熱気球の上から見た、森の向こうに広がる富良野盆地と十勝岳連峰
TRAVEL DIARY · 2026.04

富良野・美瑛・旭川旅行記・ドライブ 1泊2日|4月末の熱気球、雪の吹上露天の湯、旭川ラーメン村(2026年4月)

岩見沢富良野上富良野美瑛旭川
旅行: 2026年4月1泊2日・車

2026年4月、札幌からテスラで富良野・美瑛・旭川を1泊2日で回ってきました。経路検索ではおよそ420km。いちばんの思い出は、朝6時台に乗った熱気球から見た真っ白な十勝岳連峰です。

宿は新富良野プリンスホテルで、予約したツインルームは室料と温泉付きのプランで13,986円でした。

平地はもう雪が消えているのに、山の上はまだ冬。そんな季節の境目の富良野を、夜のニングルテラス、雪に埋もれた吹上露天の湯、深山峠、あさひかわラーメン村の順に書いていきます。

目次
  1. 1泊2日の旅程
  2. 移動
  3. 1日目 岩見沢のカフェから富良野へ
  4. 1日目 新富良野プリンスと森の時計
  5. 1日目 夜のニングルテラス
  6. 2日目 朝の熱気球
  7. 2日目 雪の吹上露天の湯へ
  8. 2日目 深山峠
  9. 2日目 美瑛神社と旭川ラーメン村
  10. 2日目 旭川空港と夕日
  11. 費用
  12. まとめ

1泊2日の旅程

日付行程宿泊
1日目千歳(充電)、栗沢、三笠、富良野(清水山)新富良野プリンスホテル
2日目熱気球、吹上露天の湯、深山峠、美瑛、旭川なし

移動はずっと車です。2日とも晴れてくれたのが本当にラッキーでした!

移動

区間道のりの目安時刻
札幌 → 千歳(充電)約40km1日目 朝9時台に30分充電
千歳 → 岩見沢・栗沢約40km12時前には現地
栗沢 → 三笠約15km14時ごろ昼ごはん
三笠 → 富良野・清水山約60km16時前に到着
ホテル → 吹上露天の湯約35km2日目 11時発 → 12時前
吹上露天の湯 → 深山峠約25km13時ごろ
深山峠 → 美瑛 → ラーメン村約40km13時半すぎ → 14時半すぎ
ラーメン村 → 旭川空港約20km16時前
旭川空港 → 札幌約145km18時すぎに出発

距離はおおよその道のりで、2日間でおよそ420kmです。時刻は休憩や寄り道を含めただいたいの時間です。

数字だけ見るとけっこう走っていますが、北海道の道は信号が少なくて走りやすいので、運転の疲れは思ったほどではありませんでした。

DAY 12026年4月

1日目 岩見沢のカフェから富良野へ

朝は千歳で30分ほど充電してから北へ向かいました。最初に寄ったのは、岩見沢の栗沢にある「antenna coffee」。着いたのは12時前です。

岩見沢・栗沢のantenna coffeeの窓際の席に置かれた抹茶ラテと、クリームを挟んだカステラのようなケーキ
antenna coffeeのショップカード。黒地に観覧車のマークと営業時間

窓際の席で、抹茶ラテとクリームを挟んだケーキをいただきました。ふわふわの生地にクリームがたっぷりで、運転の合間にちょうどいい甘さです。

窓の外は畑と並木だけで、本当にのんびりした景色。旅の最初の休憩がここで正解だったなと思いました。

栗沢は岩見沢の市街から南東に少し離れたあたりで、札幌方面から富良野へ向かう途中に寄りやすい場所です。ショップカードには、水・木・日が11時〜19時、金・土が11時〜21時と書いてありました。

三笠で食べた大きな鶏の揚げ物2つとキャベツ、味噌汁、山菜と漬物の小鉢の定食

14時ごろ、三笠で遅めのお昼にしました。大きな揚げ物が2つのった定食で、正直ひとつで十分なくらいのボリュームです。

小鉢は山菜の煮物となすの漬物。ごはんと味噌汁も付いていて、おなかいっぱいになりました。

そこから東へ走って、16時前には富良野にいました。ホテルに入る前に、市街の北の丘に上がっています。

富良野・清水山の建物の天井から下がる、ぶどうの房の形をしたガラスの照明2つ
富良野・清水山の駐車場の先に見える雪をかぶった十勝岳連峰。左の山から白い噴煙が上がっている
枯れ木の林の向こうに富良野の街と、真っ白な十勝岳連峰

