関西空港のJALサクララウンジの窓から見た、駐機中のシンガポール航空の機体
関空の旧JALサクララウンジ(2025年3月まで)の窓から(2024年1月)

関西空港のラウンジは、2025年から2026年にかけて大きく入れ替わりました。JALのサクララウンジもANAのラウンジも今は無く、国際線は共用の「KIX Lounge」、カードラウンジは「NORTH LOUNGE」と「NODOKA」の2か所です。

私が関空をよく使っていた2023〜2024年とはまるで別の空港のようで、久しぶりに調べてみて正直びっくりしました!

今のラウンジの一覧と入り方を2026年10月時点の内容でまとめました。後半には私が関空で3回使ったラウンジと、入口だけ見たラウンジの写真を載せています。

目次
  1. 関西空港のラウンジ一覧(2026年10月)
  2. 上級会員・搭乗クラスで入れるラウンジ
  3. クレジットカードで入れるラウンジ
  4. 私が関空で使ったラウンジ
  5. まとめ

関西空港のラウンジ一覧(2026年10月)

関空のラウンジは6か所です。国際線の出国後に4か所、国内線の保安検査後に1か所、保安検査前のエアロプラザに1か所あります。LCCが使う第2ターミナルには、ラウンジの案内がありません。

ラウンジ場所営業時間
KIX Lounge PremiumT1 3階 国際線6:30〜24:30
KIX Lounge KANSAIT1 3階 国際線検査場開場〜最終便
NORTH LOUNGET1 3階 国際線北側7:00〜23:00
SOUTH LOUNGET1 3階 国際線南側8:00〜22:00
Lounge KANSAIT1 3階 国内線5:30〜最終便
NODOKAエアロプラザ2階24時間

国際線の2つの共用ラウンジは、第1ターミナルの改修が終わった2025年3月27日に開業しました。それまで航空会社ごとに分かれていたラウンジを、関西エアポートが運営する共用の2つのラウンジにまとめた形です。

JALはこの日から共用ラウンジに移り、ANAは2025年5月31日で自社のANA LOUNGEを閉めて、6月1日から共用ラウンジを使っています。航空会社ごとの個性が見えるラウンジが好きだったので、少しさびしい変化です

関西空港第1ターミナルの国際線の搭乗エリア。22番搭乗口の表示と、弧を描く鉄骨の天井
第1ターミナルの国際線の搭乗エリア(2024年1月)

カードラウンジも変わっています。「六甲」「金剛」「アネックス六甲」は2026年3月31日で閉店し、4月1日に国際線の北側にNORTH LOUNGEが開業しました。南側の「Airside Lounge」は、4月1日からSOUTH LOUNGEという名前になっています。

上級会員・搭乗クラスで入れるラウンジ

国際線はKIX Lounge PremiumとKIX Lounge KANSAI

国際線の共用ラウンジは2つで、どちらに入るかは航空会社と会員ステイタスで決まります。JALとANAの分けかたは、次のとおりです。

会員・クラス入れるラウンジ
JMBダイヤモンド・JGCプレミアPremium
JMBサファイア・JGCPremium
JALのビジネスクラスPremium
ANAダイヤモンドPremium
ANAプラチナ・SFCKANSAI
ANAのビジネスクラスKANSAI

JALの場合は、JMBサファイア以上(JALの上級会員)とJGC(JALグローバルクラブ)の会員なら、本人と同行者1人までKIX Lounge Premiumに入れます。搭乗クラスではファーストとビジネス、プレミアムエコノミーのほか、エコノミーの運賃「Flex Y」も対象です(Flex Y運賃で入れるのは韓国線・グアム線以外)。JMBクリスタルでは入れません。

朝日の当たる関空の駐機場に止まるマレーシア航空の白い機体と、手前の給油車
マレーシア航空MH053の機体(2024年1月)

