランティック・クラブハウスへ。テーブルのQRコードから軽食を頼めるスタイルで、席から動かなくていいのが楽です。スープとりんご、それにバーで赤いカクテル。おしゃれな空間でゆっくりできて、帰る前の時間がぐっと楽しくなりました。

ラウンジの受け入れ時間帯などはフロンティア航空の搭乗記に書いています。

ラウンジの窓から見たJALのボーイング787と周りの丘
ラウンジのモニター。JAL羽田行き NOW BOARDING GROUP 1-3

窓の外にはJALの羽田行き。ラウンジのモニターにも搭乗案内が出ていました。このまま日本に帰れたら楽なのに、と少しだけ思いました

機内の窓から見たサンフランシスコ空港のフロンティア航空機

帰りのF9 3394は11:54発の予定が、ゲートを出たのは13時すぎ。1時間以上遅れました。

着陸前の機窓から見たソルトレイクシティの街並みと山、フロンティアの主翼

ソルトレイクシティには16時前に着いて、1時間あまりの遅れでした。それでも、山に囲まれたユタの景色が見えてくると、帰ってきたなという気持ちになります。

ユタに戻って食べたステーキとフライドポテト、サラダのプレート

ユタに戻って、早めの夕飯はステーキとポテトでした。

まとめ

金曜の昼に出て、日曜の夕方に戻る2泊3日。往復の飛行機が27,830円(1区間あたり13,915円)、宿が2泊271.33ドル(約42,800円)で、ユニオンスクエアとケーブルカーの坂、チャイナタウン、ピア39を回れました。オークランド泊でも、サンフランシスコまではBARTで14分なので、移動はあまり苦になりません。

いちばんの思い出は、やっぱり無人タクシーのWaymoです。誰も座っていない運転席の光景は、しばらく忘れられそうにありません。

8月にはもう一度サンフランシスコに来ていて、そのときは市内のホテルに泊まりました(ゴールデンゲートブリッジとピア39の記事)。