駐車場からは十勝岳連峰がよく見えました。左の方の山からは白い噴煙が上がっていて、ちょっとどきっとします。

富良野・清水山の駐車場に停まった車と、その奥の十勝岳連峰と青空

空は雲ひとつない青で、木はまだ芽吹く前。春なのか冬なのか分からない景色が、かえって新鮮でした。

この丘は清水山で、ふらのワイン工場もあるあたりです。富良野の街を見下ろす位置にあって、夕方でも山がくっきり見えました。ワイン工場では2,840円の買い物をしています。

1日目 新富良野プリンスと森の時計

新富良野プリンスホテルの客室の窓際の丸テーブルに置かれた赤いマフラーのてるてる坊主と、Thank youカード

17時ごろに部屋に入りました。窓際のテーブルに、赤いマフラーを巻いたてるてる坊主とカードが置いてあって、思わず顔がゆるみました。こういう小さなおもてなしはうれしいです。

部屋のことは新富良野プリンスホテルの宿泊記にまとめています。

珈琲 森の時計のパウダーシュガーで白く覆われたケーキと、青い花柄のカップの紅茶

18時すぎ、敷地の森の中にある喫茶店「珈琲 森の時計」へ。真っ白なケーキと紅茶をいただきました。テーブルにはカレーも並んでいます。

テレビドラマの舞台になった喫茶店で、店内は暗めの落ち着いた雰囲気です。木のテーブルと暖炉の道具が置いてあって、ここだけ時間がゆっくり流れているように感じました。

1日目 夜のニングルテラス

19時すぎ、暗くなってからニングルテラスを歩きました。森の中にログハウスのお店が並んでいる場所です。

ログハウスは15棟あって、クラフトのお店が入っています。営業時間は夏期が19時45分まで、冬期が20時45分までです。

夜のニングルテラス。石垣と小道の先にライトアップされたログハウスの店

入口のあたりは石垣と木の小道で、ログハウスにぽつぽつと明かりがついています。絵本の中に入ったみたいでした

電球の飾りが続く木の階段と、その上に並ぶ三角屋根のログハウス

手すりに電球が付いていて、階段を上がった先にもお店が続いていました。足元にはまだ少し雪が残っていたので、ゆっくり上がりました。

ニングルテラスを上から見下ろした、ログハウスの間を通る木道と電球の飾り

上から見るとこんな感じです。木の向こうに月と、ホテルの建物が見えました。

ホテルからは歩いてすぐ。夜の方が電球の明かりがきれいなので、晩ごはんの前に寄るくらいがちょうどよかったです。

晩ごはんは富良野の街なかへ出て、ハンバーガーにしました。

富良野の街なかで食べたベーコンとチーズのハンバーガーと皮付きのポテト
串が刺さった背の高いハンバーガーと、奥のテーブルのチーズバーガー

ベーコンとチーズが入っていて、高さがかなりあります。串が刺さっていないと崩れそうなくらいで、どこからかじるか少し迷いました。付け合わせは皮付きのポテトです。

ホテル内の売店の「かわいいどうぶつたち」コーナー。シマエナガやシロクマのぬいぐるみ

21時にホテルへ戻ると、売店の「かわいいどうぶつたち」コーナーにシマエナガのぬいぐるみがずらっと並んでいました。丸くてかわいくて、つい手に取ってしまいます。売店は朝7時からです。

DAY 22026年4月

2日目 朝の熱気球

2日目は早起きして、ホテルの近くのピクニックガーデンへ。熱気球に乗りました。これがこの旅いちばんの楽しみでした!