ANAの場合は、ダイヤモンド会員と同行者1人がKIX Lounge Premiumです。ビジネスクラスの人と、プラチナ会員、スーパーフライヤーズ会員、スターアライアンス・ゴールドの人はKIX Lounge KANSAIを使います。JALはJGCでPremiumに入れるのに、ANAはSFC(スーパーフライヤーズ会員)だとKANSAIというのは、ちょっと意外な分かれ方でした。

ANAの資格で入るときは、ANAグループが運航する便に乗る本人と、同じ便で出発する同行者1名までです。ほかの航空会社に乗るときは、その会社の決まりに従います。

明け方の関西空港第1ターミナル「Terminal 1 KIX」のサイン
関空の第1ターミナル(2024年1月)

国内線はJALとANAの共有ラウンジ「Lounge KANSAI」

国内線の保安検査場を抜けた3階に、JALとANAが共有するLounge KANSAIがあります。25番と26番の搭乗口の近くで、ANAは2022年10月26日からここを使っています。座席は約140席で、ソフトドリンクとアルコールが出ます。

JALの便なら、JMBダイヤモンド・JGCプレミア・JMBサファイア・JGCの会員と、ワンワールドのエメラルド・サファイアの人が使えます。同行者も1人まで一緒に入れます。ファーストクラスの人も対象です。

JMBクリスタルの人は、ラウンジクーポンを使えば本人だけ入れます。ANAの便は、ANAの国内線ラウンジと同じ会員ステイタス・搭乗クラスの条件で入ります。

クレジットカードで入れるラウンジ

カード会社のラウンジは、出国審査後に1か所、一般エリアに1か所です。どちらも本人名義のカードと、当日の搭乗券か半券を見せて入ります。同伴者は基本的に有料で、海外で発行されたカードは一部を除いて使えません。

関西空港第1ターミナルの出国後エリア。KIX DUTY FREEの看板と波打つ木の天井
出国後の免税店エリア(2024年1月)

出国後のエリアは波打つ木の天井がきれいで、免税店を眺めながら歩くだけでも楽しい場所です

NORTH LOUNGE(国際線・出国後)

2026年4月1日に開業した、国際線の出国後エリア北側のカードラウンジです。営業は7:00〜23:00で、ソフトドリンクが無料、喫煙室もあります。19番ゲート近くのエレベーターから上がる場所です。出国後なので、国内線の日は使えません。

NODOKA(エアロプラザ2階・保安検査前)

ターミナルの向かいのエアロプラザ2階にある、24時間営業のラウンジです。保安検査の前にあるので、国内線・国際線のどちらの人でも使えます。芝生のエリアやリクライニング席があり、シャワーが7室あります。

  • カード会員2時間無料
  • 対象のカードVJAグループ、ダイナースクラブ、JCB、NICOS、DC、UFJ、UC、セゾン、ティーエスキュービック、オリコ、楽天カード、アプラス、dカード、PayPayカードのゴールドカード以上
  • 飲み物・軽食ソフトドリンクは無料、アルコールと軽食は有料

どのカードで入れるかは、カード会社ごとに違います。同伴者の扱いやほかの空港との比べ方は空港ラウンジに入れるクレジットカードの記事にまとめました。

有料で入る・ラウンジ会員サービスで入る

NODOKAは、プライオリティ・パスの対象施設にも入っています(2026年10月時点)。カードを見せて入る2時間無料とは別の入り方です。カード会員でなくても料金を払えば入れて、出発・到着の人だけでなく、見送りの人や空港に遊びに来た人も使えます。料金はNODOKAの料金表で見ておくと安心です。

南側のSOUTH LOUNGEは、カードラウンジとは別の「メンバーシップラウンジ」です。営業は8:00〜22:00で、温かい料理や冷たい料理、デザートのビュッフェがあります。

私が関空で使ったラウンジ

ここからは、私が関空で寄ったラウンジです。どれも改修前のことで、今とは違います。

2023年1月 NODOKA(シンガポール航空の深夜便の前)

