ラグジュアリーカード ブラックカードの表面とアメックスの金色のカードの一部
ラグジュアリーカード ブラック(2025年11月)

同じ「プラチナカード」でも、年会費は2万円台から18万円台までかなり幅があります。ざっくり言うと、高いカードほどホテルの会員ランク(ステータス)や専用ラウンジが付いてくる、という分かれ方です。

私自身、2万円台のプラチナから16万円台のプラチナまで使ってきましたが、同じ名前でも中身は本当に別物でした。

そこで、持っているカードも含めて、年会費とホテル・ラウンジの特典を並べてみました。年会費は本会員の金額で、内容は2026年10月時点のものです。

目次
  1. 年会費10万円以上
  2. 年会費5〜9万円
  3. 年会費2〜3万円台
  4. どれを選ぶか
  5. まとめ

年会費10万円以上

カード年会費ホテルラウンジ
ANAアメックス・プレミアム187,000円プリンス プラチナANAラウンジ(国内線)・PP
アメックス・プラチナ165,000円ヒルトン ゴールドほかセンチュリオン・PP
ダイナース プレミアム165,000円—PP
LC ブラック110,000円東急プラチナPP

PPはプライオリティ・パスの略です。アメックス・プラチナとANAアメックス・プレミアムは本人の無料回数に上限がなく、同伴者も1名無料。ただし、国内外とも対象は空港ラウンジだけで、レストランやスパは含まれません。日本国内では国際線出発ラウンジに限られます。

ラグジュアリーカードは対象のレストランやスパも利用できます。ダイナース プレミアムは国内の飲食・リフレッシュ・休憩施設が無料利用の対象外です。回数だけでなく、使いたい施設が対象かも確認しておきたいところです。

ANAアメックス・プレミアム

ANAアメックス・プレミアムは、2026年9月2日以降の申し込みから年会費が187,000円になりました(それまでは165,000円)。国内線のANAラウンジには、本会員が入れます。羽田第2ターミナルのPOWER LOUNGE PREMIUMは、同伴者1名まで無料です。

ホテルのほうは、プリンスホテルの会員プログラム、セイブ プリンス グローバル リワーズのプラチナが付きます。カードを更新すると、国内の対象ホテルの無料宿泊券ももらえます。

ラグジュアリーカード

ラグジュアリーカードは、2026年10月5日にお知らせが出ました。2027年1月以降の申し込みから、ブラックが150,000円、チタンが75,000円になります。

ラグジュアリーカード ブラックカードが入った箱。黒い金属製のカードにLCのロゴ
私のところに届いたブラックカード(2024年12月)

今の会員も、2027年2月以降の請求から順に変わるそうです。このクラスは値上げが続いているので、正直ちょっと身構えてしまいます。使う予定の特典と新しい年会費は、一度比べておきたいところです。

アメックス・プラチナ

アメックス・プラチナの特徴は、ヒルトン、マリオット、プリンス、オークラ(One Harmony)など、ホテルの会員資格が6つも付くことです。

私はこのカードで、プリンスのプラチナとヒルトンのゴールドを使ってきました。ホテル好きには、やっぱりいちばん楽しいカードだと思います!使った例はアメックス・プラチナの記事に書いています。

アメックス・プラチナ・カードの金属製の券面の上部
アメックス・プラチナの券面(一部)

年会費5〜9万円

カード年会費ホテルラウンジ
マリオットアメックス・プレミアム82,500円マリオット ゴールドカードラウンジ
PPなし
ヒルトンアメックス・プレミアム66,000円ヒルトン ゴールドカードラウンジ
PPなし
LC チタン55,000円東急プラチナPP

この欄のマリオットとヒルトンのアメックス・プレミアムには、プライオリティ・パスは付きません。カードラウンジは別の特典です。「アメックスならPPが付く」というわけではなく、ゴールド・プリファードなら年2回無料、プラチナなら回数無制限という違いがあります。どちらも対象施設はラウンジに限られます。

LC チタンは、本人の無料回数に上限がなく、対象のレストランやスパも利用できます。同伴者は1人1回35米ドルです。

マリオットアメックス・プレミアムは、2025年の改定で年会費が49,500円から82,500円に上がりました。年500万円使うとマリオットのプラチナエリートになれて、年400万円の利用とカードの継続で、最大75,000ポイントの無料宿泊特典ももらえます(マリオットアメックス・プレミアムを使ってみた記事)。

実は私も、このカードの利用額でマリオットのプラチナになりました。ラウンジと朝食が付くようになってから、ホテルの楽しみ方がかなり変わったんです

なので、マリオットによく泊まるなら、値上げ後でも検討する価値はあると思います。

年会費2〜3万円台

カード年会費PPホテル
JALカード プラチナ34,100円無料(要申込)One Harmony ロイヤル(登録)
楽天ブラック33,000円無制限なし
エポスプラチナ30,000円(招待・年100万円利用で20,000円)無制限なし
JCBプラチナ27,500円ありHoteLux
三菱UFJ プラチナ・アメックス22,000円無制限(12月2日から年10回)なし

楽天ブラックと三菱UFJニコスのPPは国内外ともラウンジ限定、JCBは国内の飲食・休憩施設が対象外です。JALプラチナもJCBとアメックスで条件が異なります。施設別の制限や同伴者料金はプライオリティ・パスの比較表にまとめました。

このクラスになると、ホテルのステータスはほとんど付きません。中心になるのは、世界の空港ラウンジに入れるプライオリティ・パスと旅行保険です。

ちなみに三菱UFJは、2026年12月からプライオリティ・パスの無料利用が年10回までになります(三菱UFJカード プラチナ アメックスの特典)。

JALカードのプラチナは、JALの上級会員向けのJGC(JALグローバルクラブ)のカードにしても、年会費は同じ34,100円です(JGCカード プラチナ(JAL・JCB)の特典)。JALによく乗るなら、このクラスではいちばんお得感があると思います

どれを選ぶか

泊まるホテルがマリオットに偏っているなら、マリオットアメックス・プレミアム。ヒルトンやプリンスなど、いくつもの系列を使うならアメックス・プラチナが合います。アメックス・プラチナは、家族カードも4枚まで無料です。

コンシェルジュやマイルへの移行を使うならラグジュアリーカード。海外のラウンジを安く使いたいだけなら、2〜3万円台のプラチナで十分です。

高いカードほど特典は多いものの、使い切れなければただの高い年会費になってしまいます。何に使うかを先に決めておくのが大事だなと、使ってみて実感しました!

私のカードの組み合わせは旅行用に作ったカードの一覧に、ラウンジの比べ方はプライオリティ・パスの比較に書いています。

まとめ

プラチナカードは、年会費3万円前後ならラウンジと保険、5万円以上ならそこにホテルのステータスが加わる、と考えると選びやすいです。2025〜2027年は改定が続いているので、更新の前に一度内容を見直しておくと安心です。

いろいろ使ってきて思うのは、結局いちばん満足できるのは、よく使う特典がはっきりしているカードだということ。

年会費の高さより、自分の旅にどれだけ合うかで選ぶのがいいと感じています。