新富良野プリンスホテル近くのピクニックガーデンに浮かぶ緑と黄色の熱気球と、FURANOの文字のオブジェ

朝6時すぎには、ロープでつながれた緑と黄色の気球が芝生の上に上がっていました。朝の空気はひんやりしていましたが、気球を見たら眠気が一気に飛びました。

ロープで係留したまま上がる約5分のフライトで、おとな2,800円です。2026年の運行は4月25日からでした。

熱気球のゴンドラから真上を見上げたバーナーと気球の内側

ゴンドラから真上を見上げると、バーナーの上の気球の中は緑と黄色の格子模様。バーナーの炎が上がるたびに、頭の上がふわっと温かくなります。

熱気球の上から見た、カラマツ林と雪の残る山、左にホテルの建物

上がると、カラマツ林の向こうにまだ雪のある山が見えました。左端の白い建物が新富良野プリンスホテルです。

熱気球から見た朝日の方向。森の先に富良野盆地と遠くの山並み

反対側には富良野盆地と、遠くに十勝岳連峰。思っていたより高く上がって、森を上から見下ろす感覚はなかなか味わえません。

熱気球から見た白樺林と雪の残る山の稜線、係留ロープ

ななめに写っているのが係留のロープです。5分ほどで地上に戻りました。あっという間で、もう少し乗っていたかったのが本音です。

受付は朝6時〜7時で、予約はいりません。天気と風を見て、30分前に開催が決まります。

主催は富良野ネイチャークラブで、受付はホテルから歩いて5分ほどのピクニックガーデンの中です。この朝は晴れていて、予定どおり飛んでいました。

カラマツ並木の間の芝生の先に浮かぶ熱気球

7時前、戻りながら振り返ると、次の人たちを乗せた気球がまた上がっていました。下から見る気球もかわいいです。

2日目 雪の吹上露天の湯へ

富良野・北の峰の通りと、その奥のスキー場の山

11時にホテルを出発。北の峰の通りから見るスキー場は、下の方の雪がもう消えていました。

そこから十勝岳の方へ上がって、上富良野町の吹上温泉へ。12時前には、もう着いていました。

4月末の吹上温泉の駐車場。雪山の間の案内板

駐車場のまわりはまだ雪の山です。さっきまで春の街にいたのに、と笑ってしまいました!

吹上露天の湯へ向かう、針葉樹の森の踏み固められた雪の小道
吹上露天の湯へ向かう雪の森のトドマツと笹

露天風呂までは森の中の小道を歩きます。雪が踏み固められて、細い一本道になっていました。

雪の斜面を歩く人の後ろ姿と、谷の下の木の橋
雪の小道を下っていく2人の後ろ姿

4月の終わりでも、このあたりは一面の雪です。滑らないように少しずつ下りました。

富良野の街から車で1時間かからないのに、標高が上がるだけで景色がまるで違います。歩くなら雪道用の靴があった方が安心です。普通のスニーカーだと、正直ちょっとこわいと思います。

白樺の林の前に立つ「吹上露天の湯」の由来の案内板

「吹上露天の湯」の由来と利用の心得が書かれた案内板があって、お湯はこの先です。入浴している人がいたので、お風呂の写真は載せていません。

入浴は無料で、岩風呂は混浴です。脱衣場はありません。雪に囲まれた森の中にぽつんとお湯があるのは、それだけで特別な感じがしました。

なお、2026年9月に十勝岳の噴火警戒レベルが上がってからは、吹上露天の湯は閉鎖されています。10月の時点でも再開日は決まっていないので、行く前に上富良野の観光協会の案内を見ておくと安心です。