SQ623で深夜にシンガポールへ向かった日です。空港に早めに着いたので、20時すぎにNODOKAへ入りました。

NODOKAの入口。木目調の壁にNODOKAのロゴ、人工芝の上にリクライニングチェア
NODOKAの人工芝エリア。丸いクッションが並び、奥にテントとハンモック

床は人工芝で、丸いクッションやテント、ハンモックが置いてありました。空港とは思えないキャンプ場のような雰囲気で、初めて見たときは思わず笑ってしまいました!深夜便の前にごろんと横になれるのは、かなりありがたいです。

関空のエアロプラザから第1ターミナルへ続く連絡通路

21時過ぎに連絡通路で第1ターミナルへ。この日はシンガポール航空の提携ラウンジが閉まっていて、チェックインのときに2,000円分の食事券をもらいました。

シンガポール航空の食事券TEMPORARY LOUNGE CLOSURE、JPY 2000と、使えるお店の一覧
ラウンジ閉鎖の代わりの食事券(2023年1月)

ラウンジに入れないのは残念でしたが、代わりに食事券をくれる対応はさすがシンガポール航空だなと感心しました。この日の機内の様子は、SQ623の搭乗記に書いています。

2023年7月 ベトナム航空のラウンジクーポンで

ベトナム航空でホーチミンへ向かった朝です。当時はANAのプラチナ会員で、事前に問い合わせたら、関空ではチェックインカウンターで会員カードを見せればラウンジのクーポンを出す、という返事でした。

関西空港のラウンジの窓際カウンターに置いたカレーライスとサラダ、アイスティー
窓際のカウンター席

朝、窓際のカウンター席でカレーライスとサラダを食べました。空港のラウンジのカレーは、なぜかいつもおいしく感じます。続きはベトナム航空の搭乗記にあります。

2024年1月 JALサクララウンジ(マレーシア航空MH053)

マレーシア航空の朝の直行便でクアラルンプールへ行った日です。搭乗券に「YOU ARE INVITED TO JAL SAKURA LOUNGE」と印字されていて、ワンワールドのサファイアでサクララウンジに入れました。搭乗券に招待の文字が入っているのを見つけたときは、ちょっとうれしくなりました。

サクララウンジの入口の看板。JAL、マレーシア航空、フィンエアーなど利用航空会社のロゴ
入口の看板には、ここを使う航空会社のロゴが並んでいました
関西空港のJALサクララウンジの朝食。カレーライス、サラダ、パン、デザート、ジュース2種

朝ごはんはカレーとサラダ、パンです。ジュースは2種類もらいました。ここでもカレーを選んでいて、我ながらカレーばかりです!窓の外にはシンガポール航空の機体が見えていて、冒頭の写真がそれです。

このサクララウンジは、2025年3月に共用ラウンジへ移るまで使われていたものです。もう入れないと思うと、写真を残しておいてよかったです。機内の話はマレーシア航空の搭乗記にまとめました。

2024年9月 KIX NORTH LOUNGEの入口(キャセイパシフィックCX503)

キャセイパシフィックで香港経由シドニーへ向かった朝です。出国したあと、9時すぎにKIX NORTH LOUNGEの入口の前を通りました。

KIX NORTH LOUNGEの金色の文字と、入口に置かれた営業時間8:00〜18:00の案内
2024年9月のKIX NORTH LOUNGE

入口にはドラゴンパスのマークが入った案内があり、営業時間は8:00〜18:00でした。今のNORTH LOUNGEとは営業時間が違います。

関空の搭乗口の案内画面。香港行きCX503の表示

搭乗開始は9時すぎでした。4区間の機内食はキャセイの搭乗記に載せています。

まとめ

関空のラウンジは、私が使っていた2023〜2024年のころとはほとんど別物になりました。サクララウンジもANAラウンジも共用ラウンジにまとまり、カードラウンジは2か所だけです。国内線の日にカードで入れるのは保安検査前のNODOKAだけ、というのは覚えておくと便利です。

新しくなった共用ラウンジはまだ行けていないので、次に関空から飛ぶときはぜひ寄ってみたいと思っています。NODOKAの人工芝でのんびりする時間も、また味わいたいです。