上富良野・吹上温泉の白樺の木々と、木の影が落ちる雪の斜面
吹上温泉近くの雪の塊と、岩肌にネットが張られた崖
上富良野・吹上温泉近くの雪に埋もれた木の橋

帰りに少し下ったところでは、木の橋が雪に埋もれていました。白樺の影が雪に落ちていて、ここも静かできれいでした。

2日目 深山峠

山を下りて国道237号を北へ。13時ごろ、上富良野と美瑛の境にある深山峠に寄りました。

深山峠の駐車場から見た十勝岳連峰と、豚丼ののぼり

駐車場の向かいから、いきなりこの眺めが広がります。豚丼ののぼりが立っていて、お昼がまだだったので少し心が揺れました。

「かみふらの八景」と書かれた木の柱と、畝の並ぶ畑の先の十勝岳連峰

木の柱には「かみふらの八景」と書かれています。夏はラベンダーが咲く畑ですが、この時期はまだ株が並んでいるだけでした。紫の季節にもいつか来てみたいです。

うろこ雲の下、畑の先に横一列に並ぶ白い十勝岳連峰

うろこ雲の下に、十勝岳連峰が横一列に並んでいました。この旅でいちばん見晴らしがよかったのはここです。しばらく黙って眺めていました。

深山峠アートパークの赤い屋根の建物と観覧車

右手に見えるのは、深山峠アートパークの観覧車です。高さは50mで、営業は4〜10月。この日は乗らずに、畑の前で写真だけ撮りました。

2日目 美瑛神社と旭川ラーメン村

美瑛神社の赤い鳥居と針葉樹

13時半すぎ、美瑛の街の美瑛神社へ。針葉樹の緑の中で、赤い鳥居がよく目立ちます。

そのまま北へ走って、14時半すぎには旭川の永山にある「あさひかわラーメン村」にいました。

あさひかわラーメン村の長い建物と、店ごとののぼり
らーめん山頭火の入口とのれん、のぼり

横に長い建物に、ラーメン店が7軒並んでいます。それぞれ入口が別になっていて、こちらは山頭火の入口です。どのお店にするか、のぼりを見ながら行ったり来たりしてしまいました。

午後の中途半端な時間でしたが、入口の前には人が何人か立っていました。

あさひかわラーメン村で食べた「旭川ラーメン」と書かれたどんぶりのラーメン。チャーシュー、メンマ、ねぎ

どんぶりには「旭川ラーメン」の文字。スープの表面に脂が浮いていて、ねぎがたっぷりです。チャーシューとメンマも入っていました。

脂のおかげで最後まで熱々で、雪の中を歩いたあとの体にしみました。やっぱり北海道に来たらラーメンは外せません。

2日目 旭川空港と夕日

16時前、旭川空港の近くまで来ました。

旭川空港近くの丘から見た牧草地と牛、遠くの林
旭川空港近くの丘から見下ろした畑と防風林

空港の周りは丘と畑。牧草地には牛がいて、のどかな景色に癒やされました。

旭川空港のMILK STAND前で手に持ったキャラメルソースのソフトクリーム

旭川空港のターミナルでソフトクリームを買いました。ラーメンのあとでも、ソフトクリームは別腹でした

旭川空港近くで枝の向こうに沈む夕日と、オレンジ色の空、柵の手前の道路

18時すぎ、空港の近くで夕日が沈んでいきました。オレンジ色の空を見ながら、ここから南へ、夜の道を帰りました。

費用

項目金額
ホテル(2名1室)13,986円
熱気球(おとな)1人2,800円
吹上露天の湯無料
EV充電(1日目 千歳)385円
EV充電(2日目 旭川)365円
  • ホテルの予約前日の夜に西武プリンスの公式で。別に入湯税と宿泊税がかかる
  • 車電気自動車(テスラ)
  • 充電急速充電器のエコQ電で、出発の朝に千歳で30分、帰りに旭川で21分
  • 充電した量9.45kWhと14.91kWh(旅の途中で払った充電代は2回で750円)
  • 表に入っていないもの食事代と、ふらのワイン工場での買い物(2,840円)

2人で温泉付きでこの値段なら、かなりお得だったと思います。旅先での充電代がこれだけで済んだのも、ちょっと驚きでした。

ホテルで充電できる宿の探し方や北海道ドライブの急速充電の料金は、EV充電できるホテルの探し方|プリンス・マリオットの充電器とテスラで泊まった記録にまとめています。

まとめ

4月末の富良野は、街は春で、山の上はまだ冬でした。熱気球はもうシーズンに入っていて、吹上露天の湯への道は雪の中。1日のうちに季節を行ったり来たりするような旅で、それがいちばんおもしろかったところです。

晴れた2日間で、十勝岳連峰はほぼずっと見えていました。ホテルのことは新富良野プリンスホテルの宿泊記に、プリンスの会員ステータスで付く特典はプリンス プラチナの特典と朝食|アメックスで登録した2025年11月からの記録にまとめています。

旭川には前の年のGWにも来ていて、そのときは旭山動物園に行きました。次はラベンダーの季節に、深山峠の畑が紫になっているところを見に来たいです。